2004/2 No.315
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<教区時報 2004年2月号の目次>

・1  共同体を育てる最高のミサ

・2  教区カトリック協議会:
    小教区規約指針、ブロック運営指針、
     教区カトリック協議会のありかた について

・3 これからの信徒の奉仕職
    共同宣教司牧との関係において
        横浜教区司教 梅村昌弘

・4 福音センターニュース 
   ・ 講座案内 
   ・ 「ひとつになろう キリストが まんなか」研修会感想文
 

・5 社会と共に歩む教会の事例
    ・奈良少年刑務所クリスマス会
     マジック公演・聖歌隊訪問 登美ヶ丘教会
    ・薬物依存症からの回復を目指す
     人たちと共に   津教会
    ・何かお手伝いが出来れば  久居教会

・6 こんにちはシスター :ノートルダム教育修道会                  唐崎修道院
       
・7 良書紹介 『聖書の集中構造(上)旧約篇』
          『聖書の集中構造(下)新約篇』
          『新・聖書の集中構造』

・8 青年センターあんてな:
 青少年委員会主催行事について  担当司祭 福岡 一穂


・9 大塚司教の2月度のスケジュール

・10 お知らせ 

共同体を育てる最高のミサ 


 今、わたしたちが教区をあげて取り組んでいます共同宣教司牧について、さらに深め、お互いの関わりが、より深いものになりますように。

 昨年は、福音宣教する仲間である「信仰共同体」について考え、体験する努力をしました。その中で、特に「子どもの信仰教育」をテーマに「共同体」として信仰を次世代に伝える使命を再認識しました。

 今年の京都教区は、これまでの流れを受けて『日常からミサを生きる』というテーマに取り組み始めました。私たちの信仰生活をよりよく進めていくためにも、「福音宣教する共同体」に成長するためにも、特に、ミサを大切にして、このミサこそが、キリストを囲む、生きた共同体を育てる最高の場、信仰生活の命、共同体を生かす活力源となりますように。

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教区カトリック協議会
      小教区規約指針、ブロック運営指針、
      教区カトリック協議会のありかた について
     

 
 十月十八日(土)河原町会館六階ホールで行われた第十六回カトリック京都司教区・教区カトリック協議会の内容を報告します。正式な議事録は各小教区・修道院に送付されます。
 

議 事
T.司教今年のブロック訪問の途中経過について(司教)―省略―

U.小教区規約作成のための指針について(司教)
    別冊子「共同宣教司牧を推進する小教区の規約を作りましょう」参照―省略―

V.教区カトリック協議会のあり方について(司教)
 現在の五つの地区協議会代表者からなる教区協議会をブロック代表者の集まりに変え、十四ブロックの代表と地区の代表司祭の集まりとし、名称も教区宣教司牧評議会と変更する。

 今まで、司教の意思が教区協議会から地区協議会、ブロック会議を経て各小教区に行き渡り、それに対する意見の汲み上げがなされるまでの過程の中で、非常に多くの会議が開催されてきたという煩雑さを避けるという意味と、ここ数年で成熟してきたブロックと教区が直接連携できることで、より活発な運営ができるのでないかと考えている。

 地区協議会は今までどおり規約の共通化などは行わず、地区を形成する小教区全体の緩やかな統合体として、各地区の独自のテーマに取り組んで欲しい。

 来年の四月から新しい体制に移行するために、来年の二月に開催される第十七回教区協議会で正式決定したい。四月に予定している教区宣教司牧評議会第一回の集まりのために、各ブロックの代表者の選出に予め取り組んで欲しい。
質疑応答―省略―


W.「共同宣教司牧ブロックの運営のための指針」(司教)
 ブロックの運営にも共通の動きが要請されるため、指針を作成したので、各ブロックでの周知をお願いしたい
 教区内のすべてのブロックで共同宣教司牧と運営を協議するため、ブロック担当司祭が主宰するブロック会議を開設するようにしていただきたい。
 この会議は、すべての小教区代表者とブロック担当司祭で構成され、原則二ヶ月に一回開催する。なお、ブロックで決定されたことが小教区でも行われるように各自が留意してもらいたい。
 ブロックを担当する司祭団の集りも当然行われることをこの場で確認する。
 ブロック会議を準備・運営するため、ブロック事務局とブロック会計には実務担当者を設け、会計には必ず監査役を設けること。
 小教区のブロック代表者には、ブロックのことを知らない人やブロック会議で報告できない立場の人が選出されないように留意して欲しい。
質疑応答―省略―


X.共同宣教司牧推進チームの次期メンバーの選出について(司教)
 これまでの選出方法である各地区三名(男性信徒・女性信徒・青年)から、各ブロックより一名選出する方法に改める。来年一月(会議では四月と報告されたが、その後一月に変更)の次期(第二期)メンバー選出からブロック担当司祭団と地区長司祭が人選を協議し、司教に推薦してもらうこととする。ただし、この推進チームメンバーは、ブロックの役員(小教区の評議員は除く)との兼任をすることは出来ないものとする。
 推進チームは、司教直属のメンバーとなるので、各ブロックの人事においてご配慮をお願いする。


Y.「京都教区国際ファミリーデー」の開催について
 今年(二〇〇三年)、三重地区で行ったが、今後五つの地区を毎年巡回にして、開催する。その順番は後日決定する

次回第十七回教区カトリック協議会(最終)は、二月二十八日(土)十四時 河原町会館

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これからの信徒の奉仕職     
共同宣教司牧との関係において 
           横浜教区司教 梅村昌弘
     

 
 昨年十一月二十七日メリノールハウスで行われた京都教区司祭全体集会で行われた、梅村司教の講話の一部を紹介します。

信徒、修道者、司祭による協同

 洗礼と堅信の秘跡を受け、キリストの救いの使命に参与しているすべてのキリスト信者 (信徒、修道者、司祭)は、キリストの祭司職、預言職、王職にあずかる者として教会の唯一の使命を互いに協働して果たします。ラテン語のコムニオは「共に、一緒に」を表すconと「任務、責任、義務」を意味するmunusという二つの単語が合成されてできたことばだと解釈する人もいます。この意味において教会はそれぞれのメンバーが互いにそれぞれの任務、責任、義務を分かち合って、ひとつの使命を果たす共同体(communitas)であると言えます。

カリスマの多様性

 「聖霊は、洗礼を受けたすべての者に位階的な違いやカリスマのたまものを与え、それぞれ別な方法で、積極的に共同責任を担う者となるよう招いています」。聖霊は教会を「聖職位階のたまものと霊の種々のたまものとをもって導く」と言われています。叙階され聖職位階に属する人々の権威は、聖霊から生まれ、カリスマによって支えられています。しかし、教会のカリスマは、叙階のカリスマだけをもってすべてとされるものではありません。そのことについてパウロは「賜物(charisma)にはいろいろありますが、それを与えるのは同じ霊です。務め(diakonia)にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です」(1コリント12:4)と語っています。カリスマの多様性は、奉仕の多様性に反映されており、それらが一つの固有な目的、すなわち、教会の建設という一つの目的に向けられているのです。教会は、いろいろな賜物をもつ多くの人々がそれぞれ互いに自分の賜物を分かち合うこと(communio)によって建てられています。その意味で、教会は「交わりの教会」と呼ばれます。使徒書においても「あなたがたは、それぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい」(一ペトロ4・10)と勧められています。司牧者は、信徒のカリスマに対して、聖霊の働きに対して、深い尊敬と注意を払いながら、それらを識別して行かねばなりません。司牧者に期待されているのは「霊を消すことではなく、すべてを試し、よいものを保つこと」です。

キリスト信者の交わり

 聖職者中心主義時代の産物とも考えられる、ひとつの教会にひとりの司祭という従来型の小教区制度については、すべてのキリスト信者の交わりという観点からも見直されるべきです。現在いろいろな教区で「共同宣教司牧」が始められていますが、単なる司祭不足を解消するための一手段のように考えられるべきものではありません。むしろ、すべてのキリスト信者の交わりという教会の本質を実現するための制度と考えるべきでしょう。ひとりの司祭ではなく、複数の司祭が、修道者、信徒とともに、それぞれの奉仕職(misterium〉をもって協働して教会の使命を果たしていくことが求められます。

 共同宣教司牧に欠かすことのできない信徒奉仕者の養成も、単に司祭召命の減少、あるいは司祭の高齢化を理由になされるべきものではなく、今述べたような信徒のもつキリスト者としての尊厳と働きのうえでの平等性に基づいて推進されなければなりません。

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カトリック福音センター ニュース

〜福音センター 講座案内〜

 痴呆と人間の尊厳(講演会)
 
 日 時:2004年3月14日(日) 1:30〜4:00
 場 所:河原町教会地下ホール
 講 師:丸山公子氏(滋賀文化短期大学専任講師)

 痴呆のお年寄りと長年の関わりをもつ講師が、ふだんはうかがい知ることのできないお年寄りの内面世界に触れ、そこに輝き出るいのちの豊かさに出会う希望と喜びを語ります。


 自己発見から神へ(4回シリーズ)
 
 日 時:3月10日・24日、4月7日・21日 1:30〜4:00(毎回水曜日)      2,000円
 場 所:福音センター
 講 師:Sr.安井昌子

 関わりは避けることのできない一生の仕事。中でも自分との関わりは一生の課題です。おごることなく、卑下することなくあるがままの自分に向き合い、耳を傾け、本来の自分に気付いていく喜びの旅をしてみませんか。


 絵本はいいなあ(毎月1回)
 
 日 時:第1火曜日 10:30〜12:00 初回は2月3日(5月、8月休み) 各回500円
 場 所:福音センター
 講 師:村上透磨師

 古今東西の児童書の中に福音のこだまを読み解きます。どなたでもご参加ください。


 沈黙の祈りへ(5回シリーズ)
 
 日 時:2月18、3月3日・17日・31日、4月14日  1:30〜4:00(毎回水曜日) 2,500円
 場 所:福音センター
 講 師:Sr.中山真里

 「典礼の祈りでは、わたしたちが神に話します。沈黙の祈りでは、神がわたしたちに語られます」(マザー・テレサ)。祈りを学び、ともに祈り、神の語りかけに耳を傾けるひと時を。 

問い合わせ 〒604‐8855京都市中京区壬生淵田町26 カトリック福音センター
   E-mail fukuin@kyoto.catholic.jp
 

 お問い合わせ

     〒604-8855 京都市中京区壬生淵田町26  カトリック福音センター
     

      Eメール : fukuin@kyoto.catholic.jp

 

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使徒の教え、相互の交わり
パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。

                               (使徒行録2・42)

   「ひとつになろう キリストが まんなか」研修会感想文

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 福音センターでは去る11月22日〜23日に、「ひとつになろう キリストが まんなか」を表題に、教会共同体の一致について研修会を行いました。これは昨年度の司教年頭書簡「信仰共同体を体験しよう」に沿って企画されたもので、半年の準備期間を経て実現にこぎつけました。企画に際しては「今の現実」から出発することを最重視し、三名の信徒による発題と体験発表、それを受けた分かち合い、そしてまとめの講話という形をとりました。その中から、教会の一致は目に見える現象を超えたところにあること、そして一致を目指して分かち合い、祈り合う過程そのものが共同体づくりであることを、参加者一人ひとりが心に刻んだ二日間でした。


◆ 根底から信仰の見直しを迫られ、せき止めているものが徐々に流れ始めたような研修会でした。自分の無力さを捧げ、いただいた信仰の尊さを思いました。罪から解放された溢れる喜びと感謝を忘れず、「祈りは世界を救う」と切願する毎日です。             (津教会・小野幾子)

◆ 三人の信徒の体験発表に感動しました。分かち合いでは、今の教会には祈りがとても必要と思いました。「ひとつになろう キリストが まんなか」。いいテーマでしたね。イエス様を中心に信徒が喜びにあふれ、教会が輝いていれば、イエス様に出会っていない人たちは、教会はなんて素晴らしい所なのかと集まって来られるのではと思います。福音宣教はまず教会のうちからのように感じます。    (鈴鹿教会・谷川かず子)

◆ めぐみの二日間でした。福音化しきれていない現在の共同体の姿は、とりもなおさず初代教会の有様であったことが印象的でした。にもかかわらず、人の心のヘドロを浄化し、新たにしてくださる聖霊のすごい力が教会にあふれ、秘跡を通してわたしたちに注がれていることの希望と喜びを少しだけあかしさせていただきました。                  (山科教会・吉岡千代子)

◆ みんなの心と心を寄せ合って祈る喜びを味わい、講話や信仰体験の分かち合いを通して、信仰共同体に与えられる「み言葉と秘跡のめぐみ」を深く実感しました。「わたしの信仰」という小さな枠の中に、教会に与えられる神の無限のめぐみをはめ込んでしまっている自分のエゴを見つめることができてよかった。キリストの教会に与え続けられる神のめぐみの豊かさを確認し、福音を伝え続ける大切さを学びました。                           (唐崎教会 Y.I)

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社会と共に歩む教会の事例

・奈良少年刑務所クリスマス会 マジック公演・聖歌隊訪問    登美ヶ丘教会
・薬物依存症からの回復を目指す人たちと共に            津教会
・何かお手伝いが出来れば                        久居教会


奈良少年刑務所クリスマス会
 マジック公演・聖歌隊訪問
        登美ヶ丘教会

 「神は、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。」(ヨハネ三章十六節)

 このすばらしい神の愛の証しであるキリストの誕生というクリスマスの喜びを、苦しみの暗闇の中にある若者たちに希望の光として伝えにいく手伝いをしてほしいと、当教会に頼んでこられたのは、現奈良南部ブロック共同宣教司牧協力司祭ジョン・ヒル神父様でした。ヒル神父様は、奈良少年刑務所で教誨師としてのお仕事を約四十年間もなさっていて、その長きにわたっての尊いお仕事を称えて、一九九五年には勲五等瑞宝章を叙勲されています。

 刑務所は般若寺の近くにあり明治時代に建てられた古い建物で、原則として二十才から二十五才までの若者が収容されています。クリスマス会は、毎年開かれていて、奈良県の北部にあるので、過去には北部ブロックの他の教会の方が訪問され、クリスマスの聖劇を披露されたりもしていたようですが、当教会には、すばらしい手品の腕をもった室谷さんご夫妻がおられるのでマジック公演と、歌の好きな信徒が集まって聖歌隊を結成し、一九九六年から隔年で今までに四回訪問しています。他にもバンド演奏やピアノ・フルート・声楽のアンサンブルなどもプログラムに入れたり、昨年にはヒル神父様から教誨師のお仕事を引き継がれた四日市サレジオ志願院の濱崎敦神父様と訪問し、志願生と共に混声合唱も披露しました。毎回最後に、受刑者の皆さんと一緒にクリスマスの聖歌を大合唱し、クリスマスの喜びをわかちあいます。この全員合唱では、毎日の厳しい生活から少しの時間解き放たれて笑顔を見せたり、改悛の情からか目に涙を浮かべたり、受刑者の皆さんの心にキリストの希望の光が降り注ぐようです。

 クリスマスは希望の種をまく大切な機会です。そのお手伝いをすることで、私たち信徒も大きなクリスマスの喜びをいただいています。
         (村澤敦子)


薬物依存症からの回復を目指す人たちと共に          津教会

 三重からのニーズに応えるために三重ダルクを開設したい、と名古屋ダルクの方たちが来津されたのは、五年前。我が家の一軒隣にあった空き家が、粗末ながら居住空間として整えられていくのを見ながら、ネリグ司祭と「家賃の一部くらい応援できるといいですね」と話し合ったのは、賃貸契約に立ち合ったかかわりからでした。

 毎月二百円出してくれる人が三十数人あれば、六万五千円という家賃の、一割程度の応援ができる、今思えばなんとも無知な算段をしたものでした。しかし、ダルクをひと月維持運営するには、その家賃の十倍の経費が必要であり、どこにも財源はないのだ、と知るのに時間はかかりませんでした。

 薬物依存症という病気に罹った人たちの回復施設。世にあるさまざまなリハビリ施設は、国や自治体、或いは法人という力強い基盤の上に設立されており、施設費・人件費・医療費などとして三重ダルクの何倍もの経費が予算化されています。しかし、ダルクは何もありませんでした! 入寮希望者の多くは、この世の力を全て失った「裸の隣人」たちです。「何か」に導かれて、ようやくここにたどり着いた無一物の「隣人」を無条件に迎え入れ、居場所を提供する、そのダルクの経費は、毎月少なくても数十万円、時には百万円前後にもなります。そしてその九九%は、市民からの任意の寄付、という非常識。しかし、ダルクはそれを、〈不安定なこと〉とせず〈恵み〉と受け止めます。

 そんなダルクの姿は「無力であるからこそ神を知る」ということの実現であり、神の恵みを信じるといいながら虚飾の衣を手放せない私自身の確認でもありました。また徹底したJUST FOR TODAY! 明日の糧を神様だけに依存する、そんな信仰の原点も、ダルクは日々見せてくれます。

 ダルクは、私が「支援する対象」などではなく、私に神の愛を実感させてくれる霊的存在として、私の近くに、この社会に、今日、存在しています。感謝!
        (宮西いづみ)


何かお手伝いが出来れば         久居教会

 私の母は二年前から老人ホームに入所させて頂いています。グループホームといって、七、八人が、大きな部屋で皆んなと一緒に共同生活をしています。最新の老人ホームだそうです。一人ひとりの個室があり、朝、食堂に行き、みんなで食事をして後片付けを手伝う人、元気な人は朝昼夜と食事の準備もされます。今まで自分の家に居た時と同じようにとのことだそうです。毎日、一日を大きな居間で皆さん自由に自分の好きなことをしていらっしゃいます。新聞を見ている人、テレビを見ている人。好きな編み物をしている人、居眠りをしている人など、皆さん昼間は楽しんですごされます。

 私は月に一度くらいですが、夕食後ホームに行き、皆さんと一緒に話をしたりして、日本の昔話の本を読んであげます。「語り部の本」というのがあり、昔の紙芝居のように話してあげます。あとで皆さんあまり話されないことも話してくださり、昔の話などよく話してくださいます。
 私もなるべく皆んなが心を開いて話してくだされば、と思っているので嬉しいです。時には息子のこと、お嫁さんのこと、また孫のこと、今まで家に居た時のことなど話してくださり、心を開いて話してくださるので、ああ、月に一度来て、少しは心なごんでいただけるのかな?と思い、嬉しくなる時があります。

 先日、一人の盲人の方に、私は菊の花を「この花、美しく、大きさも人の顔くらいあり、色もきれいですよ」と話してさわらせてあげました。その方は小さな声で祈りをしていらっしゃるんです。神様、私が天国に行ったら、神様と一緒にこの美しい花をこの目ではっきり見ることが出来ますように・・・と。私は何も言えず、そっとあとずさりしました。
 カトリックも小教区でこのような「グループホーム」があればいいなと思う、今日この頃です。
       (一志 三七栄)

7ページ下段 京都教区・外国語ミサ(別紙)

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こんにちはシスター:  ノートルダム教育修道会     
         唐崎修道院


(写真右から) Sr.野元、Sr.安井、Sr.ジョン・コンラッド、Sr.桂川、Sr.加藤、Sr.斎藤

 唐崎修道院は、西に比叡山を背に 東に琵琶湖を臨み 大変景色の良いすばらしい環境にあります。一度お出でになれば必ずまた、来たくなること請け合いです。

最初一九七七年に黙想の家として開かれ、一九八〇年四月に建築会社の保養所を譲り受け修道院が開設されました。その後一九九二年に現在の建物に改築されました。現在六名の姉妹が、修道会の目的である、人間の可能性を開花させるためのあらゆる教育的活動を通して、神様に奉仕しております。


 Sr.ジョン・コンラッドは、一九六一年にアメリカから来日して、日本における黙想指導の先駆者として、今も個人やグループのワークショップを開き霊的指導に全力を尽くしています。

 Sr.安井は、主にカトリック福音センターへ毎日通い、信徒養成に励んでおります。必要に応じて唐崎で行われる個人黙想や、ワークショップのヘルパーもしています。

 Sr.桂川は、黙想の家の管理や、訪問者のお世話の傍ら週に二日、のぞみの園(老人ホーム)で奉仕しています。

 Sr.野本は、瀬田幼稚園で園児たちに神様のお話をしたり、その母親や、先生たちに聖書を通して神様の愛とよろこびを伝えるよう努めております。Sr.斎藤は、長年の経験を生かし、毎日おいしい食事を作っています。黙想される方々や共同体の姉妹に大変喜ばれています。

 Sr.加藤は、修練院の担当者ですが、現在は会員の生涯養成のために奉仕しています。

 唐崎修道院は、「主は私を青草の野に休ませ、憩いの水辺に伴い魂を生き返らせてくださる。」(詩篇23・2‐3)のことばの通り、多くの方々が魂の憩いを求めて全国津々浦々から来院され、黙想のために利用されています。

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良書紹介:  『聖書の集中構造(上)旧約篇』   
    『聖書の集中構造(下)新約篇』
『新・聖書の集中構造』



森 彬著
『聖書の集中構造(上)旧約篇』   
『聖書の集中構造(下)新約篇』
『新・聖書の集中構造』
        (ヨルダン社)

 今回は絵本から離れて、聖書の読み方について。
 意味の伝達は、語句や文のみに留まらず、構造もまた、その役割を果たすのです。聖書の形態自体が啓示ともなり得ることを見落としてはなりません。近年この構造を通してなお豊かに伝えられる、聖書のメッセージに注目し始めました。

 構造それ自体が、一つの福音のメッセージを伝えているのです。
 それを解説してくれるのが、この三冊の本。
 二九三号に『三本の木』という絵本を紹介し、これはマタイの構造を思わせる絵本だと書いたように記憶しているが、それがどんなものなのか今日紹介したい。(この構造については、フランシスコ会訳マタイ福音書(分冊)にくわしく述べられているが)

 マタイは次のような構成でマタイ書を表したと説明されている。(以下森氏による)
A誕生と公生活の始まり(1〜4)
B祝福と天国に入る赦し(5〜7)
C権威と招き     (8〜9)
D弟子の派遣     (10)
Eこの世の者による拒否(11・12)
F天国のたとえ話(核) (13)
E弟子による告白   (14〜17)
D教会について    (18)
C権威と招き     (19〜22)
B禍いと天国の到来  (23〜25)
A死と復活      (26〜28)
(尚タイトル表現は、フランシスコ会訳のものが分かりやすい)

 確かにこの分類に異論をさしはさむ学者もいるが、いろんな学術的な論争はさし置いて、ここで見えてくる豊かさは、例えば両端に置かれた
 1章〜4章(イエスの誕生物語と神の国の誕生物語)と、26章〜28章(受難・復活・昇天)。この二つの個所を対照する時、大切なメッセージがひそんでいる。

 マタイによれば、1章〜4章の出来事を理解しようとすれば、26章〜28章の出来事を理解しなければ、その意味を説明し切れないと考えている。(その逆もまた真)

 構造は、メッセージの内容を深めて、私たちに語りかける。

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青年センターあんてな:       
青少年委員会主催行事について
担当司祭  福岡 一穂



 教区共同体において次世代への信仰継承や広い意味での青年の信仰者としての育成は信仰の本質から考えて急務であると言えますが、青少年委員会はその役務を果たすために、本年度も以下のような主催行事を行なって青少年の育成の役務に奉仕したいと思います。

 どの担当も複数の司祭が任命されていますが、司祭による一方的な養成ではなく、そこにいる青少年と互いに補いあって養成しあえるように、キリストが養成・育成の主であることを忘れないように携わりたいと思っています。


2004年度青少年委員会主催行事 

3月―4月



8月




10月

12月

 ・中学生会春の合宿
 ・高校生会春の合宿
 ・世界青年の日カテケージス集会

 ・中学生会夏の合宿
 ・中学生広島平和体験学習
 ・高校生会夏の合宿
 ・青年アジア体験学習(共催)

 ・青年の集い「YES2004」

 ・中学生会冬の合宿
 ・高校生会冬の合宿

 青年センターでは各行事に中高生や青年の参加を呼びかけると共に、中学生会の合宿運営のリーダーや青年行事のスタッフも募集しています。中学生たちや青年たちに進んで奉仕したいという気持ちを持つ方はどなたでも青年センターまで連絡下さい。
 京都カトリック青年センター  Tel.075‐822‐6246  Fax075‐812‐6685
 E-mail  seinen@kyoto.catholic.jp
 ホームページ 京都カトリック青年センター http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/


 青年センター開館時間変更 :月曜日〜金曜日9時〜16時
            土・日曜日、祝祭日休館
  ・来館の場合は事前にご一報下さい。



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大塚司教の2月度スケジュール  


1日() 日本26聖人顕彰ミサ(西陣教会) 15時
2日(月) 故古屋司教命日衣笠墓参 11時
3日(火) 福音センター訪問 14時
4日(水) 中央協議会
5日(木) 中央協常任司教委員会 10時
       東京カトリック神学院常任司教委員会 15時半
7日(土) 司教の三重地区集会(津) 14時

8日() 湖西ブロック司教訪問(安曇川教会) 
10日(火) セントヨゼフ職員研修会(津) 16時
12日(木) 聖家族幼稚園感謝の祈り(河原町) 11時15分
       典礼委員会 14時
14日(土) 聖母学院高等学校卒業式 10時
       司教の滋賀地区集会(草津)14時
       典礼部OB年例会 18時      

15日() 京都南部北ブロック司教訪問(小山教会) 
16日(月)〜20日(金) 臨時司教総会(中央協)
21日(土) 京都聖カタリナ女子高校卒業式 10時
       司教の京都南部地区集会(河原町) 14時

22日() 京都南部西ブロック司教訪問(丹波教会)
24日(火) 女子カルメル修道院訪問(衣笠) 14時
25日(水) 教区協議会書記局会議 18時 
26日(木) 司教顧問会・責任役員会 10時
27日(金) ノートルダム女学院高校卒業式 10時
28日(土) 教区カトリック協議会 14時
29日(日) 教区合同洗礼志願式(河原町) 14時半


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2003お知らせ 教区内の行事・活動予定


本部事務局からのお知らせ
  11月に各小教区に配布された大塚司教の資料『共同宣教司牧を推進する小教区の規約を作りましょう!』に訂正があります。

  緒言6@「信徒会」の存在の問題の本文3行目右端、
     そしてさらに「教区」は、を、そしてさらに「小教区」は、に訂正してください。


福音センターから
 ◆養成コース ▼4ページをごらん下さい

青年センターから
 ◆カトリック青年連絡協議会in東京
  ▼ネットワークミーティング7日(土)〜8日(日)
  ▼連絡協議会8日(日)〜9日(月)

教区委員会から
 ◆聖書委員会
  ▼聖書深読28日(土)10時 奥村 豊師 河原町会館六階
   費用二千五百円(昼食代を含む)、持参品 聖書・筆記用具・ノート
    (お申し込みは三日前までに)

 ◆典礼委員会
  ▼教会の祈りと聖体賛美式・主日のミサ 第一日曜日17時半 河原町教会


地区から
 ◆京都南部地区
  ▼11月3日ウオーカソンの募金総額は十二月十五日現在二、〇一四、五三二円でした。
   ご協力ありがとうございました。

 ◆滋賀カトリック協議会
  ▼例会15日(日)13時半 大津教会


ブロック・小教区から
 ◆西院教会
  ▼ミサと講演会 イエス像を学ぶ「イエス様ってだれ」8日(日)10時半 本田哲朗師

 ◆京都コリアンカトリックセンター
  ▼韓国カトリックの聖地を巡る旅4月19日(月)〜4月22日(木)募集人員約20名、費用約九万五千円 問合せ電話075(841)5964 FAX075(822)2631Sr.マリア朴、金 芳秀


修道会から
◆聖ドミニコ女子修道院
 ▼みことばを聴こう「神と人との記憶―ミサの根源―」15日(日)9時
   講師 米田彰男師 対象 青年男女 会費五百円
 ▼みことばを聴こう3月6日(土)14時「わたくしという現象は」〜宮沢賢治の宗教意識について
    講師 ボグナ・ヤンコスカ氏会費三百円
 ▼申込み電話075(231)2017Sr.庄子


教育関係施設から
◆京都暁星高等学校 ▼卒業式27日(金)
◆京都カタリナ女子高等学校 ▼卒業式21日(土)
◆聖母学院中学・高等学校 ▼高校卒業式14日(土)
◆日星高等学校 ▼卒業式23日
◆ノートルダム女学院中学高等学校 ▼高校卒業式27日(金)
◆洛星中学校・高等学校 ▼高校卒業式7日(土)

◆聖母教育文化センター
 ▼日曜巡礼の旅「浦上キリシタン流配の地」―鳥取―7日(土)〜8日(日)
    集合JR京都駅7日10時半 指導者三俣俊二名誉教授 費用二万五千円程度
 ▼聖書講座2日、23日 講師Sr.安藤敬子
 ▼聖書講座6日、20日、27日 講師Sr.安藤敬子
 ▼聖書講座3日、10日、17日 場所聖母女学院香里セミナーハウス 講師Sr.眞隅貞子
 ▼問合せ075(643)2320


諸施設・諸活動から
◆JOC
 ▼働いている青年の集い
 ▼集合場所 京都働く人の家(九条教会前)、滋賀働く人の家(大津教会裏)。
  連絡先090(8207)1831

◆おてんとうさんの会
 ▼27日(金)13時 西院教会

◆カトリック聴覚障害者の会京都グループ
 ▼手話ミサ27日(金)11時 河原町会館六階ホール

◆京都カトリック混声合唱団
 ▼練習日8日(日)14時、22日(日)14時、28日(土)19時 河原町会館六階ホール

◆京都キリシタン研究会
 ▼定例会22日(日)14時 河原町会館六階ホール

◆コーロチェレステ
 ▼第二、第四木曜日 河原町会館六階ホール

◆在世フランシスコ会 ▼京都兄弟会集会14日(土)13時半 フランシスコの家

◆フランシスカンズ関西 ▼例会28日(土)13時半フランシスコの家

◆聖ヴゥンセンシオ・ア・パウロ会 ▼河原町協議会8日(日)▼京都中央理事会22日(日)

◆二金会▼13日(金)西陣教会

◆糠みその会▼例会26日(木)19時45分 九条教会

◆レジオ・マリエ▼15日(日)13時半 河原町会館六階ホール

◆心のともしび2月番組案内
 ▼テレビ主な放送内容(2月1日放送予定)開業ナースの草分け的存在の村松さんに在宅看護に賭けるナースの心意気を語っていただく。
 ▼ラジオテーマ「落ち着き」▼問合せ075(211)9341

◆「一万匹の蟻運動」基金報告 累計三九、四三七、二七八円 (十二月十六日現在)



編集部から

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