2004/4 No.317
時報:前号 次号 バックナンバー Back to Home

<教区時報 2004年4月号の目次>

・1 救いの確信としてのミサ

・2  司祭の召命のために祈りましょう
    ・神学生の紹介 奥村 豊神父
    ・司祭候補者として 神学生 鶴山進栄

・3 聖書講座シリーズ21 : 5/12-10/28
    ルカ福音書を読む− 同伴者イエス−

・4 福音センターニュース 「養成コース案内: 
   ・ 祈りコース T、 病院訪問コース T
   ・「私の 福音宣響」



・5 京都司教区 宣教司牧評議会規約

・6   社会と共に歩む教会の事例
    ・心の病の電話相談 津教会
    ・ 障害を持った仲間とともに 名張教会

・7  カトリック聴覚障害者の会 京都グループのご紹介

・8 青年センターあんてな : 
   第3回世界青年の日の集い開催 実行委員 鈴木和人

      
・9 大塚司教の4月度のスケジュール

・10 お知らせ


救いの確信としてのミサ 



救いの確信としてのミサ

 安息日に、神の民イスラエルは過越しにおける神の救いの御業と人の命の恵みを感謝する創造の御業を記念し、過越祭を祝うごとに、その恵みの業を今ここに継続し、再現されていることを確認したのです。

 主の日に、キリスト者はミサを捧げる度に、新しい過越しであり新しい創造である主の死と復活を記念し続けます。

 主の最後の晩餐は、この新しい過越しを祝うものであり、ミサはこの祝いです。ここでの「祝い」や「記念」とは、たんに思い出を繰り返すことではなく、同じ出来事が今ここに現実のものとされているということなのです。

 ミサとは、ですから、あの最後の晩餐における、あの主の死と復活の救いと恵みと神の命を与える同じ愛の出来事。神の命の言葉、主の命の糧、愛の交わりを通し、神の命、救いそのものを体験すること。

 ミサにおいて三位の御神は私たちの「エンマニュエル」(私たちの中に住む神)となられます。

 それは人生の旅路における天国の前味わいと言えます。




時報TOPに戻る


   司祭の召命のために祈りましょう     


神学生の紹介 奥村 豊神父

 この度は京都教区に助祭・司祭候補者として鶴山神学生を迎えることができて心からうれしく思います。
 鶴山神学生を一言で言うと「祈りの人」ということになるでしょう。祈るということはキリスト者にとって欠くことのできないものであると同時に、司祭の道を歩んでいく者として必要不可欠な助けとなります。その意味で鶴山神学生は良い資質を持っていらっしゃるでしょう。

 今後はいよいよ本格的な神学の勉強が始まるのでしょうが、是非コンスタントな祈りのときを持たれることを望みます。またかけがえのない時をかけがえのない友と分かち合える喜びを十分に味わってください。ともに働ける日を待ち望みながら。



司祭候補者として 神学生 鶴山進栄   
 
 3月に司祭候補者の認定をいただきました、鶴山です。よろしくお願い致します。
さて初対面の方によく尋ねられる質問として「なぜ神学生になろうと思ったのですか?」ということがあげられます。直接のきっかけは5年前です。複数の知人や神父様から「司祭になりませんか?」と尋ねられました。当初は、すばらしい生き方だと思いました。でも私はふさわしくない、他のしかるべき人がなったらいい、と思っていました。しかし、このような問いが続くなかに呼びかけを、なんとなくですが感じました。次の年に教区のある神父様に召命黙想を指導していただく機会があり、召命を深めてみようと思い、2年前に教区からお許しをいただき、神学院へ入学いたしました。

 理想の司祭像についてですが、第一に祈ることを大切にし、それを伝えていきたいと思います。私自身は祈ることによって慰め力づけられた経験があります。「神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めて良かった」(創1・31)。他人と比べたり、あるいは比較されたりして傷つくことの多い現代において、活路を見つけだすことのできない人々にとって、一人ひとりを大切に思っている父なる神との出会いは、自分自身の見方を変えてくれるものだと思います。第二には学びのお手伝いができればいいなと考えます。東京の神学院では神学生は土日を挟んで関東のさまざまな小教区にお邪魔して教会の現場に触れる経験をします。私もある小教区にお邪魔して侍者奉仕、日曜学校などを担当させていただいています。また信徒の方との会話のなかでも質問されることもあります。日曜学校、会話のやりとりのなかで思うことは分かりやすい言葉で説明すること、わからないことは「ごめんなさい、わかりません」と言うこと、そして調べて答えを次の機会に供えておくことが必要であると感じています。第三に信徒の皆さんが社会生活でキリスト者として生きるとはどのようなことかということを一緒に考えていけたらいいなと思います。

 私は神学院に入る前は普通に働いていました。働くことで神様のよい協力者となることができる、こんなことを時々は考えながら仕事をしていました。社会人として、地域の人としてどう生きるかを一緒に考えたいな、と思っています。『神は司祭たちを、いやがうえにも彼らに影響を与えている具体的な人間や教会の現状の中からいつも呼び出します。そしてまた、キリストの福音に奉仕するため、その同じ状況のもとへ遣わすのです』(現代の司祭養成 n・3)

 司祭になるまで、少なくとも後4年かかります。祈りとご指導によりご支援いただければ幸いです。今後ともよろしくお願い致します。

時報TOPに戻る

聖書講座シリーズ 21
ルカ福音書を読む −同伴者イエス−  

第1回 5月12・13日
第2回 5月19・20日
第3回 5月26・27日

第4回 6月2・3日
第5回 6月9・10日
第6回 6月16・17日
第7回 6月23・24日
第8回 6月30・7月1日

第9回 7月7・8日
第10回 7月14・15日
第11回 7月21・22日
第12回 7月28・29日

第13回 9月1・2日
第14回 9月8・9日
第15回 9月15・16日
第16回 9月29・30日

第17回 10月6・7日
第18回 10月13・14日
第19回 10月20・21日
第20回 10月27・28日

導入(イエスの旅に慕い歩く)
第一の序唱(ナザレのイエス)
第二の序唱(公生活の開始)

弟子を招く
平地の説教
広がっていく福音
弟子たちを訓育する
イエスとは誰か(弟子とは誰か)

サマリアを通りエレサレムへ
イエスと共にあること
ファリサイ派の人々のようにではなく
目覚めて備えよ

狭い戸口から
憐れみと富
神の国の逆襲
エレサレムへ

エレサレムでの最後の日々
最後の日々(過越の日)
受難・死
復活・昇天・新しい共同体の誕生

  -
1:1〜2:52
3:1〜4:13

4:14〜6:16
6:17〜49
7:1〜8:3
8:4〜9:6
9:7〜50

9:51〜10:37
10:38〜11:36
10:37〜12:34
12:35〜13:21

13:22〜14:36
15:1〜17:10
17:11〜18:34
18:35〜19:46

19:47〜21:36
21:37〜22:38
22:39〜23:57
24:1〜使行1章
村上 透磨
新井 延和
市場 修

幸田 和夫
諏訪栄治郎
奥村 豊
西  経一
沼野 尚美

昌川 信雄
鳥巣 義文
大塚 喜直
北村 善朗

中川 博道
小久保喜以子
高山 貞美
国井 健宏

金   櫻
伊従 信子
菊池 功
鈴木 信一


時報TOPに戻る


カトリック福音センター ニュース

福音センター養成コース案内
 

    祈りコース T − イエスから学ぶ − かかわりに光を

 祈りは魂の呼吸で、祈りはかかわりです。
 神に向かってなされる神との意識的なコミュニケーションです。私が意識しようとしまいと神は私よりも身近におられ、そのまま(素顔)の私とかかわることを望んでおられるのです。
−いのちを回復し、よりその人らしく生きられるように。喜びにつけ、悲しみにつけ、特につらいことに出会うとき、どう祈るのか、ともにいること、意識することなど学び体験します。琵琶湖畔での2泊3日の経験が、生き方にうるおいと希望をもたらしてくれるでしょう。
 
 日 時  ‘04年5月7日(金) 午後4時 〜 9日(日) 午後3時半
 指 導   アントニー・ブロードニアク師 (メリノール宣教会)
 福音センター ( シスター安井昌子、シスター中山真里 )
 会 場  唐崎ノートルダム修道院(大津市唐崎1-3-1) JR湖西線(京都駅から15分)唐崎駅下車
 申 込 締め切り 4月27日(火)まで 

   病人訪問 コース T    − いのちをもたらすかかわりを求めて −

 病気の人、死の床にある人、閉じこもったままの人などを訪ねたり、大きい苦しみの中にある人と共にいるのは易しいことではありません。何をし、何を語ったらよいのでしょう。
困難の中で人が求める援助とは何か、どうかかわるのか、訪問にあたっての心得とは、等について今回も沼野尚美氏の講話に耳を傾けます。

 沼野氏は悩める方、死の床にある方と向き合い、希望とやすらぎをもたらす援助を続けておられます。さらに、かかわりに必須の「聴く」実習を交えて学びます。

介護にかかわる方、奉仕(聖体奉仕者)を心掛ける方などのご参加をお待ちしています。

 日 時   ‘04年5月28日(金) 午後4時 〜 30日(日) 午後3時
 指 導   沼野尚美氏、福音センタースタッフ
 会 場   宝塚 黙想の家 ( 阪急宝塚線 売布(メフ)駅 下車 5分 )
   申込 締め切り 5月18日(火)まで

    問い合わせ・申込先
  郵便番号・住所・氏名・参加コース名をご記入の上、 参加費 20,000円(各コース)を
  郵便振替口座( 00920−4−161844 カトリック福音センター養成コース)へお振込み下さい。
  〒604-8855 京都市中京区壬生淵田町26 カトリック福音センター
   E-mail fukuin@kyoto.catholic.jp
お問い合わせ

     〒604-8855 京都市中京区壬生淵田町26  カトリック福音センター
     

      Eメール : fukuin@kyoto.catholic.jp

 

時報TOPに戻る

私の 福音宣

   シリーズ(2)

児童買春、児童虐待など子供たちをめぐる社会は厳しさをましている。
その中で子供たちにしっかりと「いのち」を伝えることは、
    今何よりの「あかし」といえる。
     稲垣 純代(加悦教会)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 「わたしは今とてもあこがれている職業があります。それは、小さな命にかかわる仕事です。」これは小学6年生の長女が書いた作文の冒頭です。小さな命を育みたい、そしてそれを見守るようになりたいという長女の夢の背後には、末の娘をめぐる出産・成長のドラマがありました。それは家族の大きな宝物として今もわたしたちの中で生きています。

◆ 超未熟児の出産 ◆

 我が家では、この6年生の長女を頭に3人の娘を授かりました。それぞれの娘の出産・成長にはそれぞれのドラマがあります。けれど今2歳になった末娘の出産と成長には特別の重みがありました。この子は755gという超未熟児でこの世に生まれました。帝王切開でした。その時の様子を、先の長女の作文はこう続けています。「わたしは妹が生まれることを楽しみにしていました。だから突然お母さんが救急車で運ばれ、妹を帝王切開で産まなければならなくなったことが信じられませんでした。(…)妹が何とか落ち着くまでは、家族みんなが不安な毎日を送りました。ガラスごしでしたが、妹に初めて会ったときは、『本当に小っちゃいー』と思いました。そして同時に『早く大きくなってほしい』と心から願いました。」

 わたしにとってもこの時は、藁にもすがる気持ちで神様に必死でしがみついた時でした。どれほど医師から丁寧に説明されても、800g足らずの我が子を自分のお腹から出すという現実が恐ろしく、不安と情けなさなど言葉にならない動揺がありました。けれど、「オギャー」と泣き生まれ、保育器の中で一生懸命手足を動かしている我が子の姿にどれほど勇気づけられたことでしょう。


◆ いのちを伝える者となるように ◆

 家族が、友人がそして医師や看護士さんがこの小さい命を見守り、祈り、育んでくれました。わたしの知らない方までもあつい祈りを捧げてくださいました。けれどわたし達夫婦にとって何よりも嬉しかったことは、上の二人の娘たちがこの出来事に共にかかわり、そこからいのちの尊さをしっかりと心に刻んでくれたことでした。二人は妹のために毎日ロザリオの祈りを捧げてくれました。そして二人はこの小さな命をめぐる大人たちの戦いの中に、人々の優しさをしっかりと受け止めました。長女の作文は次のように結ばれています。「わたしも妹を助けてくれた先生や看護士さんのように小さないのちを助けたり大切にできるような生き方がしたいのです。」次女はお祈りがより身近になったようです。プールに飛び込むときや、暗くて怖い所を歩く時など、神様に祈るそうです。確かにあれ以来、「祈り」という言葉が家族の会話の中にたくさん登場するようになりました。

 出口のない真っ暗なトンネルに入っていくようなつらい時期もありました。しかしそれをはるかに越える家族の絆を通して、娘たちはこれから周りの人々にいのちを伝えていってくれることでしょう。わたしの福音宣教は「愛は家庭から」。さあ、今日も…

時報TOPに戻る


京都司教区 宣教司牧評議会規約 (修正版2004.4.1)    


  これまでの教区カトリック協議会は、四月から教区宣教司牧評議会 に変わります(本年二月号二ページ 参照)。
二月二八日の第十七回教区 カトリック協議会において、教区宣教司牧評議会規約が承認されました。そこで、その規約全文を掲載します。


名 称
第 一 条 この会は、「カトリック京都司教区宣教司牧評議会」と称する。
2 略称として、「教区評議会」を用いる。

設 立
第 二 条 「教区評議会」は、一九九八年三月十四日に京都司教区全体が一つになって福音宣教を推進するための機関として設立された「教区カトリック協議会」を継承し、京都司教区が推進する共同宣教司牧の精神と活動に適合するため、カトリック教会法五一一条から五一四条に規定される『司牧評議会』に準じて、設立される。
2 「教区評議会」の規約は、前項で示された教会法が規定する『司牧評議会』の諸規定に基づいて、以下に定められる。

目 的
第 三 条 「教区評議会」は、『教区司教の権威』のもとに、司教区における宣教司牧活動に関する事柄を研究・検討し、それについての実際的な結論を提示することをその目的とする。(教会法五一一条)

任 務
第 四 条 「教区評議会」は、地区協議会、および共同宣教司牧ブロックと連携し、教区司教が諮問する事柄について答申すると共に、積極的に司教区全体で取り組むべき事柄について議案を提出する。
2 「教区評議会」は、評議された事柄の中で、必要ならば司教から委託された事柄を執行する。

構 成
第 五 条 教区司教が招集し、主宰する「教区評議会」は、次の者によって構成される。
一 司教総代理
二 司教区本部事務局長
三 各地区の地区長(司祭)、またはその代理者
四 共同宣教司牧ブロックを代表す
  る信徒
五 「カトリック京都司教区・女子
  奉献生活者の会」代表者二名
六 司教が招集する司教区の委員会・諸活動団体等の代表者

会議の開催
第 六 条 「教区評議会」の定例会議は年二回開催する。
2 教区司教は、必要に応じて臨時に会議を開催する。

会議の議長
第 七 条 「教区評議会」の会議の議事進行を司る議長は、司教総代理が務める。ただし、その者が欠席の場合には、その場で司教が指名した者がその任に当たる。

議案の確定
第 八 条 定例会議・臨時会議の議案は、司教からの諮問する事柄以外は、次のように提案される。
一 各地区協議会、または共同宣教司牧ブロック会議は、議案を文書によって、会議開催二十日前までに、書記局宛に提出する。
二 司教区の各委員会、および教区の諸活動団体は、議案を文書によって、会議開催二十日前まで
  に、教区本部事務局長宛に提出する。
三 教区司教は、前一号および二号にもとづいて議案を確定する。

評議方法
第 九 条 「教区評議会」で教区司教が評決を求めた場合は、会議参加者の挙手によって賛否を問う。

書記局
第 十 条 「教区評議会」は、その書記局を司教区本部事務局内に置き、書記局の責任者は、司教区本部事務局長とする。
2 書記局は、会議開催に必要な準備、会議の議事録の作成と送付、及び関係資料の保管を行う。
3 書記局員は、「教区評議会」に招集される者以外から若干名の信徒を、教区司教が任期を定めて委嘱する。

会議の議事録) 
第 十一 条 書記局員が作成した会議の議事録は、議長が照合し、教区司教が承認したものを正式文書とする。

規約の承認と改正
第 十二 条 本規約は、教区司教が承認し、発効する。
2 本規約の改正は、教区司教が「教区評議会」に諮問した後、教区司教が改正した規約を承認し、発効する。

付  則
第 一 条 一九九八年三月十四日に発効した「教区カトリック協議会規約」は、二〇〇四年三月三一日に失効する。
2 本規約は、二〇〇四年四月一日に発効する。

時報TOPに戻る

社会と共に歩む教会の事例
・心の病の電話相談      津教会
・障害を持った仲間とともに 名張教会



心の病の電話相談 津教会

 今日の混乱に満ちた社会情勢の中で、ますます心の病が広がり、また、その人達と関わる家族も同時に心痛み苦しんでいます。CMCC(クリスチャンメンタルケアセンター)は、「心病む人々の友となろう」という活動の目標を掲げて、一九九一年に東京と横浜で発足しました。その十年後の二〇〇一年九月に三重CMCCが開設されました。日本基督教団の牧師様が中心になって準備されました。まだ全国で三カ所です。CMCCは超教派のクリスチャンボランティアの運動体で、メンバーは全員クリスチャンであるということです。CMCCは、完全に治癒しない病に苦しみ、不安と孤独の中で毎日を過ごしているユーザーが、安心して心の内を吐露できる場所として大きな役目を持っていると思います。そのためにボランティアの養成、個人の学びの研修が必要となり、公開講座を行っています。ネリグ神父様は、その活動が大切と積極的に関わっておられ、公開講座の会場に研宗館の使用を許可してくださいました。津教会の支援に感謝しています。

 電話を受ける人をクリスチャンメンタルフレンド(CMF)といいますが、CMFは「キリストに仕えキリストの働きに参与させていただく」という方針でユーザーからのお電話を受けています。

 CMFは、ドクターでもカウンセラーでもなく、電話の向こうの人の言葉に「傾聴」する「友」です。見えない神に信頼をもって共に生きることの大切さと、慈しみ深い神の限りない愛が一人ひとりの上に注がれていることを信仰をもって受け止め、心病んで苦しんでいる人と共に生きる道が開かれることを願っています。

 CMCCの働きが神様の御旨にかなったものとなり、永く続けられますように皆様のご支援とお祈りをお願いいたします。
    相談専用電話  059(213)6707
    相談日時 毎週月曜日と木曜日 午前十時〜午後四時
    事務局  津市下弁財町津興 一二六七
    阿漕教会内 三重CMCC事務局(服部征子)


障害を持った仲間とともに 名張教会

 一九九二年、大和八木駅近くのアパートを借りて知的障害を持った仲間三人と友人五人で内職仕事を始めました。当時は「福祉」という言葉も「補助金」という制度も何もわからないまま「集える場」を作ったようなものでした。
 三畳と六畳のアパートは一度座ると、身動きがとれないほど狭かったのですが、地域の人々が訪ねて来てくれたり、隣の部屋の韓国人のおばあさんがおやつを持って来てくれたり、ペルー人の子供達が遊びにやって来て、途絶えることのない人の輪がありました。障害を持った仲間も三人から四人、五人、六人と増えて行きました。小さなアパートはパンク寸前、橿原市内の空き家を探し回りました。

 それから、今日に至るまでの十年間に私達は四度の引っ越しをしました。「立ち退き」を言い渡されるたびに、増えていく大家族を受け入れてくれる場所をみつけることは言葉で表せないほど困難な道のりでした。盗難事件や地域で不審火がおこると、近隣のマンションの住人が警察官を連れて来て、「ここの子に間違いない」と言いきる。土地が見つかっても隣地の持ち主の同意が求められない。住民集会に呼ばれると「この町には来て欲しくない」と代表者の人から告げられる。四度目の立ち退きを言い渡された時には、真っ暗な長いトンネルに入り、出口が見つからなくなりました。

 忙しくてほとんど教会に行けなったのですが、久しぶりに出かけた名張教会で、「神に全伏」という言葉を耳にして、胸が熱くなりました。全てを待ち望むと心に決めた瞬間、重たい荷物をおろしたような気持ちになりました。

 それから二週間ほど経ったころ、現在の施設の建っている土地を提供しようという人が現れ、地域の人々の賛同もスムーズに得られ、多くの人のご支援をいただき、総工費三億円の鉄骨二階建てのすばらしい授産施設が出来上がりました。現在、障害をもった仲間が三十人、スタッフ十五人。ヒル神父様はじめ、八木教会の信者の皆様が週二日定期的にボランティアでかかわってくださり、苦しい財政を力強く支えてくださっています。  (吉田壽子)

時報TOPに戻る

カトリック聴覚障害者の会 京都グループのご紹介



 京都の聴覚障害者が教会に来るようになったのは、昭和24年頃にアメリカより来日されたへスラー神父が聴覚障害者と親しくかかわってくださったことに始まります。要理にはたくさんの聴覚障害者が集まってきたそうです。翌年後任として来日されたホワイト神父は手話がたいへんお上手で、クリスマスには百人以上の聴覚障害者が来られました。けれどもホワイト神父も離日され、聴覚障害者はだんだん少なくなり、それでも信仰の灯を消すまい…と残ったメンバーで時折集まっていました。

 昭和58年10月8〜10日、京都に全国から聴覚障害者と手話ボランティアなど100人を超える方々が集まり、田中司教司式によるミサを行い、ともに祈り、分かち合いをしました。この集まりが、全国カトリック聴覚障害者の会創立のきっかけとなり、教会の聴覚障害者の活動に活気がみなぎってきました。また手話をされる司祭・修道者の方が出てきたことはこの上もない喜びでした。

 京都教区では柳本・森田神父が神学生の頃から手話を始められ、時々手話ミサを捧げていただいており、それが京都グループの活動の源となっております。けれども普段、聴覚障害者が所属する教会では、手話通訳者が足りない、あるいは全く居ないという問題に直面しています。このことを多くの方々に認識していただき、「私でもできますか。」と名乗り出ていただけたら、こんな嬉しいことはありません。

 現在、河原町カトリック会館で年数回の手話ミサと月一回の手話教室を行なっています。手話が出来なくても関心のある方はぜひご参加ください。会員15名ほどの小さなグループですが、今後ともよろしくお願いいたします。(河原町教会・阿野恵子)

時報TOPに戻る

青年センターあんてな:       
第3回世界青年の日の集い開催
実行委員 鈴木和人

青年センター 
  〒604−8855 京都市中京区壬生淵田町26 京都カトリック青年センター
 Tel.075‐822‐6246  Fax075‐812‐6685
 E-mail  seinen@kyoto.catholic.jp
 ホームページ 京都カトリック青年センター http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/


 青年センター開館時間変更 :月曜日〜金曜日9時〜16時
            土・日曜日、祝祭日休館
  ・来館の場合は事前にご一報下さい。

 2004年4月4日(日)枝の主日に、京都教区では3回目の「世界青年の日の集い」が開催されます。世界青年の日とは教皇様が記念日として定めたものです。世界中の青年に「若者が、司教司祭たちとともに、地上の光であるキリストに目を向け、呼び求め、世界に告げ知らせよう」と呼びかけ、その集会が毎年開かれています。世界青年の日は、2004年に19回目を迎え「私たちはイエスに会うことを望みます」というテーマで呼びかけています。そこで、京都教区でもその呼びかけに賛同し、集まりを持とうということで青年が動きました。

 昨年に引き続き、大塚司教を交えて河原町教会の地下ホールでミサと分かち合いを行います。各教会にポスターが配られていますが、テーマは「聖体ってなんだ!?」。対象は高校生以上、参加費は500円。準備の関係で申し込みが必要です。申込み締切りは3月26日(金)です。 

 青年たちのミーティングの際に「青年っていつまで?」という問いが投げかけられましたが、それは自分が判断すればよいそうです。つまり「私は青年です。」と言い続ける限り、いつまでも青年なのです。

 教皇様は、青年たちに一番大切なのは聖書朗読だと言っておられました。青年の皆さん、「世界青年の日」に集い、手作りのミサをして、一緒に聖書を読みましょう。
お申込は、郵便・FAX・ホームページ・メールで受け付けています。氏名・〒番号・住所・電話番号・メールアドレス・所属教会をご記入の上、ご連絡下さい。
 〒604−8855 京都市中京区壬生淵田町26 京都カトリック青年センター
 FAX075(812)6685 TEL075(822)6246
 E-Mail seinen@kyoto.catholic.jp
 URL http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/

時報TOPに戻る

大塚司教の4月度スケジュール  


1日(木)中央協常任司教委員会 10時
2日(金)京都ノートルダム女子大学入学式 10時
3日(土)司教の京都北部地区集会(舞鶴)14時

4日()教区青年の日・カテキズム集会 14時
8日(木)聖木曜日・主の晩餐 (河原町) 19時
9日(金)聖金曜日・主の受難(河原町) 19時
10日(土)聖土曜日・復活徹夜祭 (河原町)19時

11日()主の復活司教ミサ(河原町) 10時半
13日(火)〜16日(金)神学校同窓会
21日(水)東京カトリック神学院常任司教委員会 9時
     教区評議会書記局会議 18時
22日(木)司教顧問会・責任役員会 10時
24日(土)教区評議会 14時

25日()三重北勢ブロック司教訪問(鈴鹿教会)
27日(火)大阪京都合同司教顧問会議(京都)15時
時報TOPに戻る

2003お知らせ 教区内の行事・活動予定


 
青年センターから
◆世界青年の日の集い4日(日)14時 河原町教会地下ホール

教区委員会から
◆聖書委員会
 ▼聖書深読17日(土)10時 新井延和師 河原町会館六階 
  費用二千五百円(昼食代を含む)、持参品 聖書・筆記用具・ノート(お申し込みは三日前までに)

◆典礼委員会
 ▼教会の祈りと聖体賛美式・主日のミサ 第一日曜日17時半 河原町教会

地区協議会から
◆滋賀カトリック協議会
 ▼例会18日(日)草津教会

◆正義と平和奈良協議会
 ▼25日(日)14時 富雄教会 環境問題(その9)「遺伝子組み換え食品」発題者 西野猛生

◆三重カトリック協議会
 ▼ウオーカソン三重29日(祝)10時出発 桑名市内

ブロック・小教区から
◆九条教会
 ▼4日(日)ミサ中、ダフィー師の追悼

◆京都コリアンカトリックセンター
 ▼韓国カトリックの聖地を巡る旅19日(月)〜22日(木)

修道会から
◆宇治カルメル会
 ▼聖書深読黙想会24日(土)〜25日(日)新井延和師
 ▼一般のための黙想14日(水)10時〜16時「復活」新井延和師

◆京都女子カルメル会修道院
 ▼25日(日)13時半 講演「信仰に生きる―三位一体のエリザベット―」講師 伊従信子氏 15時ミサ 北村善朗師

◆聖ドミニコ女子修道院
 ▼みことばを聴こう5月22日(土)「聖霊」講師 北村善朗師 会費五百円
 ▼申込み電話075(231)2017Sr.庄子

教育関係施設から
◆ノートルダム女学院中学高等学校
 ▼中学高校入学式7日

◆聖母教育文化センター
 ▼4月開講 聖書講座 月曜日(原則月二回)、聖書講座 毎週金曜日 
 以上いずれも講師 Sr.安藤慶子 場所 聖母教育文化センター教室
 ▼4月開講 聖書講座 火曜日 14時半 講師 Sr.眞隅貞子 場所 聖母女学院香里セミナーハウス
 ▼ベルナデッタ列聖70周年記念巡礼旅行8月2日〜12日
 ▼問合せ075(643)2320

諸施設・諸活動から
◆JOC
 ▼働いている青年の集い
 ▼集合場所 京都働く人の家(九条教会前)、滋賀働く人の家(大津教会裏)。連絡先090(8207)1831

◆おてんとうさんの会
 ▼植物園花見9日(金)11時西院教会集合

◆京都カトリック混声合唱団
 ▼練習日11日(日)14時、24日(土)19時、いずれも河原町会館六階ホール

◆京都カナの会
 ▼結婚相談室・例会4日(日)13時半河原町会館

◆京都キリシタン研究会
 ▼定例会25日(日)14時 河原町会館六階ホール

◆コーロチェレステ
 ▼第二、第四、第五木曜日 河原町会館六階ホール

◆在世フランシスコ会
 ▼京都兄弟会集会17日(土)13時半 フランシスコの家

◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会
 ▼河原町協議会4日(日)
 ▼京都中央理事会25日(日)

◆カトリック聴覚障害者の会京都グループ
 ▼手話ミサと例会23日(金)11時 河原町会館六階ホール
 ▼手話教室 毎月第二木曜日13時 河原町会館六階ホール 

◆二金会9日(金)西陣教会

◆糠みその会
 ▼例会29日(祝)19時45分 九条教会

◆レジオ・マリエ
 ▼18日(日)13時半 河原町会館六階ホール

◆心のともしび4月番組案内
 ▼テレビ主な放送内容
〈年間シリーズの放送予定〉
今年は小林敬三師(東京教区・西千葉教会主任神父)のお話で、最初の放送は4月11日です。ぞうぞお楽しみに。(著書に「セーヌ川のだるま船」)
 ▼ラジオテーマ「願い」
 ▼問合せ075(211)9341

◆「一万匹の蟻運動」基金報告累計四〇、一〇〇、九二八円     (二月十六日現在)




開心

◎今、宇宙船地球号では、闘争、飢餓、貧困、狂騒、浪費の方が、 平和、博愛、献身、省エネより大きいように見える。このままでは人の住めない星になってしまうのでは?
人類の未来は、一人一人の行動にかかっていると思う。神様任せはいけないと思う。(EH)

◎明るいという字をみつめていると、日と月が抱き合っている。
 二つの光が暗い世を包むと明るい日が生まれる。君に明日あれ (MT)

編集部から
   

◆お知らせに載せたい情報は、5月号でしたら4月1日までに、6月号でしたら5月1日までに、
 京都司教区本部事務局内「京都教区時報」宛に FAX 075(211)4345 か、henshu◎kyoto.catholic.jp に、
   発信者のお名前を明記してお寄せください。
(スパムメール防止のためこのようにしています。◎を@に変えてメールをお送りください)


時報TOPに戻る