2005/02 No.327
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<京都教区時報 2005年2月号の目次>

・1 キリストの「あがない」としての「いけにえ」

・2  ブロック紹介:三重中勢ブロック 久居教会 大石英子

・3  多国籍共同体に向かう事例:西舞鶴教会 梅澤良子

・4 第二回 教区宣教司牧評議会 報告

・5 福音センターニュース<新基礎講座>
    ・キリストに出会う、そこから始まります
    ・キリストとの旅案内

・6  奈良聖書講座「み旨が地にも」10/8・9
   私たちも人をゆるします 英 隆一朗神父(イエズス会


・7  「若者に伝えたい韓国の歴史
   ―共同の歴史認識―」の発刊に寄せて

 
司教協議会日韓司教交流会日本側窓口 岡田 武夫

・8 こんにちはシスター:
    ウィチタ聖ヨゼフ修道会 白梅町修道院


・9 良書紹介 : ★『羊飼いの四本のろうそく
           ★『くつやのまるちん』

・10 ネット・ワーキング・ミーティング 【NWM】in京都  宮地周吾郎
・11 大塚司教の2月度のスケジュール

・12 お知らせ

キリストの「あがない」としての「いけにえ」


 イエスは人々のための存在でありました。そしてこれを弟子たちにも要求しました。

 「誰でも一番先になろうと思うならば、一番後になり、皆に仕える者とならなければならない。」(マルコ九章三十五節)

 このような徹底した生き方は、やがては自分の生命を人のために危険にさらすという所までに行き着いたのです。

 そのような意味で、イエスは生と死を通して人々のための存在であったということができます。

 イエスの人柄は、このように徹底して「与え」、「仕え」、「捧げ」つくすものであり、そこに貧しい者に対する神の愛が実現しているのです。
(外ア豊)

(写真は河原町司教座聖堂正面のステンドグラスの子羊です)

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ブロック紹介
三重中勢ブロック  
久居教会 大石英子


 中勢ブロックは津、上野、名張、久居の4教会で構成されています。小教区が距離的に離れているので、高齢の方やミサの為に移動される司祭は、とても大変です。また滞日外国人が多く、活動に大きな影響を与えていると、特にここ四、五年前から感じています。そんな環境に於いて、年間四回のブロック会議を中心に共同宣教司牧に向け、取り組んできました。

 その中で教師会は日本人と滞日外国人を交えた活動が活発に行われており、又青年達の協力がとても大きな力となっています。日本人の少子高齢化と対照的に滞日外国人の子ども達が多く、教会学校の活動に不安を感じ、他教会との意見交換や分かち合いの場を求めて立ち上げたのが二000年六月の第一回「教師会の集い」でした。その後、共同宣教司牧の中で「中勢ブロック教師会」となり現在に至っています。二00二年は、滞日外国人の子ども達と共に青年達の協力を得て四教会の合同サマーキャンプを実施し、四教会がいつも一つの共同体である事を実感できました。しかし四教会は距離的に離れていて、その行事の為に何度も集まる事が大変でした。そこで、二00三年には、それぞれの教会の子ども達が四教会の日常の教会学校に交流し、それにより小教区での教会学校の活動も充実できました。二00四年は中高生を対象とした堅信の為の一泊黙想会が、辻家神父様の指導のもと青年達がリーダーとして手伝っていただき行われました。最初は緊張していた子ども達も、他教会の子ども達とミサに与り一泊する事によって、堅信を受ける準備も喜びの内に出来ました。また、京都教区主催のリーダー研修会にも小教区ではなく中勢ブロック教師会として参加しました。

 各教会では、滞日外国人の子ども達との関わりでさまざまな問題をかかえています。ある教会では、滞日外国人の子どもの家庭環境にまで深く関わらなければいけない現状、又ある教会では、滞日外国人の子ども達との交流がなかなか出来ず試行錯誤している現状があります。中勢ブロック全体として、今後はこの問題に取り組む事が急務となっています。



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多国籍共同体に向かう事例 西舞鶴教会 梅澤良子    


 舞鶴市には現在、四百名近いフィリピンの方々が住んでおられます。このフィリピンの方々との共同体作りは約二十年前に一人の神父様のことばと、時のしるしを感じた一人のシスターによって始まりました。シスターは来日したフィリピンの人たちを一人ひとり訪ねては話を聞きました。その中からHさんの「子どもに日本語の童話を読んでやりたいけどできない。それがつらい」という嘆きを受け止め、日本語学級を始めました。 

 その内に、ミサに与りたいという希望が強くなり、英語のミサが始まりました。当時、十五、六人だったグループが徐々に増え、互いに力になりあいながら五十名くらいになりました。そこで、Hさんとシスターが中心になり、シカップ(タガログ語で努力するという意味)という名のグループが出来て、英語のミサが定例化しました。それが十年位続いていましたが、日本のカトリック教会の方針「国籍を越えた共同体になること」、教区の方針「お互いの文化をもっと理解し合い一つになろう」を受けて、昨年七月より毎月第一日曜のミサを英語ミサ一本にし、彼らに合流させてもらい共にミサをささげるようになりました。 

 日本人側の動きとしても小教区協議会でフィリピンの人たちのことを理解し共働していくために何が大切かなど議題になることもあります。また教区の国際交流委員会へも日本人とフィリピン人で出席し、常に共同体に報告しています。バザーの委員にもフィリピンの方々が入ってくださるようになりました。

 最近、研修生の一人が病気になり、入院・帰国ということがありました。その時、病院訪問・医者との通訳・帰国の為の支援カンパなど、彼らの側に立って自主的に働きました。このようなできごとを通して確実に両者が近くなっているのを感じます。

 舞鶴市としても滞日外国人の生活面での支援も含めて国際交流委員会を準備中です。教会の今までの動きを重視し、シスターをその委員に任命しております。滞日フィリピン女性と日本人男性との間に産まれ学齢期に入っている子女は百名近くおり、行政とのより深い協力関係も今後の課題です。


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第二回 教区宣教司牧評議会 報告



 十一月六日(土)河原町会館六階ホールで行われた、第2回カトリック京都司教区・宣教司牧評議会の要点を報告します。正式な議事録は各小教区・修道院に送付されます。

議 事
司教からの報告事項
(1)議案の提出につい
 本評議会発足時、教区に提案する事項として司教からの提案事項と、各地区からの提案事項の2つとしていたが、まだまだ各地区からの提案が少ないようであるので、今一度、本評議会への活発な議案提出をお願いする。教区ホームページから用紙をダウンロードできるようにしているので活用してほしい。

 今回の会議に向けて4つの議案と1つの質問が提出された。内容を確認した結果、どうやら地区全体の取り組みとして、よく話し合われた様子が見受けられず、議案として採用するには相応しくないものであった。タイトル・趣旨説明は要領よく吟味をし、会議の議題に載りやすいものとしていただきたい。むずかしいことと受け取らず、議案提出を相応しい方法でどしどしお願いしたい。

(2)二00五年度の教区テーマ「日常からミサを生きる」パート2について
 司教より二00五年司教年頭書簡「日常からミサを生きる」パート2 ―キリストとの親しい交わりに呼ばれて― について簡単な説明のあと、来年の共同宣教司牧ブロック司教訪問の予定が説明された。(教区時報1月号に掲載)

@特に2005年は「聖体の年」となるので、来年の各小教区、ブロック、地区協議会においても「聖体の年」にふさわしい活動を考え実行してもらいたい。

A司教が年1回訪問するためだけではなく、年間を通して様々な機会に皆で分ち合いをしてほしい。

B当日は、「日常からミサを生きる」パート2についての司教講話、都合が許せば「小グループ」での分ち合いをし、最後に全体会で意見交換、質疑応答を行う。

C司教訪問日2週間前までに必ずブロック担当司祭が、司教に当日の時間割と内容を知らせてほしい。

(3)「小教区評議会」規約作成について(仮規約の運用についての指針)
 二00六年末までに規約を作成しましょうということで作業を進めていただいているが、規約作成を急ぐあまり、文章を早々と作成して司教の承認を求めてきたところがある。

 内容を見ると司教が以前に提示した規約案をそのまま適用しているところが見受けられるので、折角時間をとって皆で話し合い、各小教区固有の様々な事柄に対応するものを作っていただきたいと希望しているのに、はたしてその手順がふまれているのか不安である。
そこで、現在規約がないと混乱をきたす小教区共同体があれば、担当司祭の承認のもと、仮規約を作成し、その内容に沿ってとりあえず組織を運営しても差し支えないことをお知らせする。

 三年の作成期間をとったのは、一年目は皆で議論をし、二年目から徐々に皆で工夫をして組織が再構築され、三年目に組織が規約の完成に向けて近づく努力がなされるのではと考えているので、十分時間をかけて、良いものを作っていただきたい。
 各地区ごとに規約作成の現状報告があった。

(4)納付金B(司祭給与分担金)について(請求計算方法の変更)
 教区本部事務局長より納付金Bの計算方法の変更について説明があった。
 二00五年より、司祭人件費総額の半額を維持費の口数により配分することを廃し、規模が小さい小教区に対する負担を改善するために、全体の各小教区の維持費とミサ献金の総額で配分することに変更することについてお願いしたい。

(5)2005年ブロック宣教司牧計画の作成のお願い
 来年の宣教司牧計画の作成を、今回の会議で配布するブロック宣教司牧に係る中間報告や年頭書簡を参考にしながら、作成をお願いする。提出は来年2月末日までにお願いしたい。

◎本部事務局のメールアドレスは、honbu@kyoto.catholic.jp 各種報告、要望などに利用してください。

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カトリック福音センター ニュース

福音センター新基礎講座 
〈キリストとの旅〉案内

 キリストに出会う、そこから始まります
 教会で色々な活動をした、お年寄りの施設にも行った、地域の人々とも連帯した、そして…ふーっと一息ついたとき、もう一つ何かが足りない、と思った経験はありませんか。信仰の中心を見失っているのではないでしょうか。信仰の中心、それはキリストです。キリストと共に、キリストの内で、キリストに包まれる体験が必要なときではないでしょうか。

キリストとの出会いを目指して 
 カトリック福音センターが2005年4月より始める「福音センター基礎講座」は、そんな信徒の必要に応えるために生まれました。ですから「基礎講座」とは言っても入門講座ではありません。すでに教会の一員として信者生活を送っておられるみなさまと共に、もう一度キリストを新しいまなざしで見つめなおしていければと願っています。ではなぜ「基礎」なのでしょうか。それはこの講座が、福音センターに従来ある様々な講座の根幹となることを願っているからです。キリストに出会う、そこからすべては始まります。

プログラム
 まず2005年度は、わたしたちの人生の途上で出会う色々な困難をイエス・キリストのまなざしでながめます。そしてイエスがもたらした「救い」、あるいは聖書が語る「いのち」とわたしたち個々の生活・人生とはどのようなつながりがあるのかを考えます。それ以降は、キリストから「教会」へと順次発展していく予定です。

共に歩むために
 この基礎講座は、講師の話を参加者が一方的に聞くだけのものではありません。その歩み自体が共同宣教司牧の生きた学びやとなることを願って、講師と参加者が共にひとつの課題を深め合い、お互いを豊かにしていくことを目指しています。

 この小さな歩みがイエス・キリストのみ旨にかなったものとなりますよう、みなさまのお祈りと積極的なご参加を心よりお待ち申しあげます。
                      福音センター 担当司祭
                               スタッフ一同

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福音センター新基礎講座 
〈キリストとの旅〉案内

<キリストとの旅>要綱

講座名:
福音センター基礎講座<キリストとの旅>5回シリーズ

日 時: 
2005年4月9日、4月16日、5月14日、5月28日、6月11日
      毎回土曜日 午後2時〜4時30分

場 所: 
河原町会館 8階

対 象: 
小教区役員、要理担当者、教会学校担当者、他特に関心のある方

募集人数:20〜30名

講師・内 容:
  日程 標題(内容 講師名
4月9日
4月16日
5月14日
5月28日
6月11日
神・人・もの−かかわりの神秘
病からの解放へ
死からの解放−復活へ
孤独・疎外からの解放へ
救い
伊従信子氏
P.ウィックス師
北村善朗師
外ア 豊師
村上透磨師

 問い合わせ・申込先

申し込み方法
 郵便振替にて〒住所・氏名、電話番号を記入し、「基礎講座申し込み」と明記のうえ、
 参加費3,000円(5回通し)を口座番号 0092-4-161844(カトリック福音センター養成コース)にお振込ください。

申し込み締め切り:2005年3月31日

問い合わせ先:〒604−8855 京都市中京区壬生淵田町26
          
カトリック福音センター
     
      Eメール : fukuin@kyoto.catholic.jp

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奈良聖書講座「み旨が地にも」10/8・9       
私たちも人をゆるします 
英 隆一朗神父(イエズス会


 主の祈りには、「私たちの罪をおゆるしください。私たちも人をゆるします」という一文がある。多くの人が悩むのはどちらかというと後半だろう。あの人に対して腹が立っていたり、この人はゆるせないと思っているのに、「ゆるします」と断言しているのだから、何か心にとまどいというか、複雑な思いが残るのもたしかだ。以前のように、「人にゆるすごとく」ならば、何となくゆるしたような、ごまかしたまま唱えられたのだが。

 ゆるしはたしかに難しい。自分のこととなるとそんなに簡単にゆるせない。イエスの説教を聞いた人たちはどうだったろうか。ガリラヤ地方の人びとはローマ軍にたびたび反抗したため、多くの人びとが殺されていた。今のイラクやパレスチナと似ているところがあり、ガリラヤはいわゆる(圧迫す
る方から見ればだが)テロリストの温床の地だった。傀儡政権を握っていたヘロデ大王もイエス誕生
の際の幼児虐殺を見れば分かるとおり、残虐な王で有名だった。ローマ軍から仲間を殺され、ヘロデ大王から肉親を虐殺された人びとが数多くいた。そのような民衆に向かって、イエスは「人をゆるせ」と説いたのだ。それを聞いた人びとの多くががっかりしただろう。武器をとって戦うべきなのに、敵をゆるせとは。怒りのあまり、イエスをののしった人もいたに違いない。それでもイエスは敵を愛し、ゆるすことの大切を語り続けた。今も私たちに語り続けている。

 パレスチナとイスラエルとの間、アメリカ軍とイラクの人びととの間の絶え間ない報復攻撃を見ていると、怒り・復讐・報復は争いの連鎖をさらに深めるにすぎないように見える。ゆるしがない限り、実際には決して平和は訪れないだろう。それは、夫婦であっても、親子であっても、友人同士であっても全く同様である。問われているのは、自分自身だ。
 本当に人をゆるせるかどうかは、祈りの前半部分にかかっている。「私たちの罪をゆるしてください」と願い、神がわたしの罪深さを本当にゆるしてくださっていることを悟るならば、わたし「も」、人をゆるせるのではないだろうか。

 放蕩息子のたとえ話(ルカ15・11−32)を思いおこすとよいかもしれない。お兄さんは放蕩息子の弟が帰ってきても、腹を立てて家に入ろうともしなかった。お父さんのように寛大に放蕩息子をゆるすことができなかった。私たちもお兄さんの立場に立つなら永遠にゆるすことはできないだろう。まず、自分が弟の立場にいることを思い出さねばならないだろう。つまり自分こそが放蕩息子であり、父なる神にゆるしてもらわねばならない存在だということを悟るときだ。自分がゆるされている存在だからこそ、わたし「も」、人をゆるすことができる。主の祈りはそういう構造になっている。

 「相手が悪いけれど、自分は悪くない、だけど、ゆるしてやる」という心理構造では実際のところ、ゆるしてない。「まあ今回は大目に見てやろう」というくらいな感じだ。「相手は悪いが、自分も悪かった。だから、自分がまずゆるしてもらわねばならない」という心のときに、本当に人をゆるすことができる。和解の道を歩むこともできる。

 神のゆるしの最大の根拠は、結局のところ、十字架上のイエスのゆるしの言葉である。「父よ、彼らをおゆるしください。自分が何をしているのか知らないのです」(ルカ23・34)。最後はここを黙想せざるをえない。全く罪のないイエスが人類の罪をかぶって十字架にかかった。それなのに、イエスは人間に恨みがましいことを言わず、かえって私たちの罪をゆるしてくださるのだ。イエスがゆるしているのに、わたしがゆるさないままでいられるだろうか。イエスの前に自分の堅い心をおいてみよう。その心をイエスにゆだねよう。

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「若者に伝えたい韓国の歴史
―共同の歴史認識―」の発刊に寄せて
司教協議会日韓司教交流会日本側窓口 岡田 武夫


 このたび標記の歴史入門書が出版されました。原文は韓国語であり本書はその日本語版です。著者は韓国の歴史学者、李元淳氏、ケ在貞氏、徐毅植氏の3氏であり、3人による共同執筆という形式をとっています。訳者は君島和彦氏(東京学芸大学教授)です。

 副題が「共同の歴史認識」とありますように、日韓両国が同じ歴史認識を持つ日の到来を望みながら、そこへ向けて歩んでいこうという意図のもとに執筆され編纂されました。現状では日韓の歴史認識には、両国でなお大きな隔たりがあるといえましょう。日本側は、韓国側が日本との交渉の歴史をどのように理解しているのか、真摯に受け止めなければならないと思います。

 わたくしは本書の発刊に際しまして、日韓司教交流会日本側窓口の司教として一言申し述べたいと存じます。と申しますのは、韓日司教交流会韓国代表姜 禹一司教様の発刊の辞にありますように、本書の編纂・出版は、「日韓司教交流会」と切り離すことのできないものだからです。

 「日韓司教交流会」は本年、すなわち2004年で10回目を迎えます。第1回は1996年、「日韓教科書問題懇談会」という名称で、日韓の有志数名の司教たちにより東京で行われました。この名の示すとおり、日韓の歴史教科書問題について話し合い、できれば共通の歴史教科書の作成へ到達したいという遠大な目標を設定いたしました。(中略)

 今回、韓国側で「若者に伝えたい韓国の歴史―共同の歴史認識―」を発刊してくださったことは、共通の歴史認識への大きな前進であり、こころから歓迎するものです。(中略)

 多くの日本人がこの本を読んで韓国の歴史と韓国の方たちの歴史認識への理解を深めるよう切望します。(二00四年11月18日)


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こんにちはシスター:
ウィチタ聖ヨゼフ修道会 白梅町修道院 


 前列右よりSr.廣野、Sr.中村、Sr.伊藤、Sr.堀家、後列右よりSr.渡邉、Sr.岡田、Sr.加賀田、Sr.羅、Sr.大江、Sr.松隈

 私たちの修道院は、故古屋司教様から京都にカトリックの医療施設設立の要請をうけ、一九五〇年にアメリカより三名のシスターが来日し京都での活動を始めました。しかし市内にはたくさんの病院がありましたので、京都市が要望する肢体不自由児施設「聖ヨゼフ整肢園」を一九六三年に開設し、福祉・医療施設として整形外科・小児科・リハビリテーション科の診察(入院・外来)を始めました。その後、重症心身障害児施設麦の穂学園、障害児母子通園施設ひばり学園等を併設し京都市における障害児(者)の治療・療育の拠点となっています。一九七五年の日本地区本部修道院が右京区に移転し、白梅町支部修道院となり現在一〇名のシスターが住んでいます。

 聖ヨゼフ整肢園ではSr.廣野が会計事務を、Sr.中村は薬剤師として薬局で、Sr.堀家は運営事務を行っています。Sr.加賀田は教区のボランティア、古文書の奉仕職を、Sr.伊藤は修道院内の給食を、Sr渡邉、Sr.岡田、Sr.羅、Sr.大江、Sr.松隈は施設・養護学校等での永年の奉仕職を終え修道院内で祈りと共同体の日常業務、地域の人々との交流を深めています。

 修道院の聖堂は、施設職員の祈りの集い、ボランティアの祈り等にも利用され、美しいステンドグラスからの光は祈りの助けとなっています。私たちは重い障害をもった方々、診療に訪れてくださる地域の方々との出会いを通じてキリストの愛を分かち合い、より豊かに生きるよう努めています。

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良書紹介
『羊飼いの四本のろうそく』、『くつやのまるちん』 


『羊飼いの四本のろうそく』
  グルダ・マリ・シャイドル文
  マルクス・フイスター  絵
         (新教出版)

 待降節には四本のローソクを立て、毎週一本ずつ灯していく風習もあります。
 羊飼いの少年シモンは、一匹の子羊チビちゃんを見失い、探しに行くことになります。出かける時、彼をやさしくまもってくれているヤコブに四本のローソク入りのランタンを渡されます。

 シモンは子羊を探し回ります。そこで彼は次々にいろんな傷ついた人に出会います。まず、岩かげに潜むドロボーに。彼は一度も親切や、優しい言葉をかけられたことはありません。シモンは彼にローソクの一本を手渡して去ります。次に傷ついた狼に出会い、狼を介抱し、もう一本のローソクで体を温めるようにと置いて行きます。次に足の悪い乞食の人に会い、もう一本のローソクを渡します。彼は喜び、仲間の所でこの光を楽しもうと言います。

 一本になったローソクを持って歩み始めると、何か芳しい香りがただよって来ます。香りにひかれて行ってみると、そこには、みすぼらしい馬小屋があり、思い切って中に入ると「よかったらこっちにおいで」と言う声がしました。そこに寝ていたのは? …幼児、勿論イエス様。そして側には、あの「ぼくのチビチャン」が…
 絵本は、クリスマスの持つ、豊かで温かいメッセージを私たちに伝えてくれます。この絵本を読みながら子供たちは、どんな、そしていくつの聖書のお話を思い浮かべるでしょう。子供たちの温かく深い観想…私たちも加わり。

『くつやのまるちん』
   トルストイ原作 (至光社)

原作名は「愛ある所に神在す」
 クリスマスには、聖劇としても親しまれるこのテーマは、マタイの有名な最後の審判のたとえから取られたものです。このお話は、いろんな人々が絵本化し、いろんな出版社から出版されています。
 くつやのまるちんさんが、親切に助けた人々の中にキリストが生きていられることを知らされるのです。その他よく似たものに『星の銀貨』や、『クリスマスの鐘が鳴る』などがあります。

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青年センターあんてな:       
 ネットワークミーティング【NWM】in京都
    宮地周吾郎

  二00五年二月十一日、十二日の二日間にわたって、高の原のカトリック野外礼拝センターでNWMが行われます。NWMとは、カトリックの青年、青年の活動を支えている信徒・修道者・司祭が自由に集い、今かかえている問題や信仰のことなどをわかちあい、交流する場として、カトリック青年連絡協議会に合わせて年に二回ほど開催されています。

 今回は私たち京都教区の青年が中心となり、テーマは「共鳴」ということで開催することになりました。一人ひとりが自分だけの特別な波を発していて、この波がこの集まりを通して重なり合って響きあい「共鳴する」、このようなイメージです。詳細は各教会に配布してあるポスター、パンフレット、または青年センターのホームページをご覧ください。

 実際に集まってどんな分かち合いをするかは現在打ち合わせ中ですが、テーマ「共鳴」に沿ったみんなが楽しめるすばらしい企画を考えていますので、ご期待ください。今まで青年活動に参加されたことのない方でも気軽に参加できます。初めてで興味はあるけど少し不安に思っておられる方はこれを機会にぜひ参加してみましょう。

 実際私も京都教区の青年活動に参加し始めたのはつい二、三ヶ月前です。最初はもちろん友達はおろか知り合いすら一人もいなくて不安感もありましたが、誰でもすぐに打ち解けられる、そんな温かい環境がここにはあります。

 北は北海道、南は九州から多くの青年が一堂に会する数少ない機会ですので、興味のある方はぜひ青年センターまでご連絡ください。NWM実行委員会一同皆様のご参加を心よりお待ちしております。
 京都カトリック青年センター  Tel.075‐822‐6246  Fax075‐812‐6685
 E-mail  seinen@kyoto.catholic.jp
 ホームページ 京都カトリック青年センター http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/

  モバイル版ができました。携帯電話からもご覧になれます。
     http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/m/


 青年センター開館時間 :月曜日〜金曜日9時〜16時
                 土・日曜日、祝祭日休館
  ・来館の場合は事前にご一報下さい。




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大塚司教の 2月度スケジュール  


1日(火)故古屋司教命日衣笠墓参11時
      共同宣教司牧推進チーム事務局会議14時
2日(水)中央協議会
      東京カトリック神学院常任司教委員会
3日(木)中央協常任司教委員会
5日(土)洛星高等学校卒業式9時半
      司教の滋賀地区集会(大津)14時

9日(水)聖家族幼稚園感謝の祈り11時15分
10日(木)コーロチェレステ創立20周年感謝ミサ10時半
12日(土)司教の奈良地区集会(奈良)14時
      青少年連絡協議会(奈良野外礼拝センタ ー)

13日()教区合同洗礼志願式(河原町)14時半
14日(月)〜18日(金)臨時司教総会(中央協)
19日(土)東京大司教区補佐被選司教幸田和生司教叙階式(東京カテドラル)

20日()滋賀・湖西ブロック司教訪問(大津教会)
22日(火)衣笠女子カルメル修道院訪問14時
23日(水)WCRP世界大会企画委員会13時半
24日(木)司教顧問会・責任役員会10時
26日(土)京都聖カタリナ女子高等学校卒業式10時
      司教の京都南部地区集会(河原町)14時

27日()京都南部・南ブロックB司教訪問(青谷教会)
28日(月)ノートルダム女学院高等学校卒業式10時

◆大塚司教のスケジュールの変更
三二六号(一月号)に掲載した年間スケジュールの中で、5月22日(日)奈良・南部ブロック司教訪問(御所教会)、6月12日(日)奈良ファミリーデーミサ・堅信(野外礼拝センター)13時、となりました。


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2005年2月のお知らせ 教区内の行事・活動予定

灰の水曜日    二月九日(水)

青少年委員会担当司祭 (一月一日付)

 京都南部地区担当  未定
 京都北部地区担当  未定
 滋賀地区担当     瀧野正三郎
 奈良地区担当     K・タロク
 三重地区担当     柳本  昭 、濱崎  敦
 教区中学生会担当  福岡 一穂
 教区高校生会担当  奥村  豊
 ワールドユースデー  一場  修
 アジア体験学習    柳本  昭 、K・タロク

司教総代理 ヨゼフ村上眞理雄師司祭叙階50周年 金祝感謝ミサ・祝賀会
 日時:2005年4月3日(日)午後2時より
 場所:カトリック河原町教会司教座聖堂・地下ホール

福音センターから
◆結婚講座
 ▼第24回5日(土)、19日(土)場所 福音センター

青年センターから
 ▼ネットワークミーティングin京都11日(金)〜12日(土)
 ▼カトリック青年連絡協議会in京都12日(土)〜13日(日)
 ▼運営委員会in奈良19日(土)

教区委員会から
◆聖書委員会
 ▼聖書深読12日(土)10時 新井延和師 河原町会館六階 
  費用二千五百円(昼食代を含む)、持参品 聖書・筆記用具・ノート
  (お申し込みは三日前までに)
◆典礼委員会
 ▼教会の祈りと聖体賛美式・主日のミサ 第一日曜日17時半 河原町教会

地区協議会から
◆滋賀カトリック協議会
 ▼例会20日(日)13時半 大津教会 

ブロック・小教区から
◆ 京都コリアンカトリックセンター
 ▼韓国聖地巡礼の旅4月18日(月)〜4月21日(木)
  募集人員約20名、費用約九万五千円 
  問合せ電話075(841)5964 FAX075(822)2631 Sr.朴マリア

修道会から
◆聖ドミニコ女子修道会
 ▼「ロザリオを共に祈る会」18日(金)10時半
 ▼みことばを聴こう!「教皇ヨハネ・パウロU世回勅『教会にいのちを与える聖体』を黙想する」
    13日(日)10時 講師 米田彰男師 対象 青年男女 会費 五百円
 ▼みことばを聴こう!「旅する教会の中で深い淵から叫ぶ(日々の生活を祈る)」
   3月19日(土)14時 講師 児玉志桜子氏 対象 青年男女 会費三百円

教育関係施設から
◆京都暁星高等学校
 ▼卒業式28日

◆京都聖カタリナ女子高等学校
 ▼高校卒業式26日

◆聖母学院中学・高等学校
 ▼高校卒業式16日

◆日星高等学校
 ▼高校卒業式22日

◆ノートルダム女学院中学高等学校
 ▼高校卒業式28日

◆洛星中学校・高等学校
 ▼高校卒業式5日

◆聖母教育文化センター
 ▼日曜巡礼の旅「浦上キリシタン流配の地」―奈良市古市町―13日(日)
   指導 三俣俊二名誉教授
 ▼『四旬節の黙想をルルドで』Aコース10日〜15日、Bコース24日〜3月1日
 ▼聖書講座月曜日7日、21日、聖書講座金曜日4日、18日、25日 講師シスター安藤敬子
 ▼いずれも問合せ075(643)2320

諸施設・諸活動から
◆おてんとうさんの会
 ▼例会第三金曜日13時 西院教会

◆京都カトリック混声合唱団
 ▼練習日第二日曜日、第四土曜日

◆京都カナの会
 ▼2月はお休み

◆京都キリシタン研究会
 ▼定例会27日(日)河原町会館六階ホール

◆コーロチェレステ
 ▼練習日第二、第四木曜日
 ▼創立20周年感謝ミサ10日(木)10時半 河原町都の聖母聖堂

◆在世フランシスコ会京都兄弟会
 ▼日本二十六聖人巡礼(鷹取教会から垂水教会まで)11日(金・祝)集合JR鷹取駅10時
 ▼集会19日(土)15時 フランシスコの家

◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会
 ▼河原町協議会13日(日)
 ▼中央理事会
 ▼27日(日)いずれも河原町教会

◆カトリック聴覚障害者の会京都グループ
 ▼手話教室10日(木)13時 河原町会館

◆二金会
 ▼18日(金)西陣教会

◆糠みその会
 ▼24日(木)19時半 九条教会ホール

◆レジオ・マリエ20日(日)河原町会館六階ホール

◆心のともしび2月番組案内
 ▼テレビ 主な放送内容
∧6日の放送内容∨
 昨年、第五番が公開されたドキュメンタリー映画「地球交響曲」で『すべての存在はつながっている』というメッセージを送り続けている龍村仁監督。生命についての思いを伺う。
▼ラジオテーマ「プラス思考」
  問合せ075(211)9341

◆「一万匹の蟻」蟻運動基金報告累計四二、七一0、一九八円(十二月十四日現在)

◆帰天


フランシスコ佐藤敬一司教(前新潟教区司教)1月2日。76才でした。





編集部から

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