2005/08 No.333
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<京都教区時報 2005年8月号の目次>

・1 貧しい人々の中のイエスの現存

・2 済州・京都姉妹教区縁組 :調印式・ミサ 大塚司教の説教

・3  聖書講座シリーズ「マタイ福音書を読む」5/18・19
イエスの幼年物語(第1の序) 昌川信雄神父(クラレチアン会)

・4 多国籍共同体に向かう事例:西院教会 

・5  ブロック紹介:京都南部地区・北ブロック

・6 福音センターニュース;養成コース案内.:
   滞日外国人とともに
    ・私の福音宣響 シリーズ(11)
・7 良書紹介 :
    ★『主日の聖書』

・8  青年センター:中学生広島平和体験のお知らせ
   
・9  大塚司教の8月のスケジュール

・10 お知らせ


貧しい人々の中のイエスの現存


 私たちが共に捧げるミサは、都会の大聖堂でも、町の教会の小聖堂でも同じ心でお捧げします。

 共に集まった信仰の仲間とともに、また特に、共に集うことのできない方々、病気の人、主の御もとに召された方々のためにも、心を込めてお捧げします。

 かつてマザー・テレサは次のことを言われました。
「私は一日に二度、イエス様と出会います。一度はミサの中で、もう一度は街中の貧しい人々の中で。」
生きるために、神にすがりつくしかない人を、聖書の中では「貧しい人」という言葉を使って表現することがあります。

 神様は、聖人たちや信仰の先輩たちのあかしによっていつも教会に新しい力を注ぎ、限りない愛を示してくださいます。私たちもその模範に励まされ、取り次ぎの祈りに支えられ、信仰の歩みを続けましょう。    (外崎 豊)


 「貧しい人々の中のイエスの現存」というタイトルにふさわしい絵の一つに、アイヘンバーグという挿し絵画家が描いたものがあります。彼はニューヨークのスラム街で炊き出し風景を見ていました。カトリック教会のシスターやボランティアの信徒たちが、ホームレスの人たちのために炊き出しをして食事を配っている、ホームレスの人たちは長い行列を作って自分の順番が来るのを待っている、そういう風景です。彼はそれを見ていて、イエス様はどこにおられるのだろうと考えました。そして、イエス様は、炊き出しをしているシスターや信徒たちの中ではなく、並んで食事を待っているホームレスの人たちの中にいると感じて、この絵を描きました。この絵をご覧になりたい方は、編集部まで連絡ください。


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済州教区・京都教区 姉妹教区縁組 
調印式・ミサ 大塚司教の説教  


 6月7日(火)、済州教区・京都教区姉妹教区縁組調印式が、済州教区から姜司教、事務局長尹神父、司牧局長高神父を迎えて、カテドラル河原町聖堂でのミサの中で行われました。
  ミサの中での大塚司教の説教、当日の模様、調印文書の内容などを紹介します。

 姜禹一司教様、尹神父様、高神父様、ようこそ、京都にお越しくださいました。京都教区司祭、修道者、信徒一同を代表して、心から歓迎のことばを申し上げます。そして、このたび済州教区と京都教区の姉妹教区縁組が整いましたことを、司教様をはじめ、済州教区の皆様に感謝申し上げます。このミサで共に父なる神さまに感謝と賛美をお捧げできますことを本当にうれしく思います。


1.「日韓司教交流」について
 さて信徒の皆さん、まず、このたびの姉妹教区縁組のきっかけとなった「日韓司教交流」について説明したいと思います。この交流会は、10年前1995年にフィリピンのマニラで開かれた第6回アジア司教協議会連盟総会での、当時の日本の会長濱尾文郎司教と韓国カトリック司教協議会会長、李大司教との出会いをきっかけに始まりました。第1回は、李大司教の「韓国と日本のカトリック教会で、同じ神を信じるキリスト者として、共通の歴史認識を共有するために協力し合えないか」という呼びかけで、1996年2月に日本で開催されました。そこで、両国の司教同士が、親睦をかねた年1回の交流会と研修を継続、発展させていこうということになりました。

 こうして、毎年日本と韓国を相互に訪問する「日韓司教交流」が始まりました。姜司教は、「日韓司教交流」の窓口をされておりますが、記念の第10回は昨年11月、済州教区で行われました。

 毎回、日韓の歴史の講演を聞いて、勉強しました。また、お互いの教会のことも知りたいという要望で、司牧の情報交換も行います。昨年は、日本から、私が「京都教区の共同宣教司牧の歩み」を紹介し、韓国は、姜司教様が「済州の福音化」について講演してくださいました。

 こうして「日韓司教交流」はこれからも継続して続けていこうということになりました。その中の意見で、「日韓両国の教区が早い期間中に皆姉妹関係を結んで、交流の範囲を司祭・信者まで広めて行きたい」という意見がありました。

 以上のような「日韓司教交流」の流れで、今年2月済州教区の姜司教様から京都教区と姉妹教区縁組のお申し出があり、京都教区も喜んで、姉妹教区縁組を結ぶことにしました。

2.姉妹教区縁組の目的と意義
 次に、姉妹教区縁組の目的と意義についてお話します。姉妹教区の意義は、調印の辞にあるように「初代教会から受け継いだ神の民の交わりを深めること」にあります。教会は第二バチカン公会議が確認したように「神の民」です。初代教会から司教たちは隣の教区や困っている教区のことを互いに配慮しながら助け合ってきました。
この「神の民」の使命は「地の塩、世の光であること」です(『カテキズム』N.782)。教会憲章はこう言います:「神の民は、現実にはすべての人を含まず、またしばしば小さな群れのように見えるが、全人類にとって、一致と希望と救いのもっとも堅実な芽生えです」と(教会憲章9)。そして、「この民は、生命と愛と真理の交流のためにキリストによって設立され、すべての人のあがないの道具として採用され、世の光、地の塩として全世界に派遣されている」と。
日本も韓国もアジアの中で、2000年のカトリック教会の歴史中では、宣教の歴史は浅く、また小さな群れです。しかし、この神の民の小さな群れも、神の民の交わりによって、「一致と希望と救いのもっとも堅実な芽生え」になることができるのです。その意味で、このたびの「済州教区京都教区姉妹教区」縁組は、大きな意義とまた大きな使命があります。

3.済州教区について 
 済州島は、朝鮮半島の南西端、沖合100キロメートル辺りにあります。日本から見ると、長崎県平戸の真西200キロメートル辺りにあります。面積は大阪府程度で、人口は約50万人です。リゾート地として、韓国のハワイとも言われています。日本からの韓国観光旅行先として、ソウル、慶州、釜山などに並んで人気の場所です。
済州教区は、済州島を中心とした教区で、カトリック教会は23あり、カトリック信者は5万8千人です。また済州島は多くの殉教者を出した聖地でもあります。

4.これからの交流
 これからの交流のために、「アジア交流委員会(KYOSHIA)」の中に、「京都済州姉妹教区交流部」を設置しました。

 両教区が教区全体のレベルで親密になり、両国の歴史と文化の相互理解を進め、主イエス・キリストに招かれた福音宣教の仲間として共に祈り励まし合いながら、両国をはじめアジアと世界の友好と平和のために奉仕したいと思います。

 最後に、私たちの交流を「教会の母」である聖母マリアにお捧げしたいと思います。母マリアが、私たちの姉妹教区の歩みを見守ってくださいますように祈りましょう。

 今年は「聖体の年」です。いのちの糧に養われて、今日から始まる私たちの姉妹教区の歩みを、父なる神さまが祝福し、福音宣教のよき道具としてお使いくださいますように、お祈りしたいと思います。
















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聖書講座シリーズ「マタイ福音書を読む」5/18・19
イエスの幼年物語(第1の序)
 昌川信雄神父(クラレチアン会)


 福音書をマタイが書いたとき、それを読んで欲しいと考えた対象は、ユダヤ人でした。ユダヤ人は、繁栄したダビデの王国からわずか500年後、イスラエルの壊滅に際して、自分たちの罪のせいであると考え、それから徹底的に律法を守ることにしたのです。しかし、そのときのユダヤの指導者たちは、本当の神の声ではなく、ダビデ王国の繁栄の再来を目指した、律法主義者やファリザイ派の人たちでした。かれらは律法を守らない人は治安を乱すとして死刑にさえしていました。

そういった指導者たちではなく、ユダヤ人の本当の神の真意に気付いたアナビムと言われる貧しい人々がいました。洗者ヨハネは、その人たちの中から出てきたと言われます。人間のいのちは、物質的なものではなく、愛され大切にされるという、無償の愛が必要なんですね。繁栄した日本では、ゲーム機や小遣いを沢山与えられ、本当に大切なものを与えられないで育った子どもが人間になれないで叫んでいるのです。

 親は子どもを自分の価値観により育てようとします。親の期待どおりに一流大学を出て、一流会社に就職した青年がいます。ところが、「ぼくは両親が敷いてくれたレールに乗り、未だに一度も本当の喜びがなかった」と言って、全てのものを失って心の病になって家に帰りました。青年は「こんなになったのは全てあなた方親の責任である」と親を責めます。その青年と母親が私の所にやってきました。青年は「ぼくは穏やかな顔はしていますがだまされないでください。心の中に 修羅がいます。マスメディアが喜んで飛びつく事件を今にでも起こしそうな気がします」といいました。その2、3日後、その青年の家が焼けたと聞き、とうとう放火したのかと全身が凍り付いたようになりました。それは裏の家から火が出て類焼したのでした。その青年は家族を前に、「これは災難ではありません、恵みです」と言い放ち、エリートの弟をかんかんに怒らせました。

 両親は必死になって子どもの目線に立とうと苦労しています。ようやく自分の住む家を用意出来て私のところにあいさつに来ました。私は家具類か何かそろえましょうかと言ったら、母親は「神父様それには及びません。私たちは箸1膳、茶碗1個あれば食事を済ますことが出来ることを今知りました。これまで何一つもののありがたさが分からない生活をしていました。いまこそ、このありがたさを味わいたいのです。」と言いました。

 人は人生の険しい山の最も価値がある頂上にたどりつくために必死の努力をします。ところがその山は人間の価値観であり、頂上に着いたときそこに本当の価値があるのではなく、隣の山こそ神に届く場所であることが分かります。しかし、それが分かったときに再び降りて隣の山に登る勇気はもうありません。隣の山は福音の価値観、神の思いであり、手前の山は人間の価値観、自分の思いです。

 そこから勇気をふるって降りていった人にアシジのフランシスコがいます。豊かな生活の中では足蹴にしていたらい病人を抱きしめたとき、貧しい人は幸いである、という至福を体験したのです。
 マタイは、神の思いではなく、自分の期待に応えられなかった親を殺して、自らみなしごになったユダヤ人や私たちに向かって書いたのです。マタイの視点は、殺してしまったイエスこそ、その人だったんだよという結論です。

 その結論からさかのぼって幼年物語を書いたのです。そこでは伝統的なユダヤ人のメシア待望と違った非メシア的出来事が示されています。まず、聖なる民族として誇った系図に女性を入れ、父のない子をメシアとし、そのメシアはイスラエルからエジプトに渡って、ベツレヘムではなく異国のナザレ人として育ちます。

 またヨゼフが神に近づくのをおそれてマリアから離れようとしたこと、博士たちへ星の導きがあったこと、すなわちイエスの人間を超える権能を示して、ユダヤ人の思考世界の中でイエスの権能を見出す方法がないことを示すのです。

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多国籍共同体に向かう事例 西院教会  坪井誉得子・河原田真弓

 約6年前、主にフィリピンからの滞日外国人の共同体・パガサコミュニティ(以下、パガサといいます)が西院教会に移ってきました。それをきっかけに、子供は夏期学校で、大人は年に数回の交流ミサ&パーティーを通じて西院教会とパガサの関わりが始まりました。毎日曜日午後3時からの英語によるパガサのミサには、午前中のミサに行けなかった人や、英語やフィリピンの事を知りたい若い人達も時々参加するなど、少しずつ交流の輪は広まっているかのように見えました。
 しかし、掃除の仕方に始まって、教会施設の使い方、言葉の違いによる連絡の行き違い(英語で的確に伝えられる西院の担当者がおらず、また日本語をきっちり理解できるパガサの担当者がいなかったこと等)、文化的背景による発想の違い等により、双方の担当者の間には少しずつ誤解と偏見が広がっていきました。これでは共同体としてお互いを受容れ理解するために歩み寄るどころか、溝が深まるばかりです。

 両者間のストレスは昨年末頂点に達し、ついにルカ師同席のもと、西院教会とパガサの関係者が一堂に集まり、通訳を介して話し合いを持つに至りました。初めての会合は、各人が率直に思いを吐き出して話し合った結果、様々な誤解と偏見が解けたうえ、西院側から改めて教会施設使用ルールが伝えられ、お互いが協力できる内容を検討する事、パガサから、自由に使用できる一室を貸して欲しいとの要望が伝えられるなど、実り多いものでした。検討事項は、それぞれの共同体に持ち帰り、年明けに双方の役員で2回目の話し合いが行なわれ、少しずつ両者間での協力内容が具体化されました。

 この間強く感じたのは、教会施設に対する見解の違いです。一方は、教会施設は、その共同体が管理責任を負い、所有権を有するという考え方。他方は、全てのカトリック信者に使用する自由があるという考え方。話し合わなければならないことは、まだまだあります。この異なった見解が一致に向かい、お互いの偏見がなくなるよう、また、双方の理解と親交が深まるよう願ってやみません
 



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ブロック紹介
京都南部地区・北ブロック  
衣笠教会 岡崎知夫



 北ブロックは、小山、西陣、西院、宇津、山国、衣笠の6教会からなり、2名の担当司祭、1名の協力司祭により司牧されています。宇津、山国はこの4月から右京区に編入されましたが、一番近い衣笠教会から車で1時間近くの巡回教会で、月に1回ミサが行われています。

 今年度の北ブロックのテーマとして、いろいろ意見交換した後、『ミサにもっと参加しよう』と定められました。第5日曜日はブロック合同ミサを教会持ち回りで行い、顔なじみになるのに役立っています。ただ、合同ミサの参加者は、各教会で行われるミサの参加者合計からかなり減りますが。

 ブロックの話し合いが進んで、多くのことが共同で行われるようになりました。まず広報部ではそれぞれの小教区教会報とは別に、ブロック広報紙が作られるようになりました。典礼部では、合同ミサについて具体的な準備、当日の役割分担などが話し合われます。聖体奉仕者勉強会も、参加する人の都合を考え、同じ内容を2回に分け、場所を変えて行われました。集会司式者や聖体奉仕者の交換についても話が出ましたが、まだ時期尚早というところでした。子どもの教育部は、合同のキャンプについての話し合いが繰り返され、今年も7月に行われます。

 平和への歩み委員会は、今年の旬間行事として舞鶴の引揚げ記念館訪問と京都北部教会との交流計画を立て、そのための学習会を各教会で進めています。

 ミサはカレンダーを作り、どの教会でも3回の日曜日は3人の司祭のミサ、1回は集会祭儀、第5日曜日がある場合はブロック合同ミサとなります。このようにきちんとした形になるために、4つの教会がお互いに調整して、長年続けてきたミサ時間を2教会は9時から、2教会は10時半からと変更しました。

 ブロックが一つになりつつある成果として、山国教会のトイレが老朽化して新しくしたいのだが、何しろ小さい教会で蓄えもないという話があったとき、北ブロックの教会が教会から支出したり、信徒から献金を集めたりして協力し、完成することが出来ました。

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カトリック福音センター ニュース

養成コース案内

          ― 滞日外国人とともに ― 

 

 あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。
一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。
(1コリ12参照)             

 京都教区のカトリック信者総数の69%は滞日外国人です。地域によってその人数が目立つ小教区と目立たない小教区とがあります。言葉や文化は違っても信徒として、同じ主を礼拝し、賛美して、命の糧をいただくために教会に集まってきます。
けれども、主に集められた共同体として歩むのに様々なとまどいや問題が生じています。
どのようにすれば多文化共同体の恵みと豊かさを育て生かし合うことができるのでしょうか。

 今回は多文化社会でのかかわりを研究し、実践をつんでおられるニボン氏をお迎えし、聞き、学び、意見を分かち合い、滞日の方たちと、「ともに歩める共同体」へと歩み寄れる研修会となるよう願って準備しています。これからの教会共同体の姿を考えるためにも一人でも多くの方の参加をお待ちしています。

日 時  2005年9月17日(土)14時〜18日(日)15時
場 所  カトリック野外礼拝センター(奈良・近鉄・京都線高の原駅下車10分)
対 象  関心のある方ならどなたでも。日本人・外国人問わず
         
申込み  9月7日(水) までに郵便番号・住所・氏名・電話/ファックス・Eメールアドレスを振込用紙にご記入の上、参加費 6,000円を下記へお振込み下さい。

郵便振替口座 (00920―4―161844 カトリック福音センター養成コース)
〒604-8006 京都市中京区河原町三条上ル カトリツク福音センター
Tel 075-229-6800 Fax 075-256-0090 E-mail fukuin@kyoto.catholic.jp


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私の福音宣
 かつて宣教師たちの姿に感銘をうけ、教会の門をたたいた人々も多かったにちがいない。今、その宣教師たちの数が減る一方、滞日外国人は確実に増えている。新しい状況のなかで京都教区は「共同宣教司牧」を目指す。  天田 茂(山科教会)


 わたしにこの課題が与えられ、「わたしの福音宣教」とは何だろうとずっと思い悩んでここ二ヶ月が経過した。
格調高い信仰の話?かっこいい話?人に笑われないような話?いやそんなの無理だと悟ったわたしはごく自然体でありのままを自分の言葉で書けばよいのだと悟った。
 
宣教師たちに魅せられ…
わたしの信仰の原点はどこにあるのだろう、と考えるとそれは生れ故郷のびわ湖畔に建つ坂本教会(現唐崎教会)を思い出す。わたしはここで働くメリノール会神父の影響を受けたのである。当時は今でも忘れられない「少年の町」(1938年アメリカ)という映画が評判になっていた。そこに出てくるフラナガン神父のように、志高く純粋に使命感を持ちバイタリティー溢れる神父たち―しかも神父たちは愛する両親兄弟姉妹と母国をはなれ、神の福音を述べ伝えるためにやってきた―に心惹かれた。
 ダニエル・シャーマン神父もその一人である。数年前、神父の金祝ミサに与った時も「シゲチャン」といたずらっぽくドアを開け再会を最大限喜んでくださった。
わたしはいつも思う、若者とお年寄りは<教会の宝>だと。若者には未来に対する夢と希望、現在を生きる活力があり交わりを通じエネルギー・元気を貰うことができる。お年寄りには若者にない経験・知恵・洞察力を学ぶことができる。

世代を超えた関わりのなかで
これらの人々との、分け隔てのない交わり、友情を通じそれらがいかにかけがえのない大切なものであるか、わたしは認識する。
 決して自分の信仰・教会をひけらかすのでなく、あくまで内面に秘めて、それは自分にさえ卑怯と思われる嫌いがないではないが、結果として、「あなたは○○ですか?」「○○ですね?」といわれ「はいそうです」と誠実に告白する、そう思うのである。
<生涯学習>を実践するわたし、そう、多くの若い友人に恵まれて<万年青年>を自負するワタシ、一方で学問や趣味を通して自分の年代以上の高齢の多くの方とも交流しバランスするわたし。

福音センター研修会(予告)
 「『カトリック教会の教え』に親しもう」(V)を、今年は10月29日(土)に河原町会館6階で行います。「キリスト者の倫理」のなかで特に「性の倫理」を、南山大学教授で執筆者でもある浜口吉隆師にお話いただきます。
 詳細は「時報9月号」でお知らせします。お早めにお申し込みください。

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良書紹介
『主日の聖書』 



『主日の聖書』 高橋重幸 オリエンス宗教研究所

 この優れた書は、すでに紹介されていたとばかり思っておりましたが、未だだったようで、驚いていますが、あらためて紹介する必要がない程知られているでしょう。

 日曜日に朗読される聖書の重要性は、みことばがキリスト者の信仰の源泉であり、命であり、力であることは言うまでもなく、この福音の言葉の「コト」、出来事の「コト」を知ることは最も大切なことというべきです。
 さてこの書は、主日と主な祝日の3つの朗読を全て見開きの2頁におさめて解説しています。

 御存知のように、典礼暦年はABC年にわけられ、この3年間を通して、マタイ・マルコ・ルカ、そしてヨハネの主要な個所が朗読され、イエス様の教えに触れることができます。
 師は、聖書学者であり典礼学者として、又典礼生活を生活の中心としているトラピスト修道者として、その体験からこの書を著されました。

 以下、日本の典礼運動の中心にあり、優れた業績を残された土屋吉正師の「すすめのことば」を紹介しましょう。
「著者自身の序説『典礼と神のことば』に述べられている通り、この神のことばの豊かさ、新鮮さを味わう一助となるようにこの意図を持って書かれたものであることです。典礼を良く準備して、豊かな実りが得られるように、又、その実りを説教や教話活動を通して広く分かち合うために、本書は大いに役立つと確信します。

 なお著の序説には、典礼と神のことばの関係が詳しく述べられていますから、まずその序説を熟読されるようにお勧めします。そしてその日の朗読個所の聖書のことばが福音を中心に典礼の出来事の中で絶えず新たに理解され、その時その場に参加する全ての人に救いの新しい出来事となり、こうして神のことばがそれぞれの人の生活に生き続けるためにも、本書が十分活用されることを願ってやみません。」とあります。
 なお森一弘司教 日曜日の説教集(女子パウロ会)
   A年『大きな力に信頼して』
   B年『人の思いをこえて』
   C年『神のやさしさの中で』は、簡潔でさすが森司教様。

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中学生広島平和体験のお知らせ   白濱みゆき       


 来たる8月4日(木)〜6日(土)に広島へ平和巡礼に行ってきます。テーマは『戦後60年、戦争を知らない子どもたち、 戦争を知らないおとなたち〜どうして平和を求めるの?〜』です。感受性の高い中学生にそれぞれの思い出に残る夏にしてほしいと思っています。

 また毎年夏休みのセンターの中学生の行事としては夏合宿がありますが今年は諸事情により中止いたします。しかし、その分リーダーの全力を広島平和体験学習に費やしました。夏合宿に関しましては賛否両論ありますがみなさまのご理解、よろしくお願いします。

 以前「戦争を知らない子どもたち」という歌がありました。その時は「子どもたちは戦争を知らないのだから、子どもたちに伝えよう」という想いがあったと思います。しかし今は子どもだけではなく、大人も知りません。第二次世界大戦のことを伝えられる人が少なくなっていることが現実です。では私達はこれからどのようにして戦争のことを次世代に伝えていけば良いのでしょうか。原子爆弾が投下された事実をどう説明すればよいのでしょう。平和って一体なんなんだ?ジレンマに陥りそうな問いですが、当然だと思っていた事に疑問を持ってみて一度しっかり考えたい。今年のテーマにはそういったリーダーたちの熱い思いがよせられています。

 8月です。夏休みです。遊びたいです。でもそんな中でしっかりと考えることに感謝したいです。ぜひ、中学生のため、教区の青年活動のためお祈り下さい。中学生広島平和体験学習が実りあるものになりますように。

お問い合わせは京都カトリック青年センターまで。


開館時間
 10時〜15時(月・水・木曜日)
 15時〜19時(第1・2金曜日、第3・4・5土曜日)

 青年センターへお越しの際は、あらかじめご連絡ください。
 京都カトリック青年センター  電話 075(414)6239  FAX075(414)6239
    〒602―0934 京都市上京区新町通り一条上ル カトリック西陣教会内
 E-mail  seinen@kyoto.catholic.jp
 ホームページ 京都カトリック青年センター http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/

    モバイル版ができました。携帯電話からもご覧になれます。
       http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/m/



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大塚司教の 8月スケジュール  


4日(木)比叡山平和の祈り15時
4日(木)〜6日(土)教区中学生広島平和巡礼

7日()教区一斉平和祈願ミサ
     平和祈願ミサ(河原町)15時
     平和行進17時
9日(火)〜27日(土)ワールドユースデーケルン大会

28日()教区教会学校研修会
30日(火)〜9月1日(木)教区神学生夏季合宿

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2005年8月のお知らせ 教区内の行事・活動予定

司祭の任命(7月10日付)

森田直樹師
 京都南部地区東ブロック担当司祭
 生涯養成担当チーム担当司祭
 青年センター担当司祭

2005年ブロック司祭配置一覧及び教区委員会担当司祭
        別紙掲載
奈良地区聖書講座
「みことばを生きるために」シリーズ3 テーマ「イエスとの出会い!」 ― 聖体年を生きる―
(講座の全体を紹介します)

場所 奈良教会
主催 奈良カトリック協議会

6月10・11日 聖体年を生きる  大塚喜直司教
6月24・25日 みことばとの出会い(1)       奥村 豊師
7月8・9日 みことばとの出会い(2)        一場修師
7月22・23日 聖体との出会い(1)         英隆一朗師
9月9・10日 聖体との出会い(2)         北村善朗師
9月24日(23日の人は24日に合流) 日常生活の中での人々との出会い(1)  本田哲郎師
10月7・8日 日常生活の中での人々との出会い(2)  ルカ師
10月21・22日 日常生活の中での人々との出会い(3) 佐藤仁彦氏
11月11日・12日 自然との出会い(1)        ルカ師
11月25日・26日 自然との出会い(2)        西野猛生師

三重地区聖書講座(講座の全体を紹介します)

6月18日(土)中勢ブロック オヘール師 場所 津・研宗館
7月23日(土)南勢ブロック 大塚司教 場所 伊勢教会
10月29日(土)北勢ブロック 雨宮泰紀師 場所 四日市教会

青少年委員会から
◆教区中学生広島巡礼4日(木)〜6日(土)問合せ 福岡師または青年センター
◆高校生夏の合宿1日(月)〜3日(水)三重県勢和村ふれあいの森 問合せ 奥村豊師

教区委員会から
◆聖書委員会▼聖書深読・聖書講座シリーズ8月はお休みです。
◆典礼委員会▼教会の祈りと聖体賛美式・主日のミサ 第1日曜日17時半 河原町教会

ブロック・小教区か
◆京都北部宮津ブロック中高生サマーキャンプ17日(水)〜18日(木)
 場所 京丹後市網野町・日本海牧場キャンプ場 対象 中学1年生〜高校3年生 
 指導 谷口秀夫師
◆河原町教会錬成会11日(木)〜13日(土)場所 京都府日吉青少年山の家
◆京都南部南ブロックA教会学校合同キャンプ18日(木)〜20日(土)場所 アクトパル宇治 
◆京都南部南ブロックB合同夏期教会学校 5日(金)〜6日(土)
  場所 精華教会および精華聖マリア幼稚園
◆滋賀湖西ブロック3教会合同「カトリック・サマーキャンプ」8月18日(木)〜20日(土)
  場所 大津市立葛川少年自然の家

修道会から
◆聖ドミニコ女子修道院
 ▼「ロザリオを共に祈る会」19日(金)10時半 当日どなたでもどうぞ。問合せ075(231)2017

諸施設・諸活動から
◆JOC
 ▼働いている青年の集い。
 集会場所 京都働く人の家(九条教会前)、
        滋賀働く人の家(大津教会裏)。連絡先090(8207)1831
◆おてんとうさんの会▼例会第3金曜日13時 西院教会
◆カトリック聴覚障害者の会京都グループ▼8月はお休み
◆京都カトリック混声合唱団▼練習日第2日曜日14時、第4土曜日19時 河原町会館6階
◆京都カナの会▼8月はお休み
◆京都キリシタン研究会▼南蛮寺跡でのミサ28日(日)14時 場所 平新
◆子羊会合宿8月27日(土)〜28日(日)場所 かんぽの宿有馬
◆コーロチェレステ▼練習日第2、4木曜日
◆在世フランシスコ会京都兄弟会▼8月はお休み
◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会▼河原町協議会7日(日)河原町教会
◆二金会▼7月・8月はお休み
◆糠みその会▼25日(木)19時半 九条教会ホール
◆レジオ・マリエ▼21日(日)河原町会館6階ホール
◆心のともしび 8月番組案内
  ▼テレビ KBS京都テレビ
    ∧7日の放送内容∨
麻薬で人間が滅びる。国連にケシ撲滅計画を提出し、ミャンマーのケシ畑をベニバナ畑や果樹園に替える活動をしている佐竹さんに伺う。
  ▼ラジオ KBS京都ラジオ
    8月のテーマ「雰囲気」
   問合せ075(211)9341
◆「一万匹の蟻」蟻運動基金報告 累計44、517、719円(6月13日現在)

◆希望の家創立者ディフリ師の追悼ミサ▼27日(土)18時半 場所 地域福祉センター希望の家ホール

平和旬間行事
◆京都南部東ブロック
 ▼平和祈願ミサ/平和行進7日(日)15時司教司式平和祈願ミサ 場所 河原町教会 17時平和行進(河原町教会から円山公園)
◆京都南部西ブロック
 ▼ミサ及び講演会7日(日)10時 場所 九条教会 講演「地球温暖化および水質汚染について」講師 西野猛生師
 ▼「平和を作り出すキリストと市民の集い」7日15時 場所 日本基督教団桂教会
講師 ヒュー・ブラウン牧師(元テロリスト、日本伝道隊 西播磨キリスト教会)
◆奈良地区
 ▼講演会7日(日)14時 場所 奈良教会信徒館 講演「外国人労働者が抱えている問題とカトリック教会ができること」―わたしたちにとってカトリック教会は心の居場所― 講師 オチャンテ・ロサさん(三重大学大学院人文社会科学研究科修士課程に在籍) 



教区本部事務局から
 カトリック会館及び河原町教会ヴィリオンホールの館内全ての場所(事務室・会議室・階段踊り場等)が禁煙となりました。





編集部から

 ◆お知らせに載せたい情報は、前月の1日までに、
   教区時報担当宛にFAX075(211)4345か、henshu◎kyoto.catholic.jp に、
   発信者のお名前を明記してお寄せください。
(スパムメール防止のためこのようにしています。◎を@に変えてメールをお送りください)



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