2006/07 No.344
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<京都教区時報 2006年7月号の目次>

・1 みことばの分かち合い

・2 第32回カトリック「正義と平和」全国集会・京都大会
  全体プログラム

・3 こんにちは神父さん
   ブロードニャク神父  東門陽二郎神父

・4 済州教区の紹介

・5 福音センターニュース



・6 良書紹介
  『香部屋係のハンドブック』
       
・7 夏のキャンプ情報

・8 お知らせ

・9 大塚司教の7月度のスケジュール


・10 青年センター あんてな

みことばの分かち合い

「分かち合い」って何でしょう。
「共有」? 何か少し違うよう。
「与え合う」?その方が近いかな。
「与え合い、受け合う」ことかな。
 愛の、恵みの、命の、財産の、思いの、行動の…言葉の、交有?
「ことばの分かち合い」とは単なる語り合いでもない。では対話といわれることかな。
 対話なら、聞くことからはじまる、ただ聞くだけでなく、じっと聞くだけでなく、心をこめ、愛をこめ、尊敬をこめ、信頼をこめて聞くことから始まる。でも、私たちは、こんな話し合いには、どうもにがてなようだ。
 では「みことば」を分かち合うとは、どういうことなのだろう。
 神のことば、命のことばを分かち合うとは? そしてその時何が起こるのだろう。神の言葉の「コト」を読み取りたい。コトの端ではなく、物事のコト、出来事のコト、言葉のコト、福音の音、音信のオトに心を開き、聴こうとすることが大切。(村上透磨)

(写真は教区青年の日・カテキズム集会の分かち合いです)





第32回カトリック「正義と平和」全国集会・京都大会
全体プログラム

10月7日(土)

午後 現地学習(それぞれ現地集合)
@ 京都北部「平和のための舞鶴湾と基地巡り」(集合 12:00JR西舞鶴駅)
A 奈良「奈良とハンセン病―寺社・被差別部落との関わりで」(集合 12:00JR奈良駅)
B 三重「長良川河口堰建設から学ぶ」(集合 12:00JR/近鉄桑名駅)
C 京都市内「目で見る宗教の戦争責任」(集合 13:00JR京都駅八条口)
18:00 アピカルイン京都(京都市地下鉄松ヶ崎)へ集合、受付
18:30 開会式

10月8日(日)(場所 聖母女学院短期大学)

8:00 ミサ 伏見教会
9:30 基調講演 藤野 豊氏(富山国際大学・日本近現代史専攻)
@ 「ファシズムと優生思想」
A 「国家体制の中のキリスト者」
13:45 分科会
     1 若者たちはどこへ?―若者たちと雇用形態―
     2 ハンセン病と部落問題
     3 今、教会の使命は…
     4 宗教の戦争責任―戦没者の慰霊と顕彰に果たす役割―
     5 なくしてわかる憲法9条―改定の裏側とアジアにおける平和憲法の意義―
     6 野宿者の人権
     7 アイヌ民族に学ぶ―その文化伝承と共有財産裁判について
     8 在日外国人の宗教と他文化共生をめぐって
     9 東ティモールでもあった第二次大戦下の日本軍性奴隷制問題―60年の沈黙を破って―
    10 長良川河口堰のもたらしたもの、再生への模索
    11 「神の民」としての教会―第2バチカン公会議の示す参加型教会を考え、行動する―
    12 10代の性とどう向き合うか
    13 聖書と社会

10月9日(月・祝)(場所 聖母女学院短期大学)

9:00 全体会@ ― 各分科会発表
10:45 全体会A ― 感想、まとめ
12:00 子どもとともにささげる派遣のミサ



こんにちは神父さん


ブロードニャク神父
所属メリノール宣教会
生年1926
叙階1954
       
私は1954年に―司祭叙階後すぐ―日本に来ました。1年間日本語の勉強をしてから三重県四日市カトリック教会に任命されました。そこで10年間務めさせてもらってから長岡カトリック教会を開くために京都に来ました。それからまた四日市に戻って体調を崩して帰国しました。元気になって日本に帰ってきて、松阪と伊勢教会で司牧させてもらいました。
 1980年私は管区長に呼ばれて今の仕事―個人指導による黙想会と霊的指導―をするように言われました。この26年間私は同じ仕事をさせてもらってきましたが、あきることがありません。人と一緒にその神への道を歩ませてもらうことは本当に大きなお恵みですが、責任を感じます。だから皆様のお祈りをお願いします。



東門陽二郎神父
京都南部南ブロックA
生年1926
叙階1959

神との出会いは17のとき、戦争中のことでした。洗礼の恵みを受けたのは戦後22のとき、司祭に叙任されたのは33のときでした。このあとも、さまざまな大きなお恵みをいただきました。ローマに留学していて、福者ヨハネ23世のお言葉、行動に細かく接する機会がありました。第2バチカン公会議のときも、審議の状況を肌で知ることができました。さらに、公会議の改革が教会に導入されていったころ、日本でこれにかかわったことも大きなお恵みだったと思います。
30年余り前から、週日でも、信者の方がミサに参加されていたら、短い説教をしています。また、聖書やカテキズムの話の準備などを通して、日々、キリストの恵みの豊かさを改めて実感しています。



済州教区の紹介5
交流部 兼元邦浩

済州道の聖地

■黄蛇坪(ファンサーピョン)聖地 (前回の続き)

教難の収拾に立ち上がったフランス公使は、朝鮮朝廷に信書を送り共同埋葬地に対する迅速な解決を要請した。
1903年済州の牧使洪(ホン)ジョンウと具馬悉(クマシー)司祭との接触によりフランス公使と朝鮮朝廷との円満な交渉が行われ、同年光武7年4月に朝廷より黄蛇坪(ファンサーピョン)を譲渡された。
 当時別刀峰(ピョルトポン)の下に埋められた犠牲者のうち縁故がある墳墓はすでに移葬され、無縁者の遺体だけがここに埋葬された。26基の墳墓に28遺体であった。黄蛇坪は、約1万8千坪(0.594ku)であり1984年に公園墓地として造成し、垣根石築工事、聖像建立、殉教者たちの墓を並葬するために移葬する工事などを進めた。
 その後、済州宣教百周年記念事業として新たに作り直した。1995年に申アウグスティノ在俊、金トマヨンマン、梁(ヤン)ユンギョン等、当時殉教者28基を合葬した。
 そして、現ハロルド大司教を含めた聖職者らの墳墓を移葬祝福し、1866年丙寅(ビョンイン)迫害の際、慶南(ギョンナン)統営(トンヨン)で殉教した金ギリャンフェリックスペトロの殉教碑をここに建立した。
 私たちは、この聖地を参拝し、信仰者としての先輩たちの深く堅い信仰の精神を心に刻んでいきたいものである。




福音センター ニュース

7月以降の養成 コ ー ス をご案 内します      

タイトル 内    容 日 程 場 所
学び 『カトリック教会の教え』に親しもう (第4回)
昨年に引き続き「キリスト者の倫理」を浜口吉隆師よりお話して頂きます。今年のテーマは「いのち」。
9月30日 河原町会館 6階
祈り 祈り(U) 祈り(T)をもとに、識別の力を育て、信仰者として歩む道をさぐります。 11月17日〜19日 ノートルダム唐崎修道院
沖にこぎ出そう 病人訪問(T) 病床にある人を訪問するわたしたちはどうすれば「いやし人」になれるのか。経験豊かな沼野尚美氏のお話を聞きコミュニケーションの実践を学びます。 9月23日〜24日 宝塚 黙想の家
結婚講座(第27回) 心理的、社会的、宗教的側面から「結婚」を考えます。 7月1日、7月15日、7月29日 河原町会館 6階
グループ学習 沈黙の祈りへ 神との一対一の対話である「沈黙の祈り」はあらゆる使徒職の基礎となることを学び、共に祈ります。 毎月第3土曜日(8月を除く)16時〜18時半 河原町会館 8階

新しい福音宣教を目指して

今さら聞けへん―「福音宣教」てなんやの?
     (全5回シリーズ)


  最終回は、「わたしたちの取り組み−京都教区が進める『新しい福音宣教』」として、大塚司教が話され、好評のうちに終わりました。

  参加者の声〜全体の感想〜 


良書紹介
★ ミサの準備を見直す
  香部屋係の立場から

白浜満・齊藤賀壽子共著
香部屋係のハンドブック
教友社 2005

 この本は昨年秋、たまたまキリスト教書店で見つけたものです。写真やイラストなどがたくさん盛り込んであり、大変分かりやすく、すぐに現場で役立つものばかりでした。

著者の白浜満神父は、現在、福岡と東京の神学校で典礼学の講師をされており、日本のカトリック典礼委員会の委員であります。神学的な見地から、カトリック新聞等で典礼について分かりやすく解説された内容を本書にまとめてあります。
また、齊藤賀壽子氏は長年香部屋係の奉仕を続けてこられた方です。几帳面に書きとめられたメモには、香部屋係の奉仕の内容や数々の工夫が記されています。

内容は、実際に香部屋で長年奉仕された齊藤さんのメモと、白浜師が紙上に発表された「典礼をやさしく学ぼう」シリーズをひとつにまとめたもので、次の7項目で構成されています。

・ 予備知識
・ 日常の配慮
・ 通常のミサの準備
・ 季節の典礼の準備
・ 種々の祭儀に必要な準備
・ 洗濯と管理
・ 典礼と奉仕

一人で読むだけではもったいないと思い、さっそく自分の担当している小教区で信徒有志の皆さんと共に、この本を参考にしながら典礼について学ぶ集まりを始めました。

香部屋係の方をはじめ、典礼部会に所属している方、典礼について学びなおしたい方などに自信を持ってお勧めいたします。 (外崎)



夏のキャンプ情報

青少年委員会

◆教区中学生広島巡礼▼8月5日(土)〜7日(月)問合せ 福岡師または柳本師
◆教区高校生会夏合宿▼8月3日(木)〜5日(土)場所 八幡教会 問合せ090(8207)1831瀧野師

京都北部地区

宮津ブロック
◆子どもの夏合宿▼7月16日(日)〜17日(月・祝)指導司祭、詳細未定

京都南部地区

北ブロック
◆北ブロック合同夏期学校▼7月22日(土)〜23日(日)場所 丹波教会園部聖堂(予定)

東ブロック
◆河原町教会▼錬成会8月10日(木)〜12日(土)場所 日吉山の家 河原町教会土曜学校在籍の小2〜小6対象

南ブロックB
◆教会学校キャンプ▼8月4日(金)〜5日(土)場所 笠取YMCAリトリートセンター

奈良地区

北部ブロック
◆北部ブロック合同キャンプ▼7月22日(土)〜23日(日)場所 奈良市立青少年野外活動センター 内容 川あそび、自然観察、料理、レク、ゲーム、作品づくり、野外こどもとともにささげるミサ、キャンプファイアー等

滋賀地区

湖西ブロック
◆湖西ブロックサマーキャンプ▼7月30日(日)〜31日(月)場所 唐崎教会・大津市立葛川少年自然の家 テーマ「イエスさまだったら」 対象 幼児・小中学生

湖東ブロック
◆侍者キャンプ▼7月27日(木)〜29日(土)テーマ「自分達から典礼を作る」小学3年生〜6年生
◆夏期学校7月22日(土)〜23日(日)場所 唐崎メリノールハウス テーマ「イエス様だったら」

三重地区

北勢ブロック
◆小中学生錬成会▼7月24日(月)〜26日(水) 場所 四日市少年自然の家

中勢ブロック
◆中勢ブロック教会学校▼7月22日(土)〜23日(日)テーマ「イエス様をおまねきしよう」小学生 場所 鈴鹿峠自然の家 内容 ミサ、プール遊び、み言葉劇、光の集い等


お知らせ

青年センターから

◆開館時間の変更▼火曜日〜木曜日10時〜15時、土曜日15時〜19時に変更しました。

教区委員会から

◆聖書委員会▼聖書深読1日(土)10時 一場修師 河原町会館6階 費用2500円(昼食代を含む)、持参品 聖書・筆記用具・ノート(お申し込みは3日前までに)▼聖書講座シリーズ「ヨハネ福音書を読む―復活の主に出会う―5・6日渡辺幹夫師、12・13日西経一師、19・20日鳥巣義文師、26・27日Sr.小久保喜以子

地区協議会から

◆滋賀カトリック協議会▼典礼研修会8日(土)
◆奈良カトリック協議会▼奈良地区聖書講座―今、預言者に聞く―7・8日奥村豊師、22日本田哲郎師(場所 いずれも奈良教会)

ブロック・小教区から
◆河原町教会▼教会の祈りと聖体賛美式・主日のミサ 第1日曜日17時半
◆東ブロック▼平和祈願ミサ/平和行進8月13日(日)15時15分平和祈願ミサ(大塚司教司式、河原町教会)、17時平和行進(河原町教会〜円山公園)

修道会から

◆聖ドミニコ女子修道院▼みことばを聴こう「レクチオディビナで主日の福音を掘り下げる」8日(土)9時半 講師 森田直樹師
対象 青年男女▼「ロザリオを共に祈る会」21日(金)10時半 どなたでも当日お出でください。問合せ075(231)2017
◆京都女子カルメル会▼「カルメル山の聖母の荘厳な記念」16日(日)10時 聖体顕示、15時 ミサ▼問合せ075(462)6764

諸施設・諸活動から

◆JOC▼働いている青年の集い。集会場所 京都働く人の家(九条教会前)連絡先090(8207)1831
◆カトリック聴覚障害者の会京都グループ▼手話学習会13日(木)13時 河原町会館
◆京都カナの会▼例会、結婚相談室2日(日)13時半
◆京都カトリック混声合唱団▼練習日9日・30日(日)14時、22(土)19時 河原町会館6階
◆京都キリシタン研究会▼定例会23日(日)14時 河原町会館
◆コーロ・チェレステ▼練習日毎月第2、第4、第5木曜日10時 河原町会館6階ホール
◆在世フランシスコ会京都兄弟会▼集会15日(土)13時半 フランシスコの家
◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会▼河原町協議会16日(日)河原町教会
◆二金会▼7月はお休みです。
◆糠みその会▼27日(木)19時半 九条教会ホール
◆心のともしび 7月番組案内▼ハヤット神父が宗教の意味について話す、テレビ番組「心のともしび」が衛星放送で始まります。*CSスカイA(CH・285)ケーブルテレビでも視聴できます。毎週土曜日の朝8時45分より。1日「人生の目的」・8日再放送、15日「神の存在」・22日再放送▼ラジオ7月のテーマ「自然と人間」
問合せ075(211)9341
◆「一万匹の蟻」運動基金報告
累計47、248、101円
(5月12日現在)

◆帰天
ヨゼフ松永久次郎司教(現、福岡教区長)
6月2日帰天されました。76歳でした。永遠の安息のためにお祈りください。




教区委員会担当司祭の変更

<教会総括関係>
▼司祭評議会 地区選出のうち、外崎豊、渡辺幹夫、G・ラバディ(京都南部)の3名を、福岡一穂、Y・ボアベール、尾崎明夫に変更。

<教区諸活動・諸組織担当>
▼京都カトリック青年センター担当司祭に奥村豊を追加


大塚司教の
7月のスケジュール

1日(土)福音センター結婚講座13時半
2日(日)京都北部・宮津ブロック司教訪問(宮津) 
3日(月)共同宣教司牧推進チーム事務局会議15時
4日(火)青少年委員会15時
5日(水)中央協諸宗教部門会議
ブラジル司教協議会担当司教懇談会
6日(木)中央協常任司教委員会
7日(金)東京カトリック神学院常任司教委員会
8日(土)済州姉妹教区交流部14時
9日(日)奈良・北部ブロック司教訪問(奈良)
11日(火)〜25日(火)メリノール宣教会本部(ニューヨーク)訪問
28日(金)精華聖マリア幼稚園研修会10時
29日(土)共同宣教司牧推進チーム会議10時半
30日(日)京都南部・東ブロック司教訪問(河原町)



あっちこっちミサ3in京都
有地実希

 5月21日、河原町教会の都の聖母小聖堂にて『あっちこっちミサ3』を行いました。
今回は福岡の有志の青年がプロジェクトチームをたちあげ、全国の参加団体の為に色々なお世話をして下さいました。最終的に、私たち京都カトリック青年センターを含む全国18団体が参加申し込みをしました。

 今回のミサのテーマ「おうちに帰ろう」に基づき、私たち京都の実行委員も色々と準備をしてきました。テーマの解釈は各々に委ねられていましたが、私は「ミサは派遣される場所なのに、ミサ=おうち→帰るって、どういう事なんだろう…」と悩みました。青年センターのホームページのわかちあい掲示板(フォーラム)でわかちあいをしたり、神父様と、また実行委員同士で話し合いをしたり、ミサについて考える時間をたくさんいただきました。今にして思うと、それは大きなお恵みでしたが、その時の私は明確な答えを導きだせない事に焦りと苛立ちを感じ、身勝手でした。支え協力して下さったすべての皆さんのお力添えがなければ、本当にやってこれなかったなぁと感じています。

 そして当日を迎えました。ミサの前に「私達にとってミサとは、おうちとは何か?」というお題のわかちあいをし、色々な人のミサに対する思いを聞く事ができました。その一つ一つについて話はできませんが、皆さんの声を傾聴する事により、共にミサに与る事にいっそう喜びを感じられました。

 ミサの司式は森田直樹神父様にしていただきました。ルカによる福音「放蕩息子のたとえ話」を朗読していただき、そこで森田神父様は「回心」という言葉を表して下さいました。私達が神様に向かえば、たとえまだ遠く離れていても、神様は「見つけて走りよって下さる」。そう明らかにしていただいた事は、私の中で嬉しい体験となりました。ミサの最後に神父様の按手を受け、派遣されました。

 教会に集うすべての人々と共にミサに与る事、そして神様が私達を「見つけて走りよって」下さる事が嬉しい。改めてそう感謝する事ができる貴重な体験になりました。

青年センターホームページ
http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/
※携帯電話からもご覧になれます。


編集部から

 お知らせに載せたい情報は、前月の1日までに、教区時報担当宛にFAX075(211)4345か henshu◎kyoto.catholic.jp に、発信者のお名前を明記してお寄せください。
 (スパムメール防止のためこのようにしています。メールを送る方は◎を@に置き換えてください)

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