2007/7 No.356
<京都教区時報 2007年7月号の目次>

・1  ローマまで歩いた不屈の人 ペトロ岐部

・2  188殉教者紹介5 ローマまで歩いた不屈の人―ペトロ岐部―
    
   キリシタン関係行事案内

・3 苦難を乗り越えた教会の歴史 ― 西陣教会 ―

・4 福音センターニュース
     ・養成講座案内「新しい福音宣教を目指して(U)
         〜共同体づくりのために〜
    ・「わたしの福音宣教

・5 侍者合宿(3月27日〜29日)
   学校の友達に負けないくらいの楽しさだった


・6 こんにちは神父さん 
     ドメニオ神父   村上透磨神父

・7 良書紹介 : 『キリシタン地図を歩く』 ― 殉教者の横顔 ―

・8 大塚司教の7月のスケジュール 

・9 青年センター  中学生会リーダー募集

    夏のキャンプ情報

・10 お知らせ


ローマまで歩いた不屈の人
 ペトロ岐部


 大分県国東半島の記念公園にあるペトロ岐部神父の銅像は前を見据えて胸を張り、見るものを彼と同じ視線へと誘います。ローマまで行って司祭に叙階され帰国したら迫害の時代。最後は拷問をうけ殉教するという波乱万丈の生涯を生きた岐部神父の目には、彼を雄々しく宣教に向かわせた屈強たる精神がみなぎっています。信徒の時代と言っても、カトリック教会にはミサ聖祭と諸秘跡を執行し、教会に全く生涯を賭けて奉仕する司祭がどうしても必要です。
 今回の188名の殉教者の中に4人の司祭がいます。これらの司祭たちはいずれも波乱に富んだ生涯を送り、壮絶な殉教を遂げています。彼ら司祭の殉教は、日々宣教司牧に邁進苦労しながらも忍耐し、希望して生きようとする現代の司祭たちに、大きな励みと慰めになります。
 日本は久しく司祭召命が少ない状況ですが、この度の4人の殉教司祭の列福は、日本の教会の司祭召命のために私たちが果たすべき務めを思い起こさせてくれます。(『2007年大塚司教年頭書簡』より引用)


写真は、ペトロ岐部が殉教した江戸の伝馬町牢屋敷跡(東京都中央区十思(じっし)公園)


キリシタン関係行事

7月
 ○8日(日)      草刈巡礼    場所 ペトロ・カスイ岐部神父記念公園(国東市)   主催 大分教区
 ○22日(日)13時半 第20回顕彰祭 場所 カトリック古河教会  主催 北関東キリシタン殉教者顕彰会

8月
 ○14日(火)19時  根獅子殉教祭  場所 根獅子の浜公園(平戸市)   主催 紐差教会
 ○26日(日)14時  南蛮寺跡ミサ  場所 京都市平新旅館(予定)   主催 京都キリシタン研究会
 ○26日(日)10時  鳥越の殉教者記念ミサ 場所 浅草教会


188殉教者紹介 5
ローマまで歩いた不屈の人
―ペトロ岐部―



 ペトロ岐部は「世界を歩いた神父」として知られている。確かにその生涯は旅であった。だが彼をその旅に駆り立てた力は、神と同胞に対する愛のほかにない。ペトロは司祭となって帰国し、迫害に苦しむ日本の教会のために自分を与え尽くすことを熱望した。
  ペトロ岐部は、1587年、豊後の国 国東半島の岐部に生まれ、少年時代は有馬のセミナリヨで育てられた。その時イエズス会に入会する私的な誓願を立てたという。後に同宿になったペトロは、1614年、宣教師とともにマカオに追放された。だがそこでは彼の意に反し、司祭への道も閉ざされたと思われた。神と同胞に尽くしたいとの耐え難い望みに駆られ、ペトロ岐部は、1618年ころ、マカオを出奔し、インドのゴアまで行った。そこから現在のパキスタン、イラン、イラク、ヨルダンなどを横断した。ことばも風俗も知らず、砂漠の生活になれない者の一人旅は、生死をかけた決死行である。エルサレムに立ち寄って聖地巡礼をした後、彼がローマにたどり着いたのは、1620年であったと思われる。
  ペトロは、ようやくの思いでローマのクィリナーレにあるイエズス会の修練院を訪ねたが、非情にも、彼を受け入れないようにとの回状が、すでにマカオから届いていたことを知る由もなかった。
  しかしペトロに会ったイエズス会の目上たちは、彼の司祭叙階に便宜を計った。1620年、司祭に叙階されてすぐ、イエズス会への入会が許された。リスボンに移って誓願を立てたペトロは、帰国の途についた。交易船を利用して日本に上陸しようと考えたが、マカオ、アユタヤ、マニラとも、そのとき、すでに鎖国の日本との貿易を打ち切っていた。それでもペトロ岐部は帰国を断念することなく、1630年、ついに薩摩の坊津に上陸することができた。リスボンを出帆してから、8年の歳月が流れていた。
  潜伏期の彼の心情をよく表す一つのエピソードが、マカオのコレジヨの院長マヌエル・ディアスの手紙に記されている。1633年、中浦ジュリアンたちの殉教の時、岐部神父は長崎の山中に潜伏していた。フェレイラが背教したと聞いて、夜中、山から下りて町に入り、フェレイラに会って次のように励ました。「神父様、一緒に奉行所へ参りましょう。あなたは背教を取り消し、私とともに死にましょう」。フェレイラは断ったが、岐部の行動は、兄弟の救いを願う司祭の心情をよく表している。その後、岐部神父は活動を東北地方に移し、そこで数年間、活動したが、もはや潜伏は困難であることを悟り、宿主に害が及ばぬよう仙台で捕らえられることにした。
  江戸に護送されて取り調べを受け、これには将軍家光が直々に立ち会ったこともあった。さまざまな拷問の末、取り調べ奉行 井上筑後守の命により穴吊りにされた。それでも信仰を捨てないペトロ岐部を見た役人は、真っ赤に焼けた鉄棒を彼の腹に押しつけ、絶命させた。ペトロ岐部の処刑について記した井上筑後守直筆の所見が、今も残っている。
 「ペトロ岐部は転び申さず候」

苦難を乗り越えた教会の歴史
 ― 西陣教会 ―
   西の陣 教えの会(つど)い 百年を 過ぎ越しし こと記念せる  村上透磨神父


 去る4月15日(日)西陣教会は創立百周年を祝ったのだが、戦時中5年間、一時閉鎖の危機があったことをご存知であろうか。この記事は百周年の祝いに水を差すのではなく、百年を迎えることが出来るのは、司祭と信徒たちの隠れた努力があったことを思い起こすことを通して、福音宣教共同体作りについて、一つの参考になるのではないかと思う。
 西陣の教会は戦前から幾組かの大きな家族からなる教会であり、その中から多くの司祭・修道女たちが生まれている伝統ある教会であることは、百年の歴史を見れば分かる。こんな教会ですら、あの戦争中はまず司祭の不足から閉鎖せねばならない危機があった。
 この5年間の様子については、古屋司教の金祝を祝って発行した記念誌からうかがい知ることができる。
 その古屋司教の思い出(タイトルでは「芽生え」)と、村上透一(筆者の父)の証言にこの当時の様子が集約されている。
 その一文をここに掲載する。
 「昭和16年12月8日、午後8時頃、西陣教会の伝道師が手文庫をかかえて、私の元に息せき切って飛び込んで来た。マキロップ師はじめメリノール会員一同は、古屋司教(当時神父)と共に河原町教会に軟禁された…その後司教は解放されたが…京都教区は司牧者のいない迷える羊となった苦難の時代が始まったのだ…そこで司教は、西陣の信者は河原町に来てくれないか、と言った…信者からは、教会をつぶす気かと非難された…そこで3つの提案をした。
一、西陣教会維持費は信者一同で負担する。
一、ミサは毎日曜日一つとする。
一、管理運営は古屋司教の指示で私が行う(日曜日毎に河原町に手文庫を持参した)。
 信者有志が無記名で献金したところ40円集まり、あとは鏑木、柊木両氏(柳本師と柊師の祖父)で解決した。ミサは6時半河原町、8時西陣、9時河原町であった…こうして教会は存続した」。
 司教の依頼で要理もしたことがあった。戦後すぐ従軍司祭としてマキロップ師をまるで凱旋将軍のように迎えたのを憶えている。
 ローマで勉強中、戦争のため帰国出来なかった富沢司教も、引揚者として帰国し、西陣教会に赴任された。
 西陣教会の現位置での最初の教会は、日本家屋だけであった。入って左側のガラス張りの部屋が聖堂、向こう側の廊下からミサのため神父様が現れた。子どもには何か秘密の入り口のように思えた。告解もそこでしていたように思う。正面玄関の奥が香部屋兼集会場であり、入り口右の狭い部屋は暗くて子ども心には何となくこわい部屋であった。そこで公教要理を聞いたこともあった。右側の司祭館(部屋)には入れなかった。この家で何でも行われた。ミサもクリスマスの劇も演じられた(そういえば青年会の方々が劇も演じられ、柳本師のお父さんは名優であった)。当時のミサは向こう向きでラテン語であった。神父様はラテン語で、信者は祈祷書でそれぞれ別々に唱えていた。でもあの頃聞いた福音やコーラスのあるメロディが私の脳裏をはずれず、それが私の将来を左右する歌となった。
 席は男女に分かれていた。子どもは前方か両親のどちらかの側でミサにあずかっていた。
 いろんな条件が家族的であった。子沢山な時代であり、ほぼ同じ年代の子どもたちが友だちであった。それがいまでも続いており、良い年をしたおじいちゃんおばあちゃんになった今でも会えば「○○ちゃん」と呼ぶ方がピンと来る。
 年月は流れ、教会のメンバーも変わる。でも伝統や信仰の遺産は積み重ねられていく。戦中の5年間には、こわれそうになった橋や家を必死に支えた人々がいた。信仰に生きることはまさに命をかけること(マルティル、殉教、証)だった。それが信仰共同体の姿でもあった。
 しかし父がもらした言葉は私に深い印象を残した。「私たちは教会を守った。でも司祭がいない教会は、つい守りになる」と。

 百年の 歩みの道に かけられし
  この橋なくば ここに立ち得ず




福音センター ニュース   


福音センター 養成講座案内  
「新しい福音宣教を目ざして」(U) 〜共同体づくりのために〜


 今、わたしたちが取り組んでいる共同宣教司牧は、「福音宣教する共同体づくり」が主な目的です。
 そのため福音センターでは、昨年度、「福音宣教」に焦点を当て、パウロY世の『福音宣教』を取り上げました。
 今年は、さらに一歩進んで、「共同体づくり」に様々な側面から迫ります。教会共同体づくりになくてはならない、「聴く」、「分かち合う」、「識別する」ことを体験的に学ぶ一方、それらを根本から支える「愛する」ことを、現教皇の最初の回勅、『神は愛』のなかに探ります。
 小教区、ブロックで共同体づくりの様々なこころみが進行している今、それらの体験を整理し、新しい気づきを得るために、小教区役員ばかりではなく、多くの信徒の方々の参加をお待ちしております。

 講座内容
  @ 識別について〈9月 1日(土)〉…来住 英俊師(御受難会)        
  A 傾聴について〈9月15日(土)〉…小原 義雄氏(高野教会信徒)
            西原エツ子氏(大和郡山教会信徒)                
  B 愛について 〈9月29日(土)〉…パトリック・オヘール師(マリスト会)
  C みことばの分かち合いについて〈10月13日(土)〉…幸田 和生司教(東京教区)
 
 時間帯とプログラム   午後1:30〜4:00(講話・実践・分かち合い等)
 場 所    河原町会館6階ホール、最終回の「分かち合い」は河原町教会地下ホール
 参加費   2,000円(4回通して) 「みことばの分かち合い」のみ参加の場合800円

お問い合わせ 〒604-8006 京都府京都市中京区河原町通三条上ル
                 京都カトリック福音センター
   Tel 075-229-6800 Fax 075-256-0090 E-mail fukuin@kyoto.catholic.jp



福音センター養成コース

 福音宣教は頭で考えると難しい…、でも、身近な生活の場を、 
みんなが少しでも楽しく生きられるよう小さな努力を積み重ねることなのではないでしょうか。
そんな投稿をいただきました。これならだれにでもできそうです。
                 
   吉岡マサ子(西院教会)

 デイサービスセンターの利用者になって7年の月日が経ちました。
 通い始めたころは、ある一人のお年寄りが「生きていたら家族に迷惑をかけるから早く死にたい」と言われるたびに、「わたしはあなたにお会いするのを楽しみに毎週通って来ています」と言い続けました。わたしが出来ることはそれくらいだと思っていましたが、そのうちに介護保険について勉強してみたいと思うようになり、色々資料を集めたり本を読んで学びました。その結果、少し視野が広がり、見えてきたことがあります。
 それは、国の方針で介護保険制度が改悪され、高齢者の負担が重く、利用しにくくなったことなどです。
 
生活の改善を求めて
 先日もテレビで、心根の優しい若い人が希望に胸を膨らませて介護の仕事を選ばれたにもかかわらず、給料が安く、将来家庭をもてないのではないかとの不安から職場を離れてゆく現実が放映され、考えさせられました。
 また人件費の削減が図られ、サービス内容の低下が起こりかねません。
 そんな中で、どうすれば少しでも暖かく楽しい一日が過ごせるかを、わたしは所長とたびたび話し合っています。幸いわたしの通所している事業所の所長は、可能なかぎり利用者の意見を聴き、反映させてゆく姿勢をおもちの方なので、ある意味では恵まれていると思っています。

みんなの生きる喜びのために
 福音宣教を頭で考えると難しくてわたしには出来ないと思いがちですが、そうではなくて、自分の生活の場で少しでも、正しいことが正しいこととして認められ、みんなが生きる喜びを感じて日々を過ごせるように、言葉や行いで表してゆくことではないでしょうか。
 人の介護を受けて生きる身になってそのことがはっきり解りました。 今、わたしは充実した日々を感謝の気持ちに満たされて送っています。
 


福音センターよりお知らせ
  5月12日(土)に行われました「私た
 ちにとって殉教とは」(溝部脩高松教区
 司教)は、参加者約300名、献金総額
 208,374円で盛況のうちに終了しました。
 献金はカトリック中央協議会列福献金口
 に送付いたしました。ご協力を心から感
 謝申しあげます。




侍者合宿(3月27日〜29日)
学校の友達に負けないくらいの楽しさだった

 3月27日から29日まで洛星の宗研館を会場に、教区小学生侍者合宿が行われました。参加者は、小学生48人(男22名、女26名)、奉仕スタッフ20名でした。一緒に祈ることや生活すること、互いを大切にしあうことを通して、侍者奉仕の基本を学びました。そして、最終日には、聖香油ミサで侍者奉仕をしました。


侍者合宿をふり返って    河原町教会 K.A

 今年も侍者合宿に行きました。みんなで侍者の練習をしたり、動物園に行ったり、とても楽しい3日間でした。動物園は、家からすぐに行ける所だったけれど、侍者合宿で行ったときは、またちがう発見があったり、ちがう楽しさがありました。侍者の練習は、河原町教会でしたこともあわせると、全部で4回ありました。洛星でした練習で十字架が軽くておどろきました。それに比べて香炉や香舟が重かったです。それで河原町教会であった聖香油ミサの本番。少しつかれましたが、司教様のぼうしやつえを持った人に比べれば、もっともっと楽な仕事だったと思います。そして最後の記念さつえいでは、持って行ったカメラで一枚とってもらいました。そして次は作文で、書き終わったあとの昼食が楽しみです!そういえば、去年の昼食は、パンでした。今年で侍者合宿も最後ですが、これからも河原町教会で侍者を頑張ります!


「この三日間の感想」    田辺教会 H.Z

 今年もまた侍者合宿に参加した。合宿所につくと、知りあった人、初めて見た人、見おぼえある人が沢山いた。知っている人も一年ぶりに会ったのでうまく話せなくて、「また一緒に話し合えるのかなぁ」と不安になった。しかし、勇気をもって、「ぼくのこと覚えている?」と聞くと、「覚えている!、なつかしいなぁ〜」と言ってくれた。声をかけてあげた子は、みんな友達としての話し相手になった。ぼくは、「これも神のおかげだ」と思った。友達は、男の子ばかりではなく、女の子とも仲よ
くなった。「勇気を持って話しかけたらこんなにも友達ができるのだ!」とおどろいた。初日の夕食の日、「まだ友達になったばかりだから、あまり話し合えないだろうなぁ」と思ったが、ちがった。学校の友達のこと、最近はまっていることや、はやっていることなどいろいろな話題でもり上がったのでとてもうれしくて、楽しかった。なんで会ったばかりなのに、こんなにも笑い合えるのかふしぎだった。「まるで学校の友達に負けないぐらいの楽しさだった」と思った。また来年も来て神様と向き合って、友達も作りたいなぁと思った侍者合宿だった。そして学んだことを大切に教会でも使って
いきたいなぁと思います。


侍者合宿をして    福知山教会 足立  英

 私は、この侍者合宿で、神様の声が聞こえたような気がしました。それは、侍者練習を初めてしたときでした。友達にアドバイスをしてもらった後に、歩く練習(テスト?)をしていると、「あなたががんばってくれると、とってもうれしいよ。3日間がんばってね」と、聞こえたようなきがしました。その声を聞くと、体の中から、「むくむくっ」と、勇気がわいてきました。そして、がんばろう!という気になりました。2日目では、動物園に行きました。いろいろな動物を見ていく中で、リーダーや、友達と、もっともっと仲良くなっていきました。いっしょに楽しむと、みんなも同じ気持ちになって笑うんだなあと、分かりました。カルメル会に行ったとき、シスター達が、心の底から、神様にほうししたいという気持ちが、すごーく伝わってきました。わたしは、毎日、祈ったりするのは、大変だと思ったけれど、シスター達は、そんな気持ちじゃなくて、心から、神様につかえたいという気持ちがあるんだなあと思いました。最後の3日目は、神父様などがたくさんいる、とても大切なミサをしました。私にはろうそくを持つ(何も役はないです)ということをしました。役はなかったけれど神父様の前に立つということも大切なので、きんちょうしながらも、がんばりました。練習のときは、少しわけが分からなくなったりして、とても大変だったけれど、本番では、リーダーに、アドバイスをして貰いながら、一生けん命がんばりました。立っているときに、足がだるくなったりもしたけれど、がんばろうと思って、しっかり立っていました。私は、この侍者合宿が初めてで、とてもドキドキしていたけれど、あっちから、「よろしくね!」とか、「同じ班やん」とか言ってくれて、きんちょうがとけました。友達と分かれたりするのは、かなしいけれど、別々の教会で侍者をがんばっていきたいです。





こんにちは神父さん


ドメニオ神父
所属エスコラピオス修道会
生年1936
叙階1960

 教区神学校に行こうと考えましたが、通っていた学校の神父様に勧められてエスコラピオス神学校に入りました。今は神様の呼びかけに答えて感謝します。
神父になる前に日本で宣教する使命が与えられて大変不安になりましたが、従順の誓願を守ってはげみ、神様から力を頂いて1961年に日本に来ました。今日本に来て良かったと思います。
着いてすぐ横浜で2年間日本語を勉強し、学校で教える準備をして、四日市の海星中・高校で1966年から去年まで教えていました。学校の外でも生徒達と楽しく活動をしました。同時に四日市教会で外国人の司牧をしています。神様から与えられた使命に感謝し、頑張っております。



村上透磨神父
所属三重北勢ブロック
生年1938
叙階1966

 叙階されたとき「幼きイエスのテレジアにおける神の父性」という論文を書き、69年高野に赴任、3年後、津南(現在なし)で1週間目にガス中毒に遭い、五里夢中の生活がしばらく続きました。よく生還出来たと思います。
教区ビジョン、宣教司牧評、第1回ナイスにも関わり、貴重な体験をさせていただきました。
 今三重北勢ブロック担当司祭として鈴鹿に在住して、みな親切ですが、ぼけっとした姿に驚きあきれていられるかも…。
 広報、典礼、聖書委員会等の仕事をさせていただき、重いリュックを背負い、杖つきながら京都に通っています(3年前踝骨折の後遺症)。その外、がたがたの身体で何とか…。神様の慈しみを歌い続けることが出来たら幸いです。



良書紹介
キリシタン地図を歩く』
― 殉教者の横顔 ―


『キリシタン地図を歩く』
 ― 殉教者の横顔 ― 日本188殉教者列福調査 歴史委員会編

今年11月、長崎で行われるペトロ岐部と187殉教者列福式を迎えるに当たり、この殉教者たちがどのような方々であったかと、私たちは知りたいと思う。
 しかし、この方々の様子を知る1冊のまとまった本といえば、唯一この書だけのように思われる。
もっとも殉教者列福調査委員会発行の小冊子『愛の証』と司教協議会殉教者列福調査特別委員会編の『殉教者を想い、ともに祈る週間』がある。
 なおこの188人の殉教者の中の京都の52名については、結城了悟師の『京都の大殉教一六一九年十月六日』がある。
 ちなみに今年の司教教書は『京都の大殉教を想う新しい福音宣教』と題されている。

 「殉教者を想い、ともに祈る週間」という司教協議会編の小冊子は良書というより、黙想への招きとして大切にしたい。またその中で特に「候補者がどのように選ばれたか」、「188殉教者の現代的意識」、「日本教会の霊性」はかみしめて熟読すべきだと思うし、8日間に分けられた黙想のテーマは、この殉教者たちの特徴が良くうかがい知られる。

 キリシタンたちの殉教を語る時に、「彼らがどのように死んだか」ではなく「どのように生きたか」を知ることが今年の私たちのテーマではないだろうか。その意味で
『キリシタンの心』チースリク著聖母文庫をおすすめする。
 おもての帯書きに「400年前のキリシタンの実像」、「福祉活動に進んで参加し、聖母信心に勤しみ、宣教活動に熱心に取り組んだ」とある。



P.10



大塚司教  7月のスケジュール


1日(日)京都北部舞鶴ブロック司教訪問(西舞鶴) 
4日(水)中央協議会会議
5日(木)中央協常任司教委員会
6日(金)東京カトリック神学院 常任司教委員会
7日(土)福音センター結婚講座13時半

8日(日)京都コリアンセンターミサ10時
11日(水)教区聖書講座(河原町)
12日(木)教区聖書講座(河原町)
14日(土)第16回共同宣教司牧推進チーム会議10時半

15日(日)故小野十益神父一年祭ミサ(河原町)
17日(火)大阪教会管区・教区代表者会議(大阪司教館)
19日(木)司教顧問会・責任役員会10時
     小教区評議会規約調整委員会14時
21日(土)済州姉妹教区交流部14時

29日(日)ブラジル人共同体(ポルトガル語)ミサ(津)12時
29日(日)〜8月4日(土)バチカン諸宗教対話評議会議長プパール枢機卿来訪





青年センター あんてな 
  中学生会リーダー募集    鈴木 和人


 この度、新リーダー募集の記事を書くにあたり、僕個人の体験をもとに書こうと思いつきました。というのも、僕自身が事務的な内容の記事を書くのが苦手で、同時にちょっぴり型破りな記事(人生)に魅力を感じるからです。

 さて、テーマは「リーダー募集」。毎年[春・夏・冬]の長期休暇を利用して開かれる中学生の合宿、その企画・進行をしているのがリーダーと呼ばれる青年男女です。僕は大学進学をきっかけに静岡から京都にきて、2003年の冬から2007年の春まで参加しました。
 印象的だったのは、「中学生の世話をするのではなく、共に学ぶ姿勢」でした。ボランティア感覚で参加した“そこ”は、かけがえのない友達との出会いの場であり。あたたかく、時には厳しく指導してくれる大人(先輩)のいる鍛練の場であり。無邪気で素直な中学生のいる癒しの場でありました。単に合宿の運営を楽しむだけでなく、リーダーという役割を通して、苦しみ、喜び、それを分かち合うことの大切さを学びました。

 これから、リーダーをやってみようかなと思っている人がいたら、是非やってみることをおすすめします。
 これから、特にすることが決まってない人がいたら、試しにやってみるといいと思います。
 これから、別のことをしようと思っている人がいたら、無理にとは言いません。
 でも、もし興味があるなら、一歩足を踏み入れてみたら面白いと思います。複数のことを同時にしようとすると、必ずどこかに迷惑をかけると思います。僕もたくさん足を引っ張って、本当に迷惑をかけてきました。でも中学生会の仲間はそんな僕を見捨てないでいてくれました。長い間連絡をとっていなくても、突然行った僕を笑顔で迎え入れてくれました。
「頑張ろう!」と素直になれる、そんな気持ちのいい場所だと僕は思います。

興味のある人は
青年センターまで、気軽に、本当に気軽に連絡ください。

電話075-414-6239
FAX075-414-6249
E-mail seinen@kyoto.catholic.jp


青年センター
  京都市上京区新町通り一条上ル一条殿町502―1カトリック西陣教会内
   電話075-414-6239
   FAX075-414-6249
   E-mail seinen@kyoto.catholic.jp
 青年センターホームページ
   http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/
   ※携帯電話からもご覧になれます。



夏のキャンプ情報

青少年委員会
◆教区中学生広島巡礼
 ▼8月5日(日)〜7日(火)問合せ マルコ・アントニオ・ナバロ師または福岡師
◆教区高校生会夏合宿
 ▼8月9日(木)〜11日(土)場所 メリノールハウス 問合せ 瀧野師

京都北部地区
宮津ブロック
◆子どもサマーキャンプ
 ▼7月15日(日)〜16日(月)場所 網野教会 指導 頭島光師
◆中高生キャンプ
 ▼9月8日(土)〜9日(日) 場所 地球デザインスクール(宮津市・里波見)
西舞鶴ブロック
◆西舞鶴教会
 ▼野外活動8月上旬、詳細未定

京都南部地区
北ブロック
◆北ブロック夏期学校
 ▼7月21日(土)〜22日(日)場所 山国教会、宇津教会、府立ゼミナールハウス テーマ 「よろこんで生きること」〜殉教者に学ぶ〜
西ブロック
◆ブロック合同サマーキャンプ
 ▼、7月15日(日)〜16日(月) 場所 桂教会
東ブロック
◆河原町教会錬成会
 ▼8月9日(木)〜11日(土)場所 日吉山の家 小2〜小6
◆北白川教会・山科教会合同合宿
 ▼7月28日(土)〜29日(日) 場所 北白川教会 ハイキングなど
南ブロックA
◆ブロック合同キャンプ
 ▼8月9日(木)〜11日(土)場所 YMCAリトリートセンター(宇治・笠取)テーマ「神様との約束」
南ブロックB
◆ブロック合同教会学校キャンプ
 ▼8月3日(金)〜4日(土)場所 YMCAリトリートセンター
(宇治・笠取)

奈良地区
北部ブロック
◆ブロック合同サマーキャンプ
 ▼7月21日(土)〜22日(日)場所 奈良市青少年野外活動センター  日中友好協会中国小学生交流など
南部ブロック
◆ブロック合同サマーキャンプ
 ▼7月28日(土)〜29日(日)場所 大和高田教会 両親への“ありがとう”の手紙作りなど

滋賀地区
湖西ブロック
◆ブロック合同サマーキャンプ
 ▼7月29日(日)〜30日(月)場所 唐崎教会・大津市立葛川少年自然の家 テーマ「この世界、みんなが主人公」 幼児・小中学生
湖東ブロック
◆ブロック侍者キャンプ
 ▼7月26日(木)〜28日(土)場所 唐崎メリノールハウス 小学3年生〜6年生 

三重地区
北勢ブロック
◆ブロック錬成会
 ▼7月29日(日)〜31日(火) 場所 三重県立鈴鹿青少年センター テーマ 「あかし」小学3年生〜中学3年生
中勢ブロック
◆ブロック教会学校サマーキャンプ
 ▼7月21日(土)〜22日(日)場所 四日市サレジオ志願院 テーマ「イエス様といっしょに歩こう」 小学生 
南勢ブロック
◆ブロック教会学校キャンプ
 ▼7月28日(土)〜29日(日)場所 多気町丹生ふれあいの森



お知らせ

教区委員会から
◆聖書委員会
 ▼聖書深読14日(土)10時 P・オヘール師 河原町会館7階 費用2500円(昼食代を含む)、持参品 聖書・筆記用具・ノート(お申し込みは3日前までに)
 ▼聖書講座シリーズ「エルサレムからローマへ(福音宣教の旅)―使徒言行録を読む―4・5日 沼野尚美、11・12日 大塚喜直司教、18・19日 鳥巣義文師、25・26日 中川博道師

地区協議会から
◆滋賀カトリック協議会
 ▼典礼研修会「典礼奉仕への招きパート2」7日(土)10時 唐崎メリノールハウス 石井祥裕氏(「聖書と典礼」編集長)会費7百円 申込み 所属教会の典礼部を通して瀧野師へ

ブロック・小教区から
◆京都南部北ブロック▼平和祈願合同ミサと学習の会8月5日(日)衣笠教会
◆京都南部東ブロック▼平和祈願ミサ/平和行進8月12日(日)

修道会から
◆京都女子カルメル会
 ▼講演とミサ「カルメル山の聖母の荘厳な記念」16日(月)講演13時半 ミサ15時 中川博道師
◆聖ドミニコ女子修道会
 ▼「ロザリオを共に祈る会」20日(金)10時半 どなたでもどうぞ▼場所 京都修道院▼問合せ075(231)2017

諸施設・諸活動から
◆JOC(働く若者の集まり。フリーターや働く予定のある青年も歓迎します)
 ▼集会場所 京都働く人の家(九条教会前)連絡先090(8207)1831
◆カトリック聴覚障害者の会京都グループ▼手話学習会12日(木)13時 河原町会館6階
◆京都カトリック混声合唱団▼練習日8日、29日(日)14時、21日(土)19時、ミサ奉仕18時15分、河原町会館6階
◆京都カナの会▼例会・結婚相談室1日(日)13時半 河原町会館6階
◆京都キリシタン研究会▼例会22日(日)河原町会館6階
◆コーロ・チェレステ▼練習日第2、第4、第5木曜日10時 河原町会館6階
◆在世フランシスコ会京都兄弟会▼選挙集会14日(土)13時半 フランシスコの家
◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会▼河原町協議会8日(日)河原町教会▼全国大会15日(日)〜16日(月)名古屋南山教会・南山学園研修センター、問合せ075(231)4785河原町協議会
◆ディンプナの会▼7日(土)19時 河原町会館6階 奥村豊師
◆二金会▼7・8月はお休みです
◆糠みその会▼26日(木)19時半 九条教会ホール
◆部落問題活動センター▼シンポジウム「国家と差別《天皇制》」7日(土)14時 玉造教会小聖堂 参加費500円
◆心のともしび 7月番組案内
 ▼テレビ(衛星・ケーブル放送) スカイAスポーツプラス *毎週土曜日朝8時45分より*
   井上博嗣神父によるシリーズ『聖書に学ぶ』。7日と14日「原罪」21日と28日「救い主への準備」
 ▼ラジオ KBS京都ラジオ  *7月のテーマ「小さなこと」。 月〜土 朝5時15分より5分間。
問合せ075(211)9341

◆「一万匹の蟻」運動基金報告 累計50、002、852円 (5月15日現在)

◆閉院のお知らせ
 ▼ヌヴェール愛徳修道会ルルド修道院が5月1日閉院となりました。

◆英語ミサの変更(6月から)
 ▼河原町教会毎日曜日12時からを開始
 ▼西院教会毎日曜日15時からをとりやめ

◆編集部から
 6月1日に、教皇ベネディクト16世は、ペトロ岐部と187殉教者の列福を承認する教令に署名し、これを裁可しました。
 本紙の今年3月から来年8月まで毎月188殉教者のことを紹介しています。全部通して読み続けていただければと思います。

編集部から

 お知らせに載せたい情報は、前月の1日までに、教区時報担当宛にFAX075(211)4345か henshu07◎kyoto.catholic.jp に、発信者のお名前を明記してお寄せください。
 (スパムメール防止のためこのようにしています。メールを送る方は◎を@に置き換えてください)

編集部のEメールアドレスを、henshu07◎kyoto.catholic.jp 4月からに変更しました

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