2007/9 No.358
<京都教区時報 2007年9月号の目次>

・1  日本とヨーロッパの架け橋となったジュリアン中浦

・2 188殉教者紹介5
     日本とヨーロッパの架け橋となった―ジュリアン中浦―

    キリシタン関係行事

・3  聖書講座シリーズ「使徒言行録」6/20・21 
   エルサレムでの迫害・サマリアへの宣教 
 

・4  福音センターニュース


・6 こんにちは神父さん 
     近藤雅広神父  ハメル神父

・7 良書紹介: 『京のキリシタン史跡を巡る』―風は都から―

・8 大塚司教の9月のスケジュール 

・9 青年センター  青年のための聖書の集いのご紹介

・10 お知らせ


日本とヨーロッパの架け橋となったジュリアン中浦


 ジュリアン中浦は、中浦地方代々の城主、小佐々家に生まれ、
有馬に開校したセミナリヨの一期生になりました。ほどなく、巡察
視ヴァリニアーノによって遣欧使節の一人に選ばれました。ジュリ
アンは、この頃、あたかも時の人であったように思われます。しかし
帰国後、秀吉の誘いを辞してイエズス会の修道生活に身を委ね、
司祭叙階を経て殉教に至るまで、生涯は苦難に満ちていました。
母親の猛反対を制して遣欧使節の副使として渡欧したものの、つ
ねに病気がち。勉学の間、ラテン語の試験に失敗して留年。司祭
叙階には二十八年もかかりました。少年時代の華やかさと比べれ
ば無残なほどの苦しい目にあっても、ジュリアンのこころを捉えて
離さなかったものは、高名な司祭としての栄達ではなく、一牧者と
して羊に自分を与え尽くす一修道司祭の生き方でした。
(手引き「殉教者を想い、ともに祈る週間」より引用)

生家跡にある中浦ジュリアン顕彰碑
(長崎県西海市)




188殉教者紹介 7
日本とヨーロッパの架け橋となった
―ジュリアン中浦―


 ジュリアン中浦の生涯には3つの特徴がある。遣欧使節として渡欧した国際的な視野、イエズス会の司祭、そして神と人への愛と奉仕に邁進し、殉教に至る徹底性である。

  ジュリアンは1568年に長崎の西海市中浦に生まれ、65年ののち、その豊かな生涯を穴吊りの責めで終えた。
  気丈で温かい心をもつ少年ジュリアンは、大きな夢を抱いていた。それはローマに赴いて教皇に拝謁することである。しかし遣欧使節の副使としてその夢が現実になろうとした時、ジュリアンは、風土病である三日熱にかかっていた。皆の勧めを押し切って謁見に臨んだものの熱で震える少年ジュリアンと、彼を温かく抱きしめる84歳の教皇グレゴリオ13世との対面は、日本の教会の歴史における一つの頂点といえるであろう。

  帰国後の1591年、ジュリアンは聚楽第で秀吉に謁見した後、天草でイエズス会に入会した。その後、当地のコレジヨで勉学を終了し、イルマンとして活動を始めた。ジュリアンは最初の任地として、大きな実りが期待される南肥後の八代に派遣された。

  1601年、神学の勉強のため再びマカオに渡ったが、長崎に戻ったジュリアンを待っていたのは辛い試練であった。それは理由も明確にされずに司祭叙階が延期されたことである。有馬のセミナリヨ、京都、博多で職務を果たしながらこの試練を乗り切ったジュリアンは、1608年、長崎でついに司祭に叙階された。その後、1614年の追放で多数の殉教者を出した口之津に任命され、そこから毎年、天草、八代、柳川、小倉の信者を訪問した。体力が衰え始めたころ、ジュリアンは小倉に移って活動を続けていたが、1632年、細川忠利が熊本に移封されたとき、捕らえられて長崎のクルス町の牢に送られた。奉行はジュリアンの棄教を切に望み、10カ月の間、彼に激しい責め苦を与えた。だがジュリアンの決心を変えられるはずはなかった。捕らえられる数年前、ジュリアンはすでに「キリストとローマ教会のため」と記し、殉教の覚悟を固めていたのである。1633年10月18日、ジュリアンの前に牢獄の門が開かれた。その日、西坂で穴吊りの責めを受けたのは、ジュリアンを含め、6人であった。その中でフェレイラ神父が転んだが、他は全員、キリストのために命を捧げた。その一人 ルカス・デル・エスピリトゥ・サントは、すでに1987年に列聖されている。ジュリアンは、同月21日に息を引き取った。記録に残る彼の最後のことばは、
 「この大きな苦しみは神の愛のため」
であった。
 西海市の中浦ジュリアンの生家跡に、彼の夢と精神を表わす美しい記念碑がある。地球儀の大海を渡る船、その船の帆は十字架を形どっている。



キリシタン関係行事

9月

 ○16日(日)
  福者カミロ・コンスタンツォ神父殉教祭
  場所 焼罪史跡公園(平戸市)
  主催 長崎教区
 ○22日(土)9時半
  六条河原巡礼会
  場所 河原町教会〜六条河原〜南蛮寺跡〜フランシスコの家
  主催 京都キリスト教文化資料館 共催 京都キリシタン研究会
 ○23日(日)
  聖トマス西と15殉教者ミサ
  場所 中町教会(長崎市)
 主 催 長崎教区 

10月
 ○6日(土)9時半
  六条河原巡礼会(9月と同じ)
 ○7日(日)
  「京都の大殉教」列福 教区一斉祈願ミサ
  場所 京都教区全小教区
 ○8日(月)鶴島巡礼
  場所 鶴島(備前市)
  主催 岡山教会


聖書講座シリーズ「使徒言行録」6/20・21

エルサレムでの迫害・サマリアへの宣教  柳田敏洋師(イエズス会)


 フィリポは、エルサレムの共同体の中でもめごとが起こったとき、12使徒が自分たちの手伝いをさせるために霊と知恵に満ちた評判の良い人として選んだ1人である。8章の4節から終わりまではこのフィリポの福音宣教が描かれている。
 当時、使徒たちは新しいキリスト教を考えていたのではなく、自分たちこそ真のユダヤ教だと考えていた。しかし、伝統的なユダヤ教の人々は、この新しいユダヤ教一派が勢いを増してきたので、異端とした。ユダヤ教はローマから公認されていたので、キリスト教はローマからも異端とされることになった。迫害を受けてフィリポはエルサレムを離れてサマリアまで下り、そこでキリストを宣べ伝えたのである。

 フィリポが福音を告げ知らせ、すばらしいしるしと奇跡を行うのを見て、人々は信じ、多くの人が洗礼を受けた。イエスも「時は満ち神の国は近づいた」と宣教しながら悪霊を追い出したり苦しんでいる人を癒すということを通して神の国が到来しているということを人々に示し、人々を回心へと導いた。誰でもイエスと同じ霊に生かされていなければこのようなわざは出来ない。  
 迫害がきっかけであったが、それがイスラエル以外の人々への宣教を開くことになった。現代の教会にとっても、直面している困難が、新たなチャンスとなるということがわかる。
 サマリアで大きい影響力を持っていたシモンがフィリポから洗礼を受けた。シモンは魔術を行って人々の心を奪っていた。シモンは洗礼を受けたけれども、使徒たちが来て聖霊を授けるところを見て、聖霊を授ける力を金で買おうとした。シモンは異端となったグノーシス主義の父とも呼ばれ、また中世に行われた聖職売買を表すシモニアという言葉の語源でもある。罪の償いが寄付によって許されると考える流れである。私たちも、どれだけ祈ったからということで恵みを得ようとする魔術的な信仰の誘惑がある。神の賜物はまったくそれにはとらわれないものである。祈りによって恵みを求めようとするのは自然の気持ちではあるが、祈りは取引ではない。

 あなたは神にすでに愛されている、それに気付くことが奇跡であり、恵みは発見なのである。これはよくわきまえる必要がある。そうでないと魔術という言葉を使わなくても自己本位な信仰から抜けられなくなってしまう。
 サマリアに後から来たペトロとヨハネがフィリポから洗礼を受けた人々に聖霊を授ける。カトリック教会も組織だからいろいろ弱さや問題を抱えているが最終的に教会は聖霊によって導かれている。そこに自分を委ねていく必要があることを示している。その見える姿がローマの教会であり、教皇である。聖霊が働いていることを信じながら様々な教えや導きを受け取っていくことが大切である。

 後半にエチオピアの宦官の回心が述べられているが、これは最初の異邦人の回心物語であり、ユダヤ教の中に留まっていた教会共同体が、そこから脱皮していく。旧約聖書の申命記には、去勢された人、身体に問題を抱えている人は宗教的に汚れた人として神の集会から排除されていた。神の救いに与れないということでこの人には苦しみであった。キリスト教では、神の救いに与るのにこの世での身分、社会的状況など一切関係がなくエチオピアの宦官が最初に洗礼を受けたというのはその大きなしるしである。

 彼にはもうフィリポの姿は見えなかったが、喜びのうちに旅を続けた。聖霊を受け、福音に生きるものの喜びを示しており、彼はもはやフィリポを必要としない。信仰に与るというのは導き手に自分を依存させていくということではない。導き手はそれを自分の手柄ではなくすべて聖霊のわざとしていく。私たちが洗礼に至るまでにはいろんな導き手があったが、私たちはそれにとらわれないで聖霊が私を生かしてくれているのを知ることである。そういう形でこそ真に教会共同体を築き、営んでいくことができる。


福音センター ニュース   



福音センター養成講座

 水と霊とで生まれなければ…

     〜洗礼の秘跡〜


わたしたちキリスト者が現代の混迷の中で、「いったいわたしはだれ?」と問い
かけたくなるとき、洗礼はわたしたちが何者であるかを告げてくれます。キリ
スト者の生活全体の礎である「洗礼」にあらためて目を向けることで、「わたし
はだれか」を見つめなおしませんか。 


福音センターでは、「成人のキリスト教入信式」を学ぶ講座を好評のうちに終了しました。今回は他の
諸秘跡の入り口である洗礼をとりあげ、命がけで洗礼を受けた188殉教者たちを思いながら列福の準
備にしたいと願っております。


● 講座内容 『カトリック教会のカテキズム』より「洗礼の秘跡」を解説  

  内   容  日 程   講 師
旧約時代の洗礼の前表
キリストの洗礼・教会の洗礼
罪のゆるし・新しい被造物
キリストの体(教会)に結ばれる
堅信について(仮題)
 
10月24日(水)
11月 7日(水)
11月14日(水)
11月21日(水)
12月 5日(水)
伊従 信子氏
森田 直樹師
北村 善朗師
奥村 豊師
一場 修師

    ● 場 所  河原町会館8階会議室
    ● 対 象  信仰を見直したい方、教育・典礼部担当の方
    ● 人 数  30名
    ● 時 間  午後1時半〜4時半(講話・分かち合い等)
    ● 申込み  10月17日(水)までに  ● 参加費 2,500円

          問い合わせ・申し込み先    
郵便番号・住所・氏名・参加コース名(みことばの分かち合い 又は、洗礼の秘跡)を
ご記入の上、それぞれの参加費を
 郵便振替口座(00920-4-161844 カトリック福音センター養成コース)へお振込ください。
  〒604-8006 京都市中京区河原町三条上ル 京都カトリック福音センター
   Tel 075-229-6800 Fax 075-256-0090 E-mail fukuin@kyoto.catholic.jp


福音センターだより 

  「こんにちは、福音センターです! 」− 三重県南勢ブロックへうかがいました。 
    
 去る6月30日(土)、南勢ブロック主催で行われた「みことばの分かち合い」の研修会に福音センターが
招かれ、約40名の参加者と有意義な一日を過ごしました。柳本師、オヘール師のブロック担当司祭も信徒と
共に参加、「みことば」を通した信徒との新たな出会いを楽しみました。以下はそのときの感想文です。

☆  一人一人の中にキリストがおられるという、キリストの現存を大切にしながらまず聴くことだと痛感しました。
  まず私が変えられていくことが大切…。

☆  分かち合いの導入―個人の祈り―黙想の流れがとてもよかった。自分で気づいていないことを人との分かち合いによって教えられ、互いに高められたように思います。私も必要とされていることを感じました。

☆  教会の中で「あの人は、ああいう人」と思っていた。その人の分かち合いを聴くことによって、相手の心のひだに隠されていた貴重な光に気づかされました。自分の思い込みが変えられた体験でした。

☆  聖書のみことばが現実の生活の中の出来事や出会いに結ばれている分かち合いを聴いて、生活の中に聖書が生かされていることを感じました。気取らない、誇らない、ひけらかさないでありのままで私らしく人と交わることができれば
いいなと思いました。

☆  今日学んだことは、心の内より結び合うということです。外側(行動)のみによる結びつきは日常生活の中での
  協働で生まれますが、神と人との内的結びつきは、沈黙の中で祈り、それを分かち合うことによってより深くなる
  のではないかということに気づきました。これからも更に学びを深めて教会を強くしていく、その役目を与えられた
  と自覚しました。聖書の導きに素直に従うことはちょっと怖いけど臆せずに実行していきたいと思っています。



福音センター養成講座

   みことばの分かち合い    
    講 師  幸田和生司教(東京大司教区)
     ● 日  時  10月13日(土) 午前10:30 〜 4:00 (講話・分かち合い)
     ● 場  所  河原町教会地下ホール  ● 申し込み締め切り 9月28日(金)までに
     ● 参加費   \800 (お申し込みは右ページ下の案内に沿って)




こんにちは神父さん


近藤雅広神父
所属レデンプトール会
生年1939
叙階1969

 20歳の時、京都のメリノール宣教会に直接行き、入会したいと申し出ました。すると「君は日本人だから、ハワイへ行ってアメリカ人の国籍をとれ」と言われ、ガッカリして京都から名古屋に帰らず、舞鶴に立ち寄ったおかげで、レデンプトール会に出会い、入会、今日に至っております。
 京都北部の宣教司牧13年。横浜教区の雪ノ下教会で6年間。ハヤット神父の「心のともしび運動」延べ16年間。
 思えば小教区の宣教司牧、信徒使徒職の啓蒙運動、マス・メディアの宣教活動、黙想会指導と、多様な宣教体験ができました。感謝でいっぱいです。目下舞鶴ブロックでお手伝いしながら療養かつ充電中です。



ハメル神父
所属メリノール宣教会
生年1939
叙階1985

 私は1997年に日本に来ました。東京のメリノール宣教会で2年間日本語の勉強をし、現在は津教会に在任、三重中勢ブロック協力司祭、又ラテンアメリカ人司牧担当者として働いています。日本語のミサをブロック内で、又、外国語のミサは三重地区、時に滋賀や奈良にも出向きます。私は今も日本語の勉強を続けています。なぜなら右の耳から入ったらすぐに左の耳から出ていきますから…。まだぐちゃぐちゃの日本語です。私の司祭生活の中心はご聖体です。キリストの僕として秘跡を授ける事はとても幸せです。日々の生活の中で、人々のよろこびの時、苦しみの時、私はいつもそれを分かち合いたいと望み扉を開けて待っています。私たちがイエズスの様に行い人々の鑑となれますように。








良書紹介
『京のキリシタン史跡を巡る』
―風は都から―


『京のキリシタン史跡を巡る』―風は都から―杉野榮著 三学出版

 来年の188殉教者列福式を控えるその中に、元和の大殉教と呼ばれる都の52人の殉教があり、「道は京都から」と言われる26聖人殉教者は、京都の殉教者ということが出来るほど京都は殉教のゆかりの地であることは、誰でもご存知と思う。1550年ザベリオは入洛したものの11日滞在しただけで都を去った。1550年ビレラがロレンソと共に入洛、1564年フロイス入洛、1596年京都で捕らえられ、1997年長崎で26人が殉教、それから20年、元和5年(1619年)六条河原で都の大殉教(10月6日)。

 この50年余の間、京都はキリシタンの町といわれるほどになった。江戸幕府のキリシタン弾圧は徹底を極め、その痕跡を残さないほど破壊された。しかし、研究家たちの絶え間ない熱意と努力は、京都キリシタンマップを作り上げるほどになった。すでにいろいろな人々の手になるキリシタンマップが作成されているが、この度、杉野榮師(日本バプテスト連盟牧師)がこの本を著すに当たり、嶋崎賢児氏(河原町教会信徒)の撮影写真により見事なガイドブックが出来上がった。

 400年前を思い浮かべていただきたい。その頃京都は御所や二条城を中心に古い寺院が建っていた。大正の終り頃、千本北大路あたりから京都を見回すと、全市が見え、東寺の塔が目の高さに入ってきたと父が話していたのを思い出す。
 都は神社仏閣、大名屋敷に並んで、西洋風の教会が三つ四つ建っていたし修道院もあった。今、フランシスコの家のある辺りはダイウス町と呼ばれ、教会、病院、使節館などが建っており、周囲に多くのキリシタン達が住んでいた。彼らは貧しい人、病める人、特に癩病人たちに奉仕していた。

 スータンや、修道服を着た外国人、日本人も多く見られたことだろう。京都は仏教の町である。熱心な仏教徒やお坊さんもいたろう。武士も商人(京都は商工の町でもあった)も行き交っていたろう。想像は私たちをわくわくとした世界に招いてくれる。この本を片手に、京の都を巡礼してみてはいかがでしょう、それは私たちを楽しい世界に招き入れてくれる。


大塚司教  9月のスケジュール


2日(日)神の島教会(長崎)訪問
5日(水)中央協委員会                
6日(木)中央協常任司教委員会
9日(日)京都南部南ブロックA司教訪問(八幡)
10日(月)〜11日(火)大阪教会管区事務局長会議(大阪)
13日(木)学法滋賀学園理事会15時(聖母幼稚園)
20日(木)〜21日(金)神学校合同準備会(中央協)
22日(土)KCCセミナー(上京教会)14時
23日(日)教区国際協力の日 京都教区カトリック国際ファミリーデー in 滋賀ミサ(長浜文化芸術会館)
25日(火)青少年委員会15時
26日(水)司教顧問会、司祭評常任委員会15時
27日(木)小教区評議会規約調整委員会10時
29日(土)聖ドミニコ女子修道会修道誓願金祝ミサ11時 (今出川)
30日(日)奈良南部ブロック司教訪問(西大和カトリックセンター)


青年センター あんてな 
青年のための聖書の集いのご紹介  河原町教会 宮地周吾郎


 皆さんこんにちは。今回は私たちが青年センターで毎月一回行っている青年のための聖書の集いについて皆さんにご紹介させていただきたいと思います。
 この青年のための聖書の集いというのは、今年の2月から始まった企画で、毎月第4土曜日の夜6時から、青年センター担当の神父様を囲んで次の日の主日の福音について分かち合いをしています。  

 私は今までこの聖書の集いには3回ほど参加させてもらいました。幼児洗礼だったこともあって、改めて聖書を深読する機会などあまりなかったせいもあってか、私にとってこの聖書の集いはとても新鮮な感覚を覚えました。今までの私の身の周りにある聖書と言えば、昔は日曜学校などがありましたが、現在では日曜日のミサ中に朗読として聞いているだけで、内容がいまひとつ分からずすっきりしないことがあっても、そのままうやむやにしていて放っておくことが多かったです。

 しかし、この青年のための聖書の集いでは、今までうやむやだったことを思い切って質問することが出来ます。今まで考えもしなかった根本的な問題にぶつかったり、自分とは全く違う捉え方をする人もいたりと、とても刺激的ないい分かち合いが出来ています。

 やはり、青年のこの時期は聖書というものが少し遠い存在になってしまいがちです。若者の教会離れが言われて久しい今日に、聖書というものはミサで読まれているものというぐらいの感覚しかないのかもしれません。しかし、私たちの信じるカトリックの礎を作るこの聖書のことをちゃんと知らないままでは、堅信を終えたとはいえ一人前の信者とは言えないと思います。そして、私と同じような状況の人はこの京都教区にもいるのだと思います。

 みなさんもぜひ一度この聖書の集いに参加してみませんか?持ってくるものは聖書とまっさらな心だけで十分です。青年センターでみなさんの率直な考えが聞けるのを楽しみにしています。

青年センター
電話075-414-6239
FAX075-414-6249
E-mail seinen@kyoto.catholic.jp
http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/




お知らせ


教区委員会から
◆聖書委員会
 ▼聖書深読8日(土)10時 新井延和師 河原町会館7階 費用2500円(昼食代を含む)、持参品 聖書・筆記用具・ノート(お申し込みは3日前までに)
 ▼聖書講座シリーズ「エルサレムからローマへ(福音宣教の旅)―使徒言行録を読む―5・6日 北村善朗師、12・13日 江川憲師、19・20日 英隆一朗師、26・27日 西経一師

地区協議会から
◆カトリック奈良地区協議会
 ▼聖書講座7・8日 英隆一朗師、21・22日 畠基幸師 場所 奈良教会
◆滋賀カトリック協議会
 ▼京都教区カトリック国際ファミリーデーin滋賀23日(日)長浜文化芸術会館(JR長浜駅西口より徒歩10分・電話0749(63)7400)11時ミサ、ミサ後交流会16時まで
 ▼例会30日(日)彦根教会
◆三重カトリック協議会
 ▼南勢ブロック聖書講座「殉教と福音宣教」15日(土)14時 伊勢教会 講師 松浦悟郎司教 会費 500円程度

修道会から
◆京都女子カルメル会
 ▼講演とミサ10月14日(日)13時半 講演「私は神を見たい」伊従信子氏 15時 ミサ
◆聖ドミニコ女子修道会
 ▼ロザリオを共に祈る会21日(金)10時半 どなたでもどうぞ 
◆ノートルダム教育修道女会
 ▼祈りの一泊集い10月6日(土)〜7日(日) 場所 唐崎修道院 対象 独身女性 問合せ077(579)7580

諸施設・諸活動から
◆JOC(働く若者の集まり。フリーターや働く予定のある青年も歓迎します)
 ▼最終金曜日19時 集会場所 京都働く人の家(九条教会前)連絡先090(8207)1831
◆カトリック聴覚障害者の会京都グループ
 ▼手話学習会13日(木)13時 河原町会館6階
◆京都カトリック混声合唱団
 ▼練習日9日(日)、30日(日)14時、22日(土)19時(ミサ奉仕は18時15分から)河原町会館6階
◆京都カナの会
 ▼例会・結婚相談室2日(日)13時半 河原町会館6階
◆京都キリシタン研究会
 ▼例会23日(日)河原町会館6階
 ▼六条河原巡礼会(京都キリスト教文化資料館共催)22日(土)9時半 河原町教会(事前申込み要)
◆コーロ・チェレステ
 ▼練習日第2、第4、第5木曜日10時 河原町会館6階
◆在世フランシスコ会京都兄弟会
 ▼集会15日(土)13時半 フランシスコの家
 ▼関西地区会議・評議会29日(土)13時半 フランシスコの家
◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会
 ▼河原町協議会16日(日)河原町教会
◆ディンプナの会
 ▼1日(土)19時 河原町会館6階 奥村豊師
◆二金会
 ▼14日(金)11時 西陣教会
◆糠みその会
 ▼27日(木)19時半 九条教会ホール
◆心のともしび 9月番組案内
 ▼テレビ(衛星・ケーブル放送) スカイAスポーツプラス
*毎週土曜日朝8時45分より*
井上博嗣神父によるシリーズ〜聖書に学ぶ〜1日と8日「選ばれた民の王ダビデ」。15日と22日「預言者イザヤ」。29日「マリアへのお告げ」(但し8日は7時30分からに変更)
 ▼ラジオ KBS京都ラジオ
*9月のテーマ「孤独」。
月〜土 朝5時15分より5分間。
問合せ075(211)9341
◆「一万匹の蟻」運動基金報告累計50、372、942円(7月17日現在)


聖ヨゼフ修道会について

 ウイチタ聖ヨゼフ修道会は、本部(竜安寺)、白梅町、阿坂に修道院がありますが、8月6日、修道会名を「聖ヨゼフ修道会」に改めることになりました。
 聖ヨゼフの名前をいただく修道会は、世界中に数多くあり、アメリカだけでも25あります。ウイチタ聖ヨゼフ修道会はアメリカ中部カンサス州のウイチタに本部がありますが、このたびアメリカの中東部にある7つの修道会が合併することが決まり、修道会名を改めることになったものです。
 日本では京都教区の他、福岡教区隈府(菊池市)にあります。


帰天
▼シスタームーニー・メリー・キャサリン(メリノール女子修道会)が7月31日ニューヨークで帰天されました。80歳でした。永遠の安息のためにお祈りください。


開心

○清らかな 心を持ちたい
 清らかな 水を飲みたい
 青とは生まれたばかりの水々しさ         (MT)

○平和を訴えるのは難しい。喧嘩腰では平和を訴える資格はない。柔和な訴えでは何も変わらない。 (TO)




編集部から

◆編集部から
お知らせに載せたい情報は、前月の1日までに、教区時報担当宛にFAX075(211)4345 か、henshu07◎kyoto.catholic.jp (4月からアドレスを変更しております)
に、発信者のお名前を明記してお寄せください。

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