2008/1 No.362
<京都教区時報 2008年1月号の目次>

・1  2008年 司教年頭書簡
『京都の大殉教を想う新しい福音宣教』
 パート2〜現代の殉教「丸血留」を生きる〜 京都司教 パウロ大塚喜直


・2  2008年度 京都教区・大塚司教の主要予定

・3  「船員司牧の現場から滞日外国人とのかかわりを学ぶ」  国際協力委員会

・4 教区内の活動予定

・5  大塚司教の1月のスケジュール 

・6 お知らせ 

  ◆済州教区への救援金総額 
   ◆帰天



2008年 司教年頭書簡
『京都の大殉教を想う新しい福音宣教』
 パート2 〜現代の殉教「丸血留」を生きる〜

京都司教 パウロ大塚喜直



1.「ペトロ岐部と187殉教者」列福の年
 新年明けましておめでとうございます。今年も京都教区の全ての信者で、『みながひとつになって』(司教のモットー)共同宣教司牧を推進していきましょう。
 昨年の6月1日、教皇庁列聖省は教皇ベネディクト16世の認可を得て、「ペトロ岐部と187殉教者」の列福を承認し、9月には列福式が本年11月24日(月曜日)長崎で行われると発表しました。
 私は昨年に引き続き教区の今年のテーマを「京都の大殉教を想う新しい福音宣教」とし(パート2)、『日常からミサを生きる』京都教区が、列福される殉教者の信仰を模範にして、「新しい福音宣教」に取り組む決意をあらたにしたいと思います。

2.「新しい福音宣教」のための部会制の充実
 京都教区は、2001年に全56小教区に『共同宣教司牧』を導入し7年が経過しました。そして、2003年から足掛け5年をかけて取組んだ「小教区評議会の規約作り」は、昨年で終了しました。理解と協力を惜しまず示してくださった皆様に感謝します。本当に、ありがとうございました。これで、「新しい福音宣教」を担う教会の運営と活動を共同宣教司牧の精神で実行する形が整いました。これからの課題は、動き出した部会制をどのように軌道にのせていくかです。部会制が目指している「共同体のみんなが教会の活動を担い福音宣教していく」という目標をしっかりとらえて、部会制が定着するよう各教会で工夫していきましょう。

3.「京都の大殉教を想い、ともに祈る1年」
 私は、昨年の「京都の大殉教」の記念日である10月6日から今年の列福式(11月24日)までの期間を、「京都の大殉教を想い、ともに祈る1年」としました。目的は「京都の大殉教」の列福決定を感謝するとともに、「ペトロ岐部と187殉教者」、特に「京都の大殉教」についての歴史を学び、当時のキリシタンの信仰と殉教者のこころを想い、私たちが「現代の殉教」を引き受ける心構えをつくることです。私は、殉教者の学びのために、「京都の大殉教 1619年10月6日」(結城了悟、日本26聖人記念館 発行、2007年第3版)と、「ペトロ岐部と187殉教者」(カトリック中央協議会、殉教者列福調査委員会、2007年)の2冊を教区の皆様に送りました。どうぞ、よく読んでいただき、それぞれの殉教者について歴史的事実と背景を学び、かれらの生き方に想いを馳せてください。
 また、教区では「京都の大殉教」列福記念事業特別委員会を設置して、教区全体で「京都の大殉教」の列福を有意義に祝うためにいろいろな記念事業を企画しています。これらの活動のために皆様から特別献金をお願いしたいと思いますので、どうぞご協力ください。
 また、各地区協議会・ブロック・小教区等でも、殉教者を記念するために自主的に活動してください。


4.現代の殉教「丸血留」を生きる
 キリシタン時代、ラテン語の「殉教」が「丸血留(まるちる)」という当て字で綴られていました。この「丸血留」には、殉教者の信仰と心情がみごとに表われています。厳しい迫害を受けパライソをひたすら望んで全てを耐え抜いた殉教者たちは、自らのすべて(丸ごと)を捧げ、命を賭して(血を流して)信仰に踏み留まったのです。
 現代の私たちにとっての迫害は、権力者によるものではありませんが、それにもまして巧妙に忍び寄ってきます。世間にはキリスト教の信仰を徐々に周辺に押しやる考えが蔓延しています。「私がよければ、それでいいじゃないか」といった主観主義や、「人に迷惑かけなきゃ、いいじゃないか」という道徳的相対主義、さらに「この世の中、なにも確かなものなんかないよ」というニヒリズム(虚無感)の形をした価値観の危機といったものが、人々を神不在の生き方へと誘惑していきます。このような現代の誘惑は教会の外部からよりも信者の内側をとおしてやってきて、いつの間にかキリスト者自身が求める救いそのものが世俗化されはじめています。これが、私たちが直面している新しいタイプの迫害です。この世俗の時代の「精神の迫害」といったものに打ち勝つために、私たちは今まさにキリシタンの「丸血留」のこころを思い起こすのです。

5.「丸血留」の心・謙遜
 殉教とは、恐ろしい拷問に耐えて死んだというところにのみ偉大さがあるのではありません。信徒であれば誰しも「いざというとき、自分は殉教するだろうか」と考えますが、多くの人は、自分は弱いから殉教など決してできないと言うでしょう。確かにそれは正直ですが、それでは殉教者のことをひとつも理解していないことになります。実は人はだれでも、自分は殉教する覚悟があると公言できるものではないと思います。しかし、迫害に直面し最後に殉教者になった人たちは自分の精神の強さのゆえではなく、神への信頼と恵みによって決断できたのです。自分の努力ではなくひたすら神により頼むこと、この神への信仰があったからこそ、いざというときに殉教は人間の決断となったのです。

6.宣教のための奉献としての殉教
 殉教者の原点はキリストの死です。キリストは自分を救わず、ただひたすら愛する他者の救いのためだけを考えて生きました。その究極の終着点が十字架の死でした。しかし、忘れてならないのは、そのキリストの生き方と死は、御父のみ旨を果たすためであったということです。つまりイエスの死は、御父のみ旨に従って神の愛を証しする宣教のための奉献であったいえます。カトリック教会の歴史における数々の殉教も、この宣教のための奉献の一つの形であり、殉教者たちは殺されても恐れない自分の信仰の強さや勇敢さを証明するために殉教したのではなく、神の存在、神のあわれみ、神の愛の証のために命を捧げたのです。
 したがって、「現代の殉教」には3つのポイントがあります。第1は、「イエス・キリストを宣言する」ことです。信仰者の証しの生き方は何でもよいのではなく、キリストによる救いを信じ、永遠のいのちに希望をかける愛の生き方です。第2は、信仰者は「自分の死をかけるほどの確固たる信念をもって生きる」ことです。生ぬるい信仰を常に回心します。そして第3は「隠れて生きないこと」です。信仰というのは黙って自分だけ信じていればよいというものではなく、神がくださる信仰の恵みから証しの使命を取りさることはできません。

7.自分に与えられたものを主に返す
 聖アウグスチヌスは殉教者について、次のような説教をしています。「殉教者の死を買い取った代価は一人の方の死です。この一人の方の死は、どれほど多くの人の死を買い取ったでしょうか。もし、その死がなかったら、一粒の麦が多くの実を結ぶことはなかったでしょう。殉教者たちは、自分に与えられたものを主に返したのです」。
この「自分に与えられたものを主に返す」ということは殉教者だけではなく、すべての人に当てはまります。人はそれぞれ違った仕方であっても、自分に与えられたものを主に返すのです。別の言い方をすれば、殉教には「死ぬ殉教」と「死なない殉教」があると言えます。どちらも神に捧げる人生です。私たちはふだん自分の人生を自分のものだと考えています。でも本当にそうでしょうか。自分のものでありながら、その初めも終わりも自分の自由がきかず、自分の力の及ばないものなのです。人はキリストのあがないによって救われ、その人生は神からいただいたものなのです。

8.神との約束を生きる
 人には生まれつき、神の愛に応えるという課題があります。この神の愛は、イエス・キリストの十字架の死において完全に啓示されました。私たちキリスト者は、人生が人の意思や努力を受け付けない宿命といったものではなく、キリストに倣って人生を「神が人間に注がれる限りない愛にいかに応えて生きるか」という視点でみることができます。殉教者たちは、信仰のために自分の命を捨てることで神に愛されたことを証明しました。殉教者のその死に方に表れた「生き方」は、神との約束を生きたと言えます。
 人の一生は不可解で神秘です。人は苦しく辛い出来事に襲われ、生きがいどころか生きる力も意味も失い、絶望のふちに追いやられることがあります。また、それほど深刻でなくとも、なぜ私がこんな目にあうのか、なぜ私は不幸なのか、なぜ私は自分の意志に反してこれをしなければならないのか、と自分が分裂してしまうときがあります。その時にこそ私たちは洗礼の約束のとおり、神の愛と力に信頼し、それに応える約束を思い起こすのです。

9.キリストに従う勇気
 故教皇ヨハネ・パウロ2世が晩年高齢になり病気も抱え、ある記者から引退の意志を問われたとき、「キリストは十字架から降りなかった」と答えられたというエピソードがあります。教皇様は神に捧げた人生を、またその使命を最後までやり遂げる確固とした思いをお持ちでした。私たちキリスト者は、純粋にキリストに従うことを望み、憧れ、その道を探しています。それは時に苦しく、辛く、人間には不可能と思えることがあるでしょう。しかし、私たちの教師であるキリストの生き方とその十字架の姿を思い、教皇様のように強い意志をもってキリストに従う勇気と謙虚さが必要なのだと思います。私たちも「神への奉献を生きる」のです。主である神からの招きにどう応えるか。出来るだけよく応えるか、それともあまり応えないか、全く応えないか。信仰はある意味で、自分の人生を切り開く唯一の道なのです。

10.永遠のいのちを目指して『日常』を生きる
 当時の京都のキリシタンたちは、あの南蛮寺とよばれた聖堂でどんな思いでミサにあずかっていたでしょうか。殉教者たちは、殉教者になるために信仰を生きたのではありません。殉教者たちは、苦労と嘆きとつかの間の喜びのつまった生活の中で、自分の「この世のいのち」と引き換えに生きている「永遠のいのち」があることを決して忘れなかったのです。
 殉教という奉献は、毎日の生活での神への賛美と感謝の祈り、家族と分かち合う生活の苦しみ、日々の労働、隣人への奉仕にこめられた『日常』での信仰生活があったからこそなしえたことでした。パウロは言います。「自分の体を神に喜ばれる聖なる、生きるいけにえとして捧げなさい」(ローマ12・1)。キリスト者の奉献は毎日の生活全体なのです。これが『日常からミサを生きる』というテーマが意味しているものです。しかし、同時にミサはある意味で『日常』を越えた、自分の人生の最後の時、救いの時を前もって生きている荘厳な儀式です。殉教者となった人たちは、こうして永遠のいのちを目指して日常から生きていたのです。だから、迫害に直面したとき信仰を捨てずに、永遠のいのちを選ぶ究極の選択ができたのでした。

11.福音的決断
 この世の富も名声も出世も、経済的に豊かで便利な暮らしも、それ自体は悪いことではなく、人間の福祉の向上に役立つとも言えます。しかし、それらの追求と、人間のいのちや人権、環境、平和など、普遍的な価値のあるものや福音的な生き方と対立するときにどちらを選ぶかが問われるのです。家族のために、困っている人のために、虐げられている人のために、正義のために、平和のために、今持っているお金も手放し、持てるであろう楽な生活も投げ出して、人はすべてを犠牲にしてでも選択すべきことがあります。またその時があります。
 神の愛を選択する機会は死ぬまであります。神からいただいた命を豊かに生きるか、粗末に扱うか、その誘惑はあらゆる選択に潜んでいます。すべての人を愛する心をもち、祈りと回心でそれを培い、いざというときにどんな犠牲をはらってでも神の愛を選択するか、拒否するか、本当の迫害はまさに身近にあるのです。鴨川の六条河原で27本の十字架に連なった52名の殉教者たちは、神への愛を選択する機会を逸せず、確かな決断によって永遠のいのちへの栄光の道を昇っていきました。

12.『使徒聖パウロ年』を迎えて
 教皇ベネディクト16世は使徒聖パウロの生誕2000年を記念するために、2008年6月29日「聖ペトロ・聖パウロの祝日」から2009年同祝日までを「使徒聖パウロ年」と制定されました(注1)。パウロは「神の恵みを無駄にしてはいけません」と繰り返し言いました。私たちも「ペトロ岐部と187殉教者」の列福を記念しながら、自らの信仰の恵みを無駄にすることなく、「新しい熱心、心構え」、「新しい方法」、「新しい表現」での「新しい福音宣教」に、「丸血留」の精神で派遣されていきましょう。「殉教者の血は教会の種子となる」(マルチリオの勧め)のです。私たちも「現代の殉教」を雄々しく生きて、次世代の日本の教会に「丸血留」の心を継承していきましょう。
 今年も京都教区の福音宣教の歩みを聖母マリアの取次ぎによって父である神様におささげし、平和の元后であるマリアさまを通して「世界の平和」のための祈りを続けましょう。
        2008年1月1日 神の母聖マリアの祝日

(注1)ベネディクト16世教皇は、2007年6月28日、聖ペトロ・パウロの祝日の前晩の祈りの説教で発表された。なお、聖パウロの生年については、歴史家によって紀元7年から10年の間としていると言及された。

(イラストは河原町教会、佐々浪昌夫氏)


2008年 京都教区・大塚司教の主要予定

1月
1日(火)10時 新年ミサ(河原町)
5日(土)11時 司祭・修道者新年ミサ(河原町)
6日(日)10時 河原町教会ミサ
13日(日) 9時 女子カルメル会修道院ミサ 
20日(日)14時 大和八木教会 英語ミサ
27日(日)仁豊野ヴィラ訪問

2月
3日(日)9時 メリノール女子修道会感謝ミサ(高野)
     15時 日本26聖人殉教者顕彰ミサ(西陣)
10日(日)14時半 教区合同洗礼志願式(河原町)
17日(日)13時半 京都教区女子奉献生活者の会
            総会ミサ(河原町)
18日(月)〜22日(金)臨時司教総会(中央協議会)
24日(日)大和八木教会 四旬節黙想会

3月
2日(日)14時 四日市教会 ポルトガル語ミサ
9日(日)14時 草津教会 ポルトガル語ミサ
16日(日)10時 主の受難ミサ(河原町)
19日(水)11時 聖香油ミサ(河原町)
23日(日)10時 主の復活ミサ(河原町)
26日(水)教区保育者研修会(河原町)
27日(木)〜29日(土)小学生侍者合宿
29日(土)11時 司祭叙階式(司教座聖堂)

4月
6日(日)10時 故洗者ヨハネ浅田年生神父
          1年祭ミサ(河原町)
12日(土)10時半 共同宣教司牧推進チーム会議
13日(日)奈良北部ブロック司教訪問(富雄)
20日(日)京都北部宮津ブロック司教訪問(宮津)
27日(日)滋賀湖西ブロック司教訪問(大津)

5月
4日(日)15時半 西舞鶴教会英語ミサ
5日(月)10時半 右近こども祭り(大和榛原)
10日(土)13時半 第8回教区宣教司牧評議会
11日(日)14時 京都南部地区合同堅信式(河原町)
17日(土)〜18日(日)青年のカテケージスの集い
25日(日)三重中勢ブロック司教訪問(上野)
29日(木)10時半 司祭全体集会・司祭評議会

6月
1日(日)13時半 奈良ファミリーデーミサ(野外礼拝センター)
2日(月)〜6日(金)定例司教総会(中央協議会)
8日(日)京都北部地区合同堅信式
14日(土)14時 集会司式者講習会(河原町)
15日(日)滋賀地区合同堅信式(草津)
18日(水)〜20日(金)司祭研修会
22日(日)三重地区合同堅信式
29日(日)10時 河原町教会ミサ(司教霊名の祝い)

7月
6日(日)10時 京都コリアンセンター訪問 ミサ
13日(日)京都南部南ブロックB司教訪問(宇治)
27日(日)14時 尾鷲共同体ミサ

8月
4日(月)比叡山平和の祈り
5日(火)〜 7日(木)中学生広島平和巡礼
8日(金)〜 9日(土)教区カトリック学校教職員修養会
10日(日)教区一斉平和祈願ミサ
15日(金)10時 河原町教会聖母被昇天ミサ
30日(土)教会学校研修会
31日(日)15時 奈良教会 英語ミサ

9月
7日(日)京都南部西ブロック司教訪問(桂)
14日(日)11時 彦根教会 スペイン語ミサ
21日(日)京都南部東ブロック司教訪問(北白川)
28日(日)国際ファミリーデー(三重地区・セントヨゼフ女子学園)

10月
3日(金)特別臨時司教総会(中央協議会)
5日(日)衣笠教会献堂50周年記念ミサ
12日(日)15時 大津教会 英語ミサ
19日(日)桂教会創立50周年記念ミサ
21日(火)〜28日(火)教区司祭 年の黙想会

11月
2日(日)14時 衣笠墓苑 墓参
9日(日)14時 滋賀地区ラテンアメリカ人共同体堅信式(草津)
16日(日)15時 三重地区ラテンアメリカ人共同体堅信式(四日市)
24日(月)ペトロ岐部と187殉教者 列福式
27日(木)10時半 司祭全体集会・司祭評議会
29日(土)13時半 第9回教区宣教司牧評議会

12月
25日(木)10時 主の降誕 ミサ(河原町)




「船員司牧の現場から滞日外国人とのかかわりを学ぶ」
国際協力委員会
  


 去る10月8日(月)、題記の研修会が西舞鶴カトリック教会で開かれました。四日市教会はじめ23名の参加がありました。最初に柳本神父様より教区国際協力委員会の方針として、船員司牧と刑務所、拘置所の訪問の二つのテーマについて研修を考えていることが説明されました。ついで、難民移動者委員会船員司牧担当、レイモンド・デロシェ神父様から船員司牧について次のような話がありました。

 船員司牧について大切なことは、まず、彼等に必要な情報を知らせること。生活のためのオフィス、教会などを船から見たわかりやすい地図を作って渡すことなど。彼等が生活のための情報を得ることは、大きな助けになり、支えになる。出航の時、彼等はお祈りありがとうと必ず言う。人と人とのつながりができると、「嵐の時に、祈っている人がいるんだよ」と感じることができるからだ。

 そして、教会に来たら迎え入れること(英語はできなくてもよい)。船員はいつも自分の場所ではないところにいるわけで、とても不安である。だから、心から迎え入れること、心からの対応がとても大切である。

 今、全世界の船員の2割がフィリピン人で、将来的には中国人になるだろう。船上を生活の場にしなければならない彼等にとって、港で1度でも教会に行けたり人に出会ったりできることは日々の生活の大きな支えになる。彼等を教会に迎えたり、船を訪問したりして、話を聞いていると教えられることも多い。やはり相手を尊敬することが大切である。病人を訪問するように船を訪問し、彼らと出会うことは出前教会のようなものであり、その司祭を支えたり、共同体として自分たちにあった役割を探したり作ったりしていくことが大切である。女性にも修道女にもそれぞれ役割がある。ある教会共同体の老人のグループは、毛糸の帽子を編んで船員にあげたり、タオルと石鹸のクリスマスプレゼントを用意したりして、喜ばれている。それもひとつの心の対応である。また、これから「彼等のために何ができるか」を小さな活動をしながら探っていくことが望まれること、そして、神父様は最後に、なぜ船員司牧をするのかというと「船員たちがいなければ、私たちの生活は成り立たない」から私の感謝の気持ちです、と話されました。また、かつて横浜港で船員訪問をした信徒の体験談も分かち合われました。

 私たちが“多文化・多国籍の教会”を作るためには、何より心からの対応と、相手への尊敬の気持ちが大切である、という原点を再認識いたしました。また、柳本神父様から、船員や滞日外国人で教会を探している人のために、外国語で地図・案内等を作り配布すること、また、京都北部でも船員司牧の準備会をすることなど、提案がありました。また、日本で働きたい滞日外国人のために、教区で持っている施設で、その雇用の枠を広げて受け入れて欲しいという要望も出されました。 (西舞鶴教会 梅澤良子)



2008年度           
教区内の活動予定


福音センターの行事
 ▼結婚講座1月26日、2月2日、9日(いずれも土曜日)、後期は未定
 ▼病人訪問〜患者と家族の心と体のケア〜2月17日(日)
 ▼聖パウロの告げた福音(仮称)3月2日、9日(いずれも日曜日)
 ▼祈り(T)5月29日(木)〜30日(金)
 ▼再び福音宣教へ踏み出す5月10日(土)
 ▼キリシタン時代の信徒組織(仮称)5月24日(土)
 ▼祈り(U)11月22日(土)〜23日(日)

青年センターの行事
 ▼創業記念の集い1月13日(日)
 ▼聖書の集い1月26日(土)
 ▼ネットワークミーティングin鹿児島2月9日(土)〜10日(日)
 ▼カトリック青年連絡協議会in鹿児島2月10日(日)〜11日(月)
 ▼運営委員会(奈良地区)2月16日(土)
 ▼聖書の集い2月23日(土)
 ▼聖書の集い3月22日(土)
 ▼教区中学生会春合宿3月24日(月)〜26日(水)
 ▼教区高校生会春合宿3月(日は未定)
 ▼運営委員会(京都南部地区)4月19日(土)
 ▼聖書の集い4月26日(土)
 ▼大塚司教カテケージス集会5月17日(土)〜18日(日)
 ▼聖書の集い5月24日(土)
 ▼運営委員会(三重地区)6月21日(土)
 ▼聖書の集い6月28日(土)
 ▼聖書の集い7月26日(土)
 ▼教区中学生会広島平和巡礼8月5日(火)〜7日(木)
 ▼教区高校生会夏合宿8月(日は未定)
 ▼カトリック青年アジア体験学習8月(日は未定)
 ▼聖書の集い8月23日(土)
 ▼運営委員会(京都北部地区)8月30日(土)
 ▼ネットワークミーティングin東京9月13日(土)〜14日(日)
 ▼カトリック青年連絡協議会in東京9月14日(日)〜15日(月)
 ▼聖書の集い9月27日(土)
 ▼運営委員会(青年センター)10月18日(土)
 ▼聖書の集い10月25日(土)
 ▼YES200811月15日(土)〜16日(日)
 ▼聖書の集い11月22日(土)
 ▼運営委員会(滋賀地区)12月13日(土)
 ▼聖書の集い12月27日(土)
 ▼教区中学生会冬合宿12月(日は未定)
 ▼教区高校生会冬合宿12月(日は未定)

教区委員会の行事
◆聖書委員会
 ▼聖書講座5月14日〜11月20日
     (年12回、毎月2回水曜日夜コース、木曜日昼コース、毎月2回、8月は休講)河原町ヴィリオンホール
 ▼よく分かる聖書の学び1月9日、2月27日、3月26日、4月23日、5月28日、6月25日、7月23日、9月17日、
               10月29日、11月26日、12月17日(水曜日午前、毎月1回、8月は休み)河原町会館8階

修道会の行事
◆聖ドミニコ女子修道会
 ▼ロザリオを共に祈る会1月18日(金)10時半
 ▼みことばを聴こう2月9日(土)9時半

地区の行事
◆滋賀カトリック協議会
 ▼例会2月17日(日)(大津)、4月20日(日)(彦根)、6月29日(日)(草津)、
      9月28日(日)(長浜)、11月16日(日)(唐崎)
 ▼安土セミナリヨ記念ミサ4月29日(火)
 ▼合同堅信式6月15日(日)(草津)
 ▼典礼研修会7月12日(土)
 ▼びわこウオーカソン11月24日(月)

諸施設・諸活動の行事
◆JOC
 ▼働いている青年の集い。最終金曜日19時半 京都働く人の家(九条教会前)連絡先090(8207)1831

◆カトリック聴覚障害者の会京都グループ
 ▼手話学習会1月10日、2月7日、3月13日、4月10日、5月15日、6月12日、7月10日、9月11日、
          10月9日、11月13日、12月11日(いずれも木曜日)
 ▼手話ミサ年間3回金曜日、月日は未定、河原町会館6階

◆京都カトリック混声合唱団
 ▼練習日1月6日(日)、13日(日)、26日(土)、2月2日(土)、2月10日(日)、2月23日(土)、
  3月9日(日)、15日(土)、30日(日)、4月13日(日)、26日(土)、5月11日(日)、24日(土)、
  6月8日(日)、21日(土)、29日(日)、7月13日(日)、26日(土)、8月3日(日)、23日(土)、
  9月14日(日)、27日(土)、10月12日(日)、10月25日(土)、11月9日(日)、22日(土)、30日(日)、
 12月7日(日)、14日(日)(原則として奇数月の第4土曜日は夕方6時半からのミサ奉仕)
 ▼チャリティコンサート2月11日(月)

◆京都カナの会
 ▼例会・結婚相談室1月27日、3月2日、5月4日、6月1日、7月6日、9月7日、12月7日
 ▼例会・会員の集い10月5日、(いずれも日曜日)河原町会館6階

◆京都キリシタン研究会
 ▼定例会1月27日、2月24日、3月23日、4月27日、6月22日、7月27日、9月28日、
             11月23日(いずれも日曜日)河原町会館6階
 ▼都の聖母奉賛ミサ5月11日(日)将軍塚
 ▼南蛮寺跡ミサ8月24日(日)平新旅館予定
 ▼10月5日(日)京都の大殉教記念ミサ 河原町教会

◆コーロチェレステ
 ▼練習日毎月第2、第4、第5木曜日 河原町会館6階

◆在世フランシスコ会京都兄弟会
 ▼集会1月19日、2月16日、3月15日、4月19日、5月17日、6月14日、7月19日、9月20日、
     10月18日、11月15日、12月20日(いずれも土曜日)フランシスコの家
 ▼日本26聖人殉教者顕彰ミサ2月3日(日)西陣教会
 ▼日本26聖人巡礼2月11日(月)加古川教会〜明石

◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会
 ▼河原町協議会毎月第2日曜日 河原町教会

◆ディンプナの会
 ▼1月5日(土)、2月2日(土)、3月1 日(土)、4月以降は当分の間お休み 河原町会館6階

◆二金会
 ▼例会1月18日、2月8日、3月14日、4月11日、5月9日、6月13日、9月12日、10月10日、
     11月14日、12月12日(いずれも金曜日)西陣教会

◆糠みその会
 ▼例会2月28日、3月27日、4月24日、5月29日、6月26日、7月31日、8月28日、9月25日、
     10月30日、11月27日、12月11日(いずれも木曜日)

◆心のともしび 1月番組案内
 ▼テレビ(衛星・ケーブル放送) スカイAスポーツプラス  *毎週土曜日朝8時45分より*
    井上博嗣神父によるシリーズ〜聖書に学ぶ〜
    12月29日「放蕩息子の譬え話」。5日と12日「イエスとサマリアの女との出会い」。19日と26日「己を捨てる」。
 ▼ラジオ KBS京都ラジオ  *1月のテーマ「意欲」。
   月〜土 朝5時15分より5分間。
    問合せ075(211)9341

◆「一万匹の蟻運動」基金報告 累計51、037、601円(11月21日現在)



大塚司教  1月のスケジュール


1日(火)新年ミサ(河原町)10時
5日(土)司祭・修道者新年ミサ(河原町)11時
      司祭・修道者懇親会12時

6日(日)河原町教会ミサ10時
      典礼部新年会12時
9日(水)中央協出版審議会
10日(木)中央協常任司教委員会
10日(木)〜11日(金)社会問題司教研修会

13日(日)女子カルメル会修道院ミサ9時 
      青年センター創立19周年の祝い
15日(火)諸宗教部門会議
16日(水)青少年委員会15時
17日(木)司教顧問会・責任役員会10時
     (社福)カリタス会理事会14時
19日(土)済州京都交流部会議14時

20日(日)大和八木教会 英語ミサ14時 
24日(木)神学校合同準備会
25日(金)大阪教会管区司教会議

27日(日)仁豊野ヴィラ訪問
28日(月)聖家族幼稚園感謝の祈り
29日(火)中央協委員会
30日(水)中央協委員会
      中央協議会財務委員会


お知らせ

「ペトロ岐部と187殉教者」列福式 決定  
2008年11月24日(月・振替休日)長崎市で


済州教区への救援金総額  1,313,311円

 済州島を襲った台風被害のための、姉妹教区・済州教区に対する温かい救援金が、教会、修道会から寄せられ、また多くのお祈りをいただきました。心からお礼申し上げます。  教区本部事務局



帰天


ステファノ濱尾文郎枢機卿
 11月8日帰天されました。77歳でした。永遠の安息のためにお祈りください。









編集部から

 お知らせに載せたい情報は、前月の1日までに、教区時報担当宛にFAX075(211)4345か henshu07◎kyoto.catholic.jp に、発信者のお名前を明記してお寄せください。
 (スパムメール防止のためこのようにしています。メールを送る方は◎を@に置き換えてください)

編集部のEメールアドレスを、henshu07◎kyoto.catholic.jp 4月からに変更しました

時報TOPに戻る