2008/4 No.365
<京都教区時報 2008年4月号の目次>

・1 有馬の殉教者たち

・2 188殉教者紹介 13 有馬の殉教者たち

・3 福音センターニュース  講座案内
     ・ 聖パウロ年特別講座/聖パウロの告げた福音
     ・新しい福音宣教を目ざして /「再び福音宣教にふみ出す」

・4 聖書講座シリーズ25  講座案内
  今、キリストを証しする ―聖書に学ぶ現代人の生き方―


・5 
こんにちは神父さん   松本秀友神父 福地幹男神父

・6  大塚司教の4月のスケジュール 

・7 青年の集い 〜聴いてよ!司教様!!〜のお知らせ

・8 お知らせ

    ・司祭の異動(3月24日付) 

     ・
奈良地区聖書講座



有馬の殉教者たち




 有馬の教会の最初のあかしは、神が信仰の神秘を「幼子のような者にお示しになった」ことを示して、それによって、教会がイエスとともに喜びにあふれて感謝することを教えています。

 処刑が、日之江城の前を流れて有明海に注ぐ有馬川の中州で行われることを知った信者たちは、ろうそくとロザリオをもって集まり、川の両岸で祈りながら見守っていました。

 川を渡るとき、一人の役人が12歳のディエゴ少年を背負って渡ろうとしましたが、「歩かせてください。イエス様はカルワリオ山へ歩いて行かれました」と、それを断りました。十字架の苦難を経て栄光へと変えられる救いの神秘を、神様は幼い子どもに示しておられたのでしょうか。殉教がイエスに導かれる至福への道であると、彼らは信じていました。
   (パンフレット『殉教者を想い、ともに祈る週間』より引用。)

写真は有馬の殉教の場面を描いた島原教会のステンドグラス










188殉教者紹介 13  

有馬の殉教者たち 



 1613年10月7日、有馬家の本城であった日野江城の前を流れる有馬川のほとりで火あぶりの刑を受ける3人の武士とその家族を前に、2万人の信者が祈っていた。全員がロザリオやローソクを手にしていた。集った人びとに向かって殉教者の一人レオ武富は次のように宣言した。
  「これで有馬の信者の信仰が分かるであろう」

 この殉教は、地元の教会を代表する殉教者と彼らを支援する教会全体の団結をみごとに表わしている。有馬の教会は、キリシタン大名ジョアン有馬晴信の時代に、長い間、宣教師たちのより所となり、信者は徹底的に育てられた。1612年から長崎奉行長谷川左兵衛と有馬直純が始めた迫害は、有馬領にりっぱな証しを残した。ロザリオの聖母の祝日の殉教は、それ以降の数多くの殉教を代表するものである。

  アドリアノ高橋主水、レオ林田、レオ武富の3人の武士は、それまで有馬家の忠臣であったが、信仰を棄てるように命じられると、キリストと教会に対してさらに強い忠誠を示した。彼らとともに、レオ武富の息子パウロ、アドリアノの妻ヨハンナ、レオ林田の妻マルタとその子マグダレナとディエゴは、うやうやしく命を捧げた。19歳のマグダレナは、神に貞潔を捧げた。

 12歳のディエゴは、有馬にあった「少年たちの殉教の組」の長であった。殉教への道中、ディエゴは、有馬川を渡るために背負われることを断り、「イエスさまはカルワリオ山に登るとき歩いて行きました」と言った。彼は純粋な殉教者として十字架を担うイエスの姿を見つめていた。姉マグダレナは処刑の時、足元に燃える薪を拾って頭の上に置き、神への感謝を表わした。母マルタは燃え上がる炎と煙の中で子供たちを励ましていた。「息子よ、今、天を仰ぎなさい」と。

 セルケイラ司教はこの殉教を次のように報告している。
  「高来(島原半島)のキリシタンたちの信仰の証しが、全日本で福音の秀れた宣教になることでしょう」
はるかローマでも教皇ウルバヌス八世は、セルケイラ司教の書簡とマグダレナの遺骨の一部を受け取ったとき、深い感激に涙したという。

 信者たちは殉教者の遺体を執行人の手から奪い、長崎に送った。1614年の宣教師の国外追放のとき、殉教者の遺体はマカオに運ばれ、現在まで丁重に保管されている。殉教地で遺体を拾い集めた信者たちは、続いて自らもキリストの証し人となった。




福音センター ニュース   


福音センター・養成講座

新しい福音宣教を目ざして  
「再び福音宣教にふみ出す


◆ 開催日 2008年5月10日(土)午後1時半 〜 4時半
◆ 講  師 来住英俊師(御受難会司祭)
◆ 場  所 河原町会館8階ホール(京都市中京区河原町通三条上ル)
◆ 参加費 500円/一人

※ お申し込みは5月7日(水)までに

― お問い合わせ・申し込み先 ―
郵便番号・住所・氏名・参加コース・所属教会名をご記入の上、参加費 500円を
郵便振替口座( 00920-4-161844 カトリツク福音センター養成コース ) へお振込み下さい。
  〒604-8006 京都市中京区河原町通三条上ル  京都カトリック福音センター
 Tel 075-229-6800 Fax 075-256-0090  E-mail fukuin@kyoto.catholic.jp




                 188殉教者列福記念講演

    でうすのご奉公にすすむべきこと・・・〜キリシタン共同体の歩みとはたらき〜

殉教者を育んだ教会共同体
わたしたちは今、そこに何かを見出せないだろうか


  日 時 : 2008年5月24日(土) 午後1:30〜4:00
   プログラム  
    1:30〜1:40  ごあいさつ
    1:40〜2:00  古楽器演奏(坂本利文・洋子夫妻)
    2:00〜3:30  講演
    3:30〜4:00  質疑応答

  講 師  川村 信三 師
       (イエズス会司祭・上智大学文学部史学科准教授)

  場 所  河原町教会 ヴィリオンホール
  参加費  無 料 
          


 京都司教区列福記念事業  
 問い合せ先 : 京都カトリック福音センター

  〒604-8006 
  京都市中京区河原町通三条上ル
   Tel 075-229-6800
   Fax 075-256-0090
   E-mail fukuin@kyoto.catholic.jp



こんにちは神父さん


松本秀友神父
所属京都教区
生年1944
叙階1975

 私が洗礼を受けるきっかけになったのは会社に勤めていた時代、社長が私に「英会話を習っておくように」と勧めたことである。そして出会ったのがYBUだったのである。英会話のクラスの後、もちろん自由参加であったが、入門講座があり、それに参加した結果洗礼まで導かれることになった。 

 振り返ってみると英会話を学ぶことが信者になる結果となり、後には司祭職に呼ばれることになったのである。司祭になってからは、主に小教区担当で、伏見教会から始まって教区本部事務局、西院教会、東京カトリック神学院5年、1994年から約1年間サバティカルイヤーでアメリカで学ばせて頂いた。その後奈良教会に勤めさせていただいたが、現在静養中である。



福地幹男神父
所属イエズス会
生年1946
叙階1980

 はるばる巡り巡って京都に至りました。今だ奥深き京風に目を白黒の、無骨な東男、富士の見える地に育ち、以来それをモットーに一度は試すが二度はしない流儀です。司祭の本分について説いてくれた先輩のことばを大切にしてきました。司祭は御ことばを語る、ただそれだけ、他に仕事があってはならない、それは司祭の散心である。また、根をはるな、根無し草になれとも。おかげで生涯、転石苔生さず。儲かりもせず、苔すら生えずの旅です。仕事も拠点も長くて十年が限度、それ以上は汚い苔が生えます。特権意識という名の、守りの姿勢に閉じ込める誘惑です。向上しようとしなければ現状維持すら叶わぬとの指針を肝に、生涯自らを磨き続けてこそ少しはお役に立てるのではと心得て。



聖書講座シリーズ25
今、キリストを証しする ―聖書に学ぶ現代人の生き方―


時間・水曜夜コース 19時半〜21時 木曜昼コース 10時半〜12時
主催・京都教区聖書委員会(電話075-211-3484水・木の10時〜16時)(FAX075-211-3910)
場所・河原町教会ヴィリオンホール(地下)
申込・振替用紙に、夜・昼のコースと所属を記入 費用・4,000円(12回分)の振込みで、申込みとします。
     郵便振替口座00910-9-148401 京都教区聖書委員会 締切・4月26日(土)

第1回 5月7日・8日   現代社会  大塚喜直(京都教区司教)
第2回 5月21日・22日  家庭   中川博道(カルメル修道会)
第3回 6月4日・5日   秘跡    渡辺幹夫(カルメル修道会)
第4回 6月18日・19日  信徒   伊従信子(いのちの聖母会)
第5回 7月2日・3日   女性   小久保喜以子(ノートルダム教育修道女会)
第6回 7月16日・17日  教会共同体  鈴木信一(聖パウロ修道会)
第7回 9月3日・4日   子供   西 経一(神言会)
第8回 9月17日・18日  死   一場 修(マリスト会)
第9回 10月1日・2日  障害者・病者   奥村 豊(京都教区)
第10回 10月15日・16日  老い   北村善朗(京都教区)
第11回 11月5日・6日   司祭・修道者  柳田敏洋(イエズス会)
第12回 11月19日・20日   希望   村上透磨(京都教区)



大塚司教  3月のスケジュール


1日(火)ノートルダム小学校 職員講話9時
2日(水)中央協委員会
      東京カトリック神学院神学校合同準備会
3日(木)中央協常任司教委員会
5日(土)京都ノートルダム女子大学入学式10時

6日(日)故洗者ヨハネ浅田年生神父1年祭ミサ(河原町)10時
9日(水)整肢園ボランティアミサ(河原町)
11日(金)大阪教会管区司教会議(大阪大司教館)
12日(土)共同宣教司牧推進チーム会議10時半

13日(日)奈良北部ブロック司教訪問(富雄教会)
16日(水)中央協議会諸宗教部門会議
17日(木)司教顧問会・責任役員会10時
19日(土)済州交流部会議14時

20日(日)京都北部宮津ブロック司教訪問(宮津教会)
27日(日)滋賀湖西ブロック司教訪問(大津教会)
28日(月)教区評議会事務局会議18時


青年センター あんてな                 

  青年の集い 〜聴いてよ!司教様!!〜のお知らせ
   西陣教会 有地実希


 復活祭を迎え、小教区の皆様は、心穏やかに過ごされていることでしょうか。

 さて、今年の5月18日(日)、河原町教会のヴィリオンホールにて、大塚司教様をお迎えして、青年の集いを開催することになりました。題して、「聴いてよ!司教様!!」です。

 今回の企画は、青年センターホームページの分かち合い掲示板「フォーラム」で分かち合っているテーマについて青年が語らい、司教様に傾聴していただくという内容です。

 「フォーラム」は、青年が日頃疑問に感じていることや、分かち合いたいテーマについて掲示板に書き込み、自由に分かち合うというものです。

 日常の中で、なかなか語らう機会のないようなことも「フォーラム」では自由に自分の思いを話すことができ、同時に多くの人の思いにふれることができます。しかし、「フォーラム」に書き込みをすることによって、悩みや疑問について何か明確な答えが出せるわけではありません。それでも、人と人とが、自分の思いを話し、傾聴し合う。そのことによって、自分の心の中で整理がつけられたり、気づかされたりすることがたくさんあります。そんなあたたかな心の交わりを、顔の見えないネット上の掲示板でもすることができるのです。「フォーラム」は、それを証ししてくれる貴重な存在です。

 今、当日語り合うテーマの候補としてあがっているのは、「永遠の愛とは?」「自分を大切にする事・自分を捧げる事」「自分の居場所」「いいストレス発散方法ありますか?」「自分にとって仕事とは?」の5つです。4月19日までに、特に盛り上がったテーマが当日のテーマとなります。

 司教様と共に、青年たちが満たされた気持ちで傾聴し合うことができますよう、皆様お祈りください。

青年センターホームページ
http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/
青年センターからのお知らせやジョバニの記事、掲示板等をご覧いただけます。
※携帯電話からもご覧いただけます。



お知らせ       

  


司祭の異動(3月24日付)

・井上武師(レデンプトール会鎌倉修道院)
  京都北部地区舞鶴ブロック担当司祭
・近藤雅広師(旧任命京都北部地区舞鶴ブロック担当司祭)
  京都北部地区宮津ブロック担当司祭、京都北部地区長

・西野猛生師(旧任命奈良地区北部ブロック担当司祭)
  京都南部地区西ブロック協力司祭
・エルナンデス・アレハンドロ・グンテル師(グアダルペ宣教会)
  京都南部地区東ブロック担当司祭

・一場修師(旧任命京都南部地区南ブロックB協力司祭)
  奈良地区南部ブロック担当司祭
・ジョン・ヒル師(旧任命奈良地区南部ブロック協力司祭)
  奈良地区協力司祭
・キース・タロク師(旧任命奈良地区南部ブロック担当司祭)
  奈良地区北部ブロック担当司祭

・ルイス・エンリケ・シケイラ師(日本語研修)
  国際協力委員会ラテンアメリカ人司牧担当司祭

・三輪周平師(旧任命京都北部地区宮津ブロック担当司祭)
  レデンプトール会吹田修道院へ転任
・ジョン・ウォルシュ師(旧任命奈良地区南部ブロック担当司祭)  静養

・奥村豊師(旧任命京都南部地区南ブロックB担当司祭)(4月から研修、任命は10月1日付)
  奈良地区南部ブロック担当司祭

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お知らせ

青年センターから
▼運営委員会(京都南部地区)19日(土)▼聖書の集い26日(土)

教区委員会から
◆聖書委員会▼よく分かる聖書の学び23日(水)10時半 河原町会館6階ホール▼聖書委員会への電話は毎週水曜日と木曜日の10時〜16時の間にお願いします。電話075(211)3484

修道会から
◆聖ドミニコ女子修道会▼ロザリオを共に祈る会18日(金)10時半 どなたでもどうぞ▼問合せ075(231)2017
◆聖ヨゼフ修道会▼黙想会「大きないのちに生かされている私」5月17日(土)〜18日(日)場所 本部修道院(竜安寺)指導 藤原直達師(心のいほり・内観瞑想センター)対象 祈りの道を深めたい独身女性 参加費1、500円 問合せ電話075(462)0754山本

地区協議会から
◆滋賀カトリック協議会▼例会20日(日)彦根教会▼安土セミナリヨ記念ミサ・講演会29日(火)安土セミナリヨ跡公園11時45分交流会、13時ミサ、14時講演会

ブロック・小教区から
◆宇治教会・青谷教会のミサ時間変更▼宇治教会第1、2日曜8時半、第3、4、5日曜10時半▼青谷教会第1、2日曜10時半、第3、4、5日曜8時半▼4月から

諸施設・諸活動から
◆JOC▼働いている青年の集い。最終金曜日19時半 京都働く人の家(九条教会前)連絡先090(8207)1831
◆カトリック聴覚障害者の会京都グループ▼手話学習会10日(木)13時 河原町会館6階
◆京都カトリック混声合唱団▼練習日13日(日)14時、26日(土)19時
◆京都カナの会▼例会、結婚相談室4月はお休みです。
◆京都キリシタン研究会▼定例会27日(日)14時 河原町会館6階▼京都の大殉教巡礼会26日(土)(5月以降は10月まで8月を除く毎月第4土曜日)河原町教会、元和キリシタン殉教の地碑、南蛮寺、26聖人発祥の地碑などの巡礼、事前申込要 FAX075(822)2397
◆コーロチェレステ▼練習日毎月第2、第4、第5木曜日 河原町会館6階
◆在世フランシスコ会京都兄弟会▼4月の集会はお休み
◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会▼河原町協議会13日(日)河原町教会
◆二金会▼例会11日(金)11時 西陣教会
◆糠みその会▼例会24日(木)19時半 九条教会ホール 


「一万匹の蟻運動」基金報告 累計51、847、921円(2月18日現在)


奈良地区聖書講座
金曜日夜コース 19時〜20時半
土曜日昼コース 10時〜12時
会場 奈良教会(ただし4月25日、5月9日、6月27日、9月12日、9月26日いずれも金曜日は大和八木教会)        
参加費 4千円(10回分)事前に左記に振込みください。
郵便振込口座00990-0-115473「カトリック奈良地区協議会」

4月25、26日   タロク師
5月9、 10日   中川博道師
5月23、24日   並木豊勝師
6月13、14日   英隆一朗師
6月27、28日  大塚喜直司教
7月11、12日  池長潤大司教
9月12、13日   ナバロ師
9月26、27日   一場 修師
10月10、11日   畠 基幸師
10月31、11月1日   森田直樹師

主催 カトリック奈良地区協議会
協賛 京都教区聖書委員会 
問合せ電話0742(22)6160シスター日宇まで(19時〜21時)




帰天
ジェームズ・ゴルマン師(メリノール宣教会)
2月3日帰天されました。81歳でした。
園部教会、名張教会、九条教会をはじめ、京都教区のためにいろいろご奉仕してくださいました。  
永遠の安息のためにお祈りください。



編集部から

 お知らせに載せたい情報は、前月の1日までに、教区時報担当宛にFAX075(211)4345か henshu07◎kyoto.catholic.jp に、発信者のお名前を明記してお寄せください。
 (スパムメール防止のためこのようにしています。メールを送る方は◎を@に置き換えてください)

編集部のEメールアドレスを、henshu07◎kyoto.catholic.jp に変更しました。

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