2008/11 No.372
<京都教区時報 2008年11月号の目次>

・1 福者って誰?

・2  188殉教者列福までの経緯  高松教区 溝部 脩司教

・3  聖書講座シリーズ「今、キリストを証しする」 7/16・17
     ・教会共同体   鈴木 信一神父(聖パウロ修道会)


・4 福音センターニュース <講演・講座案内>
     ・祈り
     ・ 福音センター養成コース  祈 り 

・5  中学生広島平和巡礼 感想文(8/5〜7)
     ・みて きいて 感じてほしい

     

・6   こんにちは神父さん  北村善朗神父、福岡一穂神父

・7
 良書紹介:上智大学夏期神学講習講演集より
     ・ キリスト教信仰と現代社会−21世紀への挑戦−
     ・諸教派のあかしするキリスト福音宣教と 
      宗教教育の新しい視点

・8  青年センタ あんてな:
     ・ワールドユースデーinJapanに参加して

・9 大塚司教の11月のスケジュール 

・10 お知らせ

    




        福者って誰?
    
























(写真は)
京都カテドラル・河原町教会「殉教者(ゆるしの秘跡)の間」

 福(さいわ)いな人、福音に生きた人、命をかけて
真福八端(8つの幸い)(マタイ5・3〜12)に生きた人

 信仰に生きようとするばっかりに迫害を忍ばねばならぬキリスト者(5・11〜12)

 福音に生きるため貧しく小さくされた人は幸い。
何故ですか、天の国はその様な人のものだから。
幸いですね
神が側に居て声をかけ(5・4)

 お前は神の子だと言って下さる様な者は(5・9)

 神がその義(救い)を現し(5・6)

 その憐れみ(赦し)をお与えになるもの(5・7)
その様な人は、では誰? 貧しいが故に迫害され(5・10)

 迫害されても倒れず(5・11) 迫害の最中にあっても(5・4)

 親しい者の死を悼み 
神に背を向けず 
神の救いを待ち望む人(5・6)

 彼らは永遠の命(天の国)を受け継ぐことになるからです(5・8)
   (村上透磨)
京都の大殉教(列福)を記念して告解室に設けられた。内部には神戸市立博物館蔵の聖フランシスコ・ザビエル像の複製画、ガラス・エッチングで描かれた鴨川正面河原での京都の大殉教、及び聖ラザロ像が掲げられている。










           188殉教者列福までの経緯
            
高松教区 溝部 脩司教



 今年6月に開催された全国広報担当者会議での講話の抜粋です。

 1981年2月のヨハネ・パウロ二世の来日。この中で教皇様は日本の教会は殉教者の教会であるということを強調されて、そうした中で日本側から列福の運動が開始されることを望んでいる、という希望を表しました。教皇ヨハネ・パウロ二世はその年に、マニラでドミニコ会関係者16人の列福を行いました。今回の列福運動の発端は、ヨハネ・パウロ二世の言葉とドミニコ会関係者の列福と、この2つが刺激となっています。教皇様からそう言われたことのインパクトが非常に強かったことと、日本の司教団が全然知らないうちにドミニコ会の関係者が列福されたということ。これは「寝耳に水」という感じで、日本の司教団はある意味、ショックを受けたという話です。私はその時、(司教団の中に)いたわけではありませんが、次の列福は司教団の主導の下で行う。つまり日本教会の司教団の主導の下で、殉教者の列福調査を行うという決意を司教団がいたしました。

 1984年の司教総会で「列福調査開始を宣言」。すぐに列福調査委員会を発足し、私はこの委員会の委員に、2008年に委員長に任命されました。
 私は任命を受けてすぐ、列聖省長官のサライバ枢機卿様に面会に行きました。「レラトール」のエセル神父様にも、ポステラトールのロホス神父様にも会いました。そこで気付いたことは、エセル神父様から言われたことですが、「日本は書類だけは提出したけど、それ以降何も特別なことはしてきていない」ということでした。6年間ぐらいブランクがあるとも言われました。「皆さんの前には200件くらい列福申請の案件がありますよ」とも言われました。バチカンでは大体、年間で20件ぐらいの列聖・列福の申請件数を解決していくということです。200件となったら、もうどうしようもないなあという感じで……(笑い)。サライバ枢機卿様が言うのには、「問題は熱心さだ」と。日本の教会がどれくらいこの運動に熱心であるかどうかだということです。そこで司教総会において全司教の署名をいただいて、それをバチカンに提出することを決定しました。「その頃までは司教団の中でも、列福といっても、特別な実感がなかった」というようなことをこの間、岡田大司教様が言っておられました。「私はその頃、特別にとは思っていなかったけれど、今になってみたらそれは恥ずかしいことでした」ともおっしゃっておられました。早速、「教区担当者会議」というのを2004年に開きましたが、あまり進展はありませんでした。教区間の温度差が激しすぎたからです。ある教区はとても(列福運動に)熱心なのに、ある教区は「今さら昔の歴史をほじくり返したって仕方がない、現代の問題の方が大事なのではないか」というような感じでした。そのほかにも、「殉教者は英雄」だなんていう言い方はあまりよい呼び方ではない。むしろ転んだ人に焦点を当てるのが現代的なんじゃないかとか。それに類するいろんなことを言われました。結局結論が出ないまま、「教区担当者会議」は1回だけで終わりました。

 2006年1月。当時の司教協議会会長の野村純一司教様のお尻を叩きまして、「単なる一司教の溝部がバチカンに行ってもしょうがない。司教協議会の会長という重みで行ってほしい」とお願いして、野村司教様から国務長官に日本司教団としての「列福の早期実現の要望書」を直接手渡すことができました。これについては、本当によくやってくださったとありがたく思っております。

2007年「6月1日に裁可」という通知が届きました。私はその時、列福委員会の打ち合わせで福岡の大名町教会にいました。その日、夜の9時くらいでしたか、「知らせ」が届いて「ああ、よかったなあ」と思った次第です。最初に私と一緒にその知らせを聞いたのは、居酒屋で一緒にお酒を飲んでいた青年たちでした(笑い)。そしてその後長崎教区に「列福式実行委員会」が正式に設置されました。これが「列福」に関する経緯です。




聖書講座シリーズ 「今、キリストを証しする」 7/16・17     
  
教会共同体        
      鈴木 信一神父(聖パウロ修道会)



はじめに
 「証し」には、信仰の側面と、社会学的な側面がある。ここでは信仰の側面から述べるので、社会学的な側面について、ひとこと述べておきたい。それは、日本文化はキリスト教の証しを受け入れにくい文化だということだ。なぜなら、「和をもって尊し」とする日本文化は、異質なものを拒絶し排除する傾向が強いからだ。この拒絶は、外からの異物に対して働くばかりでなく、内部から異物が生まれることを極力警戒し、排除する。日本文化にとって、キリスト教は正真正銘の異物に他ならない。以上のことを念頭に置きながら、パウロの書簡にみられる教会共同体の証しの多様性を考察したい。

第1期の証し―初代教会の証し
 第1期に属する伝承は、パウロ以前に初代教会によって生み出された証しだ。これらの証しを知る手がかりは、パウロが書き残した書簡の中にある。その代表例は、「晩餐の伝承句」(Tコリント11・23〜25)、「キリストの復活の伝承句」(Tコリント15・3〜5)、「キリスト賛歌」(フィリピ2・6〜11)の3つだ。これらの証しは、パウロ以前の信仰共同体が生み出したもので、ユダヤ人キリスト者あるいは、異邦人キリスト者によって生み出された。「晩餐の伝承句」と「キリストの復活の伝承句」は、イエスの身近にいたユダヤ人キリスト者たちによって作られ、いっぽう「キリスト賛歌」は、そのギリシャ哲学的な表現から、ヘレニズム文化の中で育った異邦人キリスト者によって作られたと考えられる。パウロはこうしたパウロ以前の教会の証しを受け継ぎながら発展させた。

第2期の証し―パウロの証し (50〜56年頃)
 パウロは7つの書簡を書き残した。パウロの時代の教会は、何も持たない教会だった。教会は少人数で、相互の絆は強かった。また、パウロ自身、彼らとの絆を大切にした。パウロが書き送った書簡が、パウロ的伝統の出発点となり、後代に受け継がれていった。

第3期の証し―パウロの伝統を生き、発展させた教会の証し (70〜80年代)
 第3期には、Uテサロニケ、コロサイ、エフェソの3書簡が属する。パウロの死後、教会はヘレニズム文化圏に広まり、それに伴って、教会は新しい証しを生み出した。「ヘレニズム的宇宙論をふまえたキリスト論」は、その好例だ(コロサイ1・15〜20)。また、信仰がヘレニズム文化圏に広まるにつれ、ユダヤ教的伝統を持つキリスト者グループと、ヘレニズム文化を背景に持つキリスト者グループの対立が深刻になった。パウロは「イエス・キリストを信じるものにとって、人間は自由だ、異邦人もギリシャ人もない、奴隷もない、男も女もない、そういう区別は全部乗り越えて一つになれる」と説いた(ガラテヤ3・28)。しかし、この時代の教会は、教会の一致に関して、絶望的な困難を体験した。こうした状況の中で、「キリストは私たちにとって平和だ。敵意を滅ぼして、二つのものを一つにして下さる方、それがキリストではないか」(エフェソ2・14)が書かれた。この時期のパウロ書簡では、新たな状況の中において、人々にピンと来る新しい表現が大胆になされていった。

第4期の証し―パウロの伝統を生き、守った教会の証し (100〜120年頃)
 第4期には、Tテモテ、Uテモテ、テトスの3書簡が属する。この時代の教会の特徴は、守りの体制に入ったということだ。パウロの時代に始まり、その後も受け継がれ、また新たな発展を見せたパウロの伝統の勢いは止まらなかった。その中で、教会は本物を選び取り、異なるものを排除する必要を感じた。パウロの時代は、種を蒔き育てる時代だったが、いつのまにか、守るべきものを持っている教会、財産家の教会になっていた。そのなかで、教会には新たな舵取りが求められた。これがこの時代の教会の「証し」だった。




福音センター ニュース        

    祈 り     


        



 去る5月29日(木)〜30日(金)に
   「わたしのことばを、彼らの胸の中に授け
     彼らの心にそれを記す」
(エレミヤ31,33)

 をテーマにトニー・ブロードニァク師による「祈り」が唐崎ノートルダム修道院で行われました。参加された方の祈りの体験を以下にご紹介します。 

(唐崎ノートルダム修道院 聖堂にて)





N.Y
 「祈り」とは「神とわたし」の心のかよいあい。かかわりである。その表現方法はさまざまであり、さまざまでよい。その人、その日、その時間による。昨日と同じということはない。今、この祈りをわたしが感じるように祈る。心のかよいあい、かかわりから成長がある。愛が伴うかよいあい、かかわりであれば変化がおこり成長していく。その成長はその人自身も感じ、まわりの人の目にも成長を感じさせる。「きまり」は必要、「きまり」は守れない時の口実と人間は考える。「自己満足」「儀式」となってしまったミサにならないように。何を望むか、どう参加するか、創造された神は「おまえはきわめて良い」と言われる。分かち合いでは、神とわたしの関係が上下関係だけでなく、横に座らせていただく関係、わたしのその時の思い、感情にありのままに向き合って祈ればよい。自分がとらわれから解放され自由になれば、他人に対しても自由にかかわれるようになる。

 全体として、緑・水・鳥、あわただしくない時間、ゆったりした話し方、日常から離れることで得られる“わたしを見つめる場所と時間”安心とより頼む心、信じて前に一歩一歩とすすめます。

M.I
 わたしたちの毎日の生活の中で起こってくるさまざまな出来事の目に見えた部分だけで振り回され、それがどんなにしんどいことであっても、そのことの向こうにある神様の真実と、わたしの一番奥で待っていて下さる御方にこころの目を向けることが、ただひとつのしんどいことを受け止めて生きる方法だということを気づかせていただきました。この琵琶湖畔がガリラヤ湖畔のような気がして朝に、午後に、そして夜に「ガリラヤ湖畔にて朝、午後、夜、イエス様と出会いました・・・・・」と大好きな歌をこころのなかで歌っています。

 分かち合いでは、一人ひとりが素直に感じておられる宝を聴かせていただけて、豊かにならせていただきました。全体を通しては、沈黙が守られていてよかったです。こころから感謝のうちに。

〒604-8006 京都市中京区河原町三条上ル  京都カトリック福音センター
   Tel 075-229-6800 Fax 075-256-0090 E-mail  fukuin kyoto.catholic.jp





福音センター養成コース ; 祈 り 


    いのち と 愛の声を 聴くために

      自分を知り、
        沈黙の中で祈り、
          人とわかちあう・・・ 


参加をお待ちしています

● 日 時  08年11月26日(水)
        (午後2時) 〜 27日(木)(午後4時 予定)
● 指 導  トニー・ブロードニァク師(メリノール宣教会)
         Sr.菊池陽子(福音センター)
● 会 場  唐崎ノートルダム修道院
         (〒520-0106 大津市唐崎1-3-1)
         ( 電話番号 077-579-2884 )
● 定 員  14名まで JR湖西線(京都駅から15分)唐崎駅下車 徒歩15分
● 申し込み締め切り 11月22日(土)までに   ● 参加費 11,000円

   − お問い合わせ・申し込み先 −
郵便番号・住所・氏名・参加コース名をご記入の上、参加費 11,000円を
郵便振替口座 (00920-4-161844 カトリック福音センター養成コース)へ
          お振込みください。


〒604-8006 京都市中京区河原町通三条上ル 京都カトリック福音センター
電話 075-229-6800 ファックス 075-256-0090 E-mail fukuin◎kyoto.catholic.jp





    

   中学生広島平和巡礼 感想文(8/5〜7)
      みて きいて 感じてほしい


桂教会 1年 R・S

 2泊3日広島に来て1番おどろいたのは原爆ドームが小さかったことです。学校の教科書にある写真とかはとっても大きくみえていたので、はじめ見た時の第一印象は、けっこう小さかったです。でもこの原爆ドームには原爆の被害を今の人々に伝える大きなものに見えました。被爆者の中で生き残った人達は体にキズをおって、心にキズをおって、記憶にキズをおった人達が話しているのとかを聞いて思ったことは、伝えたいって思っているのは、私なりにかいしゃくしてしまうと、戦争をして核兵器を使ったりしないでほしい。原爆で苦しむ人は私たちでもうじゅうぶんだ。という願いと思いがつまっていると思います。私は原爆のおそろしさを知ったので、遊びで原爆とかいう言葉を使わないし、使っている人をみつけたら、「ヒロシマナガサキ」や原爆ドームに行ってみてよ(怒りマーク)ってなりそうです。国際社会の中でも、「原爆や核兵器を使わないでください。」って訴えつづけてほしいです。

伏見教会 1年 J・K

 私は、今回初めて広島に来たけれど、やっぱり、原爆は絶対だめだなぁと思いました。まず、DVDを見て映像がとてもすごくて戦争の被害や怖さとかがよく伝わりました。アメリカの人も原爆はいけないと強く思っていることがよくわかりました。平和行進では名古屋や大阪など全国から来ている人がいて他の地方の人も原爆や戦争について考えているんだなぁと思いました。そして6日。まず、原爆ドームをまじかに見て、こんなに曲がるんだというほど、鉄骨が曲がっていてびっくりしました。そして印象に残ったのは記念資料です。まっ黒になっていたりやぶれていたり。とてもすごかったんだなと思いました。最後に式典やとうろう流しでも、外国の人がたくさんきていたので他の国でも原爆のことを考えているんだなあと思いました。

桂教会 1年 S・Y

 私はこの広島巡礼の合宿で初めて広島に来ました。学校での勉強とかお姉ちゃんが広島に来たので話はきいていましたが、実際みると、写真とかでみるのとは全然はく力がちがいました。思っていたのより小さかったのにみたらこわくて、本当にあったことだとは思えませんでした。資料館で一番印象にのこっているのはろう人形です。人間にはとてもじゃないけど見えなかったです。もし自分が原爆にあってあんな悲惨なことになってしまったらと考えたらすごくこわいです。これから私は、原爆にあった人は生きたくても生きれなかったわけだし、がんばっても生きようと思いました。

河原町教会 1年 Y・H

 5、6日の間広島平和巡礼に参加しました。広島に行くのは初めてだったからどんな所かなと思っていました。思っていたよりも暑くて人が多かったです。初日の行事で一番心に残ったのが平和行進です。1時間以上歌を歌いながら歩くというのを聞いたときに「うわ、しんど。」と思いました。けれど歩き始めて歌を歌い始めると楽しくなってきました。声を張り上げみんなと歌いました。Kくんのひくギターやうしろで伴奏してくれる人にあわせて歌いました。目的地の教会に着く頃にはのどが痛くて声もガラガラでした。その後のミサは全然声が出ませんでした。2日目に心に残ったことは分かち合いです。見たこと、聞いたことについて話し合ったり、新聞を読んで感想を言い合ったりしました。みんなの意見を聞いたり自分も意見を言ったりしました。眠くて集中できないときもありました。眠かったけど一応おわりました。いろんな意見が聞けてよかったです。いろんな行事に参加している内に3日目になってしまいました。最終日の3日目はあまり行事もありません。3日間の合宿はすぐおわってしまいます。最後にいつも「10日くらいあればいいのに」と思います。短い3日間だったけど多くのことを学べました。来年の広島も行きたいと思いました。

桂教会 2年 Y・M
 広島に足を踏み入れてまず「今、踏んでいるこの地面で何人殺されたのか。」と感じました。広島にリトルボーイが落とされ、第二次世界大戦が終結し、日本の帝国主義が終わり平和が訪れましたが平和とか自由とか平等とかが実現するにはこれだけ多くの犠牲を払わなければならないのか、平和資料館で思ったことです。現在人類は人類を滅ぼす兵器を持っています。広島であれほどの事があったのに、世界各国は核ミサイルの製造、水爆や中性子爆弾の開発を行っています。このままいくと世界中で広島のような殺人がおこることになります。人類が宇宙の一部となって生きるか、地球を汚しまくってとっとと宇宙へトンヅラして宇宙でも同じことをするか、それが決まるのが21世紀ぐらいだと思います。たぶん。

伏見教会 2年 M・I

 8月6日午前8時15分、私は原爆投下のめやすとなった相生橋にいました。その時の広島の町はとてもにぎやかで63年前の悲劇が消えているみたいでした。63年も時が流れ、被爆者は減り、どんどん原爆の事実がうすれていくようでした。被爆で亡くなった人、そして生きている人、その方たちのつらい思い出は消えないのに私たちからは消えていくことを、被爆者の方は一番気になさっていました。なので被爆当時のことを私たちに話して下さっています。私は広島巡礼が二度目だけど、被爆者の方の平和を思う気持ちは変わってないと思いました。それに前より資料館に人が多くて平和に目を向ける人が多くなったと感じました。平和はみんなの一番の幸せで被爆者の方を含めみんなが望んでいることだと思いました。たとえ被爆者の方が1人もいなくなったとしても又いつ被爆者が出るか分からない時代なので、何年たっても人間の一番の幸せが“平和”であってほしいと思います。

東舞鶴教会 3年 N・T
 すごく短い3日間でした。とても楽しくてあっという間でした。1番印象に残っているのは、原爆資料館で見学したことです。私は2回目だったけど今回さらに考えることがたくさんあったし、原爆が投下された広島の人々の気持ちや、平和の大切さについて忘れかけていた大事なことを思い出すことができたと思います。 これからの平和は私たちが受け継いでいかないといけないから、戦争中の人たちの苦しかった思いを知った私たちなりに、普段の生活から意識していけたらいいなと思います。
 この合宿を通して、たくさん友達ができてよかったです。この仲間を大切にするということも世界の平和につながると思います。  普段の学校以外の友達ができて楽しかったのでこの合宿に来て良かったです。 この合宿で、平和の大切さや友達の大切さを改めて知ることができました。また参加したいです。

奈良教会 リーダー Y・A
 私は、今回初めて広島巡礼に参加しました。これまで広島を訪れたのは、修学旅行だけで、それ以来8年振りです。準備にかけるリーダーの熱意、平和行進、平和祈願ミサ。何もかも初めて味わうものばかりで、驚き通しでした。
 平和記念資料館では、悲惨な事実を改めて知り、涙が出そうになりました。自分自身知識の上では“戦争”や“平和”について理解しているものだ、と思っていました。そしてそれについて問いかけてみても、答えが出ないという事も。
 2日目に平和記念公園を周った時に、どういう事が“平和”だろう、という当てのない自問自答をしましたが、何が“平和”だ、と聞かれても抽象的過ぎる質問です。安全な水が飲める事、美味しいご飯が食べられる事、学校へ行く事ができる事…、そして戦争が無い事。もちろん、世界のどこかでは今も戦争が絶えず、平和って? なんて考える余裕もないかも知れません。
 巡礼に参加しても“平和”への明確な答えに近付く事はできない、と思いました。でもヒントは得られるのではないか。そうも思いました。些細な事、ささやかな笑顔が“平和”をもたらす。平和行進の時、平和祈願ミサに与った時、全員の“平和”への思いは違うけど、その笑顔はささやかでも輝いていました。私が広島で「みて きいて 感じて」来た事です。




良書紹介:上智大学夏期神学講習講演集を紹介           



 今回の良書紹介は、上智大学夏期神学講習講演集を紹介する(いずれもサンパウロ)

新刊は
2006年度  キリスト教信仰と現代社会 −21世紀への挑戦− 光延一郎編著

第1回刊行は1989年 諸教派のあかしするキリスト福音宣教と宗教教育の新しい視点 百瀬文晃編著

(以下編著略)
2005年 日本の教会と神学   第二ヴァティカン公会議後40年の歩み
2004年 自由は域を超えて   現代キリスト教と倫理
2003年 神の知恵と信仰     現代に生きる信仰者のこの原点
2002年 ネイティブ・インカルチェレーションの時代
                 福音とグローバル世界の出会いの神学
2001年 救いと恵みのミュステリオン
                 秘跡の神学と教会の活性化
2000年 想起そして連帯    終末と歴史の神学
1999年 福音宣教の過去と未来 ザビエルから始まる出会いをたどって
1998年 いやしの福音  いまキリストが語りかけるもの
1997年 キリスト教の神学と霊性
                 今日どのように信仰を生きるか
1996年 啓示と宗教    キリスト教の存在意義をめぐって
1995年 復活信仰の理解を求めて  いのちの福音
1994年 罪と恵み     神の前に立つ人間
1993年 教会・その本質と課題を学ぶ
1992年 イエス・キリストの再発見
1991年 女性と男性・キリスト教の性・教育・結婚の理解
1990年   

 タイトルを見ても分かることだがこの講演会は、いかにして現代において信仰に生きるかが問われている。講師もカトリック教会内外の方々によるもので、広い視野に立った信仰の見直しをさせていただけるように思える。論文集ではなく講演会記録なのでその語り言葉が、内容の難解さから解放してくれる。
(村上透磨)








         こんにちは神父さん



北村善朗神父

所属 京都教区
生年1963
叙階1991

 琵琶湖の辺に生まれ育ち、高校時代にイエス様と出会い、その後司祭への道を歩みはじめました。現在は京都南部地区の南ブロックBの担当司祭と教区本部事務局で働いています。今特に強く感じていることはキリスト者として同じひとつの生命に生かされていることに気づかされ、その生命を普通の人々と共に生き、分かち合っていきたいということです。その中心は「みことば」と聖体であると確信してきました。あたり前のことなのですが、意外にあたり前でない現状の中で、日々の地道な生活を大切にしていくことで、生命の本質に迫りたいと思っています。これは生涯の課題ですが・・・
休みの日には愛犬とともに宇治川の辺を散歩して、生活を楽しんでいます。



福岡一穂神父

所属 京都教区
生年1963
叙階1993

 私にとって第1の召命は93年から約15年間で終わりました。それは神と人々と教会に奉仕することを平然と語る生活でした。今年からは第2の召命が始まりました。毎日の生活の中で自分の食事を長考して作って食べ、誰かと出会って喜んだり悲しんだりして出会いを深く受け止め、ため息交じりに夕方の通りを買い物袋を抱えて一人歩く時、次第に足の裏が暖かくなって神が私に対して、「今日はまだ生きていていい」と教えて下さいます。私は今後、イエスの神の国の福音を綺麗に語り多くの奉仕が出来る司祭にはなりたくありません。福音が自分の傾いた身体と削られた精神を通して輝いていることに気づき、出会う人々とどんなことでも心から分かち合うキリスト者になって生きたいです。


大塚司教  11月のスケジュール       


2日(日)衣笠墓地 墓参 14時
5日(水)〜6日(木)中央協委員会 
8日(土)三重聖書講座 津教会14時

9日(日)Sr.宰川(ヌベール愛徳修道会) 終生警願式 (九条)9時
     滋賀地区ラテンアメリカ共同体堅信式(草津)14時
10日(月)司教顧問会・責任役員会 14時
     教区司祭追悼ミサ 故丸山吉高師20年祭(河原町)17時
11日(火)〜13日(木)日韓司教交流会(韓国)

16日(日)三重地区ラテンアメリカ共同体堅信式(四日市)15時
17日(月)草津カトリック幼稚園 講演会 10時
      教区評議会 書記局会議18時
18日(火)青少年委員会 15時
19日(水)大津聖母幼稚園 講演会 10時
22日(土)「京都の大殉教」列福祈念ミサ(河原町)12時

24日(月)「ペトロ岐部と187殉教者」列福式
27日(木)司祭全体集会10時半
       司祭評議会15時半
28日(金)東京カトリック神学院 常任司教委員会14時
29日(土)教区評議会 13時半






青年センター あんてな                 
  ワールドユースデーinJapanに参加し   津教会 辻 真友子


 2008年8月14日〜17日の4日間の日程で、ワールドユースデーinJapan(以下WYDJ)が開催されました。会場である山梨県の山中湖ほとりの星美ホーム山中林間寮に、200名以上もの参加者が集うことができました。
 2008年の7月に開催されたワールドユースデーシドニー大会になぞらえて、国内でもワールドユースデーを盛り上げようということで、開催されたのがこのWYDJでした。

 “あなた方の上に聖霊が降ると、あなた方は力を受ける。そして、わたしの証人となる。”   
 WYDJの期間中、今大会のテーマであるこの言葉を特に意識して過ごしていたように思います。そして、司教さまのカテケージスや仲間との語らいの中で、何度も“聖霊”の息吹を感じとることができました。  
 私にとって特に印象深かったことは、聖体礼拝とその翌日に受けたゆるしの秘跡です。そこでの温かな癒しの体験と、心の底から溢れ出た感謝の想いは、まさに聖霊が私に対して働かれた瞬間でした。ゆるしの秘跡の時、神父さまは「愛さなければいけないからではなく、愛したいから愛する愛」を教えてくれました。聖霊の働きはまさにこの、愛したいからこその賜物であり、それを受けた私たちはその愛に応え、自らも愛することで、それを証していかなければいけないのだと思いました。神様の力強い証人として…。


【青年センターホームページ】  http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/
  
※青年センターからのお知らせやジョバニの記事などがご覧いただけます。
  ワールドユースデーシドニー大会の特集が掲載されています。日本大会の特集も掲載予定です。
※携帯電話からもご覧いただけます。






お知らせ                              


188殉教者列福によせて

書画展示会 作品募集
 「京都の大殉教」についての歴史を学び、彼らの生き方に思い
を馳せながら、殉教者を顕彰するとともに、新しい福音宣教を
目指すことを目的として開催します。

作品の内容
 絵画 油彩、水彩、水墨、その他クレパス、クレヨンなど
 書道 詩、標語、小学生は作文形式でボールペンでも可
 締切 本年12月15日(月)
 表彰 教区の列福記念式の中で表彰する
 展示 2009年1月5日(月)教区列福記念式(河原町)及び各地区

 実施要項の詳細については左記までお問い合わせください。
列福記念事業特別委員会事務局電話075(211)3468 FAX075(211)4345
主催 京都司教区(京都の大殉教列福記念事業特別委員会)
送り先 〒604‐8006 京都市中京区河原町三条上る カトリック京都司教区本部事務局宛



青年センターから
▼YES2008 15日(土)〜16日(日)
▼聖書の集い22日(土)

教区委員会から
◆聖書委員会
 ▼よく分かる聖書の学び26日(水)10時半 河原町会館6階ホール
 ▼聖書講座シリーズ5・6日 柳田敏洋師、19・20日 村上 透磨師

修道会から
◆京都女子カルメル会
 ▼講演とミサ9日(日)14時 京都女子カルメル会修道院聖堂 
   講演「聖パウロと三位一体のエリザベット」 講師・北村善朗師
◆聖ドミニコ女子修道会
 ▼ロザリオを共に祈る会21日(金)10時半
 ▼みことばを聴こう12月6日(土)9時半 講師 北村善朗師 対象 青年男女 会費500円
 ▼問合せ075(231)2017

地区協議会から
◆滋賀カトリック協議会
 ▼例会16日(日)唐崎教会
 ▼びわこウォーカソン24日(月)
◆三重カトリック協議会
 ▼聖書講座(Tコリント8〜15章)8日(土)14時 津教会 
  講師・大塚喜直司教 参加費 自由献金500円程度。

ブロック・小教区から
◆京都南部東ブロック
 ▼ウォーカソン3日(月)10時 河原町教会から鴨川沿い往復 
  送金先 パレスチナ・女性の自立を支援する会、ルワンダ・ジャパンワンラブプロジェクト、ミャンマー・サイクロン被災者、ジンバブエ・衣料文具を送る為の費用。

諸施設・諸活動から
◆JOC
 ▼働いている青年の集い。京都働く人の家(九条教会前)連絡先090(8207)1831
◆カトリック聴覚障害者の会京都グループ
 ▼手話学習会13日(木)13時 河原町会館6階
◆京都カトリック混声合唱団
 ▼練習日9日(日)14時、22日(土)18時15分ミサ奉仕、その後練習、30日(日)14時
◆京都カナの会
 ▼例会、結婚相談室はお休みです。
◆京都キリシタン研究会
 ▼追悼ミサ2日(日)14時 河原町教会
 ▼定例会23日(日)14時 河原町会館6階
◆コーロチェレステ
 ▼練習日毎月第2、第4、第5木曜日 河原町会館6階
◆在世フランシスコ会京都兄弟会
 ▼集会15日(土)13時半 フランシスコの家
◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会
 ▼河原町協議会9日(日)河原町教会
◆二金会
 ▼例会14日(金)11時 西陣教会
◆糠みその会
 ▼例会27日(木)19時半 九条教会ホール 
◆心のともしび 11月番組案内
 ▼テレビ(衛星・ケーブル放送)
  スカイAスポーツプラス
  *毎週土曜日朝放送(7時45分に時間変更)*
   渡辺和子によるシリーズ。1日「ていねいに生きる」8日、15日「善き死のために」。22日は8時45分。
 ▼ラジオ(KBS京都ラジオ)
  *11月のテーマ「謙虚な心」。月〜土 朝5時15分より5分間。
  問合せ075(211)9341
◆「一万匹の蟻運動」基金報告 累計円53、050、931円 (9月16日現在)








来年度年間予定

 1月号に2009年の年間予定を掲載します。締切11月20日(木)までに、「教区時報宛」と明記して、
   FAX075(211)4345または、henshu07◎kyoto.catholic.jp にお願いします。

 なお、編集担当者が変わりましたので詳細な内容での連絡をお願いします。
 はっきり確定していない場合でも、予定として掲載いたします。

 内容によってお問合せする必要がある場合がありますので、ご連絡者を明記して下さい。
 本件は個別にはご依頼はいたしませんのでよろしくお願いします。




編集部から

▼お知らせに載せたい情報は、前月の1日までに、教区時報担当宛にFAX075(211)4345か、
   henshu07◎kyoto.catholic.jp        に、お寄せください。

 (スパムメール防止のためこのようにしています。メールを送る方は◎を@に置き換えてください)



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