2009/12 No.385
<京都教区時報 2009年12月号の目次>

・1 マリアと共に、召命のために祈る
 

・2  ― 京都司教区委員会紹介 ― 典礼委員会

・3  京都教区・済州教区 姉妹教区交流部
   第4回済州教区巡礼(その二)


・4 こんにちは修道士さん 

・5
  青年センターあんてな:
    ネットワークミーティングと青年連絡協議会の報告


・ 大塚司教 12月のスケジュール

・7 12月のお知らせ

    



マリアと共に、召命のために祈る  

植松教会 マリア像(長崎教区)


 司祭の召命は、神の恵みなしにはありえません。だから働く人を送ってくださるよう、祈らねばなりません。

 召命の賜物を誰よりも完全に生きた方はマリア様です。「私は主のはしためです、おことばの通りになりますように」(ルカ1・38)と答えられたマリア様の模範のために、私たちはあり余る恵みをいただいているのです。この恵みが、決して無駄にならないように祈らねばなりません。
 そうです、み旨のままになりますようにとの祈りは、マリア様が神の母となる召命受託の第一声だったのです。

 マリア様のこの答えは、詩篇(123・2)が反映さされているようです。「はしためが女主人の手に目を注ぐように、わたしたちは、神に、わたしたちの主に目を注ぎ憐れみをもちます」 愛と信頼をもって、その言葉を聞きもらすまいとする、はしための言葉と姿をほうふつとさせます。
 イエス様は、召された者が神の家族になるのは「神の御心を行なう人」(マルコ3・35)によるとお答えになりました。

 イエス様がその司祭職を全うしようとされた十字架の犠牲の側には、マリア様もよりそっておられましたし、教会が誕生する聖霊の降臨を待つ高間には、母マリアを中心に祈っている弟子達の集いがありました。
 司祭はもう一人のキリストと呼ばれます。マリア様はキリストの母、司祭の母、母は祈りの中に主の愛する子等を産んでくださいます。(村上透磨)






                         
― 京都司教区委員会紹介 ―     

典礼委員会

 カトリック京都司教区典礼委員会は、現在司祭4人で構成されています(村上透磨神父、北村善朗神父、福地幹男神父、奥村豊神父)。
 活動としては3つのカテゴリーに分けられると思います。
大塚喜直司教 主式ミサ(カテドラル)

 @教区の典礼行事への奉仕
 A教区の典礼を充実させるための研修
 Bカトリック教会全体の動向に対応する活動

 @の活動では主に、司教座聖堂で行われる司教ミサでの奉仕を司ることになります。1月初旬に行われる司祭・修道者の集いにおけるミサ、聖香油ミサ、教区合同洗礼志願式、叙階式などが挙げられます。

 Aの活動では典礼奉仕研修会が挙げられます。従来は、典礼研修会、聖体奉仕者学習会、集会司式者研修会などが行われてきましたが、教区全体の典礼奉仕の充実を図るため、2009年から、年に2回程度の典礼奉仕研修会という形で統合することになりました。教区福音宣教企画室との連携を図りながら、ふさわしい研修の場を提供していこうと考えています。
典礼奉仕研修会U(10月11日

 Bでは、教会全体が目指している典礼のあり方に敏感に対応し、日本の司教団の意向を反映させた典礼を目指します。そのために、年に1度開催される全国典礼担当者会議に出席し、日本の典礼委員会の動きを確認し、かつ各教区の動向も情報交換しています。

 第2バチカン公会議以降、世界の教会では様々な典礼的試みや工夫がなされてきました。ある試みは典礼の本質をとらえたものであり、あるものは本質をはずれた逸脱を招いたようです。何が本質かを考えるとき、それは自明のことではないと思われます。時代の変化に伴い、変っていくべき部分と、変えてはならない部分があるでしょう。各自がそれを考え深めていくことはとても大切なことですが、判断を下すのは公の機関ということになります。典礼は私的なものではなく、公的なものです。ミサの司式者である司祭も、会衆である信徒もどちらの立場であっても、私的な思いでミサを歪めていいものではありません。
典礼奉仕研修会U ミサ

 与えられたミサの枠組みが、与えられた脚本としますと、司祭や会衆はそれぞれ与えられた役柄を演じる役者といえるでしょう。優れた演じ手は脚本を勝手に変更したりはしません。与えられた枠組みの範囲で個性的な演技ができるのです。役者が脚本に秘められた奥深さに気付かず、自分勝手に演じると作品を台無しにしてしまいます。ミサは1回1回が1回限りの真剣勝負の大舞台、そこに参加するわたしたちが、朗読にせよ、歌唱にせよ、立ち居振る舞いにせよ、全身全霊を傾けて大胆に美しく祈っていきたいものです。




                         
京都教区・済州教区 姉妹教区交流部   

第4回済州教区巡礼(その2)


東光教会訪問
 会場入り口には、日本語で書かれた歓迎のボード、そして大勢の信徒の方が花束を持って出迎えて下さった。
東光教会は1995年献堂の教会だが、信徒数は4,109人、主日のミサの参加者は約1,300人とのこと。「新しい教会だが、この教会出身の神父様が3名おられる」と誇らしげに語っておられた。日曜学校は初等部(在籍368名)、中等部(271名)、高等部(202名)に分かれているが学年が上るほど出席率は下っているようだ。要理を勉強している予備信者(という表現でした)は52名おられる由。
 
 済州教区は、姜司教様が、小教区の中に小共同体を組織し、そのグループが活発に活動することによる教会の活性化を積極的に推進しておられるが、東光教会では、15の区域に45の班(グループ)が出来ており、班の平均信徒数は67人とのことです。班の活動(少人数による分かち合い)の様子を、模擬的に実施してくださった。
 済州教区の交流部によると、きめ細かなリーダー教育のシステムがあり、それに基づいてグループリーダーの養成を組織的に行っているとのことであった。


「ロザリオの祈りの夜」行事参加
 生憎の雨で、行事は恵みの丘の地下にある聖堂で行われた。2,500人は入れるという大きな聖堂である。午後9時からのミサ。お盆で参加者が少ないかもしれないとの話であったが、大雨の中にも拘わら
ず2,000人ほどの参加者があった。
 ミサ開始。♪マリア様のこころ♪と日本語で入祭の歌が歌われる。私たち巡礼団を迎えての心憎い演出である。そして、私たちが紹介される。
 姜司教様はお説教の中で、カナの婚姻の話でのマリア様について触れ、マリア様の気配り、他者への心遣いを私たちの模範としなければならないと話された。
 祭壇で司教様のお手伝いをし、福音朗読をしたのが、この夏、京都に研修にきた3人の助祭さんで、このようなことが、京都教区と済州教区との距離を近くに感じさせる。
ミサの後、10時からロザリオの祈りの行事が始まった。天気ならば、手に手にろうそくを持っての行列ができるのに残念だったが、アヴェマリアと歌いながら両手を挙げて聖母を讃える会衆の熱気に圧倒される。


済州のお盆
 10月3日は旧暦のお盆で、商店はお休みのところが多い。韓国のお盆の行事は、日本とあまり変わらない。
 済州は未だ土葬なので、墓地の草取りを1週間〜10日前にする。済州は火山灰の土地だが草木の成長が良いそうで、草取りも大変な作業とのこと。お盆になると、遠方に行っていた家族も帰ってきて、先祖の供養をし、親戚が集まってきて会食したり、或いは親戚廻りをしたりする。日本のお盆の時と同じような光景が見られるようだ。





 

こんにちは修道士さん
聖ヴィアトール修道会



ウィリアム・セルジュ・バチオノ
生 年 1974
初誓願 2004

 私は1974年西アフリカのブルキナファソで生まれました。学生時代、地理学の勉強をしていた時に聖ヴィアトール修道会員に出会いました。彼らは貧しい子供の教育のために自分の生涯をささげているということに影響され、自分も同じ目的のために働きたいと思いました。2003年その修道会に入会し、1年後初誓願を立てました。日本のヴィアトール修道会に、協力してくれる若い会員が必要と聞き、自分を派遣してもらえないかと地区長に話しました。その結果、2008年に日本への宣教師として任命されました。神父として、若者のために働く夢を持っています。神様の御旨にかなえば、その夢を果たすことが出来るようにご支援とお祈りをお願いします。




ホセ・イグナシオ・ヴィカリオ
生  年1946
終生誓願1968

 スペインの北にあるヴィトーリアという街で生まれました。ヴィアトール会との出会いは8歳の時で、幸いに家の近くにヴィアトール会の小学校と中学校があってその学校に通っていました。卒業後、自家からはなれて長い間勉強して入会することができました。先生になるのが夢で、教えることは素晴らしいとの思いがかないました。さまざまなところで経験を重ね、小学校から大学まで先生として毎日が子供と若者との出会いでとってもいい道を選んだ気がします。32年前来日、違った国と文化で、また学校と大学で今日まで頑張ってきました。日本で人生の半分以上をすごし、私にとって大きなチャレンジと大きなめぐみであります。毎日を感謝のうちに過ごしています。



エバリスト・バグレ
生 年 1981
初誓願 2005

 私は1981年西アフリカのブルキナファソで生まれ、1993年カトリック信者になりました。2003年に高等学校を卒業し、聖ヴィアトール修道会の志願者になりました。その間ワガドウグのヴィアトール会の学校で宗教と道徳を教えました。また、学校に空手のクラブを作って生徒に自信、しつけ、道徳、自制心を身に付けるよう指導しました。2004年に修練者になって次の年に初誓願を立て、その後ワガドウグの学校でチャプレンになりました。
 2008年ブラザー バチオノと私とが日本の宣教師に任命され、来日してからは、空手の道場を見つけ、週2回練習にかよっています。また歌が大好きなので日本語の歌を覚えるよう練習していますが、正直に言うと、言葉の意味がよく分からないものが多く、大変苦労しています。今私は、大学に入学し、哲学を勉強した上で神様の導きがあれば、司祭になりたいと望んでいます。



マルセル・ツペン
生  年 1928
初誓願 1948
終生誓願 1951

 私は1928年カナダのケベック州、聖クドベール村に13人の兄弟の末子として生まれました。1人の兄は教区の司祭になり、もう1人の兄はヴィアトール修道会に入会、4人の姉はシスターになりました。私も修道会に入りたいという強い希望があり、1945年聖ヴィアトール修道会に入りました。いろいろな仕事に携わり、カナダで印刷の免許も貰いました。当時、兄が働いている日本へ赴任するよう管区長から依頼され、それは神様の御旨であると信じ、1958年カナダを出発しました。洛星中学・高等学校の労務員として1960年から今に至るまで働いています。大工仕事で塀を造ったり、電気作業で半田ごてを使ったり、掃除、洗濯など、なんでもやりました。イエス様がおっしゃった「私が来たのは仕えられるためでなく、仕えるためである」という言葉を実践できるよう生活してきました。奉仕出来ることがとてもうれしく、私の大きな喜びです。81歳の今も頑張っています。




大塚司教 12月のスケジュール



3日(木) 10:00 中央協 常任司教委員会
5日(土) 9:30 日星高等学校 創立50周年記念式典

6日(日) 11:00 彦根教会・英語ミサ
9日(水) 18:00 教区司牧評議会 書記局会議
10日(木)10:30 司祭全体集会
       15:30 司祭評議会
12日(土)13:30 第10回 宣教司牧評議会

13日(日)14:00 丹後大宮教会・英語ミサ
14日(月)14:00 大阪教会管区 結婚法務 担当者会議(京都)
15日(火)−16日(水) 日本カトリック神学院 常任司教委員会(福岡キャンパス)
17日(木)10:00 司教顧問会・責任役員会
19日(土)11:00 東門陽二郎師 司祭叙階50周年 感謝ミサ(河原町)
19日(土)−21日(月) 会津若松教会 黙想会

24日(木)21:00 主の降誕深夜ミサ(河原町)
25日(金)10:00 主の降誕ミサ  (河原町)





青年センター あんてな                       
第17回ネットワークミーティングと
                青年連絡協議会の報告
 八幡教会 中村光祐



 去る9月20日から21日にかけて、「NWM(ネットワークミーティング)」というイベントが行われました。NWMとは、カトリックの青年および青年の活動を支えている信徒・修道者・司祭が自由に集い、今抱えている問題や信仰のことなどを分かち合い、交流する場です。色々な地域の青年が出会い情報交換する場として、年に2回、カトリック青年連絡協議会にあわせて開催されます。第17回目となる今回は、広島教区岡山県の閑谷学校で、125名の青年の参加により行われました。ご存知の方もおられるかもしれませんが、閑谷学校は、江戸時代、岡山藩によって庶民のために建てられた学校で、現在、国の特別史跡に指定されています。

 今回はこの開催地にちなみ、実際に閑谷学校の講堂(国宝)で論語の授業を受けよう、というプログラムが組まれました。青年にとって普段は意識して学ぶことのない孔子の教えですが、意外にキリスト教の教えと似通っていることに皆驚いていたようです。他にも今問題になっている数々の事柄について、各教区の司教様の手紙を元に真剣に分かち合ったり、夜はバーベキューをして騒いだり、それぞれの教区の情報を交換したりと、密度の濃い2日間でした。

 NWM後に行われた青年連絡協議会では、協議会の関わった2つの行事についての報告や、NWMごとに貯まっていく基金の活用法、今後のNWMと協議会のありかたについてなどの話し合いが持たれました。中央協議会青少年委員会の解散に伴って生まれた協議会ですが、どのような形が一番いいのか、手探りが続いています。


【青年センターホームページ】
http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/
※青年センターからのお知らせや機関誌「ジョバニ」の記事などをご覧いただけます。
※携帯電話からもご覧いただけます。



お知らせ       

12月のお知らせ

《 教 区 》
京都カトリック 青年センター
 12日(土) 運営委員会(滋賀地区)
 26日(土) 18:00 聖書の集い

京都司教区 聖書委員会
 聖書講座 −パウロとともに−
  3日(木) 10:30 感謝と派遣のミサ(河原町)

 よく分かる聖書の学び
  日 時:16日(水) 10:30 講 師:北村 善朗師
  会 場:カトリック会館6階  参加費300円

 問合せ Tel.075(211)3484((水)(木)10:00〜16:00)
    Fax.075(211)3910



《小教区》

河原町教会
 クリスマス催事
  10日(木) 19:00 チャリティーコンサート
  24日(木) 18:30 市民の集い
   「コンサート・みことば祭儀・キャロル合唱」
 クリスマスミサ
  24日(木) 21:00
  25日(金) 7:00・10:00・12:00(英語)

奈良教会
 第16回 からし種コンサート
  5日(土) 14:00 奈良教会聖堂
       スリランカの貧しい村への支援と
       骨髄バンク・児童養護施設へ送金
 協力費:2,000円(小中学生500円)
 連絡先:Tel.0742(61)4074 柳原


《修道院》

聖ドミニコ女子修道会
《開催場所:当修道院》
 ロザリオを共に祈る会
  日 時:18日(金) 10:30〜12:00
  対 象:どなたでも当日どうぞお出でください
  住 所 上京区河原町通今出川下る梶井町448
  問合せ Tel.075(231)2017 

男子カルメル修道会(宇治)《開催場所:当修道会》
 待降節黙想
  日 時:5日(土) 17:00〜6日(日) 16:00
  講 師:九里 彰師(カルメル会)
  参加費:6,200円(一泊 食事込)
 水曜黙想
  日 時:9日(水) 10:00〜16:00
  テーマ:暗夜
  講 師:九里 彰師(カルメル会)
  参加費:2,700円(昼食代他)
 聖書深読
  日 時:12日(土)10:00〜16:00
  講 師:新井 延和師(カルメル会)
  参加費:1,000円(昼食代) (筆記用具持参)
 カルメルの霊性を学ぶ会
  日 時:19日(土) 14:30
  テーマ:十字架の聖ヨハネ「カルメル山登攀」
  講 師:九里 彰師(カルメル会)

《諸団体》

京都カトリック混声合唱団 

6日(日)・13日(日) 14:00 練習 カトリック会館6階

京都カナの会
6日(日) 13:30 例会、結婚相談室
カトリック会館6階

在世フランシスコ会京都兄弟姉妹会
19日(土) 13:30 集会 フランシスコの家

心のともしび 番組案内
 テレビ(衛星・ケーブル)スカイAスポーツプラス
  毎週土曜日 朝8:45より15分間
  野下千年師(長崎)シリーズ「希望との対話」

 ラジオ
(KBS京都) (月)〜(土)朝5:15より5分間
   12月のテーマ「クリスマスと私」
  問合せ:Tel.075(211)9341

「一万匹の蟻運動」基金報告
累計 55,331,410円(10月20日現在)



カトリック通信講座
〈全7講座〉
 @キリスト教とは
 A聖書入門T
 Bキリスト教入門
 C神・発見の手引
 D聖書入門U
 E幸せな結婚
 F生きること・死ぬこと

受講料(1講座):@〜C4,500円、D〜F5,000円
※ どなたでも、どの講座でも、ご自分のペースで受講いただけます。

 問合せ先:オリエンス宗教研究所
   〒156-0043 東京都世田谷区松原2-28-5
    Tel.03(3322)7601 / Fax.03(3325)5322
ホームページhttp://www.oriens.or.jp/



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