― 京都司教区委員会紹介 ―     

典礼委員会

 カトリック京都司教区典礼委員会は、現在司祭3人で構成されています(村上透磨神父、北村善朗神父、奥村豊神父)。
 活動としては3つのカテゴリーに分けられると思います。
大塚喜直司教 主式ミサ
(カテドラル)

 @教区の典礼行事への奉仕
 A教区の典礼を充実させるための研修
 Bカトリック教会全体の動向に対応する活動

 @の活動では主に、司教座聖堂で行われる司教ミサでの奉仕を司ることになります。1月初旬に行われる司祭・修道者の集いにおけるミサ、聖香油ミサ、教区合同洗礼志願式、叙階式などが挙げられます。

 Aの活動では典礼奉仕研修会が挙げられます。従来は、典礼研修会、聖体奉仕者学習会、集会司式者研修会などが行われてきましたが、教区全体の典礼奉仕の充実を図るため、2009年から、年に2回程度の典礼奉仕研修会という形で統合することになりました。教区福音宣教企画室との連携を図りながら、ふさわしい研修の場を提供していこうと考えています。

典礼奉仕研修会U(10月11日

 Bでは、教会全体が目指している典礼のあり方に敏感に対応し、日本の司教団の意向を反映させた典礼を目指します。そのために、年に1度開催される全国典礼担当者会議に出席し、日本の典礼委員会の動きを確認し、かつ各教区の動向も情報交換しています。

 第2バチカン公会議以降、世界の教会では様々な典礼的試みや工夫がなされてきました。ある試みは典礼の本質をとらえたものであり、あるものは本質をはずれた逸脱を招いたようです。何が本質かを考えるとき、それは自明のことではないと思われます。時代の変化に伴い、変っていくべき部分と、変えてはならない部分があるでしょう。各自がそれを考え深めていくことはとても大切なことですが、判断を下すのは公の機関ということになります。典礼は私的なものではなく、公的なものです。ミサの司式者である司祭も、会衆である信徒もどちらの立場であっても、私的な思いでミサを歪めていいものではありません。
典礼奉仕研修会U ミサ

 与えられたミサの枠組みが、与えられた脚本としますと、司祭や会衆はそれぞれ与えられた役柄を演じる役者といえるでしょう。優れた演じ手は脚本を勝手に変更したりはしません。与えられた枠組みの範囲で個性的な演技ができるのです。役者が脚本に秘められた奥深さに気付かず、自分勝手に演じると作品を台無しにしてしまいます。ミサは1回1回が1回限りの真剣勝負の大舞台、そこに参加するわたしたちが、朗読にせよ、歌唱にせよ、立ち居振る舞いにせよ、全身全霊を傾けて大胆に美しく祈っていきたいものです。