2010/4 No.389
<京都教区時報 2010年4月号の目次>

・1  召命 御子を受胎する方法を問うマリアの「開かれた心」

・2  シリーズ−召命−どうして神父さまに!!   福岡一穂神父

・3  外国人緊急支援の報告


・4  京都教区・済州教区姉妹教区交流部

・5  熱烈歓迎 新青年

・6 大塚司教の4月のスケジュール

・7 4月のお知らせ 

  



召命 ―御子を受胎する方法を問う
マリアの「開かれた心」




 天使にその使命を告げられたとき、マリアは尋ねます。「どうして、そのようなことがありえましょうか」と。これは拒絶の言葉ではなく「どのようにその出来事が起こるのでしょうか」という寛大な受諾の意味でした。

 マリアはこの不思議なお告げを、神のみ旨の実現を無条件に信じながら、それにふさわしく応えるためにどうしたら良いかとお尋ねになられたのです。神様のみ旨のご計画には分からないことが一杯あるのです。でも、だから「分かりました。でもそれをどのようにお応えすればよいかお話しくださいませんか」と問われます。大塚司教様はこれを召命を告げる者に必要な「開かれた心」の模範とおっしゃっています。

 「開かれた心」 とは、福音宣教するように召された、キリスト者の福音的な精神のことを指すのかなと思います。私たちの家の戸口に立って、主がとんとんと叩いておられるその呼びかけ、その音を聞いて私の心の扉、信仰の扉を開いて、主の呼びかけに応えるということ。召命に対する「心の開き」には、そんな「開き従う」という、神様のありがたいお恵みの面があるということを。(村上透磨)






札幌教区 厚岸教会のステンドグラス





シリーズ‐召命‐
  どうして神父さまに!!
     福岡一穂神父

今回は福岡一穂神父様をお迎えしてお話を伺いました。
(○は編集子、●は福岡師)


○ ご出身地はどちらですか。
● 大阪府高槻市です。幼児洗礼で気がついたら教会に行っていました。家庭の事情で家事一切を私がしていました。そのおかげで料理が得意になりました。高校生の時に三重県名張市に引越しをして名張教会に行くようになり、そこで京都教区と出会いました。

○ 教会へはご自分の意志で行かれたのですか。
● 高校生ですから自分の意志で行きました。教会とは、神とはイエスとはどのような方か知りたかったのです。そのうち、京都教区の高校生会に参加するようになり、当時の養成担当司祭であった瀧野正三郎師と出会い、色々な話を聞くようになりました。

○ 卒業後の進路はどうされたのですか。
● 子供の頃から自炊をしていたことを活かして、食品関係の会社で仕事をしていました。仕事をしながら、これも瀧野師が担当していたJOC(カトリック青年労働者連盟)の活動に参加するようになりました。JOCには綺麗事がなく大変な活動体でしたが自由さがありました。そして、瀧野師のような自由さへのあこがれが、司祭を目指すきっかけとなり、一番自由だったイエスのことを知りたいとの思いで、22歳のときに神学校に入学しました。

○ 神学校ではどうでしたか。
● 土・日曜日によく東京教区の多摩教会にお手伝いに行った時に、信徒との関わりの中で、私の人間性をありのままに受け入れてくださり本当によい体験をしました。また、京都に帰ってくると桃山教会でラッキー師と信徒にお世話になり、ここでもまた自分の気持ちを隠さずありのままに表現できる環境で過ごすことができました。

○ 叙階のときのお話を聞かせてください。
予定されていた1993年3月に叙階されることができませんでしたが、田中健一司教様がカルメル会黙想の家で一ヶ月間、毎日お祈りをしてくださいとの優しいお言葉をかけて下さり4月に叙階されました。

○ 司祭になられて17年、今のお気持ちを聞かせてください。
● 信徒との関わりの中で、私に対して言いたいことを素直に隠さず表現してくだされば、それだけで十分だと思います。例えば、「仕事が忙しくって教会には行けませんが、教会外のこのようなことで頑張っています」と言って欲しいのです。お互いに大事なものを交流することで、「みことば」も、「秘跡」も、そのような関係性の中で成り立っていることを実感したいのです。

● 私は、2年前から大きな病を抱え、昨年は免疫不全の病気で一ヶ月半入院しました。「みことば」に従ってきたのに、また神は私に、このような苦しい試練を与えるのかと思い躓きましたが、この試練により教会が宣べ伝えようとする神は、私にとって一つの類比的表現でしかなかったのだと分かったのです。
自分が病気になって、イエスが病人のところに行かれたことの意味がよく分かりました。そういうところから本当の神の愛を感じないといけないと思っています。
今、私とイエスとの距離がグ〜ンと近くなりました。
そして・・・
イエスが、私に、共に歩もうと言ってくださっています。






外国人緊急支援の報告


 昨年の外国人緊急支援のお願いに対し、多くのご支援をいただいたことを心よりお礼申し上げます。最終的に、19教会と3つの修道会、施設および個人から1,198,108円を送っていただきました。
今回の募金は責任を持って、公平に配布する体勢が整っている上記のグループに食料品や日用品を購入して配布していただきました。


   滋賀地区・湖東ブロック ラテンアメリカ人グループ 460,500円
   三重地区・北勢ブロック ラテンアメリカ人グループ 450,000円
   上野教会外国人支援グループ             193,804円
   三重地区・津教会 ラテンアメリカ人グループ      93,804円

         合計(現金)                  1,198,108円

 ほかにも多くの必要とされる方々がいらっしゃったと思いますがご了承ください。さらに必要としているところがあれば国際協力委員会までお知らせください。
 この募金のほかに、小教区・ブロック独自に外国人のために支援くださったところも多くあります。心より感謝いたします。
皆さんの暖かいご支援に対し、重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。

       カトリック京都司教区
        国際協力委員会
         担当司祭 柳本 昭








   京都教区・済州教区姉妹教区交流部    

 ★ 嬉しいお知らせ
 この春、済州教区から京都教区へ新しい神父様が来られます。
崔 聖煥 師

一昨年、夫 英豪(ブ ヨンホ)神父様が来日され、現在日本語研修のかたわら、奈良南部ブロックの協力司祭としてお働きのことは、よくご存知のことと思いますが、夫神父様に引き続き、崔 聖煥(チェ ソンファン)神父様が来られることになりました。

 崔神父様は、助祭であった2007年の7月に、黄(ファン)神父様・禹(ウ)神父様と一緒に京都教区に研修に来られましたので、ご存知の方も多いと思います。
来月の時報で、自己紹介をしていただく予定です。


★ 済州交流部とは
京都教区と済州教区は、アジアで、主イエスに招かれた福音宣教の仲間として、交わりを深め、交流を進めるべく種々の活動を行っています。これからも済州教区と連携を取りながら色々な企画を考えて行きたいと思っています。










青年センターあんてな

熱烈歓迎 新青年  

宇治教会 白濱 みゆき

わたしたちの仲間になりませんか!!

 青年センターに割り当ててくださっているこの「あんてな」。過去数年分の記事を読み返してみました。中学生会、広島巡礼リーダー、YESなどの行事案内や活動報告がメインでした。実際、毎年の活動は大きく変わらないので、なんとなく、毎年同じような内容になっている印象を受けました。なぜ、書いている人が違うのに、同じような感想になってしまうのでしょうか。

それは、年を経ても、人が変わっても「これはいい」と思うポイントが、同じだからだと思います。そしてそれぞれが「いい」と思ったことを、手を変え、品を変え、言葉を変えて、この「あんてな」のスペースをお借りしてお伝えしているのではないかな、という私なりの答えにたどりつきました。

 4月になり、新しい生活がスタートした方々も多くおられると思います。つまるところ、「なにか新しいことを…」「ちょっと、落ち着いてきたし…」と思っている方は青年センターをのぞいてみませんか?という、結局、この時期お決まりのうたい文句が言いたいだけなのです。

 私を含め多くの人が、人生のある一定時期にたくさんの「いい」を感じた青年センター。それが京都教区にはありますよ。ぜひ、お越し下さい。

連絡先は、青年センターホームページをご覧ください。携帯からでもご覧いただけます。
http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/






連絡先は、青年センターホームページをご覧ください。携帯からでもご覧いただけます。
http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/





      大塚司教 4月のスケジュール    

1日(木) 19:00 主の晩餐 (河原町)
2日(金) 19:00 主の受難  (河原町)
3日(土) 19:00 復活徹夜祭 (河原町)

4日(日) 10:00 主の復活ミサ(河原町)
7日(水) 15:00 中央協 委員会
8日(木) 10:00 中央協 常任司教委員会
13日(火) 14:00 福音宣教企画室 会議
17日(土) 14:00 済州京都交流部 会議

18日(日) 13:00 京都北部地区 宮津ブロック司教訪問(宮津)
19日(月) 11:00 中央協 諸宗教部門 会議

25日(日) 12:00 教区 新受洗者のためのミサ(河原町)
26日(月) 10:00 教区付き司祭集会
       18:00 教区評議会 書記局会議
28日(水) 10:30 大阪教区司祭月修
            (大阪大司教館)
29日(木) 13:00 安土セミナリオ ミサ




    日本二十六聖人殉教者 顕彰ミサ
      2010年1月31日(河原町教会)
    ―大塚司教様と聖劇出演者 ―







       4月のお知らせ         

《 教 区 》

京都司教区 聖書委員会
 よく分かる聖書の学び
  日 時:21日(水) 10:30 講 師:北村 善朗師
  会 場:カトリック会館6階 参加費300円

《 地区協議会 》
滋賀カトリック協議会
  例会 18日(水)13:30 草津教会
  安土セミナリヨ記念の集い
   日 時:29(木) 13:00(12:30開場)
   場 所:文芸セミナリヨ(安土町文芸の郷)
   第1部 :カステッロ大司教司式ミサ(駐日バチカン大使)
   第2部:古楽器演奏と講演会
     演 奏:坂本利文とオルティスコンソート
     講 師:三俣俊二氏
      テーマ「安土セミナリヨの建立と滅亡」

奈良カトリック協議会
  聖書講座(両日とも同じ内容)
   23日(金) 19:00 大和八木教会
   24日(土) 10:00 奈良教会
  テーマ:ヨハネの黙示 「神の啓示…導入」
  講 師:タロク師

《修道会》
 聖ドミニコ女子修道会
  ロザリオを共に祈る会
   日 時:16日(金) 10:30〜12:00
   場 所:当修道会
     京都市上京区河原町通今出川下る梶井町448
          Tel.075(231)2017
   対 象:どなたでも当日どうぞお出でください

 男子カルメル修道会(宇治)
  入門講座(講師:九里 彰師)
    日 時:10日(土) 14:00
    テ キ ス ト:「愛といのち」 聖母文庫/聖書
  聖書深読(講師:渡辺 幹夫師)
    日 時:10日(土) 10:00〜16:00
    参加費:2,000円(昼食代他)
  水曜黙想(講師:アダミニ師)
    日 時:21日(水) 10:00〜16:00
    テーマ:復活の喜び
    参加費:2,700円(昼食代他)
  カルメルの霊性を学ぶ会 (講師:九里 彰師)
    日 時:24日(土) 14:00
    十字架の聖ヨハネ「カルメル山登攀」
  一般のための黙想(講師:九里 彰師)
    日 時:29日(木) 17:00〜5月5日(木) 16:00
    テーマ:復活した主との出会い
    参加費:42,000円(6泊7日宿泊・食事込)
    部分参加可(参加費日割計算)
    修道者の参加も可
    問合せ:0774(32)7456


 

《諸団体》

京都カトリック混声合唱団(カトリック会館6階)
  練習日時:11日(日) 14:00/24日(土) 19:00
  カトリック会館6階
コーロ・チェレステ(女性コーラス)
  練習日時:8日(木) 10:00/22日(木) 10:00
  カトリック会館6階

聴覚障がい者の会
  手話表現の学習会(聖書と典礼)
  8日(木) 13:00 カトリック会館6階

二金会   例会: 9日(金) 11:00 西陣教会
糠みその会 例会:29日(木) 19:00 九条教会

心のともしび 番組案内 
 テレビ(衛星・ケーブル)スカイA
   スポーツプラス 毎週土曜日 朝8:45
   岡俊郎師(鹿児島)テーマ 「祈りに生きる」
 ラジオ(KBS京都) (月)〜(土)朝5:15
   4月のテーマ「心のともしび」
   問合せ:Tel.075(211)9341

「一万匹の蟻運動」基金報告
   累計 55,928,606円(2月15日現在)




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