2010/5 No.390
<京都教区時報 2010年5月号の目次>

・1  召命― 承諾

・2  シリーズ−召命−どうして神父さまに!!   柳本神父

・3  西野猛生神父 司祭叙階50周年 感謝ミサ


・4  京都教区・済州教区姉妹教区交流部
    崔(チェ) 聖煥(ソンファン) 神父様からのメッセージ

・5  青年活動新2年生から

・6 大塚司教の5月のスケジュール

・7 5月のお知らせ 

  



召命 ― 承諾




 約束の子を受胎するためにどんな可能性があるのか。人間には理解できないが、神によってのみもたらされる解決を天使は答えます。「聖霊があなたに降(くだ)り、いと高き方の力があなたを包む。」 婚約中のマリアが受胎し産むことになる子が「いと高き方の子」であるなら、この奇跡が実現するようにマリアに働く聖霊の派遣が告げられます。どのような婚姻関係も守り、同時にそれを越えることのできる道が神から示されたマリアは、「神にできないことは何ひとつない。」という神の絶対的な意志を知らされます。あらためてマリアは自分が神の計画の前で無力であることを告白します。「わたしは、主のはしためです。」


    (2010年司教年頭書簡より)






長崎教区 田平教会のステンドグラス






シリーズ‐召命‐
  どうして神父さまに!!  柳本昭神父

      

今回は柳本昭神父様をお迎えしてお話を伺いました。
(○は編集子、●は柳本神父)

○ 子供のころのお話を聞かせてください。
● 私は京都生まれで、両親とも曾祖父母つまり明治の時代からのカトリック信者でした。
 中学校は洛星へ行きました。勉強があまりできなかったので、「宗教」や「ミサ」を重要視しました。宗教を自分の旗印にしたかったのでしょうね。修道院のミサにも積極的に与り、神父様やブラザーにかわいがられました。そういうことから、教区の神父様から教区司祭になったらと勧められ、名古屋の小神学校で共同生活をしながら南山高校へ通うことになりました。

○ 小神学校ではどうでしたか。
● 高校2年生の時に司祭の養成方針がかわり、名古屋の小神学校が廃止され、多くの仲間は小神学生をやめたのですが、私は京都教区の計らいにより、神学生候補者として残してくださり、一人で下宿をして南山高校に通い卒業しました。そして大学卒業後に大神学校へ行く約束をしました。
その後、同志社大学で、民俗学を学びました。卒業時に田中健一司教様にお願いした上ですぐに神学校に行かず、仏教大学大学院の修士課程へと進みました。そして、2年後にもう一年神学生になるのを延ばすつもりで田中司教様のところに相談に行ったのですが、司教様は決意して来たのだと思われ、神学校入学の手続きの話をなさいました。司教様の嬉しそうな顔を見ていると言い出せなくなってしまい、結局大神学校へ行くことになりました。

○ 神学校ではどうでしたか。
● 公会議後の神学を学び、教会のこと、秘跡のこと、そして聖書のことなど、今まで教会の教えに対して感じていた疑問や違和感が洗い流され、目が開かれる思いでした。
そして、認定式や選任式の段階を歩んでいくたびに自分の中で召命を確認して行きました。神に導かれて歩んできたのだと思います。その結果、叙階されて今年で23年になります。

○ 今の思いをお聞かせください。
● 神学の勉強や先輩司祭・神学生仲間との交わりを通して学んだイエスの教えの真髄や、神とわたしたちとの関係を伝えたいという思いがあります。それを私は司祭としての役割を通して伝えたいです。私が子どものとき、教会の教えの中で、神の愛よりも罪や地獄の恐ろしさのほうが印象に残りました。そして、夜になるとこわくて泣いたりしました。今の教会の子どもたちにそのような思いをさせたくありません。神の愛の豊かさを、子どもたちにもすべての人にも知ってほしいのです。

 私の体験から感じることは、「重大な決意を持たなくても」司祭を目指すことができるということです。「なんとなく」司祭になってみようかなと思った時が、神が呼びかけてくださっている時なのかもしれません。その時は、何も心配することはありません。神の呼びかけに素直に従えば、その後のことは「神が導いてくださるのです」。司祭になりたいと思ったときに、いや、自分には無理だと思わずに、それを神からの呼びかけとしてまず従い、あとは神と確認しながら進めばよいのです。神が望まれるなら別の道も用意されるでしょう。自分はふさわしくないかとか、自分には無理だという考えは、人間の思いであり、「そのようなあなたを神は司祭として必要とされているのかもしれません」。






祝 ヨセフ 西野猛生神父
司祭叙階50周年 感謝ミサ


  1952年福岡小神学校 卒業 当時

  「教皇祝福」贈呈

1933年10月13日 京都市上賀茂で生まれる
1960年 3月20日 古屋義之司教により
        カトリック河原町教会で司祭叙階
2010年 3月20日 司祭叙階50周年







   京都教区・済州教区姉妹教区交流部    
崔(チェ) 聖煥(ソンファン) 神父様からのメッセージ

キリストに賛美


 今回済州教区から京都教区に派遣されたチェ・ソンファン・カンロル・ヨハン神父です。

 まず、済州島からここ日本に、そして、日本でも美しい京都教区に私を呼んでくださった神様と司教様、京都教区の皆様に感謝の気持ちをお伝えします。司祭に叙階されて2年間、済州島で助任司祭として司牧をしてきた私が、日本の京都教区への人事異動を聞いたとき、まず怖れにとらわれました。やっと2年目を迎えた、欠点だらけの神父が言葉も文化も違うところで、はたして司牧活動がうまくできるだろうかという気持ちからです。

 しかし、済州島で生活を整理し、ここ京都に向う準備をしながら少しずつ感じたことがあります。主はいつも不十分で取るに足らない人を選んで、ご自分のみ業をお委ねになり、そのみ業を通して一歩ずつ主に近づくように呼びかけられるのだということです。
さらに確実なことは、予想もしなかったところで、どれほど想像を越える人生を始めることになろうと、座ろうとも立とうとも、眠ろうとも目覚めていようとも、神様のお考えになることは、必ず実現するという事実です。

 切なる心で神様のみ名を呼び、切なる思いで神様にお委ねし、切なる祈りで神様のみ心を知ることさえできれば、いつどこへ行こうとも怖れることはないという事実こそ、神様の最も驚くべき神秘ではないかと思われます。
 いまだに牧者としての素養も、主に倣う愛も大いに不足している司祭です。日本語も流暢でないし、日本文化にも十分馴染めていません。それでも足りない部分は主が補ってくださり、うまく出来ない自分の言動は主が整えてくださることを私は知っています。

 私を京都教区に導いてくださった主の大きなお恵みに感謝し、主の歩まれた道に従って愛を実践し、主がお望みになる道具になろうと努力する司祭になるように誓います。神様を胸に抱いて生きておられる京都教区の皆様の人生が、主の暖かい愛の招きに満ちていることを祈ります。







青年センターあんてな

青年活動新2年生から  

西舞鶴教会 小林 真衣

わたしたちの仲間になりませんか!!

 私は1年間の活動で多くの経験を得ました。教区の中学生会リーダーや青年の集まりに参加して、違う側面から合宿を見たり、今までの分かち合いよりも更に深い分かち合いができたりと、これまでとは違う活動ができました。特に違ったのは、知り合いが多くできた事です。

中高生の時には教区の友達しかいませんでしたが、私が京都教区から名古屋へ行った事、さらにネットワークミーティングという全国の青年が集まる行事への参加によって全国にも知り合いが増えた事が、私の1年間の青年活動で得た一番大きなものだったと思います。

私自身、活動への参加の仕方も少し変わった様な気がします。今までは用意された合宿などにただ参加して楽しむという考え方でしたが、企画する事を経験して今まで私たちが楽しく参加できていたのは企画した人の苦労が詰まっているからだと感じました。これが分かっただけでもよい経験になったと思います。私はこれからも青年活動に参加し中学生に楽しいと感じてもらえる様な合宿を企画したり、全国の青年の人たちとつながったりしていきたいと考えています。

連絡先は、青年センターホームページをご覧ください。携帯からでもご覧いただけます。
 http://www.kyoto.catholic.jp/seinen/





      大塚司教 5月のスケジュール    

2日(日) 14:00 鈴鹿教会・英語ミサ
8日(土) 13:30 第11回 教区宣教司牧評議会

9日(日) 13:00 京都南部地区 南ブロックB 司教訪問(精華)
10日(木)−17日(水)女子カルメル修道会 黙想会(衣笠)
11日(火) 15:00 青少年委員会
13日(木) 9:00 中央協 常任司教委員会

16日(日) 13:00 青年と司教の対話集会(河原町・ヴィリオンホール)
17日(月) 14:00(学法)カトリック京都教区学園・京都南カトリック学園 理事会
18日(火) 14:00 (社福)カトリック京都司教区 カリタス会 理事会
19日(水) 14:00 学法滋賀学園 理事会
       18:00 大阪教会管区司教部落差別 人権センター会議(大阪大司教館)
20日(木) 10:00 司教顧問会・責任役員会

23日(日) 10:00 聖霊降臨ミサ(河原町)
24日(月) 10:45 日本カトリック神学院 福岡キャンパス
27日(木) 10:30 司祭全体集会
       15:30司祭評議会
28日(金) 14:00 メリノール女学院 理事会
30日(日) 13:00 三重地区 中勢ブロック 司教訪問(名張)






       5月のお知らせ         


教区本部事務局からのお知らせ
※ 2010年度の司祭の人事異動はありません。


《 教 区 》

京都司教区 聖書委員会
 京都教区 聖書講座
  「キリストの祭司職へ招かれているわたしたち」
  12日(水) 19:30 13日(木) 10:30
    テーマ:わたしがあなたがたを選んだ
    講 師:村上 透磨師
  26日(水) 19:30 27日(木) 10:30
    テーマ:旧約の神の民における祭司職
    講 師:一場 修師(マリスト会)
 よく分かる聖書の学び
  日 時:19日(水) 10:30 講 師:北村 善朗師
  会 場:カトリック会館6階 参加費300円
  問合せ Tel.075(211)3484((水)(木)10:00〜16:00)
       Fax.075(211)3910

《 地区協議会 》
奈良カトリック協議会
 奈良地区 聖書講座 −ヨハネの黙示−
  14日(金) 19:00 大和郡山教会
  15日(土) 10:00 奈良教会
    テーマ: 「預言から黙示へ」
    講 師:鈴木信一師(聖パウロ会)
  28日(金) 19:00 大和八木教会
  29日(土) 10:00 奈良教会
    テーマ: 「神のお告げ」
    講 師:英 隆一朗師(イエズス会)

《修道会》
聖ドミニコ女子修道会
 ロザリオを共に祈る会
  日 時:21日(金) 10:30〜12:00
  場 所:当修道会
   京都市上京区河原町通今出川下る梶井町448 
     Tel.075(231)2017
  対 象:どなたでも当日どうぞお出でください

ノートルダム教育修道女会
 黙想会
  日 時:15日(土)15:00〜16日(日)15:00
  テーマ:神の恵みを生きる
  講 師:山内 十束師(御受難会)
  場 所:ノートルダム唐崎修道院
  対 象:独身女性信徒 費用 2,000円
  締切り:9日(日)
   申込み:Tel.077(579)2884 Fax.077(579)3804 (Sr.桂川)

男子カルメル修道会(宇治)
 召命黙想(講師:九里 彰師)
  日 時:8日(土) 17:00〜9日(日) 16:00
  参加費:6,300円(宿泊・食事込)
  対 象:40歳以下の青年男女
 水曜黙想(講師:九里 彰師)
  日 時:12日(水) 10:00〜16:00
  テーマ:生きておられる主
  参加費:2,700円(昼食代他)
 入門講座(講師:九里 彰師)
  日 時:14日(金) 14:00〜15:30
 カルメルの霊性を学ぶ会 (講師:九里 彰師)
  日 時:22日(土) 14:00〜15:30
 一般のための黙想(講師:新井 延和師)
  日 時:29日(土) 17:00〜30日(日) 16:00
  テーマ:互いに愛し合うこと
  参加費:6,300円(宿泊・食事込)
  問合せ Tel.0774(32)7456


 

《諸団体》

京都カトリック混声合唱団
 練習日時:9日(日) 14:00/30日(日) 14:00
       22日(土) 18:15 ミサ奉仕後練習
 カトリック会館6階

京都カナの会
  2日(日)13:30 例会、結婚相談室
  カトリック会館6階

聴覚障がい者の会
 手話ミサと交流会
  14日(金) 11:00 ドミニコ修道院(今出川)
   締切り:11日(火) どなたでも参加できます
   申込み:Tel.&Fax.075(756)0385西田
 手話表現の学習会(聖書と典礼)
  25日(火) 13:00 カトリック会館6階

コーロ・チェレステ(女性コーラス)
  練習日時:13日(木) 10:00/27日(木) 10:00
  カトリック会館6階

二金会   例会:14日(金) 11:00 西陣教会

心のともしび 番組案内 
 テレビ(衛星・ケーブル)スカイA
  スポーツプラス 毎週土曜日 朝8:45
  岡俊郎師(鹿児島)テーマ 「祈りに生きる」
 ラジオ(KBS京都) (月)〜(土)朝5:15
  5月のテーマ「神の呼びかけ」
 問合せ:Tel.075(211)9341

「一万匹の蟻運動」基金報告
  累計 56,024,320円(3月15日現在)





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