2011/4 No.401
<京都教区時報 2011年4月号の目次>

・  誠実な神に託す信仰

・ シリーズ小教区  魅力ある教会って?? ― 仕え合う喜びのある共同体をめざして ― 長岡教会

・  高山右近公式巡礼紀行  400年前に想いを馳せて(1)

・ あんてな 新青年歓迎

・ 大塚司教の4月のスケジュール

・ 4月のお知らせ 





  



誠実な神に託す信仰





 信仰における人間が取るべき態度は、二つあります。一つは、神の愛とあわれみを信じ、それに自分を託すことであり、他は言葉やしるしを手がかりにして、現実の中で目に見えるしるし(象徴)を通して、目に見えない神に近づいていくことです。神に帰依する信仰者が頼りにするのは、自分の知恵、力、富などのようなものではなく、永遠の神です。その保証は、神の誠実さです。この神はご自分に帰依するもの一人ひとりに、ご自身を知らせてくださいます。


 パウロは「わたしは、自分が信頼している方を知っている」(Uテモテ1・12)と言いますが、信じるとは、1回限りの一つの行為であるよりも、過程(プロセス)を踏むものであると言えます。神は生きておられる方ですから、神を求め飢え渇く人間の心に、ご自分の愛と慈しみを注ぐお方として現存されます。「あなた」と呼べる神との愛に満ちた人格的なつながりを基にして、私たちは見えない神の働きを信仰において「心の目」で「見る」努力をしているでしょうか。
(2011年司教年頭書簡より)




シリーズ小教区

魅力ある教会って??

― 仕え合う喜びのある共同体をめざして ―長岡教会
    

掲示板

 長岡教会は阪急長岡天神から西へ徒歩約8分、長岡天満宮の近くに位置します。1966年9月桂教会より分離独立、長岡カトリック幼稚園の遊戯室を聖堂として創立しました。

 小野十益神父が主任司祭になり、司牧上の観点から1976年5月幼稚園敷地内にチャペル建設、続いて1982年8月現在地に3番目の聖堂を建設しました。

 小野神父の指導のもと共同宣教司牧開始前から信徒に仕事が任せられ、集会祭儀も行われていましたので、1999年の共同宣教司牧へ抵抗なく移行することができました。2002年西ブロックの広報誌が創刊され、2003年現在の西ブロックの共同宣教司牧と部会制が導入されました。長岡教会の特徴は、活発な「部会制」活動と「分かち合い」です。

「 部会制」については、皆が参加しやすい形を模索し、各部の仕事を2〜4グループに分けました。詳しくは教会のHPに紹介しています。
 教育部は、A(大人) B(子ども) C(行事)
 典礼部は、A(香部屋係) B(ミサ準備 )C(典礼音楽) D(病床訪問、集会司式、聖体奉仕)
 広報部は、A(毎週のお知らせ) B(ブロック広報誌 ) C(HP)
 施設管理部は、A(建物維持)、B(駐輪花壇)、C(墓地)
 財務部は、A(財務) B(献金計算)
と分け、気軽に参加でき、1人一役(以上)を引き受ける形で開始しました。教会入り口の掲示板には移動が簡単なマグネット式部会制名簿を掲示しています。

 役員の負担を軽くし新しい人にもできるよう役割分担の軽減を行いました。例えば、毎月開催される評議会は、役員が進行、議事録は各部持ち回りで作成・配付しています。
黙想会

 教育Cがパーティーなどの行事を企画。広報Aがお知らせを作成。典礼Dが聖体奉仕者・集会司式者・すすめのことばのサポートグループ(集会司式ですすめのことばを行う)で構成、2ヶ月に1回集まり、病床訪問の報告、集会司式役割分担などを行います。施設管理は毎年5月に恒例の設備改善と点検。その他の部とグループも、それぞれが大きな負担にならないよう、そして各自ができる仕事を分担して支え合っています。

 もう一つの特徴は、「分かち合い」です。毎月1回の集会祭儀でさまざまなテーマで分かち合いを行っています。最近では、「召命」や「祈り」についてさまざまな角度から分かち合いが行われました。また,黙想会を典礼部と教育部共同で企画することも「分かち合い」が活発な証です。

 昨年の待降節には信徒のニーズ「誰もが気にしながら言い出せない死」について「死と向き合って」というテーマで2回黙想会を行いました。〈写真参照(黙想会)〉
このように活発に分かち合いをすることによって、互いに信頼し合い支えながら「部会制」を充実させて、共同宣教司牧を展開しています。今年も1月23日の集会祭儀前に昨年の報告と今年の方針を説明し、新しい年のスタートを切りました。

 様々な課題はありますが、PDCAサイクル「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(見直し)」を意識した活動を行い、お互いに無理のない形で共同体を支えています。
     カトリック長岡教会信徒一同




高山右近公式巡礼紀行

400年前に想いを馳せて(1)

 2月2日〜6日までフィリピンのマニラへ、高山右近列福祈願公式巡礼が行われました。日本カトリック司教協議会列聖列福特別委員会主催により、担当司教の溝部脩司教、大塚喜直司教と共に86名が参加しました。参加した岩本稔氏に、今回の巡礼紀行を4回にわたって紹介していただきます。


この街角に右近さんが

 溝部司教を団長とする私たち高山右近公式巡礼団が、バスから降りフィリピンでの第一歩を記したのはマニラ市街地にあるビクトリア通りであった。そこはフィリピンがスペインの長い統治下にあった影響が今なお色濃く残る南欧風の建物が建ち並ぶ通りであるが、かつてそこには右近の屋敷があり、その向かいにはイエズス会の修道院が、通りの向こうに第一イグナシオ教会があったとのことです。今から397年前 右近の亡骸がマニラ市民の深い悲しみのうち自宅から、今、私が立っているこの道を通り教会へ運ばれたとのこと。 マニラ中の教会の鐘が鳴り響き、殉教者に最後の別れをしたいとこの通りに大勢の人が集まってくる、そんな光景を思い巡らせながら始まった巡礼の旅でした。律儀で質素を身上としていた右近は決して多くを望まず、ここマニラでも総督からの多大な申し出をことごとく辞退し、つつましく神とともに生活していたことでしょう。

右近に倣い勇気を持って

 次に訪れたのはビクトリア通りから程近いサンアウグスティン教会でした。この教会は1602年に建設され、建設時の姿そのまま現存しており、世界遺産に登録されているとのことです。ここで大塚司教の司式、イエスのカリタス修道女会のシスター前田のパイプオルガン演奏による右近列福祈願ミサが執り行われ、大塚司教から「列福運動は右近が信念を持って貫いた信仰に学ぶことです。それは勇気のいることです。神から与えられた勇気をもって現代社会を生き抜いてください」とのお話がありました。

 隣接する博物館には多くの宝物が展示されてありますが、その中でもひときわ光り輝いている十字架がありました。それは、この教会の
建設当時からあるもので高さ3m位ありました。右近もこの教会でこの十字架を仰ぎ見ながら祈ったのだろうと思うと感慨無量にならざるを得ませんでした。

 右近はマニラに到着して40日後に亡くなりましたが、その短い期間、信仰に生きる喜びを感謝し、日本に残されたキリシタンを思い煩いながらこの十字架の下で神に祈ったことでしょう。
 夜半、ホテルの階上からマニラ湾を眺めながら、右近も同じこのマニラ湾を眺めながら何を思っていたのだろう、明日はどんな右近さんに巡り合えるのだろう、そんなことを考えながらベッドに入ろうとしたらいきなり街の中で花火が打ち上げられました。こんな夜更けに何なのだろう。翌朝ホテルの人に聞けば、春節の始まりで中国の人たちがお祝いしているのだろうとのことでした。
 とにかく第1日目は無事に快い眠りにつくことができました。神に感謝   つづく

ユスト高山右近の会 岩本 稔



青年センター あんてな

新青年歓迎     八幡教会 田川愛美子


 みなさま、お元気でしょうか。青年センター事務員の田川です。年度も新しくなり、目まぐるしい日々をお送りかと思います。大学進学や、就職などで、新たに転居なさった方もいらっしゃると思います。また、2年目に入った方は、少し落ち着いてきた頃でもありましょうか。

 まだまだ頼る人がいなかったり、あるいはちょっと余裕ができたりしていませんか?そんなあなたには是非!青年センターに顔を出して欲しいと思います。青年センターでは、京都教区内(京都・奈良・滋賀・三重)から色々な年齢の青年が集まり、友好を深めています。

 また、偶数月には各地区持ちまわりで運営委員会も開催していますので、青年センターが遠いと思われる方は、各地区で行われる運営委員会にも顔を出してみてください。きっと新たな出会いがあると思います。

 そこで出会った青年は、青年同士で旅行したり、ご飯を食べに行ったりと、教会活動以外にも様々な企画をしています。私たち、青年センター一同、新たな仲間が増えることを心からお待ちしております。
お気軽に、青年センターにお越しください。


2011年 運営委員会スケジュール
 4月16日(土) 京都南部地区
 6月18日(土) 三重地区
 8月27日(土) 京都北部地区
10月15日(土) 奈良地区
12月10日(土) 滋賀地区

18:00〜運営委員会 21:00〜交流会(食事会)
詳しくは青年センターのホームページの行事案内をご覧ください。






      大塚司教 2011年 4月のスケジュール    

2日(土) 16:00 教区青年の集い準備会
3日(日) 16:00 四日市教会・ポルトガル語ミサ
6日(水) 11:00 中央協 列聖列福特別委員会
7日(木) 10:00 中央協 常任司教委員会

10日(日) 13:00 京都北部地区 舞鶴ブロック司教訪問(綾部教会)
12日(火) 14:00 福音宣教企画室 会議
16日(土) 15:00 故 西野猛生師 追悼ミサ(衣笠教会)
       16:15 納骨式(衣笠墓苑)


17日(日) 14:00 長浜教会・スペイン語ミサ
19日(火) 14:00 典礼委員会・福音宣教企画室 合同会議
20日(水) 11:00 聖香油ミサ
21日(木) 19:00 主の晩餐 (河原町)
22日(金) 10:30 セントヨゼフ女子学園 高等学校3年生 司教座訪問
       19:00 主の受難  (河原町)
23日(土) 19:00 復活徹夜祭 (河原町)

24日(日) 10:00 主の復活ミサ(河原町)
29日(金) 10:30 右近こどもまつり(大和榛原)


2011年ブロック司教訪問での「分かち合いの質問」を作成し、この京都教区のホームページのトップページと司教年頭書簡のページに掲載しています。参考資料としてお使いください。





       4月のお知らせ                          


《 教 区 》

聖書委員会
 聖書講座
 よく分かる聖書の学び
 日 時:27日(水) 10:30
 講 師:北村 善朗師
 会 場:カトリック会館6階
 参加費:300円
 問合せ:Tel.075(211)3484 (水)(木)

地区協議会》
奈良カトリック協議会
 右近こどもまつり

 日 程:29日(金)
  11:00:ミサ・顕彰式(司式 大塚司教)
  12:00:昼食(各自持参)
 午後から運動会(カーリング大会・玉入れなど)
 場 所:宇蛇市榛原区・伊那佐文化センター

滋賀カトリック協議会
安土セミナリヨ記念の集い

 日 程:29日(金)
  11:45 交流会(公園にて昼食/弁当持参)
  13:00 ミサ (滋賀県司祭団共同司式)
 場 所:安土セミナリヨ跡公園 (滋賀県蒲生郡安土町下豊蒲)
 問合せ:大津教会 Tel.077(522)3987

《修道会》
聖ドミニコ女子修道会(京都修道院)
 ロザリオをともに祈る会

 日 時:15日(金) 10:30〜12:00
 住所/京都市上京区河原町通今出川下る
      梶井町448 Tel.075(231)2017

男子カルメル修道会(宇治修道院)
 水曜黙想
13日(水)10:00
 聖書深読30日(土)10:00
 社会人(働いている人)のための霊的同伴
  日 時:15日(金)20:00〜16日(土)15:00
  指 導:松田浩一師
  参加費:5,500円(1泊/16日朝昼食込)
  申込み:Tel.0774(32)7456(事前申込み要)

ノートルダム教育修道女会(唐崎修道院)
召命黙想会 <神を信じて生きてみる>

 日 時:5月14日(土)15:00〜15日(日)15:30
 テーマ:神の美しさを見つめる
 指 導:山内 十束師(御受難会)
 対 象:独身女性信徒/費用 2,000円
 締切り:5月8日(日)
 申込み:Tel.077(579)2884 Fax.(579)3804
 

《諸団体》

正義と平和京都協議会
 学習会
(NPO法人アガペの家 施設見学)
 日 時:6月4日(土) 8:30〜17:30
 集 合:京都駅(マイクロバスで移動)
 場 所:アガペの家(三重県伊賀市)
 参加費:2,000円程度(昼食付き)
 問合せ:Tel.Fax.075(223)2291(月)(火)(木)

京都カトリック混声合唱団
 練習
:10日(日)14:00
     16日(土)18:15 ミサ奉仕後

コーロ・チェレステ(女声コーラス)
 練習
:14日(木) 10:00/28日(木) 10:00 
  カトリック会館6階

聴覚障がい者の会
 手話表現の学習会
:26日(火) 13:00
  (聖書と典礼 他) カトリック会館6階

二金会 8日(金) 11:00 西陣教会

糠みその会
28日(木) 19:00 九条教会

心のともしび 番組案内 
 テレビ(衛星
.CATV)スカイAスポーツプラス
 毎週土曜日 朝8:45(2日は7:45)
 今井美沙子氏(作家) 「ふだん着の信仰」
 ラジオ(KBS京都) (月)〜(土)朝5:15
 4月のテーマ「復活とは」

一万匹の蟻運動」基金報告
  累計 56,552,579円(2月14日現在)
   3月号(12月31日現在)の累計が間違っていました。
   お詫びし、上記の通り訂正いたします。






帰 天

ヨセフ 西野猛生師(京都司教区司祭)
  2月14日に帰天されました。(享年77歳)         
 神様のため、人々のため、教会のために長年ご奉仕してくださいました。
     永遠の安息のためにお祈りください。

 4月16日(土)15:00に追悼ミサを衣笠教会で行い、その後衣笠墓苑で納骨式を行います。





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