2012/03 No.412
<京都教区時報 2012年2月号目次>

・1  祈り・みことば・新しい情熱 (信仰の発見的センス

・2  シリーズ小教区  魅力ある教会って??  (彦根教会) 

・3 京都・済州姉妹教区交流


・4  大船渡だより(第3回) 森田直樹 神父

・5 青年センター  京都だけじゃないよ。青年活動

・6 大塚司教 3月のスケジュール

・7 3月のお知らせ 

  



祈り・みことば・新しい情熱
          (信仰の発見的センス) 生きる信仰



「マリア、イエスを生む」(御託身)
イエスが何者であるかは、現場(馬舟)では分かりませんでした。
 それは預言の助けを借りることと遠く離れた牧場で、羊飼いに天からのお告げ(説明)によって、はじめて理解されたのです。それは「これらのことを天の御父が、幼子のような者に示したこと」(ルカ10・21−22)を意味します。神の「みことば」の「コト」「心」「意味」を発見すると言うのです。

 もう一つは「マリア、イエスを神殿で見いだす」です。
マリアはイエスを神殿で発見された時にイエスが言われたことが、分からなかったが、その言葉と出来事の奥に隠された「コト」(神の心、思い、計画)に思いをはせていられた。つまり祈りの中に聖霊の降臨の時まで観想しつづけられた。

 こうしてマリアの中に信仰は成長して行かれたのです。もともと全ての業も言葉も神ご自身も、人間の理解をこえた見えないものです。それを知るためには、ただ聞く(見る)だけでは駄目、じっと注意して聞く(見る)だけでも不十分、「信仰の目」「心の目」「霊の目」をもって聞く(見る)時に、神様の神秘が啓示されるというのです。その神秘が少し示されるには、神と出会いたいとの忍耐強い、熱意が求められるのです。その喜びは?(マタイ13・44−45)






シリーズ小教区

魅力ある教会って???  (彦根教会)


― 国際的な雰囲気を作る ―

 彦根小教区には現在2件、小教区の特色として取り上げることのできる取り組みがある。
教会学校

 2010年から司教区では、外国人信者も日本の教会員であるとの自覚をもつように勧められ、自分の国の言語のミサ以外に、日本語のミサに与り、維持費・献金なども納入することの必要性を強調されている。そのためには、日本語のミサの中に、書簡や共同祈願、聖歌などを、幾つかの外国語で行い国際的な雰囲気を作る必要がある。彦根小教区でも、その方針に応え、大祝日のミサに、昨年からこのようにしている。

 昨年のクリスマス徹夜のミサは、国際ミサを行い、ブラジル人のグループが、プロジェクターで聖堂前部の壁に外国語の歌詞や、日本語のミサ式文をローマ字で映写するなどした。後ろからもよく見え、新しい試みで大変好評であった。
また、8月初旬の土曜日の夜には、教会の駐車場でバーベキュー大会を行い、多くの外国籍の人たちも参加している。手作りの料理も持ち寄り、大変楽しい会になっている。この会の前のミサも国際ミサとしている。
降誕祭 聖劇リハーサル


 もうひとつの取り組みは、子どもの教育である。従来よりお母さんたちが講師となって子どもを教会学校で教育してきたが、近年、特に侍者と教会学校を通じて教育を徹底している。侍者をしたがる子どもや、侍者を自分の役目として責任を持って取り組む子どもたちの姿が見られるようになった。以上の取り組みの成果の結晶となったのが、2011年の降誕祭前晩ミサである。前述のとおり国際ミサとして行われたもので、ミサ前のキャロルを各国語で一曲ずつ分担し、予定通り行うことができた。また、朗読と典礼中の音楽を、日本人コミュニティを含めた各コミュニティで分担しあい、閉祭の歌は、ラテン語のAdeste Fidelesを全コミュニティで合唱した。

 また、初の試みとして、教育部会が指導をし、教会学校の子どもたちがキャロルの合間に聖劇を行い、見事に演じ切ってくれた。3か月かけて準備し、待降節第4主日ミサ後にリハーサルを、衣装を着て行うという周到さだった。後方の席から聖劇が問題なく見えるかが課題であったが、ブラジル人コミュニティが、先に述べたプロジェクターを用いて、聖劇の様子を壁の高いところに拡大して映し出してくれた。

 信者有志が活躍する場を用意できたのが、一番の成果だったと言えよう。そして、隠れた有志の発掘が今後の課題である。
   カトリック彦根教会 小教区評議員一同








京都教区・済州教区姉妹教区交流部
      


 梁助祭・李助祭 司祭叙階
洪師  梁師  李師

 去る1月14日(土)に、梁助祭と李助祭の司祭叙階式が、済州教区恵みの丘の三位一体教会聖堂で挙行されました。両助祭は、2010年・2011年と2年続けて京都教区に研修に来られ、河原町教会のほか舞鶴ブロック・湖東ブロック・山城ブロックなどでもミサの奉仕をして頂きましたから、おなじみの方も多いかと思います。また、洪神学生も助祭に叙階されました。

新司祭のこれからのお働きの上に、神様の豊かなお恵みがありますようお祈り下さい。


 第18回 カトリック日韓青年交流会 開催

 2月16日(木)から21日(火)の間、カトリック日韓青年交流会が関西で開かれました。日韓青年交流会は、1997年のワールドユースデー(WYD)パリ大会を第1回の交流会として始まり、日本と韓国の交互が開催してきました。今年は日本での開催ですが、韓国からは済州教区の青年19名が参加しました。交流会の後、済州教区の青年達はカトリック会館に宿泊し、京都教区の青年達と交流しました。


 済州教区 プロパチェ子供合唱団 来訪

 2月25日(土)の午後、済州教区の子供合唱団が、河原町教会で教会学校の子供たちと交流、翌26日の河原町教会のごミサの後で、綺麗な歌声を披露してくれました。
 一行は、団長の韓(ハン)神父様以下保護者を含め41名で、2月22日(水)に来日、京都・奈良を観光、USJで楽しい一日を過ごし、26日午後の飛行機で帰国されました。
  (文責:交流部 村田)


大船渡だより (第2回)
森田直樹 神父


 「ナガサレタ」
 「クルマもオカアサンもナガサレタ」


 今回の大震災がきっかけとなって、気仙地方(大船渡、陸前高田を含む当地の地方名)に大勢のフィリピン出身の人たちが住んでいることが分かった。彼らの多くは当地の家庭に嫁いだお母さんたちである。昨年末の時点で、大船渡教会の登録信徒総数とほぼ同数にあたる70名以上のフィリピン出身の方々がおられることが分かった。

絆のろうそく」を囲んで
 彼女たちは故郷を遠く離れて気仙地方の家庭に嫁ぎ、一部の人たちは、夫の両親たちと一緒に生活しながら、慣れない土地でまったく違う言葉、ずいぶん異なる習慣の中で懸命に生きているのである。
 故郷のフィリピンで自らが幼い頃に通ったカトリック教会が、大船渡市にあることを知らなかった人たちもいた。昨年5月、東京国際センター(CTIC)の支援によって、当地で初めて行われたタガログ語・英語ミサでは、聖堂に入りきらず、あふれるほどの参列者の中に、涙ながらに祈っていた人たちも大勢いたという。大きな苦しみや悲しみを抱えながらも、自分の言葉で祈り、同じ国出身の仲間たちと出会えた喜びはどれほどのことだっただろうか、と思う。

 震災直後から大船渡教会に入られた塩田希神父(イエスの小さい兄弟会)は、避難所や仮設住宅を中心に、彼女たちの訪問を懸命に続けた。その結果、私が昨年10月に引き継いだ時には、共同体が作られ始めていた。
 昨年11月、タガログ語のできる2名の司祭、ギャリー師とハルノコー師が、大船渡ベース 外国人支援センターに淳心会から派遣され、リーダー養成や、地区毎のロザリオの祈りの集い、聖書の分かち合いなどが始められている。
派遣者の歓迎会


 昨年のクリスマスには、フィリピン出身の信者さんたちが中心となって企画、実行した英語・タガログ語のクリスマスミサとパーティが行われ、家族や子どもたちも合わせて150人以上が参加する盛大な集いとなった。今では第3日曜日の午後に、英語・タガログ語のミサが定期的に行われ、教会委員会にも彼女たちの代表が出席するようになった。毎週の日本語主日ミサでも、日本語だけでなく、タガログ語の「主の祈り」も、日本の人たちと一緒に捧げられている。

 今回の大震災は、多くの悲しみ、苦しみをもたらし、尊い命や財産、そして思い出の品や写真などを奪っていったが、新しい出会い、関わり、そして命ももたらした。昨年の秋、大船渡地区と陸前高田地区で初めて開かれたミーティングで、涙ながらに冒頭の言葉を繰り返して自らの被災体験を語り、「ナガサレタ」という日本語を心に刻んでしまった彼女たちであるが、昨年の冬、仲間のもとに生まれた新しい命の誕生を心から喜び、希望の内に降誕祭を迎えたのである。

 私たちは、今後、どのように彼らとも寄り添い、関わりを持ち続けられるのだろうか。信仰の内に一人ひとりの具体的な行動が問われていると私は思う。







青年センターあんてな
京都だけじゃないよ。青年活動

   西舞鶴教会 小林 真衣
ネットワークミーティング in 福岡
(大名町教会 司教座聖堂)


 みなさん、ご存知の通り、京都教区には「青少年委員会」があり、その中に青年が自分たちで運営する「青年センター」があります。青年同士のつながりは主に青年センターが担当しています。全国各地の教区では、それぞれの形で青年活動が行われています。
 例えば東京。青少年委員会とは別に「真生会館」という場所があります。青年センターと同じように青年が集まり、様々な活動をしています。一人で上京しても、繋がりをもてる場所です。
 対して大阪。特定の窓口はありません。しかし、青年有志の会が多数あり、それぞれが真面目に、楽しく、活動されています。距離が近いおかげで、個人的な繋がりが多い教区でもあります。
 このように全国に様々な形で青年活動が行われていますが、その情報を集めるのが「カトリック青年連絡協議会」です。京都教区はこの協議会の賛同教区のひとつです。この協議会を軸にして、全国の青年活動の情報を知ることができます。この春、進学や就職で京都教区を離れても、全国にカトリックの青年は活動しています。ぜひぜひ、顔を出してみて下さい。










    大塚司教 3月のスケジュール





1日(木) 10:00 中央協 常任司教委員会
3日(土) 10:00 長岡幼稚園感謝の祈り(河原町)

4日(日) 9:30  四旬節黙想会(大阪・高槻教会)
5日(月) 14:00 (学法)京都学園・京都南学園 理事会
6日(火) 14:00 (学法)滋賀学園 理事会(大津)
7日(水) 14:00 福音宣教企画室・典礼委員会 合同会議
10日(土)10:00 京都ノートルダム女子大学 卒業式
      17:00 青年の集い準備会(津)

11日(日) 10:00 東日本大震災1周年 復興祈願ミサ(河原町)
11日(日)−14日(水) 四旬節黙想会(長崎・中町教会)
15日(木) 10:00 ノートルダム学院小学校 卒業式
16日(金) 9:30 聖母学院小学校 卒業式
17日(土) 9:30 聖母女学院短期大学 卒業式
      14:00 マリスト会感謝のミサ(奈良)

18日(日) 12:00 三重地区 北部ブロック 司教訪問(亀山)
19日(月) 14:00 司教顧問会
20日(火) 11:00 柳本 昭 神父 司祭叙階25周年 銀祝感謝ミサ(河原町)
21日(水) 14:00 (社福)カトリック京都司教区 カリタス会 理事会
22日(木) 13:30 第7回「求道者に同伴する信徒」 の養成講座
24日(土) 11:00 小立花 忠 神学生 助祭叙階式 (河原町)
24日(土)−25日(日) 三重地区 南部ブロック 中高生黙想会(唐崎メルノールハウス)

26日(月) 15:00 教区保育者研修会 ミサ(河原町)
27日(火) 14:00 福音宣教企画室 会議
27日(火)−29日(木) 侍者合宿
29日(木) 11:00 聖香油ミサ(河原町

30日(金) 11:00 列聖列福特別委員会(京都司教館)





       3月のお知らせ         


柳本 昭 神父 司祭叙階25周年 銀祝感謝ミサ
  日 時:3月20日(火)11:00
  場 所:カトリック河原町教会


小立花 忠 神学生 助祭叙階式
  日 時:3月24日(土) 11:00
  場 所:カトリック河原町教会

《 教 区 》

聖書委員会/Tel.075(211)3484 (水)(木)
 よく分かる聖書の学び
  日 時:14日(水) 10:30
  講 師:北村 善朗師
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール
  参加費:300円

広報委員会
  京都教区時報はボランティアの会により点訳版・音訳版があります。
  ご希望の方は、当委員会にEメールでお問い合わせください。
   Eメールkouhou@kyoto.catholic.jp


《ブロック・修道会》

京都南部地区 洛東ブロック
 四旬節黙想会

  日 時:17日(土) 10;00〜16:00
  場 所:河原町教会
  テーマ:わたしたちを信頼してくださる神を信じる
  指 導:澤田豊成師(聖パウロ修道会)

男子カルメル修道会(宇治修道院)
 四旬節黙想会
(松田浩一師)
  日 時:2日(金)20:00〜4日(日)16:00
  テーマ:神の子主キリストの憐み
  参加費:12,250円

 水曜黙想(新井延和師)
  日 時:14日(水)10:00〜16:00
  テーマ:聖ヨゼフの愛
  参加費:2,700円

 社会人(働いている人)のための霊的同伴
  日 時:16日(金) 20:00〜17日(土)15:00
  参加費 5,500円/(松田浩一師)

 一般のための黙想(九里彰師)
  日 時:24日(土)17:00〜25日(日)16:00
  テーマ:一粒の麦
  参加費:6,500円

聖ドミニコ女子修道会(京都修道院)
 ロザリオを共に祈る会

  日 時:9日(金) 10:30〜12:00
  京都市上京区河原町通今出川下る梶井町448
  Tel.075(231)2017

メリノール女子修道会
 創立100周年感謝のミサ

  日 時:10日(土) 11:00
  場 所:高野教会

 

《諸団体》

京都カトリック混声合唱団
 練習日時:11日(日)14:00/17日(土)18:15ミサ奉仕後
  カトリック会館6階

コーロ・チェレステ(女声コーラス)
 練習:8日(木)/22日(木) 10:00
 カトリック会館6階

聴覚障がい者の会
 手話表現の学習会:13日(火) 11:00
 カトリック会館6階

心のともしび 番組案内 
 テレビ(衛星.CATV)スカイAスポーツプラス

  毎週土曜日 朝8:45
  心理療法家の植村高雄氏による新シリーズ
 ラジオ(KBS京都) (月)〜(土)朝5:15
  3月のテーマ「時を待つ」

「一万匹の蟻運動」基金報告
  累計 57,842,868円(12月31日現在)

お詫びと訂正
411号(2月号)2ページ、田中健一司教司祭叙階60周年の記事で誤りがありました。お生まれは愛媛県でした。
お詫びして訂正いたします。





帰天
ヨゼフ 井波 保 修道士(レデンプトール会)
2011年11月23日に帰天されました
        (享年87歳)
長年ご奉仕してくださいました。
永遠の安息のためにお祈りください。



京都教区サポートセンター
 東日本大震災「大船渡支援」献金報告
 累計  7,441,599円(1月23日現在)

ボランティア募集中 
 詳しくは京都教区ホームページをクリック



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