2012/05 No.414
<京都教区時報 2012年5月号目次>

・1  キリストによって、 キリストとともに キリストのうちに
      信仰のキリスト論的センス


・2  シリーズ小教区  魅力ある教会って??  (四日市教会) 

・3 大船渡だより(第4回)


・4 青年センター  新青年歓迎

・5 大塚司教 5月のスケジュール

・6  5月のお知らせ 

  



キリストによって、
キリストとともに
  キリストのうちに

        信仰のキリスト論的センス    



セバスチャン 柳本 昭神父 司祭叙階25周年
銀祝感謝ミサ(2012年3月20日)
 ロザリオはの祈りは聖母マリアへの祈りと観想と思われていますが「その核心は、キリストを中心とした祈り」です。キリスト中心の祈りは、三位一体の神を究極的な対象とすることになると年頭書簡は語ります。

 さて、光の神秘の第3の黙想は「イエス、神の国の到来を告げ、人々の回心に招く」ことであり、この祈りを通して「イエスの招きに応え、心から悔い改めて福音を証しする者になろう」と呼びかけます。「福音を信じるとは、イエス・キリストを受け入れることです。心から悔い改めるとは考え方を改め、頭を切り換え、心を入れ替え、生きる方向を転換することです。心と体全体でキリストの福音を受け入れることが、あかしの第一歩だ」と。

 もう一つは、イエスの復活「栄えの神秘 第1の黙想」を通して「主と共に死んで、その復活にも与ろう」です。この呼びかけに応える事も「信仰のキリスト論的センス」を培うことだと年頭書簡は語ります。

 この生き方を貫いたのは、パウロです。「パウロは、復活の恵みに与るため、古い自己を捨て、新しい自己に生きることを目指しました。キリストに倣うとは、新しい自己をキリストに見立て、生活の中で具体的に実践することによって、キリストの模範に生きること」だと言われます。年頭書簡には「フィリピ3・10‐11」を引用していますが、それは自ずと私達をキリストと同じ思いを抱きなさいと語る「キリスト賛歌」の黙想へと私達を招きます。
         (村上 透磨)








シリーズ小教区

魅力ある教会って??  (四日市教会)



 ― 活発な専門部会 ―

   魅力ある教会について書くのは簡単ではありません。どんな団体にも実際のところは弱さがあります。それについて書くのは簡単でしょう。

 四日市教会は、まず第一に場所が変わりました。また、2回建て直されました。
ひとつは伊勢湾台風の被害を被ったためであり、他のひとつは、火事のため聖堂が焼失してしまったためです。建てる時は、信徒一同、一丸となって力をだしました。

 小教区内には、聖母の家(知的障害者施設)や幼稚園が有り、海星中学校・高等学校 (男子校)とメリノール女子学院中学校・高等学校もあります。また、エスコラピオス修道会、マリアの娘エスコラピアス修道女会それにサレジオ修道会があります。その意味では、当教会は恵まれているといえるでしょう。

 現在、当教会は、京都教区司牧の中では、三重地区 北部ブロックに属しています。
 当教会は7つの専門部会(教育部・典礼部・広報部・施設管理部・財務部・社会活動部・国際協力部)があり、信徒はそれぞれの部会に所属して活動しています。
北部ブロック夏期錬成会
四日市少
年自然の家


 教会学校は昔から開かれており、子どもたちを学年別に分けて、その子たちに応じたカリキュラムをつくり、信徒の教師会によって運営されています。子どもの錬成会は、以前は当教会単独で行っていましたが、今は北部ブロック合同で行っています。

 典礼部は、この数年の間に、お通夜、葬儀ミサ、十字架の道行などのパンフレットを
きれいに作成し、使っています。

 春休みを利用して、子どもたちを集めて、一日を侍者研修に当てています。これは教師会と司祭が担当します。

 クリスマスバザーも古い伝統に基づいて、毎年12月第1日曜に行っています。その利益も1/3はフィリピンのカラサンスセンターに送ります。同時にクリスマス献金も同じ目的のために送ります。そのセンターには「YOKKAICHI‐CLASS」があり、貧しい子どもたちのために援助しています。

 青年のグループは、元気な子どもたちの姿を復活させるべく努力しています。
社会活動部・国際協力部の活動も活発で滞日外国人信徒との交流や四日市港に寄港する船員の方を訪問し、交流しています。毎週日曜日のミサ後、「マリア喫茶」を営業して信徒に憩いの場を提供しています。またその収益金は各方面への寄付にあてられています。
カトリック四日市教会 信徒一同








大船渡だより(第4回)

「支援する者」と「支援される者」の視点
森田直樹 神父


屋台村

 気仙地方(大船渡、陸前高田を含む地方名)は、「三陸の湘南」と呼ばれるほど岩手県内の他地方に比べて、降雪量が少なく、温暖だと言われる。それでも関西地方と比べると、格段に寒いのは言うまでもない。特にこの冬の寒さは厳しく、積雪量も多かった。当地に来てから、生まれて2回目の雪かきをしたのだが、それがその後、さらに回数を重ねることとなった。雪かきをしながら思ったことは、おそらく、被災地に数時間だけ来る人たちは、このような雪を知らないだろうな、ということである。雪だけでなく、山おろしの強い風や雲海のような朝霧、山を赤く染める夕日や津波で被害を受けた地域の漆黒の闇など、知っていただきたいこと、体験していただきたいことは山ほどある。しかし、数時間や数日の被災地・復興地訪問では知りえない事柄である。

 私自身は、京都で生まれ育ったのであるが、数時間あるいは数日間、京都に来たからといって、千二百年を超える歴史を持つ京都のすべてを知ったかのように言われるのは、はなはだ心外である。同じことが被災地・復興地にも言えるのではないかと私は思う。

 よく聞かれる質問だが、「私に何ができますか」「何が被災地に必要ですか」と問われる。矛盾するようではあるが、イエスが弟子たちに告げた言葉通り「来て、見なさい」と私は言いたい。はっきり言うと、「支援する者」の視点に立っている限り、本当の支援は見えてこない、ということである。「支援される者」と同じような体験をし、同じようなものを見、同じような立場に立つことが「寄り添う奉仕」の第一歩だと私は実感している。
今年の3月11日、追悼ミサの後2時46分を迎え
る時に、聖体を安置して祈る際に、大船渡教会
所属で亡くなられた5人の信徒の方をあらわす
ろうそくを並べた
写真です。


 「あなたが被災された方々と同じような立場にあったならば、何が必要だとあなたは思いますか?」「被災地・復興地が何を必要としているか、あなたはどのように知ろうとしていますか?」これは日本全国の人たちに問いかけてみたい問いである。この問いに、私たちは信仰者として、どのような答えを真剣に見つけるのだろうか?

 被災地・復興地から遠く離れて、具体的に何ができるのか、実はなかなか難しい事柄ではある。私も含めて、実際に被災体験がない人たちにはピンとこない問いかもしれない。しかしながら、被災された方々や被災地・復興地と「関わり続けること」はできるのではないだろうか?電話やメール、手紙、祈りなどで、毎週あるいは毎月と定期的に、数年間、数十年間とつながり続けることは、距離に関係なくできる支援の一つだと私は思う。そしてこれは、現代日本人が忘れかけている「人と人とのつながり、関わり」を思い起こしていくことでもあると私は思う。














青年センターあんてな
新青年歓迎

   草津教会 瀬戸 優希子
「第2回 大人の中学生会」

 あの東日本大震災から1年が経ち、再び春を迎える季節となりました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。入試も終わりに近づき大学進学される方や、就活を終えて就職される方もいらっしゃるかと思います。地元を出て下宿をするなど、新しい場所での生活が待っているわけですが、期待とともに不安を抱えている方は少なくないのではないでしょうか。

 頼れる人がいなかったり、落ち着ける場所が欲しいと思っていたり、また青年の活動に参加して友達の輪を広げたいと思っているあなたにぜひ紹介したいのが、青年センターです。青年センターでは、京都・奈良・滋賀・三重を含む京都教区の青年たちが集まって交流しています。また、偶数月には各地区持ち回りで運営委員会も開催しているので、青年センターが遠いと思っていらっしゃる方は、各地区で行われる運営委員会に気軽にいらしてください。

 青年同士で旅行に行ったり、ご飯に行ったりと教会活動の枠を越えて企画したり交流したりして仲を深めています。これからもっとたくさんの青年の皆さんと分かち合ったり、出会ったりして輪を広げていけたらと思っています。少しでも気になった方は、一度青年センターを覗いてみてください。心よりお待ちしています。




    大塚司教 5月のスケジュール



6日(日) 14:00 教区 新信者の集い(河原町)
8日(火) 13:30 「求道者に同伴する信徒」養成講座打ち合わせ
      15:30 青少年委員会
9日(水) 14:00 日本カトリック神学院 常任司教委員会(東京キャンパス)
10日(木) 9:00 中央協 常任司教委員会
11日(金) 11:00 大阪教会管区 司教会議(大阪大司教館)
ヨハネ・マリア・ヴィアンネ 小立花 忠神学生
助祭叙階式(2012年3月24日 )

12日(土) 13:30 広島教区 信徒養成講座(倉敷教会)

13日(日) 10:00 京都南部地区 山城ブロック司教訪問(田辺)
14日(月) 14:00 司教顧問会
15日(火) 14:00 (学法)滋賀カトリック学園 理事会
16日(水) 19:30 教区 聖書講座
17日(木) 10:30 教区 聖書講座
18日(金) 10:00 近畿カトリック学校 新任教職員研修会(河原町)
19日(土) 10:30 マリア・モンテッソーリ幼稚園 創立50周年式典

20日(日) 14:00 三重地区 合同堅信式(四日市)
21日(月) 14:00 (学法)カトリック京都教区学園・京都南カトリック学園 理事会
22日(火) 14:00 (社福)カトリック京都司教区 カリタス会 理事会
23日(水)− 24日(水)第9回「求道者に同伴する信徒」養成講座
           「黙想会・最終回」(宇治カルメル)
25日(金) 14:00 メリノール女学院 理事会

27日(日) 14:00 京都南部地区 合同堅信式(河原町)
31日(木)−6月1日(金)列聖列福特別委員会








       5月のお知らせ         

《 教 区 》


福音宣教企画室/Tel.075(229)6800
 典礼研修会 「ミサの学び」から典礼奉仕へ

  日 時:29日(火) 13:30〜15:00
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール
  講 師:教区典礼委員会
  対 象:集会司式者・聖体授与の臨時の奉仕者
  参加費:無料/但し、各小教区4名まで

聖書委員会/Tel.075(211)3484 (水)(木)
 聖書講座「信仰に生きる‐典礼暦に沿って‐」
  日 時:16日(水) 19:30 17日(木) 10:30
  テーマ:典礼暦と信仰生活
  講 師:大塚 喜直 司教
  日 時:30日(水) 19:30 31日(木) 10:30
  テーマ:待降節
  講 師:澤田 豊成 師(聖パウロ修道会)
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール

 よく分かる聖書の学び
  日 時:16日(水) 10:30
  講 師:北村 善朗師
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール
  参加費:300円


《地区協議会》

奈良カトリック協議会

 聖書講座− 信仰の源としての創世記 −
  日時会場:11日(金) 19:00 大和郡山教会
        12日(土) 10:00 奈良教会
  テーマ:創世記1:1〜2:25
  講  師:キース・タロク師(マリスト会)
  日時会場:25日(金) 19:00 大和八木教会
        26日(土) 10:00 奈良教会
  テーマ:人類の堕落
  講  師:エドワード・ヴェベロン師(聖ベネディクト会)


《ブロック・修道会》

男子カルメル修道会(宇治修道院)
 キリスト教霊的同伴(松田浩一師)

  日 時:2(水) 20:00〜6日(日)15:00
  参加費 25,000円(宿泊・食事込)

 一般のための黙想(新井延和師)
  日 時:12日(土)17:00〜13日(日)16:00
  テーマ:聖母の愛
  参加費:6,500円(宿泊・食事込)

 テレジアは現代に何を語るか(新井延和師)
  日 時:19日(土)14:30〜16:00
  テーマ:「自叙伝」による「テレジアの涙」
  場 所:カトリック会館6階
 参加費:無料

 水曜黙想(新井延和師)
  日 時:30日(水)10:00〜16:00
  テーマ:マリアとヨセフ
  参加費:2,700円(昼食代他)

聖ドミニコ女子修道会(京都修道院)
 ロザリオを共に祈る会

  日 時:18日(金) 10:20〜12:00
  京都市上京区河原町通今出川下る梶井町448
      Tel.075(231)2017

聖マリア・アンヌンチアータ会(東京)
 黙想会
(1泊2日)
  日 時:6月9日(土)15:30〜10日(日)16:00
  テーマ:信仰の母マリア
  指 導:澤田 豊成師(聖パウロ修道会)
  対 象:未婚のカトリック女性信徒
  奉献生活(在俗会)について関心のある方
  場 所:ノートルダム教育修道女会 唐崎修道院
  参加費:6.500円/事前申込要
  締切り:6月2日(土)
  連絡先:Tel.090(1746)2057(山野井)
       e-mail:ocpiola-j@yahoo.co.jp


 

《諸団体》

京都カトリック混声合唱団
 練習日時:13日(日)14:00/26日(土)18:15ミサ奉仕後
  カトリック会館6階

京都カナの会
  6月4日(日) 13:00 例会 カトリック会館6階
          14:00 60周年記念ミサ・講話(河原町)

コーロ・チェレステ(女声コーラス)
 練習:10日(木)10:00カトリック会館6階
     24日(木)10:00河原町教会聖堂2階楽廊

聴覚障がい者の会
 手話ミサと交流会
  :5月1日(火)11:00
 典礼の手話表現学習会:6月5日(火)13:00
  カトリック会館6階

心のともしび 番組案内 
 テレビ(衛星.CATV)スカイAスポーツプラス

  毎週土曜日 朝8:45
  植村高雄氏(心理療法家)による
  新シリーズ「元気に生きる」
 ラジオ(KBS京都) (月)〜(土)朝5:15
  5月のテーマ「母」




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