2012/07 No.416
<京都教区時報 2012年7月号目次>

・1  信仰と生活の一致・奉仕と愛の実践
    〔信仰の実践的センス〕


・2  社会と共に歩む教会の事例
    六十周年を迎える京都カナの会


・3  神学生・司祭養成協力会(一粒会)


・5  東日本大震災「大船渡支援」献金報告
     京都教区サポートセンター

・6 青年センター  広島平和巡礼について

・7 大塚司教 7月のスケジュール

・8  7月のお知らせ 

  



信仰と生活の一致・奉仕と愛の実践

        〔信仰の実践的センス〕    


岩手県湾岸ブロック合同イベント(2012.4.2)
(大船渡ベース・大槌ベース・釜石ベース・宮古ベース

 信仰のセンスに「知る」と言う側面がある。この「知る」とは「愛する」ことと、ほとんど同義であると考えると、知識は行動へと駆り立て「愛する」と言う行動へと招くことになる。実に、何かを信じるという直感的信仰のセンスは、誰かを愛するという直感的センスとなる。日常生活にあって、信仰が意味するものを知ることは「愛こそが私達に愛することを義務づけるのだ」と理解することにある。この信仰理解は、おのずと信仰実践、愛の実践へと駆り立てる。以上が「信仰の実践的センス」の意義である。

 そこで年頭書簡は、信仰の実践的センスを生み出すためにまず「私達も日々自分の十字架を担って、主に従って行こう」と呼びかけ、十字架の神秘の黙想へ招く(苦しみの神秘 第4の黙想)。

 次に「全てを捧げ尽くされた、イエスの愛の日々にならい、すべてを捧げよう」と呼びかけ、聖体の制定(光の神秘 第5の黙想)へと招く。
ここに示されるイエスの姿は、愛ゆえに無に至るまで従う者となられた謙遜の極み(フィリピ2・5―12)として現れ「苦しみを担い私達のあがないのため死んでいかれるキリストの十字架は、愛のための犠牲のシンボルであり、聖体は「神と人に対するイエスの徹底的な愛と奉献のしるし」でもあると言われます。

信仰の実践的センスは、キリストの心を心とし(フィリピ2・5)。キリストが愛されたように、自分の命を捧げて生きること(ヨハネ15・13)、また、キリストに倣いキリストのあとを追って生きる(マタイ16・24―28)ことであると思われます。このように、十字架と聖体の愛の神秘に触れることにより、キリスト者の中に生き生きとした信仰の実践を生み出すことを望むのです。
(村上 透磨)

)






社会と共に歩む教会の事例

六十周年を迎える京都カナの会
事務局 村上寛

 京都カナの会は河原町教会の結婚互助会としてスタートして以来60年、数多くの実績を残してまいりました。6月4日には司教様の司式による60周年の記念ミサにあずかり、ご指導いただいた神父様、先輩委員の方々に感謝すると共に、キリストに信頼し、日常の場で救いの道具となるよう気持ちを新たにいたしました。

 この機会に、更なる会の発展のために、広く皆様方に会の活動内容を知っていただきたいと思います。カナの会は結婚を望む人達(信者、キリスト教理解者)の希望を受けて会員登録をし、良き伴侶とめぐり会えるお手伝いを祈りと共にすることで、神様にめぐり会える人が少しでも増えることを望み活動しているボランティア組織です。現在は指導司祭にロペス神父様、そして京都南部13教会(下記)の委員26名で構成されており、本年3月末の登録会員数は約80名の多数にのぼります。
京都カナの会定例会議

 実際の活動(会員との連絡、見合い等)は随時行っていますが、定期的には定例会(情報交換、及び運営に関する協議等)と、結婚相談室(入会希望者への説明、登録会員の個別相談)を下記の日程で行い、年に一度パーティーを催し会員相互の交流を図っており、最近では、大阪、奈良等他地区との連携もスムースに行われ、幅広い活動もできるようになっています。
 今の多様な社会の中で仕事が忙しい、職場環境が適していない等々、個人の交際範囲では心ならずも出会いの機会のない方々が沢山いらっしゃるのではないでしょうか。カナの会の多彩な情報でチャンスが広がります。
 申し込み方法は直接下記教会の委員に申し込むか、結婚相談室にお越しください。委員はプライバシーを厳守してご相談にあずかります。

  この活動は教区のご指導と皆様方のご理解によって成り立つ奉仕活動で、一般の紹介業者と異なり、費用は申込金3千円(3年間の通信費として)成約時に1万円の礼金のみです。どうぞ、安心してご遠慮なくお申し出ください。

委員在籍の教会 
 宇治、桂、河原町、北白川、衣笠、小山、
 精華、高野、長岡、西陣、伏見、桃山、山科(五十音順)

結婚相談室   
 毎年3、5、6,7、9、12月
 第1日曜日 午後1時30分〜3時 
 カトリック会館6階ホール

会員パーティー
 10月 第1日曜日









神学生・司祭養成協力会(一粒会)




 皆様には、神学生・司祭養成協力会(一粒会)のために日々の祈りと献金をいただきまして、こころより感謝申し上げます。現在の京都教区の神学生は、3月24日に助祭に叙階されました小立花忠神学生、哲学2年目の大塚乾隆神学生の2名となっております。小立花神学生はあと1年間、大塚神学生はあと5年間の養成の期間を過ごします。2人の神学生が神様の呼びかけに、よりよく応えることができますようにお祈りください。現在、神学生志願者もおります。皆様には、神の民に牧者が与えられますように、一層のお祈りをお願いいたします。

 教区の現状を見てみますと、現在14名の教区司祭で、現場で奉仕しておりますのが10名です。京都教区は宣教会、修道会の神父様方によって支えられていますが、多くの会でも高齢化が進んでいるのが現状です。京都教区としては共同宣教司牧に取り組んできましたが、現実的に、主日のためにミサを捧げる司祭を派遣することさえも困難になってきています。神の民としての祭司職を果たし、福音宣教に取り組んでいくためには、神の民にみことばと秘跡を通して奉仕する司祭の召命を育てていくことは急務であるといえるでしょう。

 神学生・司祭養成協力会会員には誰でもなることができ、祈りと犠牲、献金によって、司祭養成を支えます。現在、京都教区内の小教区58のうち46の小教区の信徒の方々が、協力会の会員となっておられます。会員は司祭・神学生の召命のために祈りを捧げ、毎月一口100円以上を献金することになっています。会員となられた方のためには、規約に基づき、司教様が年に1回のミサ、また司祭により毎月1回のミサが捧げられています。毎月、神学生が会員の皆様のために祈りを捧げております。

 神の民である教区民のなかからしか、司祭召命は生まれません。それゆえ、司祭召命は地方教会のキリスト者の信仰生活の質に比例するといわれてきました。今あらためて、わたしたちがそれぞれの信仰生活を見直し、祈りと犠牲によって、わたしたち教区民の中から、司祭の召命を生み出していくのだという意識を一層強めていきたいものです。

 また、皆様からいただいた2011年度の協力会献金は10,154,598円です。ありがとうございました。この金額は大体2人分の神学生の年間の経費にあたります。献金によって司祭召命を支えていくことも大切ですので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。尚、協力会にいただいた献金は、海外から京都教区に派遣されている神学生・司祭の日本語研修のためにも充てられております。

 一人でも多くの方が、協力会会員となっていただき、神学生・司祭の養成のためのお祈りと犠牲をお捧げいただきまようによろしくお願いいたします。

    カトリック京都司教区
神学生・司祭養成協力会(一粒会)
担当司祭 花井拓夫







東日本大震災「大船渡支援」献金報告

京都教区サポートセンター

2011年10月28日〜2012年5月31日の間に献金してくださった方々です。
    感謝してご報告いたします

ときわハウス、水度坂友愛ホーム、
のぞみの園および希望の家ボランティア
京都暁星高等学校ウォーカソン、
京都南部ウォーカソン、
第31回カトリック京都司教区保育者研修会
野教会チャリティコンサート、
大津教会オカリナコンサート、
カトリック混声合唱団
青谷聖家族幼稚園、津カトリック保育園、
カトリック聖母保育園
ノートルダム教育修道女会、
ヌヴェール愛徳修道会本部修道院、
聖ドミニコ宣教修道女会園部修道院、
カルメル修道会お告げの聖母修道院、
聖ヨゼフ修道会白梅町修道院、
ショファイユの幼きイエズス修道会
ヌヴェール愛徳修道会九条修道院、
サンパウロ京都宣教センター
洛東ブロック、
宇治カルメル共同体
小山教会、 伊勢教会、 東舞鶴教会 河原町教会、 登美が丘教会、 長岡教会  御所教会、 田辺教会、 西大和カトリックセンター
西院教会、 丹波教会、 網野教会  富雄教会、  大和高田教会、 加悦教会  桂教会、 宇治教会、 四日市教会、 峰山教会
八幡教会、 精華教会、 草津教会、 唐崎教会、 宮津教会、 青谷教会、 久居教会、 津教会、 西陣教会、 伏見教会、 山科教会  
奈良教会、 名張教会、 野教会、 福知山教会、 大和郡山教会、 鈴鹿教会、 報恩寺教会、 大津教会、 彦根教会
(順不同/敬称略)


大阪教会管区プロジェクト献金報告
(2012年3月末現在)
「大船渡支援」京都教区 献金報告

支出:大船渡ベース「地の森いこいの家」
建設費用      39,192,150円
   什器備品費   3,770,364円
   八軒街支援金  4,785,200円
   支援金      460,378円
   車輌費     1,348,000円
   人件費     1,800,299円
賃借料        1,734,935円
   消耗品     1,553,606円
   その他諸経費 1,997,453円
   (水道光熱費・消耗品・保険 等)
   合  計   56,642,385円
          
収入:献金合計額 106,990,789円
(カリタスジャパン・大阪教区ENGO献金 含)

2011年 11月分 1,702,745円
       (10/28〜11/30)
    12月分  3,493,570円
2012年 1月分 2,489,713円
    2月分  1,279,160円
    3月分 1,299,530円
    4月分  1,592,191円
    5月分  1,454,306円
合 計     13,311,215円



東日本大震災大阪教会管区
大船渡ベースの活動へのご支援を
今後とも宜しくお願いいたします。






青年センターあんてな
広島平和巡礼について

河原町教会 栗山 透



 京都教区では8月6日、原爆投下の日にあわせて中学生たちが毎年広島を2泊3日で巡礼しています。現地で実際に原爆を体験された方から話を聞き、広島市街で平和を訴えながら歩く平和行進をし、平和祈願ミサに与ることを通して、中学生に自ら平和について考えてもらっています。

 終戦からもうすでに70年近く経って、今では自分の祖父母の方々も戦争を知らない世代である子供も増えつつあります。そして戦争が過去のものであると感じてしまい、深く考える機会を持つことが少なくなってきました。しかし、実際はヒロシマやナガサキに投下された原爆によって苦しめられている方は今もおられる。そもそもなぜ原爆が落とされたのか、どうして戦争は起こってしまったのか、結果だけみれば敗戦国の日本も他の国にどれだけのことをしたのかなど、戦争への関心が薄れつつある今だからこそ、平和について考えるべきことはたくさんあると思います。

 毎年たくさんの中学生たちに参加してもらっている平和巡礼ですが、3日目に書いてもらう感想文には中学生の率直な思いや意見が綴られていて、平和について自分達の手で真剣に考えていることがわかります。現地に赴き、現地の風を受け、現地で学び感じるからこそできる貴重な体験だと思います。

 今年も広島平和巡礼が行われます。日程など詳細は別に案内がありますのでそちらを参考にして頂きたいと思います。ぜひともこの平和巡礼に参加して下さい。今年の巡礼も実り豊かなものとなりますように。





    大塚司教 7月のスケジュール




1日(日) 11:00 京都南部地区 洛北ブロック司教訪問(高野)
3日(火) 14:00 福音宣教企画室 会議
5日(木) 10:00 中央協 常任司教委員会
7日(土) 大阪教会管区司教 召命の集い(神言修道会 多治見神言修道院)

8日(日) 10:00 三重地区 南部ブロック司教訪問(津)
12日(木) 10:00 司教顧問会
13日(金) 13:00 近畿カトリック学校連盟宗教部会研修会(宮津・暁星高等学校)

15日(日) 10:00 滋賀地区 湖東ブロック司教訪問(草津)
16日(月) 10:00 男子カルメル修道会創立50周年 感謝ミサ(宇治修道院)
18日(水)−26日(木) ドミニコ会 黙想会 ロザリオの聖母修道院(盛岡)

29日(日) 10:00 故 使徒ヨハネ上田巌神父 一年祭ミサ(豊岡教会)







       お知らせ         


司祭の任命(8月1日付)
 ロベルト・ロドリゲス師
  三重地区南部ブロック 協力司祭
   国際協力委員会 担当司祭




         7月のお知らせ

《 教 区 》


福音宣教企画室/Tel.075(229)6800
 典礼研修会 「ミサの学び」から典礼奉仕へ

  日 時:24日(火) 13:30〜15:00
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール
  講 師:教区典礼委員会
  対 象:集会司式者・聖体授与の臨時の奉仕者
  参加費:無料/但し、各小教区4名まで

聖書委員会/Tel.075(211)3484 (水)(木)
 聖書講座「信仰に生きる‐典礼暦に沿って‐」

  日 時:11日(水) 19:30/12日(木) 10:30
  テーマ:四旬節
  講 師:鈴木 信一師(聖パウロ修道会)
  日 時:25日(水) 19:30/26日(木) 10:30
  テーマ:主の受難
  講 師: 西 経一師(神言修道会)
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール

 よく分かる聖書の学び

  日 時:18日(水) 10:30
  講 師:北村 善朗師
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール
  参加費:300円


《地区協議会》
奈良カトリック協議会
 聖書講座− 信仰の源としての創世記 −

  日時会場: :13日(金) 19:00 大和郡山教会
          14日(土) 10:00 奈良教会
  テーマ:信仰の父であるアブラハム(T)
  講  師:松浦 悟郎司教(大阪大司教区)

《修道会》
男子カルメル修道会(宇治修道院)
 一般のための黙想
(今泉 健師)
  日 時:7日(土)17:00〜8日(日)16:00
  テーマ:聖霊の体験
  参加費:6,500円(宿泊・食事込)
    宿泊なしの参加も可

 社会人のための霊的同伴(松田 浩一師)
  日 時:13日(金) 20:00〜14日(土)15:00
  参加費 5,500円(宿泊・食事込)

 水曜黙想(新井 延和師)
  日 時:25日(水)10:00〜16:00
  テーマ:真理
  参加費:2,700円(昼食代他)

聖ドミニコ女子修道会(京都修道院)
 ロザリオを共に祈る会
/Tel.075(231)2017
  日 時:20日(金) 10:30〜12:00

女子カルメル修道会(衣笠)
 カルメル山の聖母の祭日 聖体顕示・講話・ミサ

  日 時:16日(月) 10:00聖体顕示
              13:30講話 15:00ミサ
  講 師:北村 善朗師(ミサ司式)
  場 所:修道院聖堂


 

《諸団体》

京都カトリック混声合唱団
 練習日時: 8日(日)14:00/21日(土)18:15ミサ奉仕後
       29日(日)14:00   カトリック会館6階

コーロ・チェレステ(女声コーラス)
 練習:12日(木)/26日(木) 10:00
  カトリック会館6階

心のともしび 番組案内 
 テレビ
(衛星.CATV)スカイAスポーツプラス
  毎週土曜日 朝8:45
  植村高雄氏(心理療法家)による
  シリーズ「元気に生きる」

 ラジオ(KBS京都) (月)〜(土)朝5:15
  7月のテーマ「夢を持つ」
  正義と平和京都協議会
  「戦争と平和」 写真展
  日 時:8月5日(日) 8:00〜13:00
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール
  問合せ:075(223)2291(火)(木)



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