2012/11 No.420
<京都教区時報 2012年11月号目次>

・1  福音の芽生えを育む連帯・奉仕  〔信仰の批判的センス〕

・2  リーズ小教区
   魅力ある教会って??(東舞鶴教会)


・3  こんにちは司教さん 溝部脩司教

・4  こんにちは神父さん

・5 2012年 教会学校研修会

・5 中学生広島平和巡礼

・6 大塚司教 11月のスケジュール

・7  11月のお知らせ 

  



福音の芽生えを育む連帯・奉仕
        〔信仰の実践的センス〕    


私たちは自分の信仰のセンスを確認するために、他のキリスト者の信仰のセンスの尺度に目を向けます。信仰の批判的センスは拡大され、教会共同体的センスとなります。

 2012年司教年頭書簡より
スペイン語コミュニティとレジオ・マリエおよび
大津教会の聖歌隊のステージ
  
     国際ミサ                      びわこダルクの和太鼓演奏
京都教区 国際ファミリーデー in 滋賀
(ひこね燦パレス 2012年9月30日)





シリーズ小教区

力ある教会って??(東舞鶴教会)


― ここに教会として存在すること ―

 東舞鶴教会は、京都府の北東部にある人口8万7千人の地方都市、舞鶴市にあります。
 戦後レデンプトール修道会によって、京都府北部に布教が始められた時建設された、10教会の一つで献堂57年になります。

 魅力ある教会って??寄稿のテーマについて、日頃あまり意識していない事に戸惑いつつ評議会で話しました。そういえばこんな事あるよね、これもかなと出てきた事は、その時に出来る事を、やれる人が協力するという形で取り組んでいる事ばかりです。

 ひとりでも多くの人に教会で祈る機会を」と、昼間は教会を開けています。特にフィリピンの方は平日に聖体訪問に来られているようです。誰もいない教会を日中開けておく事はリスクもありますし、毎日の鍵の開閉はかなりの負担であると思いますが、現在は数名の方の奉仕で、気軽に訪れることができるようにしています。

 この教会でも高齢化が進み、ミサに来られなくなる方が次第に増えてきています。教会には行けないけど、ミサの雰囲気を味わいたいと希望される方には、聖体奉仕の担当者が主日のミサを録音し届けています。また、施設改修を行うときは階段のスロープ化、多目的トイレの設置等できる限り利用しやすくしています。

 毎年行っているバザーは世代を超えて協力し合い、身の丈に合った形で楽しみながらの交流を基本にしています。手作りの食品販売をはじめ、毎年楽しみにしてくださる地域の方もおられ、長く続けていきたいと考えています。

 高齢化が進む教会において、子供たちは教会の宝です。しかし、現在では多くいた小学生が中高生になり、毎週のミサに与る人数は減り、日曜学校も寂しい状態です。そんな中でも、教会で自分の居場所が持てるように大人がその環境づくりに取り組む事も必要です。待者は中高生のリーダーと小学生がペアになる。サマーキャンプやバザー、クリスマス発表会などの行事においても、それぞれの役割を担いながら自分の居場所を見つけてくれていると思います。日曜学校は、信仰教育と楽しい思い出づくり。中高生になると、教区の中高生会や巡礼旅行といった新しい広がった世界で自分探しを始められるように支援しています。

 立派な活動もできない小さな教会ですが、『ここに教会として存在すること』これが最大の魅力です。そして次世代へ受け継ぐ事の出来る教会でありたいと思います。

カトリック東舞鶴教会 小教区評議員一同





こんにちは司教さん


溝部 脩司教

所  属 高松教区
生  年 1935年
司祭叙階 1964年
司教叙階 2000年

 京都に来てはや5ヶ月がたとうとしています。高松教区の教区長を終えて、次に何をしようか迷いましたが、今の日本教会に必要なのは、次の時代を背負う若者たちの育成につきると結論しました。特に司祭、修道者の召命の発見と福音に基づいた家庭への召命をお助けする仕事が適当だと考えました。幸いに大塚司教様が、西陣教会をそのためにあててもよいと言われ、便宜を図って頂いたので、今、そこを「望洋庵(ぼうようあん)」と勝手に命名して、早速活動の準備にとりかかっています。具体的な活動の内容は、チームの合意の上決定していきます。しかし、この活動は大阪管区の司教様方から依頼されたものであり、京都教区に限ることはありません。もちろん、京都に住んでいますので、京都教区への奉仕は喜んで致す所存です。すべての役職から離れて、司牧活動に専念できることは、今の私にとっては最高の喜びです。「望洋庵」の「望」は、将来の夢に希望をもって生きる青年を望むとの意味です。「洋」は太平洋のように志を大きく抱いて、現代の問題に取り組む青年を表しています。「庵」を訪れる若者たちが、福音に親しみ、祈りを学び、自分の人生を決定していく便宜が与えられる「庵」であってほしいとの希望を示しています。私の77歳の新たな挑戦、陰に陽に援助して下さることをお願いします。


望洋庵

ようこそ望洋庵へ
 
インターネット談義

青年との分かち合い
 
お茶をごちそうになりました




こんにちは神父さん


ロベルト・ウィルフレド・ザバラ・ロドリゲス神父

所属 メリノール宣教会
生年 1958年
叙階 1995年

 兄弟の皆さん、私はロドリゲス神父です。3年前に日本に来ました。日本はとても美しい国です。最初は東京のメリノール会に住み、日本語の勉強を始めました。その頃、貝塚・藤沢・本厚木・用賀の教会にミサの手伝いに行っていました。このたび大塚司教様の招きによって、京都教区の三重地区南部ブロック協力司祭として働く事になりました。今は津教会に住んでいます。私は本当に嬉しいです。

 宣教師は人々に貢献する使命を持ちますから、日本の教会も手伝います。今、日本の教会は多くの外国人がいます。これこそ本当のキリストの教会です。神の国の建設のために、信仰を持って共に歩んで行きましょう。神様が助けて下さいますから・・・私は皆さんの友達であり奉仕者です。日本語をもっと話せるようになりたいです。趣味はウオーキング、写真、読書、旅行など・・・京都教区の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。





今泉 健神父

所属 カルメル修道会
生年 1971年
叙階 2007年

 京都教区の皆様はじめまして。カルメル会の今泉健と申します。私は昨年の5月にカルメル会宇治修道院に移って参りました。その前は東京の上野毛修道院にいました。司祭に叙階していただいたのは2007年の3月。宇治に来るまではずっと東京の上野毛教会で働いていました。ここ宇治での生活は東京にいた頃とはずいぶん異なり、仕事は主にカルメル在世会への奉仕や黙想の家での奉仕をしています。また生活環境の面では、高齢者の多い修道院での生活となり、今日本の多くの人が直面している高齢化時代をどう生きるかという課題に対峙しています。
 趣味はルアーフィッシングです。関西にはいい釣り場が多いのでリフレッシュのチャンスに事欠きません。
京都教区の皆さんに広くお目にかかる機会はあまりありませんが、時々近隣の教会のミサを依頼されることがありますので、そういうときに突然私の顔を見ることがあるかもしれません。そのときにはどうぞお気軽に声をおかけください。



土屋 茂明神父

所属 サレジオ修道会
生年 1934年
叙階 1961年

 今、話題のスカイツリーあたりの東京下町に生まれ、高校2年の春、宮崎のサレジオ志願院に入り、司祭の道を歩みました。叙階後は育英高専(現サレジオ高専)、大阪星光学院、横浜のサレジオ学院、サレジオ学院幼稚園(鷺沼教会助任兼務)。その間、「カトリック生活」誌編集を5年。学校などをはなれ、東京目黒の碑文谷教会で協力司祭として、専ら、洗礼希望の方々に教理を教えました。
 この春、四日市のサレジオ志願院に派遣されました。京都教区で働くのは初めてのことですので、よろしく、お願いいたします。
 これまでの歩みを振り返ってみるとき、詩篇の「神のはからいは限り無く、生涯、わたしはその中に生きる」の思いを深くします。
 1948−49年、私達家族は、そろって受洗しました。すぐ上の兄は学友に誘われて教会に行き、最初に洗礼を受けたのが、きっかけでした。その兄と私は翌年の春、それぞれに司祭への道を歩みだしたのでした。



北川 大介神父

所属 サレジオ修道会
生年 1978年
叙階 2010年

 私は2010年の夏から、三重県の四日市にあるサレジオ会のジュニア志願院で、将来司祭・修道者になることを志している中高生と生活しています。こちらにやって来たときはまだ助祭でしたが、同じ年の秋に司祭に叙階されました。神学生のときにも2年間を四日市で過ごし、今こうして再び京都教区にお世話になっている次第です。2012年の春から院長に任命され、他の司祭・助祭・修道士・神学生スタッフとともに、これまでとは違った立場で志願生の育成に関わることとなりました。兎にも角にも賑やかな志願院です。中高生のエネルギーに負けないように努めていますが、三十路を越えるとさすがに体力は下降線です(わずかに!)。その代わりに知恵と信仰の度合いは右肩上がり…とはいきませんが、聖霊の導きを請いながら将来の教会を支える若者を育てたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。










2012年 教会学校研修会



 8月25日(土)河原町教会ヴィリオンホールにおいて、京都教区教会学校研修会が行われました。教会学校リーダー、および教会学校の活動に関心のある55名が、28小教区から参加しました。テーマは「教会学校の基礎知識〜カリキュラム・テキスト・教案の関係〜」で、今年は長崎から長崎純心聖母会のシスター木村美由紀先生が講師として来てくださいました。

 シスター木村は長年、小・中・高で教鞭をとりながら、浦上教会の教会学校でカテキスタとして働いてこられました。現在は修道会本部の仕事をされており、大変お忙しいなか、この研修会のために熱心に準備してくださり、事前に用意されたオリジナルのレジュメと資料を使って、具体的で実践的な研修をしてくださいました。                           

 まず、シスターは、第2バチカン公会議50年の流れの中の信仰教育の歩みについて説明され、また、2004年6月に出された大塚司教様の書簡「子どもたちに生きた信仰教育を行う『教会文化』を創造しよう」を引用されて、「こうしなさい!ではなく、幼児洗礼の子どもが自分で信仰を選び取るために、その材料を提供するのがリーダー」と話し始められました。この研修会のためにシスターが作成された資料と、市販されている(絶版になったものも含む)テキストや公文書をもとに、テキストの条件、選び方、続いてカリキュラムの作成、そして、「カリキュラム」と「テキスト」を使っての「教案」の作り方についてお話を聴き、最後に教案作成の演習で実際に参加者が教案を作成しました。

 シスターは、その豊かなご経験から、ご自分と子どもたちとの関わりについても、楽しく生き生きとお話しくださいましたが、その中で、いくつかの言葉が印象に残りました。それは、「リーダーが豊かでないと子どもに豊かに伝えられない」「体験と結びつくキリスト教的価値観を伝える」「子どもとどれだけ向かい合っているかが勝負」「子どもを尊敬する」「何が大事か、何を伝えたいのかを常に意識する」などで、教会学校リーダーの資質について考えさせられました。

 今回の研修会では、テーマにあるとおり、とくにカリキュラム・教案の作成の仕方を学びました。この学びをもとに、参加者が自分の教会事情に合ったプランを立て、カリキュラム・教案を作ること、また、テキストやカリキュラムを識別したり、使いこなすための知識と力をリーダーたち自身が養うことがこれからの課題だと思います。

 次世代に信仰を伝えることは、とても大切で、責任ある仕事です。この研修は、参加者にとって、教会学校の使命やリーダーの役割を問い直し、信仰教育について深く考える機会になりました。

   信仰教育委員会 奥埜さと子




青年センターあんてな
中学生広島平和巡礼


 去る8月4日〜6日、京都教区中学生広島平和巡礼が行われました。今回も京都教区の姉妹教区である韓国済州教区の中学生が参加し、京都教区から27名、済州教区から15名の、計42名の中学生が参加しました。当日は天候にも恵まれ、大きな事故もなく、無事に全員帰ってくることができました。

 期間中は、平和公園へ赴いて原爆資料館を見学したり、貴重な被爆者証言を聞いたり、大きな声で歌いながら平和行進をしたり、幟町教会のカテドラルでの大きなミサにあずかったりと、たくさんの経験をし、改めて平和の大切さや、戦争、原爆の恐ろしさを学ぶことができました。中学生たちの感想を聞いていても、普段考えることのできないことを考え、たくさん感じることがあったようでした。済州教区の中学生とも交流を深めることができたようで、初日には緊張気味だった中学生たちも、最終日には打ち解けて、別れを惜しむ姿が見られ、全体を通して、とても良い巡礼になったなと思いました。お祈りして下さった皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました。
(感想文は、教区時報2012年10月号に掲載)






    大塚司教 11月のスケジュール




4日(日) 14:00 衣笠墓苑 物故者追悼ミサ(衣笠教会)
6日(火) 10:00 広報委員会
       14:00 青少年委員会
8日(木) 10:00 中央協 常任司教会議

12日(月) 14:00 司教顧問会
       17:00 教区司祭追悼ミサ(河原町)
13日(火)‐15日(木) 日韓司教交流会 in 韓国
17日(土) 13:30 沖縄に基地を許さない会の集会(大阪梅田教会)

18日(日) 16:00 三重地区ラテンアメリカ人共同体堅信式(鈴鹿)
19日(月)‐26日(月)FABC(アジア司教協議会連盟)第10回総会 in ベトナム
29日(木) 10:30 司祭全体集会(河原町)
       15:30 司祭評議会






  11月のお知らせ        


福島 健一師  10月1日付で静養

《 教 区 》

福音宣教企画室
/Tel.075(229)6800
 典礼研修会 「ミサの学び」から典礼奉仕へ
  日 時:27日(火) 13:30〜15:00
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール
  講 師:教区典礼委員会
  対 象:集会司式者・聖体授与の臨時の奉仕者
  参加費:無料/但し、各小教区4名まで

聖書委員会/Tel.075(211)3484 (水)(木)
 聖書講座「信仰に生きる‐典礼暦に沿って‐」
  日 時:7日(水) 19:30 8日(木) 10:30
  テーマ:年間の主日2
  講 師:Sr.伊従 信子(ノートルダム・ド・ヴィ)

  日 時:21日(水) 19:30 22日(木) 10:30
  テーマ:王であるキリスト
  講 師:一場 修師(マリスト会)
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール

  感謝と派遣のミサ:29日 10:30(河原町)

 よく分かる聖書の学び
  日 時:14日(水) 10:30
  講 師:北村 善朗 師
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール
  参加費:300円



《地区協議会》

奈良カトリック協議会
  例会:18日(日) 14:00 富雄教会

  ウオーカソン:23日(金) 奈良教会 集合9:00
   ミサ9:30 出発10:30 奈良公園内6.5km歩行
   寄付先:「プレダ基金」 「ハイチ共和国の子供たち」「カンボジアのこどもたちへの教育支援活動」「東日本大震災大船渡ベース」


《小教区・修道会》

奈良教会
 第19回 からし種コンサート

  日 時:12月1日(土) 14:00
  会 場:奈良教会聖堂
  協力費:2,000円(小中学生500円)
  送金先:スリランカの貧しい村への支援
       東日本大震災の被災地
  問合せ:Tel.0742(61)4074 柳原

男子カルメル修道会(宇治修道院)
 社会人のための霊的同伴
(松田浩一師)
  日 時:9日(金) 20:00〜10日(土)15:00
  参加費 5,500円(宿泊・食事込)

 カルメル青年黙想会(カルメル会士)
  日 時:10日(土) 17:00〜11日(日)16:00
  参加費 6,500円(宿泊・食事込)

 水曜黙想(今泉健師)
  日 時:14日(水)10:00〜16:00
  テーマ:キリストの第2の到来
  参加費:2,700円(昼食代他)

 一般のための黙想(新井延和師)
  日 時:24日(土) 17:00〜25日(日)16:00
  テーマ:黙示録
  参加費 6,500円(宿泊・食事込)

聖ドミニコ女子修道会(京都修道院)
 みことばを聴こう!

  日 時:17日(土) 14:00〜16:30
  テーマ:何故なしに生きる
      エックハルトを中心として
  指 導:松田 美佳 氏
  対 象:青年男女/会費:300円(お茶代)
  締切り:11日(日)(事前申込要)
  申込み:Tel.075(231)2017 Fax.(222)2573

 ロザリオを共に祈る会
  日 時:16日(金) 10:30〜12:00



《諸団体》

正義と平和京都協議会
  現地学習会(福井の視点で「原発」を学ぼう!)
  日 時:10日(土) 8:15(集合)〜18:00
  集 合:京都駅八条口(昼食持参)
  訪問先:小浜 明通寺〜敦賀原子力舘
  参加費:2,500円(バス代・明通寺拝観料)
  事前申込要:Fax.075(223)2291

京都カトリック混声合唱団

 練習:11日(日)14:00/24日(土)18:15ミサ奉仕後
     カトリック会館6階

コーロ・チェレステ(女声コーラス)
 練習:8日(木)/22日(木) 10:00 会館6階
    29日(木) 河原町教会聖堂 2階楽廊

心のともしび 番組案内 
 テレビ(衛星.CATV)スカイAスポーツプラス
    毎週土曜日 朝7:45
    植村高雄氏(心理療法家)による
    シリーズ「元気に生きる」
 ラジオ(KBS京都) (月)〜(土)朝5:15
    11月のテーマ「あかりをともし続けて60年」
    (心のともしび運動創立60周年記念テーマ)

聴覚障がい者の会
   手話ミサとクリスマス会:12月4日(火)11:00
   会 場:カトリック会館6階
   参加費:1,000円(どなたでも参加可)
   事前申込要:Tel& Fax.077(573)6036亀岡




京都教区サポートセンター
 東日本大震災「大船渡支援」献金報告

   9月分 656,526円 / 累計 16,555,010円

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    詳細は京都教区ホームページをクリック


※ 2013年1月号の原稿締切り日は11月21日(水)です



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