2013/11 No.432
<京都教区時報 2013年11月号目次>

・1 2013年 司教年頭書簡「信仰パート3」 
       10.交わりで深まる喜び

・2
キリシタン時代における
    
宣教師たちと日本の教会 A


・3  リーズ小教区 魅力ある教会って?? (伊勢教会

・4  こんにちは神父さん




・5   第31回 カトリック青年アジア体験学習 感想文 

・6  青年センター   京都教区中学生広島平和巡礼

・7  大塚司教 11月のスケジュール

・8 11月のお知らせ

  


2013年 司教年頭書簡
信  仰 パート3


10.交わりで深まる喜び
        

 このメッセージの中心の「信仰の喜び」は、共に兄弟姉妹の交わりを生きることによって深められます。パウロは個人個人に対してではなく「(あなたがたは)主において常に喜びなさい」と言っています(フィリピ4・4)。そこで二つの言葉に注目します。一つは、兄弟姉妹と「共に」であり、もう一つは「主において」であります。「人が会食を共にして」「財産を分かち合い」「喜びや悲しみを共にする」だけなら、それは、まだ人道主義やヒューマニズムの世界における愛の交わりによる、喜び、満足といえるかも知れません。しかし、キリスト者が交わす愛とその喜びは「主において」体験するものであり、それが「信仰の喜び」「信仰による喜び」「信仰における喜び」と言われるものだと思われます。ちなみにギリシャ語の「アガペー」は「親しい仲間と共にする会食」を指していますが、キリスト教的には同じ「アガぺー」は、キリストを通して示された神の愛を指し、私たちは、その神の愛(アガぺー)を御ミサの中で体験します。それゆえミサは「アガぺー」と呼ばれるのです。そのことを心に留めながらここで引用される聖書の言葉を黙想してみます。

 するとこのメッセージの最も鍵となる引用は「主において喜びなさい」(フィリピ4・4)でしょう。すると「一緒に集まり、パンを裂き……一緒に食事をしていたら」は、その差し出された教え(みことば)、パン(キリストの体)を祈りの中に受け取ることからあふれ出る喜びとなります(使徒言行録2・42〜46)。

 フィリピ書2・17〜18で「私と共に喜んでください」とパウロが求める時、彼は間もなく主のために犠牲となり、血を流すのを待っているのです。その捕らわれのパウロが、「自分と共に喜びを共にしてください」と書き送るのです。
 パウロが自分の命を犠牲として捧げるのを喜びとするのは、それが私たちの救いのため自らの命を捧げてくださったキリストの愛に学ぶことであり、それが神への愛のしるしであり、迫害を忍びながら「泣き」「苦しみ」「痛む」人々によりそう愛を示すことが出来るからです(ロマ12・15、一コリ12・26)。
 それはまさにキリストの生き方であり、そのキリストに倣い、キリストに従って生きることが、私たちに真の喜びをもたらすことになるのでしょう(一ヨハネ1・4)。
 (村上 透磨)














キリシタン時代における               
宣教師たちと日本の教会 A
 
 講師 溝部 脩 司教



 9月号に引き続き、溝部司教の第3・第4の講演概略を掲載いたします。現代のわたしたちが、ザビエル(日本の教会の始まり)からヴァリニャーノ(日本の教会の基礎固め)に至るそれぞれの宣教師たちの働きを眺めるとき、歴史を通して語られる豊かな示唆を見出すことができます。

第3 フランシスコ・カブラルと教会改革

*カブラル来日と志岐会議

 1570年6月18日カブラルは来日、37歳。京都で長く働くこととなるオルガンティノ神父も同船で日本に到着した。軍人上がりのカブラルは規律の粛清を中心に日本教会の改革を試みた。到着後間もなく天草の志岐で宣教師会議を招集、日本教会の新しい指針を打ち出した。主に2点であった。@宣教師の服装について Aマカオ交易について

服装について  ある宣教師は日本で働くことを重視して、日本の服装を用いることを試みていた。一種の道服であり、長い袖があり、着物の前を開くことができる仕組みになっていた。彼らの宣教論は、いつも同じ黒のスータンより清潔であり、日本人に受け入れやすいことを主眼としていた。カブラルは、イエズス会の清貧を何よりも大事にするという考えを譲らなかった。イエスは裸で十字架につけられて死んだ。宣教するには無一物になることが大事だと主張したのであった。結果は、全ての宣教師に黒の聖職者服を義務付けた。これに抵抗する司祭たちがいた。

マカオ交易について  これも服装の問題と絡んでいる清貧についてであった。日本教会は資金的にどうしても外国の援助に頼らざるを得なかった。ローマ教皇やポルトガル国王の援助は定期的に日本に届くことはなかった。また日本人の寄附に頼ることもできなかった。こうして日本教会の維持、宣教の発展のためにはマカオ〜長崎の交易に便乗する方法に頼らざるを得なかった。日本で需要の多い生糸をマカオで仕入れ、それを船に乗せて長崎に運び、日本でそれを売り捌いて収益金を教会の維持にあてた。しかし、必要最小限度に留めないと種々のトラブルに巻き込まれるし、何よりも聖職者の身分に抵触する恐れがあった。カブラルは最小限に留めることを決定した。しかし、宣教の需要が拡大するにつれて、これも実際には守られなかった。どちらにしても、これらの方針を通してカブラルは、規律ある清貧に生きる宣教師の生活を重視したのであった。

*カブラルの宣教方針

 最良の宣教師は領主であると考えていた。日本では領主が改宗すれば、人民は挙って洗礼を受ける。これが早道であり、効果があると考え、社会的地位の高い人に焦点をあてた宣教を開始した。1574年より大村、島原半島と大友宗麟の受洗による豊後での集団改宗と信者の数が急激に増加した。ただし、京畿地方はこの路線とは異なっていて、比較的知識人の改宗は個人の選択によるものが多かった。カブラル来日の折には2万人そこそこの信者数は、彼が日本を離れる1580年には12万人を数えるに到った。彼の功績の一つとして特筆されるのは、1575年京都に聖母に捧げられた教会が献堂されたことであった。これは当時の大きな話題の一つであった。

第4 ヴァリニャーノと教会改革

 1579年7月25日A.ヴァリニャーノは口之津に上陸した。9月には早速日本の宣教会議予備会を開催した。この間日本からの報告が正確であるために年報ということを義務付けた。長上が日本について正しい認識を持ち、その上に立って日本教会の現状を理解することを目的としていた。この頃書かれた年報は、現在キリシタン時代を研究する上には決して欠かすことができない史料となっている。

*下の準備会

 種々の問題が扱われたが、主に二つの点に絞られる。@日本教会の組織をどうするか。A日本人の信仰をいかに深めるか、外国人宣教師をいかに準備させるか。

 日本教会の組織 事業が拡大していく中で宣教師の数が少ない。他の修道会を呼ぶには時時期尚早であり、ヨーロッパ内での修道会同士の争いを日本に持ち込むのは好ましくない。時間がかかるが、日本の青年を教育して将来の日本教会を任せることが最良案と考えた。こうして有馬、安土に中等教育機関(セミナリオ)、大分に高等教育機関(コレジオ)、更に修道者としての養成の基本が培われる修練院(ノビシアード)を設立することを決定した。イエズス会はインド管区より独立して准管区とする。日本は3地区に分けて、下、豊後、上とする。それぞれの地方に地区長をつけて、更にこれをまとめる日本の長上が豊後に住む。各地区には大きな共同体があり、そこでは規則正しい祈りある生活があり、全員少なくとも半年は共同生活を行う。他の半分は宣教旅行に従事する。

 日本人の信仰をいかに深めるか 先に述べた通り、日本人青年を育成することで日本教会を考えた。実際セミナリオ、コレジオの出身者が30年の歳月を経て司祭になり、または信徒の代表となり、日本教会を導いた。多くの者は殉教して真理を証しした。また日本に宣教するために外国人宣教師の日本語習得を要求した。単に日本語習得のみでなく、日本で宣教するための最低のマナー、礼儀作法を教えた。日本文化に適応するというザビエルの路線はしっかりと受け継がれた。具体的に、食事、建築、衣服、礼儀などの指針が出され、清潔を旨とするなど、非常に興味深い指導を行った。日本人の指導ということで、少し野放しになっていた日本人伝道師の養成にも言及した。

*織田信長訪問 

 1581年フロイスを通訳として信長に謁見した。これは当代の最大の話題であった。盛大な行列、多くの珍しい贈物など人々の目を見張らせた。82年日本を去るにあたって、4人の少年をポルトガル、スペイン、イタリアに送り、教皇に謁見させた。彼らは8年半の歳月を経て帰国した時には、はや20歳を超えていた。広大な夢を抱かせたヴァリニャーノの日本訪問であった。











シリーズ小教区

  魅力ある教会って?? (伊勢教会)
  

― 伝統を重んじつつも
        新しい風を吹き込む ―


 伊勢教会の信徒数を年齢構成でみると、60〜70歳代が最も多く、次いで80代。子供の数が少ないことが不安材料です。その中にあって、希望の星ともいうべき中学生に教会の魅力を語ってもらいました。
「教会は小さな丘の上にあって、黒を基調としたきれいな建物です。小さい時からローソク持ちや侍者などの役目をもらい、ごミサに関わることができました。また、いろいろな教会の合宿にも参加できました。信者さんは皆やさしく、生まれてから15年間、しっかり教会に通ってこられたのは、周りの人の支えがあったからだと思います。パーティーではとてもおいしい食べ物を出してくれるのも魅力です。」
また、今年のワールドユースデイの参加者に対する応援を呼びかけたところ、予想以上の募金が集まり、若い人に期待し支えようという皆の心意気を感じました。彼らに続く子供たちを育てることが急務です。
 次に、長く教会を見てこられた80歳代の先輩に、教会の墓地について聞きました。伊勢教会が50年間使用してきた墓地は、山林に位置しているために、信者の高齢化に伴い墓参が不自由になる人が増え、更に、野生動物の害、土砂崩れの心配などがあり、2011年11月、伊勢やすらぎ公園内の新しい墓地に、改葬移転しました。
「駅前からの直通バスもあり、高齢者でも楽に墓参ができます。納骨堂も合同と個別とあり、諸事情でカトリック墓地への埋葬をあきらめていた人も実現の道が開け、嬉しいことです。」
合同納骨堂の存在は、独り暮らしの高齢者に安心を与えています。
おしゃべり会
中学生広島巡礼・高校生大船渡ボランティア
合宿・ワールドユースデイへの参加の青年からの報告


 この間の中年層が、現在の教会活動の中心的存在となっています。老朽化し、修理の必要な箇所が次々に出現している教会施設の維持管理に、部長、部員が休みなく働いています。病者訪問は3人ずつがチームを組んで担当しています。大震災被災地支援を目的としたバザーを開催し、その収益金を交通費に充て、2人が大船渡でボランティア活動をしてきました。各部会が主催する年4回のおしゃべり会は、ミサ後、老若男女、皆がくつろいで集う時間となっています。これらのプロジェクトの中心となって働いているのは、60〜70歳代の教会では「若手」といわれている人達です。現役時代それぞれの職場や家庭で培った経験を生かし、伊勢教会の伝統を重んじつつも、新しい風を吹き込もうと励んでいます。

 終わりに、毎年、クリスマスのミサ、パーティーに必ず出席する信者でない人たちがこうおっしゃっています。
「クリスマスに教会に来んと
年越しできやんわ!」
          
カトリック伊勢教会 評議会・広報部













   こんにちは神父さん
  


小立花 忠 神父

所属 京都教区
生年 1968年
叙階 2013年

 桜、美しい今年、3月20日に司祭叙階を受けた新司祭、京都市出身の小立花 忠(こたちばな ただし)です。洛北ブロックの担当司祭です。働き盛りの中年ですが、新しい務めがスタートしました。45歳のオジサンは、ミサ中、御言葉や所作にオロオロしながら、慣れない会議ではオドオドとしながら、一向に上達しない料理にイライラしながら、それでも新入社員のように楽しく過ごしています。叙階されてからの解放感は今もなお、続いているようです。これは、ブロックの皆様はじめ、各方面の方々の祈りと励ましのお陰だと痛感しています。叙階式では多くの方が参列してくださいました。この場をお借りして心からの御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。叙階当時の花も散り、力強い新緑も色づき始め、間もなく紅葉の季節となります。そして、凛とした冬を迎えるのでしょう。四季ごとの美しさを満喫しながら、親友イエスと一緒に歩みたいと思います。



ホセ・ノレッラ神父

所属 フィリピン宣教会
生年 1983年
叙階 2013年

 フィリピン宣教会の司祭ホセと申します。日本に来るのは初めてではないです。2007年、宣教会のプログラムで来日しました。2年半ぐらい日本カトリック神学院東京キャンパス(旧東京カトリック神学院)に住みながら日本語学校で日本語を勉強しました。その後、2年間ぐらい日本カトリック神学院福岡キャンパスで神学の勉強をしました。去年の2月に卒業して、叙階への準備のために帰国しました。9月8日、助祭叙階をされて、今年の4月6日、司祭叙階の恵みを頂きました。
 6月4日,改めて日本に派遣されました。現在、奈良ブロックで協力司祭として働いています。 今年、宣教会の本部となった登美が丘教会にランディ神父と一緒に生活をしてい ます。1年半ぐらいフィリピンにいて、日本語はちょっと忘れました。それを思い出すために、7月から大阪にある日本語学校に通っています。私の大好きな言葉は「いつも喜んでいなさい、たえず祈りなさい、すべてのことについて感謝しなさい」です。
 教会はよく船に例えられています。皆と一緒にこの船に乗って、旅をしています。私たちの最終目的は神様の国へ無事に着くことです。船旅は必ずしも穏やかな旅ばかりではありません。嵐の時もあります。ご安心ください。船長であるイエス様は父である神様のところまで、連れて行ってくださいます。そして、乗客である私たちは、旅をしている間、お互いに愛し合い、信仰について分かち合い、助け合い、励まし合うことです。有意義で実り多い旅ができるように、頑張りましょう。




キム・テジョン神父

所属 済州教区
生年 1980年
叙階 2010年

 はじめまして。私は姉妹教区であるチェジュ(済州)教区から今年の2月に日本に来たキム・テジョン(金 泰政) ペドロと申します。まだ日本語が少ししかできませんので 、もっと日本語を勉強して信者さんたちと笑いながら色々な話がしたいです。私は勉強もお祈りも他の人を助けることなど、何でも楽しむことが好きです。チェジュで毎日を楽しく過ごしてきましたので、日本でも楽しく過ごしたいです。
 私が神様の中で笑いながら毎日を楽しんできたのと同じように、皆さんも神様の中で幸せに生きていく方法をお伝えします。ですので、皆さん!ぜひ教会に遊びに来てください。私はいつも皆さんの為にお祈りをして待っています。











   第31回 カトリック青年
アジア体験学習 感想文

  


アジア体験学習に参加して
         宇治教会 奥西久美子
 8月18日から22日の短い期間でしたが、フィリピンのバタンガス州のリパという所でアジア体験学習に参加させていただきました。はじめはマニラを巡礼できると楽しみにしていましたが、ホームステイがプログラムにあることを知りタガログ語も英語も全くできない私がホームステイなんて「えらいこっちゃ」という思いが正直なところでした。でも引率してくださった神父さまや一緒に参加した仲間、現地のみなさんのおかげで不安なく過ごすことができました。
 夜に出発し次の日の夕方からホームステイの予定でしたが、フィリピンは台風の影響で雨が降り街は冠水しホームステイ先に車で行けない状態でした。リパに行けないハプニングがありましたが教会を見学し、ショッピングモールの中にある教会でミサに与り、一日目から日本では出来ない体験をしました。リパ教区のタンワイという町で私たち参加者6人はホームステイをしました。事前のオリエンテーションで、地域ごとに小さく集まる基礎共同体というのがあり、週1回5〜10家族がどこかの家に集まり、聖書の分かち合いをしていることを聞きました。実際に、ある家に連れて行ってもらい、地域の何人かが集まりマリア様の御像を囲んでお祈りをしました。みんなで行列しながら移動し、場所をかえてお祈りが続き分かち合いがありました。地域で定期的に集まりお祈りをすることは日本では経験のないことで、祈り・信仰の分かち合いがほんとうに身近にあるのだと感じました。ホームステイ先の家にはいたる所にサントニーニョの御像があって、おばあちゃんの部屋にはたくさんの御像があり毎日ロザリオの祈りをしていると、話してくれました。

 ホームステイの家ではズボンやショートパンツを作っている仕事をされていて、作業場を案内してもらいました。働いている人達が、黙々とミシンでズボンを縫っていました。家中にカラフルなズボンが山積みになっていて、にぎやかなおうちでした。
 一番心配だったコミュニケーションでは、ホストファミリーには男の子が2人いたので、京都から持っていった折り紙が助けになりました。言葉でのコミュニケーションは難しかったですが、ジェスチャーや知っている単語を駆使してなんとか交流できたと思います。洗面台・トイレの栓をひねっても水が流れなくて、溜めている水を使って流すといった少し不自由をしましたが、これも経験だと楽しかったです。
 2泊の予定が1泊になりましたが、受け入れてくださった側は大変だったと思います。お母さんや家族のみんなは簡単な英語でゆっくりと話しかけてくれたり、落ち着いた雰囲気のおかげで不安なくリラックスして過ごせましたし、1泊だけなのが残念なほど楽しかったです。

 日本に帰る前にマニラに戻り、マニラ市街をジプニーや三輪バイクなどいろんな交通手段を使って移動することがありました。駅の周りには露店がたくさんあり、歩道がごちゃごちゃしていていろんな臭いがしました。高くてきれいなマンション・ビルが建っている一方で、街のなかには粗末な家に住んでいる人もいたり、タクシーで移動している際には、女の子が食べるものはないかと車に近づいてきたり、回収された袋を広げている少年たちを見かけました。これが現実なのかなとショックはありますが、少しフィリピンを体験できたと思います。
 今回のアジア体験学習に参加し、フィリピンの人達の気さくな人柄に触れ、ホームステイ先での交流、暮らし、信仰生活、文化、雨期のフィリピンを少しですが体験させてもらい有意義な体験でした。


宇治教会 所 悠弥

 僕は生まれた時に洗礼を受けず無宗教でした。母と兄のみがキリスト教だったのです。小さい頃はイエス様の像がなんだか怖ろしくて苦手でした。しかし、多少年齢を重ね考え方が変わったのか、ただ怖いだけではなく何か神秘的な物を感じるようになってきました。そして今回、家族、親戚がキリスト教と言う事で興味を持ち、今回の体験学習に参加させて頂きました。
 元々国外では意識が違う、考え方が違うとの話は聞いていましたが、実際にホームステイをやってみるとそれを顕著に感じられたように思います。

 フィリピンの方々は、本当にキリスト教の熱心な信者で、生活の一部のようにミサに出かけ、土曜の早朝にはブロックローサリーという、タンワイの村の中で聖書を信者間の家で交換する行事もありました。
 大きな教会がいくつもあり、そこに来る信者の数も段違いで多い。正直な所、僕は宗教関係での色々な問題を聞く度に、宗教を持つことに対して何か胡散臭い物を感じていたのですが、フィリピンの方々のように心から信じている姿は胸が打たれるような、とても良い事に感じました。

 食生活では、お米がパサパサな事と蝿が尋常じゃなく飛び回ることを除けば、問題は無くて助かりました。蝿は最初は気になりましたが、あまりに多すぎて途中からどうでも良くなり慣れます。初日の夜にコンビニで買ったチキンライスのような物がとても不味く、これが標準だとどうしようと思いましたが、基本的に料理は美味しく、お米も何か料理と混ぜて食べるのが常識らしいので、家族に習い色んなものと一緒に食べると、パサパサ感が無くなり美味しく食べることが出来ました。ファーストフード店は、ほぼ日本と同じような味でした。市場に行くと、やはり果物が安く1キロ90円とか、200円とかで色んな物が買えることが分かりました。あちらで食べたグリーンパパイヤが甘くて水々しく最高でした。バナナは甘いもの、酸っぱいもの、揚げたものや煮たものがあり、どれも美味しかったです。

 最後にホームステイ先ですが、とても親切で優しい良い家族でした。両親と4兄弟ですが、一番上のお姉さんはオーストラリアで暮らしていたので計5人で暮らしていました。年齢が近くて話も合い、父親は気さくで楽しい方で、何度も冗談を言って笑わせてくれました。会話の中で色んなタガログ語を教えて頂きました。ただ、新しい動詞を当然のように出されても対応しかねます。母親は、ホームステイ中ほとんど付きっきりで、ミサや市場、いろんな場所に連れていって下さいました。心配性なのか家族の愚痴も色々聞けて、こういう所はどこも一緒なのだなぁとしみじみ。子供達は最初は部屋ごとで別々でしたが、夜、暇だったので部屋まで話しかけに行くと、日本のことに興味があるのか、色々な話が出来て楽しかったです。また、会いに行きたいです。
 この度は、フィリピン・アジア体験学習で、こういった体験が出来たことに感謝しています。有難うございました。


田辺教会 松浦 隼人
 僕はこのアジア体験学習でフィリピンに一週間行かせていただきました。
 マニラのホテルに三日間、リパ教区のタンワイという町に四日間ホームステイさせていただきました。初めてのホームステイだったので最初は緊張しましたが、向こうの人々は、みんな好意的だったのでとても安心しました。ホームステイ先では、聖歌を歌いながら町を歩くブロックローサリーという向こうの人達の慣習に参加したり、フィリピン料理を食べに連れて行ってもらったりしました。フィリピンではほとんどの人がキリスト教だったので驚きでした。そして何より驚きだったのが、ほとんどの人が英語を話すことができるということです。もっと英語を勉強しなければ!と思いました。

 フィリピンでは、おもに教会や神学校を回りました。その中で、フィリピンの文化や大塚司教様や同行の神父様のいつもとは違う一面をみることができて、とても楽しかったです。

僕はこのアジア体験学習で、文化や言語が違っても人はわかり合えるということがわかりました。この七日間は自分にとって非常に良い経験ができたと思います。
 本当にありがとうございました。




田辺教会 多賀 君平
 今回のフィリピンは僕にとって2回目の海外旅行になりました。1回目とは違ってホームステイという初めての体験だったので、はじめは戸惑いしかありませんでした。一番年下で行って、英語も全然できなかったので最初は気まずくてつらかったです。正直、雨が降り続いてずっとホテルがいいと思っていました。Ipad(アイパッド)をホストファミリーが使ってくれて、少しずつコミュニケーションがとれるようになっていったので、よい経験ができました。英語を話す国に行って初めて自分の英語のできなさに直面しました。

 僕のホストファミリーは子どもがいなかったので、すこしきつかったのもありますが、現実を見た気がしました。個人的には最終日が一番楽しかったです。松浦君とエクソール神父、鶴山神父以外は知らなかったけど、他の人とも仲良く接し合えたのが一番良かったです。大塚司教様にもお会いできたので、行ってよかったです。料理は甘いけどおいしいものが多かったです。いろいろ苦労したけど、行ってよかったです。










青年センター あんてな

京都教区中学生広島平和巡礼  河原町教会 橋本 仁子



 去る8月5日〜7日にかけて、京都教区中学生 広島平和巡礼に行ってきました!今回は、京都教区の中学生25名と、今年も済州教区の中学生が15名参加してくれました。
 今回のテーマは「大切ないのち〜広島からのメッセージ〜」。今あるいのちや、原爆によって亡くなった方々のいのち、自分達には何ができるのか等を考えました。

 まずは、8月5日、広島教区のカテドラルである幟町教会で、実際に被爆者の方のお話をうかがいました。やはり生の声を聞くことによって、中学生達も感じた事が多かったようです。次に、色んな教区の青年も集まっての平和行進が行われました。今年はなんと、歩きだす前にゲリラ豪雨に降られ、みんな全身ずぶぬれになってしまいました!ですが、そんな天気にも負けず、みんな元気に大きい声で歌いながら街を歩く事ができました。そして最後に幟町教会での平和祈願ミサ。全教区の司教様や神父様が司式され、祭壇は圧巻でした。多くの人が心を一つにして平和を祈っている事を感じた瞬間でした。

 2日目は原爆投下目標地点となっていた相生橋で黙祷を捧げてから、平和記念資料館の見学に行きました。衝撃的な展示物が多いので、印象に残った中学生達は多かったようです。その後宿舎にもどって分かち合いを行い、中学生や、リーダー達の思いを分かち合いました。

 今年もまた例年通り、ハードなスケジュールの中で、中学生達は沢山の事を学び、考えてくれました。この経験が普段の生活にも活かされ、今後も考え続けていってくれる事を願います。








    大塚司教 
11月のスケジュール




1日(金) 10:00 上智大学100周年記念ミサ(イグナチオ教会)
2日(土) 10:00 高田カトリック幼稚園創立50周年記念

3日(日) 14:00 衣笠墓苑 物故者追悼ミサ(衣笠教会)
5日(火) 10:30 広報委員会
       14:00 青少年委員会
7日(木) 10:00 中央協 常任司教委員会
       15:00 〃 社会司教委員会
8日(金) 11:00 列聖列福特別委員会(河原町)

10日(日) 9:00 高山右近列福祈願ミサ・講話(伏見)
11日(月)−14日(木) 日韓司教交流会(金沢)
16日(土) 10:30 幼きイエズス修道会幼稚園 リーダー養成研修会(仁川本部)

17日(日) 15:00 久居教会・ポルトガル語ミサ
21日(木) 14:00 司教顧問会
       17:00 教区司祭追悼ミサ(河原町)
23日(土) 10:00 丹後大宮教会 集会

24日(日) 10:30 信仰年 閉幕 司教ミサ(河原町)
25日(月) 13:30 京都済州姉妹教区交流委員会
28日(木) 10:30 司祭全体集会(河原町)
        15:30 司祭評議会







  11月のお知らせ        


  信仰を祝う −賛美の祈りをともに−
            詩 編 の 祈 り の 夕 べ

   日時会場:11月 9日(土)14:00 四日市教会
        :11月10日(日)14:00河原町教会
   主催:福音宣教企画室/Tel.075(229)6800
   (詳しくは教会のポスターをご覧ください)

典礼委員会
/Tel.075(211)3025(月)(水)(木)
  典礼研修会「典礼憲章」を学ぶ
   日 時: 12日(火) 14:00〜15:30
   テーマ:第6章 教会音楽
   講 師:小立花 忠 師

   日 時:26日(火) 14:00〜15:30
   テーマ:第7章 教会芸術と教会用具
   講 師:北村 善朗 師
   対 象:小教区典礼奉仕者
 (各小教区4名程度、事前申込み不要)
  場 所:カトリック会館6階

聖書委員会/Tel.075(211)3484 (水)(木)
  聖書講座「信仰の喜びと福音宣教」

   日 時:6日(水) 19:00 7日(木) 10:30
   テーマ:失われたものを見出す喜び福音宣教
   講 師:西 経一 師(神言修道会)

  日 時:20日(水) 19:00 21日(木) 10:30
  テーマ:パウロの福音宣教
  講 師:澤田 豊成 師(聖パウロ会)
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール

 よく分かる聖書の学び

   日 時:27日(水) 10:30 参加費:300円
  講 師:北村 善朗 師
  会 場:河原町教会 ヴィリオンホール

信仰教育委員会
 青年のための黙想会

  日 時:12月14日(土)
  テーマ:イエスと出会う
  講 師:溝部 脩 司教
  場 所:望洋庵  対 象:青年男女
  参加費:2,500円 締 切:11月25日(月)
  申込み:Fax.0598(21)0823 松阪教会(奥村師)



《地区協議会》
 奈良カトリック協議会
 
 ウォーカソン:23日(土) 奈良教会 集合9:00
   ミサ9:30 出発10:30 奈良公園内6.5km歩行
   寄付先:プレダ基金・ハイチ共和国の子供たち・カンボジアの子供たちへの教育支援活動



《小教区・修道会》
奈良教会
第20回 からし種コンサート

 日 時:12月7日(土) 14:00
 会 場:奈良教会聖堂
 協力費:2,000円(小中学生500円)
 送金先:スリランカの貧しい村への支援
      東日本大震災の被災地
 問合せ:Tel.0742(61)4074 柳原

男子カルメル修道会(宇治修道院)
  Tel.0774(32)7016 Fax.(32)7457
 一般のための黙想(九里 彰師)
  日 時:2日(土) 17:00〜3日(日)16:00
  テーマ:信仰と行い
  参加費:6,500円(宿泊・食事込)

 神との出会いを求める人々の母 聖テレジア
   私は教会の娘です
(九里 彰 師)
  日 時: 9日(土) 14:30〜16:00
  場 所:カトリック会館6階(この講座のみ)
  参加費:無料

カルメル青年黙想会(今泉 健 師)
  日 時:9日(土)17:00〜10日(日)16:00
  テーマ:キリストはあなたを呼んでいる
  参加費:6,500円(宿泊・食事込)

 水曜黙想(松田 浩一 師)
  日 時:13日(水)10:00〜16:00
  テーマ:キリスト教神秘を祝うカテキズム
  参加費:2,700円(昼食代他)

 社会人のための霊的同伴(松田 浩一 師)
  日 時:22日(金)20:00〜23日(土)15:00
  参加費:5,500円(宿泊・食事込)

 聖書深読(九里 彰 師)
  日 時:30日(土)10:00〜16:00
  参加費:2,000円

ノートルダム教育修道女会(唐崎修道院)
 召命黙想会 <主に選ばれる恵み>

  日 時:9日(土)15:00〜10日(日)15:30
  テーマ:ここを離れず私と共に目をさましていなさい
  指 導:山内 十束師(御受難会)
  対 象:独身女性信徒/費用 2,000円
  締切り:3日(日)(事前申込要)
  申込み:Tel.077(579)2884 Fax.(579)3804

聖ドミニコ女子修道会(京都修道院)
  Tel.075(231)2017 Fax.(222)2573
 みことばを聴こう!
  日 時:16日(土) 14:30〜16:30
  テーマ:悔いについて

 −エックハッルトの霊的指導を頼りに−
  指 導:松田 美佳氏(花園大学非常勤講師)
  対 象:青年男女/会費:300円(資料代)

 ロザリオを共に祈る会
  日 時:15日(金)10:30〜12:00



《諸団体》

望洋庵 Tel.075(366)8337
 秋季キリスト教入門講座
  日 時:7日(木)/21日(木) 19:00〜20:00
  講 師:溝部 脩 司教
  場 所:望洋庵
  対 象:青年男女/会費:毎回300円

 ラテン語ミサ(自由参加)
  日 時:10日(日)15:00
  司 式:溝部 脩 司教
  場 所:西陣教会
  (同志社学生混声合唱団C.C.Dによるラテン語
  ミサ合唱/通常ミサをラテン語で唱える)

京都カトリック混声合唱団
  練習:10日(日)14:00/23日(土)18:15ミサ奉仕後
  カトリック会館6階

コーロ・チェレステ(女声コーラス)
  練習:14日(木)10:00 カトリック会館6階
      28日(木)10:00 ヴィリオンホール

心のともしび 番組案内 
 テレビ
(衛星.CATV)スカイAスポーツプラス
  毎週土曜日 朝7:45
  松浦信行師(大阪教区)による
  シリーズ「イエスのポートレート」

 ラジオ(KBS京都) (月)〜(土)朝5:15
  11月のテーマ「仕事と私」

京都カナの会
 12月1日(日) 13:30 例会 カトリック会館6階

聴覚障がい者の会
  12月3日(火) 11:00 手話ミサとクリスマス会
  参加費:800円(どなたでも参加可・事前申込要)
  場 所:カトリック会館 6階
  問合せ:Tel・Fax.077(573)6036(亀岡)



京都教区サポートセンター

  東日本大震災「大船渡支援」献金報告

  9月分 1,052,791円 / 累計 33,129,699円


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   詳細は京都教区ホームページをクリック




  「大船渡支援」献金 郵便振替口座
   口座番号「01000−2−0024724」
   加入者名「カトリック京都司教区本部事務局」
   摘要欄に「大船渡支援」とご記入ください。


 

 ※ 2014年1月号の原稿締切り日は11月20日(水)です。


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