平成17年度卒業メッセージ

― 不登校を体験して、こんなに成長しました。―

平成18年3月18目

 ずっと家にいた私は外に出るのは不安で嫌で苦痛でした。人に見られるのも見るのも嫌でした。そして、いつも一人がいい、誰もいないほうがいいと思っている自分に気づいた時、一方で人一倍人と話したいとか仲良くなりたがっている自分にも気づきました。

 人の中に出るのが怖くて嫌でたまりませんでしたが、ここで聖母にも行かなくなると、引きこもりになってしまうと思って4年間何とか聖母に通えました。私は聖母に来なくてずっと家にいたとしたら、生きていただろうかって、たまに思う。大げさでもなんでもなくて、本当にそう思う。そんな自分が一瞬でも生きていたいと思うことがあるなんて、何か信じられないなぁって思った。信じられんけど、本当の気持ちだなぁと思う。今のままの自分で生きていけぱいいんだと思いました。
(G.Y.:中3の頃より不登校。4年間聖母で学びました。西舞鶴高校通信制継続 19歳)



 スポーツ・フェスタの準備の頃、テーマを考えながら自分自身についていろいろ考えました。テーマは「自分の全てを否定して悲しいを通り越して死にたいと思った。今は、生きていけるとは思わないけど生きていたいと思うことがたまにある」でした。

 私は家に引きこもって死にたいと思っていた頃、暗い部屋の中でタンスと机の間に座って一日中泣いていました。自分のダメなところは全部直さなけれぱならないと思っていたから、本当に苦しかったです。そんなことできるわけないです。「聖母でいろいろ体験して、けっこうやれるなぁ自分も」と思えるようになって、ダメなところもあるけど、全部直せなくてもいい、それも自分と思えるようになりました。

(U.C.:中2より不登校。聖母で3年半学びました。西舞鶴高校通信制入学 17歳)



  聖母に来て、自分が「不登校になった時のこと」とか、「その頃どうしていたのか」というようなことを思い出したり考えたりしなくてはならないことが度々あって、逃げ出したくなったりしました。「不登校は自分には関係ない」と逃げて、3年生の2学期・3学期聖母を休みました。「もう聖母をやめる」と言っていましたが、先生と面談を続けていくうちに、少しずつ不登校をしていた時の自分を受け止めるようになりました。そして、困ったことはいつも見ないようにしていた自分に気づきました。現実を見て受け止めてゆくことを学びました。
(Y.M.:小5より不登校。聖母で2年半学びました。目星高校普通科入学 17歳)