2004年度 指導方針

1. 指導目標 

  @ 文部科学省の指導にもあるように、不登校の状態は、その児童・生徒の一成長過程であると捉えて教育する。
  A 児童・生徒1人1人の課題をしっかりと捉え、適切な指導を行う。
  B 大勢の仲間の中に入れないなどの課題を持つ児童・生徒に対して、少人数の中で人との交わり方を具体的な生活の中で会得させる。
  C 生徒1人1人にしっかりと自己を見つめる力をつけ、自己の課題を知り、それを日々の練習を通して克服できるように指導する。
   D 生徒に合った進路を原籍校との協力のもと、保障し、社会的自立をめざす。
  E 原籍校・市教育委員会などとの連携を密にする。
  F 原籍校および先生方・専門家の支援を受けて、幅広い教育をし、子どもが生き生きと学び、生活することをめざす。

2. 教育活動  

(1)学習
   @ 「人としてどう生きるべきか」という根本的な問題について考える機会を設ける。
  A 「学習」に対する不安・抵抗を減らし、学校・教室での学習にスムーズに入れるようにする。

   B  45分〜50分の授業を受ける力をつけていく。
   C  人間関係の基礎であるコミュニケーション・スキルを学ばせる。

(2)特別授業

生徒の視野・知的興味を広げ、心の成長をはかるために原籍校の先生方や各方面の専門の方々にお願いして、特別授業をしていただく。

(3)ボランティア活動
   @ 「奉仕する」という特別のことでなく、人間として「共に生きる感性を育む」ことを目的とする。
   A 毎月第1・第3金曜日に、心身障害者施設「こひつじの苑舞鶴」で、窓拭きをする。
   B 広く社会に目を向け、「見過ごすことのできない現実」を鋭くとらえ、そのことに関わりを持つ。た
    とえば、ホームレス支援など。

(4)総合的な学習

茶道・華道などの日本の伝統文化を学び、その技術と精神を能動的に獲得する。

3. 原籍校との関係 
    @
担任および関係の先生方と連携を密にし、児童・生徒の適切な理解を得、指導していく。その中で、それぞれの役割を明確にしていく。
   A 保護者と原籍校との協力関係を支援していく。
   B 児童・生徒の教育にあたって、プロジェクト・チームを組む。

4. 教育相談 

保護者および学校の先生方の相談に、継続して、積極的に応じていく。

5. 教育研修会 

   前年度を踏襲し、教師が共に学びあえる場として充実させていく。

6. 協力・連携団体 

   京都ノートルダム女子大学心理臨床センター

   舞鶴市適応指導教室「明日葉」 

7. その他 

   舞鶴市および市教育委員会主催の、子どもや青少年のための企画(「少年の主張大会」・「芸術鑑賞」など)に積極的に参加し、児童・生徒の視野を広げ、大勢の中に出る練習をする。