「ありのままの自分と、殻をやぶって一歩でることについて」

中2女子 .

 今までの自分は、強がって周りにめいわくや心配をかけないようにしていたり、平気じゃないのに平気と言っていたりと、うそをついていた。それはこれ以上人に心配かけたり、めいわくかけたりしないようにと思ってきたからです。でも本当は心配かけたいし、めいわくかけてみたいし、平気じゃないと言いたいです。けど学校行けない自分はそんな事したらダメだ、そんな資格はないと思って耐えていました。でも学校でテーマを決める時、自分を振り返ってみて、いっぱいうそをついた分、いっぱいがまんしている事もあった。ありのままの自分は、弱くてさみしがり屋で、いっぱいほめてもらいたがりで、ずっと笑って家族といたい。これがありのままの自分だと気づきました。殻をやぶって一歩でて、人の中にいても心配や不安にならないで、いつかは人と話せるようになりたい。

 


「今日の自分は」

中2女子 .

 今の自分は、やっぱり意見の時に、みんなに合わせてしまって、えんりょする所があるなぁと思います。自分の気持ちに正直になれないと人と接する時とか、ほっといてほしいとか思う所があるし、人と接するのがめんどうになって、人が多い所とか行かなくなってきているなっと思ってます。本当の自分をださないことがくせになってきて、自分の本当の気持ちからどんどん離れていく自分があります。それで意欲が無くなってきて、自分から行動するのがめんどくさくなってきてるなぁと思います。だから本当の自分をだしていくというテーマを決めました。

 

聖母の小さな学校の皆様

卒業生 O.S

 本日は、スポーツフェスタの開催、おめでとうございます。
 この日を迎えるまでに、生徒の皆さんには、たくさんのしんどい思いや苦しい思いがあったのではないかと思います。
 今年のテーマは、「ありのままの自分を見つめて 殻に閉じこもらないで 本当の自分を出していく!」だそうですね。
 とてもむずかし、でもとても必要な、大切なテーマだと思います。

 毎年思うのですが、「学校に行けない」ことから通うことになった聖母で、テーマとして「学校に行く」ことに関わることが一度も出てこないのです。

 私のそうでしたが、今の自分にとって本当に大切なのは、学校に行くことではなく、もっと別のところにあると、聖母で学ぶうちに感じ取っていったのだと思います。

 不登校という体験は、学校に行く、行かないということを越えて、本当の自分とはなにか、人と関わるとはどういうことか、といった人間にとって根本的な問いに向き合っていくものではないかと思います。それが、スポーツフェスタのテーマに現れているのではないでしょうか。

 このようなことは、外からは見えにくく、評価されるようなことではありませんが、自分というものを形つくり、外の世界と関わっていく上で欠かせない、大きな意味のあるものだと思います。
 私が聖母を卒業してから9年がたちましたが、不登校になり、聖母で過ごした日々、特にスポーツフェスタに向けて自分のテーマを探していった日々は、今でも自分の中で大きな財産になっています。

今日、会場に入れないあるいは前に立てない人もいるかもしれません。けれど聖母は、結果よりも、そこに至る過程を大切にする学校です。どんな形であれ、スポーツフェスタに向けて取り組み、この日を迎えた自分を誇りに思ってほしいと思います。不登校という形を通して、表現ししようとした自分、成し遂げようとした自分のあり方に、自信を持ってほしいと思います。

今年は参加することができませんが、毎年、聖母で、自分を見つめ、それぞれの課題と真摯に向き合う生徒さんたちがいると思うことは、私にとっても励みになっています。
 皆さんにとってこのスポーツフェスタが良いものになることを祈っています。