2000/5 No.270

京都教区時報5月号

・父なる神に、感謝と賛美を捧げよう

・京都教区巡礼指定地紹介〈その4〉

・お知らせ

・大塚司教の5月のスケジュール

・青年センターとは!?


父なる神に、感謝と賛美を捧げよう

 父である神の御前に我が身を置く。
 すると「神は全て、私は無」である事に気付く。私の持つ全ては「有り難い」。全ては神の恵みと「気付き」「感謝する」。だからその「恵みをお返しする」、全てを御恩と思えば、その「御恩に報い」ようと「頂戴して」いる「恵みを使い行おう」とつとめる。

 御覧下さい。これらはみな、感謝を表す言葉から生まれた。感謝の持つ意味の豊かさです。

 創造の時、私たちは塵にすぎずそのアダマに神の息(霊、命、愛)が触れて人は生きる者(アダム)となった。もとは塵である人。又、人間は神の似姿、栄光の映し。人の全ての栄光と恵みは神から来る。

 サタンはささやく。見ろ、お前の輝きを、「お前は、神の様だ」、「神に違いない」「神になれ」と。人祖はこの試験に負けた。

 このテストに合格するには、ただ謙虚さが要る。謙虚とは神の栄光と偉大さを見つめ続ける目。

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京都教区巡礼指定地紹介<その4>

今月の巡礼指定地の紹介は大和高田教会です。

 京都教区の皆さん!大和高田「旅路の母」カトリック教会から「ハロー」という挨拶を送ります。大聖年に当たって奈良県の南部地区でこの「旅路の母」教会が巡礼指定地に選ばれた事は非常に嬉しいことです。たくさんの方のお越しをお待ちしています。どうぞおいで下さい。
 この教会は1951年8月に創立しました。それまで奈良県には奈良市登大路町にカトリック教会は一つだけでした。終戦後マリスト会は日本に来ましたが当時の古屋司教様は奈良の南部に希望しましたので私たちは橿原市と大和高田市に適当な建物や土地がないかと探しました。結局、大和高田で近鉄高田市駅の近くにある小さな古い店を買いました。もうボロボロの建物でしたが、一階は集会室と司祭館、二階に聖堂の教会を作りました。その時は福音史家の「聖ヨハネ」教会と名付けました。初代主任司祭は私たちのマリスト会のムルドゥン神父でした。

 この教会は信者ゼロからの出発でした。第1回のクリスマスに「信者第一号生まれる」で幼児洗礼を出しました。翌年の復活祭に十二名の信者誕生で次第に増えて四00名以上の共同体になりましたが、残念ながら、皆が熱心ではないのです。多分私たち司祭が責任を問われるかも知れませんが、そればかりとは言えない社会の仕組みがあると思います。けれど主日のミサにあずかる人は平均九十人で、平日のミサにあずかる人も割合大勢います。

 一九六四年に大和高田市大中南町に適当な土地を手に入れて、高田カトリック幼稚園を建設しました。ほとんどマリスト会本部のオーストラリアからの善意の寄付によるものでした。一九六六年幼稚園の隣の土地を手に入れて、新しく教会と司祭館を建てました。教会の名前は現在の「旅路の母」に改名されました。その名にふさわしく、聖堂の屋根は旧約聖書にある幕屋のような形に作りました。この世の中で私たちは旅人であることを思い出すためです。

 この新しい教会の内部も面白い点が有ります。普通は祭壇が中心ですが、ここでは祭壇と説教台の二つが中心になるように作られています。「神のみ言葉」と「ミサ聖祭」は両方とも非常に大切な意味を持つ事を示すためです。

 教会と幼稚園は当初から非常に深いつながりがあって、共に働きました。幼稚園経営は初めはカテキスタ会が担当致しましたが、その後シャルトル聖パウロ会のシスターたちから汚れなきマリア会のシスターたちへと、いつもシスターを通して、教会の教えであるイエス様の愛と慈しみは、園児のお母様方に伝わり母親の受洗が多くありました。

 また教会活動の中では最初からレジオマリア会がとても活発で現在に至っています。今祈り会も有り、毎週集まっています。これは教会の精神を強める為にも皆の信仰を強めるためにもまた大切なものです。また私たちの教会には、創立十四年目のボーイスカウトと、創立二十五年目のガールスカウトも活発で、神父もリーダーとして参加することがあります。集会が重なるときは教会に活気があふれます。

 また教会の神父として、最近共同司牧に入りました。奈良県南部地区として現在三名が大和高田に住み、四つの教会(御所・西大和・大和八木・大和高田)で共に働いています。聖ウルスラ会のシスター一名は大和八木教会に住んでいますので、ここで毎週火曜日、この司牧宣教チームは、教会のビジョン宣言を作り四つの教会に働きかけました。

 高田教会のビジョンは「私たち高田教会はみんながひとつになり祈り・典礼、交わりを通してキリストを証しする共同体づくりに努めます」というもので、その内容は、典礼〈聖書〉を積極的に学び祈りを大切にします。みんなが一つになり、共に祈る喜びを生活の中に生かします。そして近隣教会との交流を深め、共に働き、いただいた恵みをキリストを知らない人びとに証しする共同体作りに努めます。そして日頃親しくしていない方・新しく転入された方・滞日外国人の方・そして教会から遠のいている方々に、温かい気持ちで迎える教会を目指します、ということです。

 現在、教会全体から提出した司牧計画を整理作成中です。その中から二つ、三つを選んで実行するようにします。これらの仕事の上に、神様の祝福がありますように、今熱心に祈っています。
 最後に「旅路の母について少し説明します。その名のとおり、私たちは皆旅人であることを思い出させるためですが、いつも頭の中、心のなかに忘れないために、小聖堂に小さなマリアの銅像が置かれてあります。日本に二つしかないという素晴らしいもので、一つは、東京の或るカトリックの施設にあるのだそうです。

 荒野の中で、小さな男の子の手をつないでマリアさまが手に杖を持ち、足にサンダルをつけて一生懸命に力強く歩いている姿です。五、六歳ぐらいの男の子は私たちを現しているのです。私たちはマリアさまに近づき、マリアさまと共に歩いています。この母子像を教会のスタンプに表してあります。この教会の巡礼の記念に押して下さい。そして自分も旅人であることを思い出すことでしょう。
 二000年の大聖年のために、皆様の上に豊かな祝福がありますようにお祈りします。

大和高田教会
〒635−0092
大和高田市大中南6−11
電話0745(52)2415
主日のミサ (日)午前9時


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お知らせ

今月の大聖年指定行事


◆奈良地区
名称 奈良ファミリーデイ
日時 21日(日)14時〜16時半
場所 カトリック野外礼拝センター
内容 大聖年ミサと交流会(パーティ) 司祭、修道者、全ての信徒(日本人と滞日外国人)が大聖年を祝いともに祈り、そして親しく交流する

◆滋賀地区
名称 安土セミナリヨ2000
日時 28日(日)13時〜16時
場所 安土セミナリヨ 文芸セミナリヨ
内容 大聖年式典と祝祭コンサート 安土とキリスト教の関係を解説しながら、当時の聖歌を解説・演奏するコンサート比較的ポピュラーなオ
ルガン曲、及び懇親会    

福音センターより
電話 075(822)7123
FAX075(822)7020
◆大聖年特別講演会 20日(土)15時〜16時半 河原町カトリック会館6階ホール 「”和解”と”いのち”の世紀をめざして」−大聖年の
呼びかけへの一つの応答:AMOR− シスター鎌田論珠
◆養成コース▼病人訪問コース 11日(金)〜14日(日) 宝塚御受難会▼祈りコースT 19日(金)〜21日(日) 唐崎ノートルダム
◆聖書講演会−大聖年の企画として− 7月23日(日)13時半〜16時河原町教会地下ホール 「ゆるし、救いとイスラエルの主要物語」加藤圭神父(サレジオ会)500円 主催聖書委員会・福音センター

教区委員会より
◆ 典礼委員会
▼「教会の祈り」と聖体賛美式 7日17時30分河原町教会。21日16時30分、衣笠カルメル会修道院。▼オルガニストのための個人レッスン受講生募集21日(日)22日(月)講師小田賢二問合せTEL501−5173
◆部落問題委員会・正義と平和京都協議会
▼沖縄からの叫び 14日(日)14時〜16時河原町教会地下 講師山田圭吾 資料代五00円、中高生一00円

三重地区より
◆三重県カトリック研宗館の行事 三重CMCC 6日(土)及び20日(土)14時30分〜16時30分 キリスト教カウンセリングーその2,3ー 受講料 部分参加一回二千円

滋賀地区より
◆巡礼指定教会大津教会からお知らせ 今年献堂五十周年を迎え、聖堂内部の改修工事を5月6日〜6月10日の間行います。6月11日以降、ぜひ多くの方がお立ち寄り下さることをお待ちしています。

奈良地区より
◆右近こどもまつり 5日(祝) 10時〜14時半 奈良県高山右近顕彰碑前(近鉄大阪榛原駅から奈良交通バス「菟田野(うたの)」行きで「比布」徒歩15分) 問合せ大和八木教会まで
◆カトリック協議会 14日(日) 14時〜16時 大和郡山教会
◆奈良正平協 28日(日)14時〜16時 登美ヶ丘教会 教会と女性の権利と使命 宮川信子

京都南部地区より
◆フランシスコの家(巡礼指定地)▼在世フランシスコ会京都兄弟会例会 21日(日)13時30分
◆ カナの会結婚相談室 5月休み
◆京都カトリック混声合唱団 練習日 14日(日)14時河原町会館6階 27日(土)19時 団員募集中、練習の見学にお越し下さい。
◆京都キリシタン研究会 14日(日)14時 都の聖母奉賛ミサ 将軍塚
◆コーロチェレステ 練習日 第2、第4、第5木曜日10時〜12時 河原町教会地下ホール
◆北白川教会 28日(日)14時〜ハープとピアノのジョイントコンサート 演奏 山根ひろみ・岡部佐恵子 入場料一般2000円、収益はせきずい基金、アフリカ教育活動支援に。予約・問合せは北白川教会または小田電話075−791−6556まで
◆九条教会 21日(日) ミサ中故藤堂師追悼式、ミサ後敬老会
◆信睦二金会 12日(金)10時〜13時 西陣教会
◆西陣教会 21日(日) 家族の集い(バザー)
◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会▼河原町協議会14日(日)13時30分。河原町教会▼京都中央理事会28日(日) 施設訪問
◆糠みその会 25日(木)19時45分 九条教会
◆子羊会 21日(日) 黙想会 ウイチタ聖ヨゼフ修道会本部 聖ヨゼフホール
◆レジオ・マリエコミチウム 21日(日)13時半 河原町6階会議室
◆聖ドミニコ女子修道会 14日(日)9時半〜17時半 "みことばを聴こう" 北村善朗師 対象青年男女 会費500円(昼食費)場所京都市上京区河原町今出川梶井町448 聖ドミニコ女子修道院、申込み7日(日)までに、tel075-231-2017,fax075-222-2573または葉書でシスター安達まで。
◆ノートルダム女学院中高等学校 25,26日(木金) 高校3年生黙想会

京都北部地区より
◆日星高校 1日(月)創立70周年記念司教ミサ・式典

その他
◆ 帰天 
▼ジェームス・ハーベニヒト師(メリノール会司祭)。二000年二月二八日アメリカにて帰天。一九五一年〜一九六八年、宇治・青谷・伏見教会でご奉仕下さいました。
▼ケビン・ムルドン師(マリスト会司祭)。二000年三月六日オーストラリアにて帰天。一九四九年〜一九七一年、奈良・大和高田・富雄教会でご奉仕下さいました。
  どうぞご両師のためにお祈り下さい。

◆教区合同洗礼志願式 四旬節第一主日3月12日(日)大塚司教司式のもとに行われ志願者39名、参加者約150名でした。
◆親交会 春季例会 21日(日)11時から西院教会 主日ミサ後信徒会館において軽食・懇談
◆西院カトリック会館 対外的に貸室する業務を4月以降休止します。
◆「一万匹の蟻運動」基金報告
累計24,947,773円
加入者865名(3月13日現在)

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大塚司教の5月のスケジュール


5月
1日(月)日星高等学校創立七十周年司教ミサ
5日(金)右近こども祭(奈良・榛原)
8日 (月) 唐崎メリノールハウス新聖堂祝別
9日(火)〜10日(水)正平協運営委員会
11日(木)司教常任委員会10時
11日 (木) 社会司教委員会15時
11日(木)正平協事務局17時
11日 (木)日韓関係史勉強会18時
12日 (金) 京都ノートルダム女子大学新学科発足式
14日(日)帰天四百周年記念細川ガラシヤ顕彰ミサ(京都北部・味土野)
15日 (月) 国際協力委員会司祭集会14時
16日(火)社会福祉法人カリタス会理事会14時〜16時
17日(水)学校法人カトリック京都教区学園・京都南カトリック学園理事会14時
18日 (木) 司教顧問会10時
21日(日) 奈良地区大聖年行事「奈良ファミリーデー」(野外礼拝センター)
24日(水)学校法人滋賀カトリック学園理事会14時
25日(木)司祭全体集会10時半
28日(日)滋賀地区大聖年行事「安土セミナリヨ記念ミサと催し」
29日(月)〜30日(火)青少年委員会研修会
31日 (水) 四日市メリノール女学院理事会


◆編集部よりお知らせ
 お知らせに載せたい情報は、7月号でしたら5月15日までに、8月号でしたら6月19日までに、「教区時報宛」と依頼者の連絡先を明記して司教区本部事務局FAX075(211)3041にお送り下さい。


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青年センターとは!?        佐藤 紀子

 青年センターとは、青年のたまり場である。
 一言でいってしまえば、それで終わってしまいますが、ただのたまり場に、なぜあんなにも多くの青年が、青年センターにたまるのでしょう?

 青年センターは中学生会・高校生会・アジア体験学習・広島体験学習…などを通してさまざまな青年が、それぞれセンターを利用していきます。その他にも、ただなんとなく学校の帰りにセンターに寄ったり、仕事の帰りに寄ったりと、本当に多くの青年が、青年センターを利用しています。

 青年にとって青年センターとは、憩いの場なのではないでしょうか? 多くの青年にとって、ただたまるだけの場所ならほかにいっぱいあると思うのですが、青年センターにはその他に何か引き付けられるものがあるからこそ、そして、何かほかの場所では得られないものが、青年センターにはあるからこそセンターにやって来るのだと思います。

やはり、青年センターは、ただのたまり場ではないのです!
 そして、多くの青年を引き付けるものは、一体何なのか。それは、一人一人、青年にとって違うと思います。うれしいことがあったときにはその喜びを、悲しいこと、いやなことがあったときには、その苦しみを、青年のみんなで分かち合うことができる場所、それが青年センターなのではないでしょうか。

 そして、青年センターに二人、三人と青年が集まるところ、つまり青年センターには、キリストがいるのだと思います。だからこそ青年センターには、こんなにも多くの青年がたまるのだと思います。つまり、青年センターとは、青年のたまり場なわけなのです。
 さあ、皆さんも青年センターに、是非是非一度お越しください。そして、青年センターを通して、皆さんも何かを得て帰ってください。

青年センター開館時間
月曜日〜金曜日 14時〜20時
第2・4土曜日  15時〜20時

お越しの節はご一報下さい。

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