1999/4 No.257

京都教区時報4月号



・私たちの歩むべき方向

・田中司教が語るエピソード(12)

・お知らせ

・大塚司教の4月のスケジュール

・あんてな


私たちの歩むべき方向

日本の教会は、明治の再宣教以来、また特に戦後、外国からの修道会・宣教師の方々によって経済的にも物質的にも支えられてきました。多くの宣教司祭にも恵まれ、多くの教会が建設され、一つ一つの教会に必ず司祭が常駐する時代もありました。しかし、現在では、豊かになった日本の教会が経済的にも自立をするように求められています。

 信徒一人一人の経済的な努力もありましたが、それをはるかに上回る修道会・宣教会からの援助によって日本の教会が成り立ってきたことを忘れてはなりません。特に、司祭の生活費の負担については、まだまだ経済的に自立しているとは決して言えない現状です。

 自らの信仰生活を守ることだけに終始し、自分たちの教会維持だけに関心を持つのではなく、地域や社会に福音をあかしするために、今こそ回りの教会同士が一つになって、共に、さらなる福音宣教活動をする時期がきいると考えられます。

 戻る


田中司教が語るエピソード(12)


▼二十一年間の時の流れの中で、大切な司祭方や関係者を天に送られて淋しい思いを抱かれたと思いますが。 
 

◆その通りです。或る人は割合若くして天に召されて、また急なことで早い生命を捧げられました。それぞれの人々を思い出してお祈りしております。二十一年の間に約二十六名の方が亡くなられました。それらの方々のお名前を申しましょう。

◆教皇パウロ六世 1977年8月7日日本人グループが接見して10日目に亡くなった。
◆教皇ヨハネバウロ一世 1977年9月29日。一カ月の教皇であった。
◆駐日大使ロトリー大司教 1977年10月12日。ローマで。私を京都司教に推薦した大使
◆田口枢機卿 1978年2月23日阪大病院で。小神学校時代からお世話になった大恩人
◆徳久清次師 1979年7月4日津で。メリノール会の日系ニ世の神父
◆平間三郎師 1979年。12月17日。河原町で。植木を好まれた神父、急死された。
◆松田友明師 1982年1月2日亀岡病院で。お正月早々に急死された。
◆パイオン修士 1982年2月7日ヴィアトール会。交通事故で亡くなった。
◆藤堂隆師 1982年5月24日第一日赤病院で。復活信仰で四ケ月間闘病後に亡くなった。
◆田中英吉司教 1983年5月20日聖マルチン病院で。叔父の司教で、七年間闘病後亡くなった。
◆駐日大使ガスパリー大司教 1983年6月24日。東京で。急死、東京カテドラルで盛大な葬儀挙行
◆小山久木師 1985年12月26日クリスマス・パーティーの後交通事故死
  トム・オッカナー師 1986年10月。メリノール会。デンマークで事故死
◆丸山吉高師 1988年6月22日富田病院で。古屋司教様の右腕、四ケ月間闘病後亡くなった。
◆母カタリナ静子 1988年6月25日聖マルチン病院で。十年間闘病生活の後亡くなった。
◆シュレーリング師 1988年9月6日。唐崎で。急性心不全で亡くなった。
◆昭和天皇 1989年1月7日。
◆富澤司教 1989年3月28日。札幌で。京都教区出身の司教、数カ月の病で亡くなった。
◆モーケンバー師 1990年4月21日。マリスト会。大和八木で。急死された。
◆古屋司教 1991年2月2日富田病院で。京都教区初代の司教。十年前に倒れて半年で回復、一日の病いで急死された。
◆チャールス・ボラス師 1992年9月6日。メリノール会。急死された。
◆トニ・グリーン師 1994年12月1日。マリスト会。登美ヶ丘で。日豪友好親善に貢献
◆マリア畠雪枝 1996年3月7日京大病院で。司教館のハウスキーパー。
  四ケ月間闘病
◆Srマーガレット平沢 1996年8月20日京大病院で。私の秘書。四ケ月間闘病
◆サレミンク師 1997年4月4日。フランシスコ会。四ケ月間闘病後に亡くなった。
◆ギニー師 1997年4月8日。マリスト会。奈良で。三ケ月間闘病後に亡くなった。

 地上の教会における損失は天上の教会の得、キリストの神秘体の信仰で祈り合って使命を完うしたいものです。(つづく)

 戻る


お知らせ


 **福音センターより**

電話 075(822)7123
FAX075(822)7020
◆養成コース「回心と連帯」 24日(土)〜25日(日)。三重研宗館。内容=一人一人の叫びを受けとめる共同体。定員=二十五名。一万四千円。申し込み14日まで
◆西院カトリック会館での行事
▼おてんとさんの会 毎火曜日13時〜16時30分。会費二百円。
▼書道教室 毎金曜日13時30分。月謝三千円
▼すみえ教室 8日、22日(木)13時30分〜15時。講師=Sr野元品子。会費二千円(二回分)と教材費
▼講演会「日々キリストと共に生きるー典礼歴にそってー」 15日(木)14時〜15時30分。テーマ=キリストのいのちに生かされて。講師=北村善朗師。費用=七百円。
▼神父が語る文化史こうざ 7日(水)10時近鉄京都駅八条口一階改札口集合。テーマ=大和路を歩く。資料代五百円。交通費・食事代は実費


**教区委員会より**

◆典礼委員会
▼教会の祈りと聖体賛美式 4日(日)17時30分。河原町教会。17日(土)16時30分。衣笠カルメル修道会
◆青少年委員会
▼京都教区高校生会合宿 1日(木)〜3日(土)。野外礼拝センター
◆部落問題委員会
▼現地学習に行きませんか 17日(土)。大阪市住吉区浅香。案内=山本義彦さん(部落解放同盟大阪府連合会浅香支部)。集合=天王寺駅中央改札口13時30分(阪和線普通・浅香下車)。京都京阪電車三条駅北口改札12時20分(12時33分の特急で、京橋乗り換え)
 地域を開かれたものにしようと、周辺地域を含めた施策をおこない、今、新たに地域起こしに情熱を注いでいる現地の人々と現地交流もできればと思っています。桜のさく大和川のほとりに行きませんか。
連絡075(223)2291
▼本の紹介「今 イエスがこられたら 部落差別の克服をめざして・第ニ集」 一冊三百円。部落問題委員会。
◆国際協力委員会
▼大阪教区と京都教区の合同研修会 23日(金)19時〜24日(土)15時。小林聖心内ロザリオヒル


**三重地区より**

◆三重地区ウォーカソン 29日(木)
◆三重県カトリック研宗館の行事
▼暮しの中のカウンセリング 第2、第4月曜日10時〜12時30分
▼茶道教室 第2、第4木曜日13時
▼AAグループ 毎土曜日19時
◆養成コース「回心と連帯」 24日(土)〜25日(日)

**奈良地区より**

◆右近こどもまつり 5月5日(水)10時30分。宇陀郡榛原町沢の高山右近顕彰碑前(近鉄大阪線榛原駅より、奈良交通バス「莵田野」行、「比布」バス停下車徒歩約10分)。連絡0744(22)3855大和八木教会へ。案内パンフレットをお送りします。
 高山右近が幼少を過し、洗礼を受けた地で毎年開催しております。今年は第十九回です。

**滋賀地区より**

◆滋賀カトリック協議会例会 18日(日)13時30分。草津教会
[今後の予定]6月20日彦根教会。9月19日長浜教会。11月21日唐崎教会

**京都北部地区より**

◆京都北部カトリック協議会常任委員会 18日(日)13時30分。宮津教会ルラーブ会館
◆西舞鶴教会の予定▼小教区協議会三役・活動団体各委員長親任式 11日(日)9時ミサ中▼役員会 18日(日)10時

**京都南部地区より**

◆朝祷会 毎火曜日7時〜8時。河原町教会。食事及び雑費=三百円。
◆コーロチェレステ練習日 第2、第4木曜日10時〜12時。河原町教会地下ホール
◆河原町教会十字架の道行 2日(金)15時
◆入学式・入園式
▼聖母短期大学 5日(月)
▼聖母中高等学校 6日(火)
▼聖母学院小学校 12日(月)
▼聖母学院幼稚園 13日(火)
◆信睦二金会 9日(金)10時〜13時。西陣教会。会費五百円
◆河原町教会初聖体 11日(日)
◆ダフィー師追悼ミサ 11日(日)。九条教会
◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会河原町協議会 11日(日)13時
◆京都カトリック混声合唱団練習日 11日(日)14時、24日(土)19時。河原町会館6階
◆在世フランシスコ会京都兄弟会例会 18日(日)13時30分。フランシスコの家
◆レジオ・マリエコミチウム 18日(日)13時30分。河原町会館
◆聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会京都中央理事会 18日(日)14時。大阪と合同で。門真
◆京都キリシタン研究会定例研究会 25日(日)14時。河原町会館
◆京都南部南ブロック近隣小教区運動会 29日(木)
◆糠みその会 29日(木)19時30分。九条教会
◆みことばを聴こう!! 29日(木)9時30分〜17時30分。聖ドミニコ女子修道会京都修道院。講師=北村善朗師。対象=青年男女。会費=五百円(昼食代)。申込075(231)2017安達へ21日までに
◆河原町教会ザビエル来日四百五十周年記念行事
▼明治村旧聖堂訪問バスツアー 5月9日(日)8時30分出発。会費=七千円。小学生三千五百円
▼特別講演会 5月23日(日)14時〜。河原町教会聖堂。講師=結城了悟師(日本二十六聖人記念館)
▼記念メダル販売 一個千円。四月より販売

**日本カトリック研修センター**

連絡052(831)5037
◆生活の中で読む聖書〜教会生活における霊的、人間的成長を求めて〜 22日(木)〜25日(日)。指導=松田清四朗(コンベンツアル聖フランシスコ修道会)。費用=三万千五百円。定員=三十名

**その他**

◆「一万匹の蟻運動」基金報告
累計21、479、235円
加入者 871名
(2月15日現在)
◆電話番号情報コーナー
▼いのちの電話(相談窓口)
075(864)4343
0742(35)1000
052(971)4343
▼京都市東九条在宅介護支援
  センター(24時間体制)
075(662)3971

 戻る


大塚司教4月のスケジュール

1日(木)聖木曜日。晩餐ミサ(河原町教会)19時
2日(金)金曜日。主の受難の式(河原町教会)19時
3日(土)聖土曜日。復活徹夜祭(河原町教会)19時
4日(日)復活祭ミサ(河原町教会)10時30分
7日(木)司教顧問会10時
8日(木)司教常任委員会(東京)10時
8日(木)社会司教委員会16時
8日(木)日韓歴史勉強会17時
9日(金)司教の集い10時
24日(土)〜25日(日)福音センター養成コース(三重県研宗館)
25日(日)青少年委員会
30日(金)セント・ヨゼフ女子学園創立四十周年ミサ9時

◆司祭の異動(4月5日付)
▼舞鶴ブロック(綾部・西舞鶴・東舞鶴・福知山・報恩寺教会)共同宣教司牧担当司祭 近藤勉師(モデラトール)、レサール・ノエル師、ウィール・ダビデ師
▼宮津ブロック(網野・岩滝・加悦・丹後大宮・峰山・宮津教会)共同宣教司牧担当司祭 谷口秀夫師(モデラトール)、横田志郎師、カリエ・マルセル師

◆教区合同洗礼志願式の報告
 2月21日河原町教会で、教区合同洗礼志願式が行われ、四十名の志願者を含め多くの方が参加されました。皆様方の御協力を感謝致します。(準備会代表司祭・ザーン、村上真理雄、浅田年生)

◆教区司祭養成の一粒会報告
 いつも教区司祭養成費用のためのご協力ありがとうございます。昨年度は前年よりニ件増え、六十八万円ほど増加しました。
《ご協力いただいた小教区》
▼京都南部地区 河原町、桂、北白川、衣笠、九条、西院、高野、西陣、伏見、桃山、八幡、山科、宇治、亀岡、園部、田辺、精華、宇治カルメル
▼京都北部地区 綾部、報恩寺、岩滝
▼滋賀地区 大津、唐崎、安曇川、彦根
▼奈良地区 御所、登美ヶ丘、大和郡山、大和高田
▼三重地区 伊勢、鈴鹿、亀山、津、久居、松阪、尾鷲

◆編集後記
 お知らせに載せたい情報は、5月号でしたら3月29日までに、6月号でしたら5月3日までに、FAX077(527)6800にお願いします。

 戻る


 世紀末の分かち合い

 去るニ月二十六日から二十八日に、一人のわがままから始まった企画が行われた。その名も『世紀末の分かち合い』。
 この時期大勢の人の取り巻く生活環境が多少なりと変化する。進級・進学・就職・異動……。目前には二十一世紀が控えている。これは、キリスト教を信仰する者にとっては、イエス・キリスト生誕二千年(大聖年)にあたる。この中で、それぞれの「これから」を分かち合うため、京都を始め、各地から総勢四十余名が集まった。

 京都教区の青年主催企画としては、久し振りの感のある分かち合い企画。準備を進めていく上で、それぞれのイメージするものはあっても具体的に表現することが難しく苦しんだのでは。そんな中で短い準備期間(=限られた時間)で、スタッフの人達は忙しい中、時間を割いての準備は大変だったと思う。新しい試みも幾つか取り入れた今回、賛否両論色々あったが、一つの方法として受け入れて楽しんで頂けたならばと思う。

 今回の集いを通して、青年たちの間で「分かち合い」という企画は、浸透しつつあるように感じた。これから課題となるのは、この「分かち合い」の場を提供する側が、分かち合いというものをいかに理解し、テーマに選んだものを掘り下げて準備できるかだと思う。

 最後になってしまったが、場所を提供して頂いた聖ヴィアトール修道会、食事を準備してくださった洛星の食堂の方々、訳もわからず誘いにのって参加してくれた皆様、スタッフの皆様にこの場をお借りして御礼を申し上げたい。本当にありがとう。
 またこれからいつかどこかで会うことが出来るかが楽しみの一つになった。
 そして、今回は出会うことの出来なかった人たちとも、いつか出会えることを祈りつつ……。

 戻る


Back to Home    前号  次号