「求道者に同伴する信徒」とは?
京都教区では、「成人のキリスト教入信」のプロセスを基に、初めて教会へ訪れる人の入信のプロセスにおける第1期(教会に初めておとずれてから入門式に至る段階))に同伴する信徒を養成することになり、この信徒を「求道者に同伴する信徒」と呼ぶことにしました。
カトリック教会に初めて訪れる人のきっかけや動機は様々です。
そこで、そのような人を、ブロックの担当司祭と相談して、教会共同体として最初に迎え入れ、洗礼の準備を始める「入門式」までを共に歩む役割を果たすのが、この「求道者に同伴する信徒」という信徒の奉仕者です。
この「求道者に同伴する信徒」の主な役割は、初めてカトリック教会を訪れる人に、みことばを通してイエス・キリストを紹介することです。
「求道者に同伴する信徒」は、これまでイエス・キリストを知らなかった人にキリストを紹介し、福音を受け入れるための回心に招く役割を果たします。
「求道者に同伴する信徒」養成講座内容
I.オリエンテーション
自己紹介(同心円エクササイズ)、当講座の主旨説明、入信のプロセス、通読のための導入、「求道者」にどのように寄り添っていけるかの分かち合い(他)
II.マルコ福音書通読の手引き
マルコ福音書通読において鍵となる箇所の解説とコメント。
III.マルコ福音書の主要な教えと分かち合い
マルコ福音書全体の構成及びメッセージを理解するための鍵となる主要な教えの考察と分かち合い。
IV.みことばの分かち合い
マルコ福音書を主体的に読み、深め、自分の心に響いたところ及びそこに書かれているメッセージを自分の言葉でほかの人々に伝え、分かち合うことを学ぶ。
V.「求道者」の入信のプロセスに同伴するために
初めて教会に訪れる人を教会共同体としてどのように迎え入れ、関わっていけるかを考える。
講座の様子
第2回講座
第3回 終了しました。
OB会(講座修了者の研修)