済州教区から3人の助祭が京都教区を訪問



3人の助祭と大塚司教

 2007年7月、済州教区の3人の助祭が京都教区を訪問しました。帰国してから寄せられた感想文を紹介いたします。


 京都の街はとても美しく、また京都の人々は品がありました。私たちが頂いた自由時間を利用して、京都の観光名所だけでなく京都の街と市場等を見学し、人々に直接会って、また買い物をしたり食べ物を食べたりといった経験を通じて日本の伝統文化の大事さとともに日本人の特徴に対して理解し共感する機会を持っことができました。

 奈良教会と京都北部の宮津教会での体験は重要であったばかりでなく、自分にとって必要な体験であったと痛感しております。所々に存在する美しい教会を見学し、そこに住んでいる信者たちに出会い、そこにいる信者たちのために神様に本当に多くの祈りをささげた記憶がよみがえってきます。また信者の住んでいる所に司祭がいつも一緒にいなければならないという強い希望を持った時間でもありました。

 日本の家庭を経験するホームステイも良かったです。ホームステイを通じて日本の信者たちと一層親密な関係を持つようになりましたし、日本の家庭環境と彼らの信仰生活をかいま見ることができる機会にもなりました。

 コリアンセンターの訪問も意味深かったと思います。京都訪問期間の中でコリアンセンターから多くの助けを借りましたし、海外で感じる多くの不安感を解消することができました。また、修道女様たちや在日同胞の話を通じて日本文化に対して詳しく聞くことができましたし、韓国人として日本で生活しながら留意しなければならない事項に対しても知ることができました。さらに、日本の文化に対してもっと深く理解して共感することによって、日本で司牧する場合に必要な多くの助言を得ることができました。

 私どもは京都教区を体験した後、東京の主要博物館と公園を見学することができましたし、また繁華街の若者達を見ることができました。そして靖国神社や横浜の見学を通じて近代史が韓国人に与えた苦痛だけではなく日本が経験した悲しみも感じる機会になりました。