キリストの香り

済州教区 金炯旻(キムヒョンミン) 助祭

京都教区 のご配慮と日本の信者皆様の大きな愛に包まれ主の中で意味深い喜びに満ちた三週間の旅程を無事に終わらせる事が出来ました。心より感謝申し上げますと共に日本の皆様に頂いた愛を胸の奥に大事に閉まって置きます。また、私の祈りの中で、京都教区の司牧事業が聖霊の導きによって行われますようお祈り致します。3週間の間、全てよく準備されたプログラムの日程が、喜びの時間でありましたが、特に奈良の教会で泊まった時、近くの教会を廻りながら信者達との出会いとホームステイでの楽しかった時間が、良い香りとして私の記憶の中に刻まれました。言葉が通じなくて、確かに難しい部分もありましたが、言葉の壁、文化の違いを乗り越え、主の中で深め合った信仰と紐帯関係の体験は、素晴らしく美しいものでありました。私と関わった全てのことにもう一度感謝申し上げます。私の心の中に大切な思い出として残ることでしょう。全日程は、私達の心と精神を喜びに満たしてくれましたが、あっという間に日本を離れる時間になり、心の何処かで思う日本の信者達の出会いと対話の時間がもう少し与えられたらと惜しまれます。暖かくお世話して頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。

 

感謝の時間を過して。。。

済州教区 (キムテジョン) 助祭

私にとって、日本、特に京都は、2度も訪れた特別な地であります。済州教区と姉妹縁組を結んで以来、神学生が日本を訪れたのは4年になります。その中でも、昨年に続き2度も来日した私としては、大きな祝福に恵まれました。日本という宣教地を二度も体験したことは、思いがけない神様のお恵みでもありました。日本に来て、嬉しいことが沢山ありましたが、その中で一番印象に残ったことは、祇園祭りを見学したことです。昨年8月に来日した時には、見られなかったので、すごく楽しみにしていました。そしてもう一つは、ごミサに参加したことです。助祭として、ごミサの際に司祭と共に、福音を読み、聖餐の典礼を行ったこと、特に堅信式を行ったことは、私にとって特別なことでありました。それに、司教様と多くの神父様方、又多くの職員の方が一つの家族のように寛大に迎えて下さって、とても満たされた時間でありました。中でも日本の情けと礼儀を学びました。これから訪れる後輩達が、これから訪ねる日本の地方(例えば 西舞鶴、奈良、宇治、三重など)を体験する時間と日本の文化(例えば 祇園祭、茶道体験など)を学ぶ時間があれば、日本についての文化体験を深めることになると思います。たくさんのおいしい食べ物や、幸せな時間を過しました日本での日程は、異国情緒に浸り心身共に満たされたお恵みの時間でありました。私達は日本を離れますが、皆様より戴いたご温情を何時までも忘れないと思います。本当に感謝の気持ちで一杯でございます。猛暑が続きますが、司教様を始め日本の信者皆様の上に神様の愛とお恵みが豊かに注がれますようにお祈り致します。 テダニ カムサハムニダ。

尊敬する大塚司教様

済州教区 南用(イムナムヨン) 助祭

 毎日暑い日々が続いております。季節の変化が神秘であるように、人の心も神秘のようです。昨年に次いで今年も訪れた日本の姿は、初来日の感激とは違い温かい故郷に帰ってきたような気が致しました。京都を訪れたときは、二度目ということもあり昨年とは違い神様を敬う兄弟の国、この世で共に神様の国を築いていく同伴者の姿として映っています。そして、3週間という、決して短くもない時間を皆様と過ごし、何時の間にか家族のように深い情が移ってしまいました。お互いに愛し愛されましたので、皆様とのいい思い出をたくさん持って帰ることができまして、感謝と共に御礼申し上げます。京都の近郊にある福祉施設訪問、西舞鶴教会での生活、ホームステイ、京都観光、祇園祭等、全ての思い出が、私の胸にいっぱい詰まっています。特に、ホームステイは、昨年お世話になったお宅に再びお世話になりました。母と父のように、兄弟のように、私を喜んで迎えてくれました。また昨年は、神学生として、京都教区を訪れましたが、今年は助祭として教会(聖職)の一員として、教区の信者達と親交を深めさらに親密さを感じました。堅信式を共に行ったことも、神様のお恵みではないとかと考えます。教会の信者数は、韓国に比べ少ないですが、神様に従う信者の気持ちは、韓国と何ら変わらないことを感じました。堅信式を終えたある信者の言葉のように、“神様感謝致します。”と言う気持ちを日常の中で忘れないように致します。つたない日本語ですが、本当に子供のように喜び楽しく生活致しました。この日本で、文化体験をする機会を与えて下さった神様に感謝いたし、暑い最中お世話して下さった皆様に、深く感謝の気持ちを申し上げます。テダニ カムサハムニダ。