Kyo.Prot.N. 108/2020
2020年12月21日

カトリック京都司教区
京都南部地区の皆様へ

新型コロナウイルス感染症について京都教区の措置(その9)
京都南部地区のミサの休止

カトリック京都司教
✙パウロ 大塚喜直

クリスマス、年末年始を控え、全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が継続しています。京都府知事は17日に不要不急の 移動を控えるよう勧告していますが、京都府内、とくに京都市、山城管内、乙訓管内では、新規患者がこの1週間で激増し、 医療専門家は市中に感染がまん延しているとの判断です。無症状・軽症者が大多数ですが、無意識のうちに他者に感染させる リスクを伴い、中高年の重症者も増え、病床もひっ迫しており、年末年始は特に注意しなければなりません。クリスマスのミ サについても、人数制限をして、最大限の感染防止対策を講じたうえで行うようにしてください。

そこで、京都南部地区全体に対して、12月27日(聖家族の祝日)から1月10日(主の洗礼の祭日)まで、主日のミサを 休止します。

主日のミサを週日に分散させている場合もあるので、12月26日(土)〜1月11日(月)までの期間、公開ミサはすべて 休 止してください。

これは、京都南部地区に限定した措置です。緊急の指示ですが、すべてのいのちを守るため、医療従事者との連帯のために、 ご理解ください。

1月12日以降のミサ再開については1月8日の状況で判断し、お知らせします。

祈りのうちに主の降誕を迎え、幼子イエスの祝福を祈りましょう。神の御加護を願い、皆様の安全と健勝をお祈り申し上げま す。どうか、くれぐれもご自愛ください。
                                                 以上。